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【初心者向け】WordPressの使い方!インストールからブログの設定までを5ステップで解説

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T部長

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【2023年12月6日更新】記事が読みやすくなるように、全体を調整しました。

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こんにちは、T部長です!

WordPressを始めたいけど、使い方や設定が大変そう……」と、なかなかブログ開設に踏み出せない人は多いのではないでしょうか。

今回は、WordPressをインストールする方法から記事の投稿方法、必要な設定まで一連の使い方を解説します!

T部長

この記事は以下のような人におすすめ!

  • WordPressでブログを始めたい
  • WordPressの使い方に苦戦している
  • WordPressの使い方を網羅的に把握したい

WordPressは「ECサイト」「企業サイト」などでも使われますが、今回は「ブログでの使い方」に焦点を当てて解説していきます。

この記事でわかることは以下のとおりです。

この記事で分かるWordPressの使い方リスト

この記事で使い方を学んでいけば「WordPressに触れるのが初めて」という人でもスムーズにブログを書き始められるはずです。

それでは、どうぞ!

WordPressブログ開設前の方へ

WordPressクイックスタートを使えば、最短10分で誰でも簡単にWordPressブログを開設できます。ブログをお持ちでない方は、以下の記事を参考にWordPressブログを開設しましょう!

【たった10分】WordPressブログの始め方|初心者でも簡単に開設できる!

【前提】WordPress(ワードプレス)とは

WordPressとは「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」の一種で、ブログやホームページを簡単に作れたり運用できたりする無料のソフトウェアです。

プログラミング言語などの専門知識が要らず、誰でも簡単にブログやホームページを運営できるため、現在では世界中のWebサイトの約43%がWordPressで作られています。

出典:Usage statistics of content management systems| W3 Techs

WordPressについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください!

【初心者向け】WordPressとは?メリット・デメリットやできることを解説!

それでは、WordPressの使い方を下記5つのステップで解説していきます!

すでにWordPressをインストール済みの方は、「ステップ2:WordPressの初期設定」から。

記事の投稿方法から知りたい方は「ステップ3:記事の投稿」へ進みましょう!

ステップ1:WordPressのインストール

WordPressブログを開設するには『WordPress.org』からソフトウェアをダウンロードし、サーバーにインストールする必要があります。

ただ、自分でサーバーを用意してWordPressをインストールするとなると、専門知識が必要だったり膨大な時間や手間がかかったりと、初心者にはハードルが高めです。

そこでレンタルサーバー会社の多くは、WordPressを自動でインストールできる機能を提供し、誰でも簡単に始められるようにしています。

当社の『エックスサーバー』でも「WordPress クイックスタート」を提供しており、初心者の方でもたった10分でブログを立ち上げられますよ!

以下の記事で「WordPress クイックスタート」によるブログの開設手順を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【たった10分】WordPressブログの始め方|初心者でも簡単に開設できる!

WordPressにログインする

WordPressをインストールできたら、実際にログインしてみましょう。

サイトURLの末尾にwp-login.phpをつけると、WordPressのログインURLになります。

ログインURLの例
  • https://サイトURL/wp-login.php
  • https://サイトURL/wp/wp-login.php

以下の画面にアクセスできたら、WordPressのインストール時、もしくはレンタルサーバーの申し込み時に設定した「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、ログインしましょう。

画像:WordPressへのログイン

WordPressにログインできない場合は、以下の記事で解決策を紹介しているのでチェックしてください!

WordPressへログインできない原因6つと解決策を提示!

ステップ2:WordPressの初期設定

続いて、WordPressの初期設定を済ませましょう。

今回は、ブログを書く前に済ませておくべき初期設定を4つピックアップして紹介します。

テーマの適用

まずは、WordPressの「テーマ」を適用しましょう。

テーマとは

テーマとは、ブログ全体の見た目や構成を変更できるデザインテンプレート(ひな形)のこと。大きく分けると「無料」と「有料」のテーマがあります。

なお、「WordPressクイックスタート」で始めた場合、申し込み時に選択したテーマがすでに反映されています。そのため、次の「パーマリンクの設定」に進んでいただいて大丈夫です。

テーマの適用方法は、以下の2通りです。

テーマの適用方法
  1. WordPressの管理画面で検索して適用する方法
  2. テーマの公式サイトからファイルをダウンロードして適用する方法

「①WordPressの管理画面で検索して適用する方法」から解説します。

WordPressの管理画面で検索して適用する方法

WordPress公式ディレクトリに登録されているテーマであれば、以下の方法で適用できます。

「外観」をクリックする

左側のメニューより外観をクリックしてください。

画像:WordPressの管理画面で検索して適用する方法1
「新規追加」をクリックする

テーマ」が選択されていることを確認したら、新規追加をクリックします。

画像:WordPressの管理画面で検索して適用する方法2
「インストール」をクリックする

好きなテーマを選択してインストールをクリックします。

画像:WordPressの管理画面で検索して適用する方法3
「有効化」をクリック

インストールされたら、有効化をクリックして完了です。

画像:WordPressの管理画面で検索して適用する方法4

以下でおすすめの無料テーマを紹介しています。ぜひあわせてチェックしてください!

ブログ初心者必見!無料WordPressテーマの選び方解説|おすすめ無料テーマも紹介!

テーマの公式サイトからファイルをダウンロードして適用する方法

WordPress公式ディレクトリに登録されていないテーマや、有料のWordPressテーマなどは、基本的にこの手順で適用します。

今回は、無料のWordPressテーマ『Cocoon(コクーン)』を例に解説します。

公式サイトより「親テーマ」「子テーマ」をダウンロードする

ダウンロードはこちらをクリックして、画面の指示に従って「親テーマ」「子テーマ」をダウンロードします。
まだWordPressブログを持っていない場合は、「エックスサーバー×Cocoonで始める」からブログを開設しましょう。

子テーマとは

子テーマ」は、「テーマ本体(親テーマ)」の機能やスタイルを引き継いだうえで、カスタムを施すためのテーマのことです。
Cocoonのように、子テーマの利用を推奨している場合は、親・子テーマのどちらもダウンロードしましょう。

「テーマ」をクリックする

左側メニューより「外観」にカーソルをあてて、テーマをクリックしてください。

画像:テーマの公式サイトからファイルをダウンロードして適用する方法2
「新規追加」→「テーマのアップロード」をクリックする

新規追加をクリックしましょう。

画像:テーマの公式サイトからファイルをダウンロードして適用する方法3

次にテーマのアップロードをクリックしてください。

画像:テーマの公式サイトからファイルをダウンロードして適用する方法4
ファイルをアップロードする

先ほどダウンロードしたファイルを「親テーマ」→「子テーマ」の順でアップロードしてください。

画像:テーマの公式サイトからファイルをダウンロードして適用する方法5
「子テーマ」を有効化する

無事アップロードが完了したら、以下のようにテーマの一覧に表示されます。

Cocoon Child(子テーマ)』の方を有効化しましょう。

画像:Cocoon Childを有効化
『Cocoon Child』が有効になれば完了!
画像:Cocoon Childを有効化

パーマリンクの設定

次に「パーマリンク」を設定しましょう。

パーマリンクとは

WordPressのブログ記事ごとに設定されるURLのことです。

なお、パーマリンクの設定を変更すると、それまでに公開した全ての記事のURLが変わります

アクセスが減ってしまう原因になるので、必ず記事を書き始める前に設定しておいてください。

WordPressでのパーマリンクの設定方法は、以下のとおりです。

WordPress管理画面より、左サイドバーの「パーマリンク設定」をクリックする

管理画面のメニュー画面で「設定」を選択し、パーマリンク設定をクリックしましょう。

「投稿名」へ変更

投稿名」を選択し、保存をクリックすると完了です。

最後に変更を保存をクリックして完了です。

初期設定のパーマリンクは「日付(投稿日)と記事タイトル(投稿名)」になっており最適化されてないため、「投稿名」に設定を変えましょう。

パーマリンクについては、以下で詳しく解説しています。

パーマリンクとは?WordPressでのおすすめ設定方法も解説!決め方・変更も!

T部長

ここで紹介したのは「全記事共通のパーマリンクの設定方法」です。
記事単位でのパーマリンクの設定方法は、ステップ3で解説しています。

SSLの設定

続いて、SSLの設定をしておきましょう。

「SSL」とは、Webサイト上のデータ通信を暗号化して、セキュリティを高める仕組みのこと。

SSLに対応しているWebサイトは、URLの冒頭が「https://」になっています。また、ブラウザのアドレスバーには鍵マークが表示されます。

SSLを設定すれば、Webサイトの安全性を高められ、かつ「このブログは安全です!」と読者に示せます。

SSLの設定に必要な作業は以下の2つです。注意を読んでから進めましょう。

SSL設定の作業
  1. サーバーにSSL設定を追加する
  2. WordPress上の設定を変更する
注意
  • ①の設定が完了した後に、②の設定を進めてください。
  • ①の設定については、ご利用のレンタルサーバーによって手順が異なります。

たとえば「エックスサーバー」の場合、①の設定は以下を参考にしてください。

SSL設定(エックスサーバーの場合)
  1. サーバーパネルにログインし「SSL設定」をクリック
  2. SSL設定を追加したいドメインを選択
  3. 「変更」をクリックして「ONにする」をクリック
  4. SSL設定の反映まで待つ(最大1時間程度)

くわしくは以下の記事で解説しています。
サーバーにSSL設定を追加する」のセクションをご覧ください。

【必須!】WordPressブログ開設後にやるべき初期設定13個

①の設定が完了したら、「②WordPress上の設定を変更する」へ進みましょう。

「設定」→「一般」をクリックする

左側のメニューより「設定」にカーソルをあてて、一般をクリックしてください。

画像:SSLの変更1
「https」に変更する

WordPressアドレス」と「サイトアドレス」の「http」を「https」に変更しましょう。
最後に下部の変更を保存をクリックしてください。

画像:SSLの変更2
WordPress上のSSL設定完了

URLの設定が変更されるとWordPressの管理画面からログアウトされ、ログイン画面が表示されます。

ブログのURLが「https://~」になっており、アドレスバーに「鍵マーク」がついていれば完了です。

サイトタイトルとキャッチフレーズの設定

初期設定の最後は「サイトタイトル(ブログ名)とキャッチフレーズの設定」です。

いずれも何度でも変更可能。まだ決まっていない場合は、とりあえず仮で設定しておきましょう。

サイトタイトルとキャッチフレーズの設定方法は次のとおりです。

「設定」→「一般」をクリックする

左側メニューより「設定」にカーソルをあてて、一般をクリックします。

画像:サイトタイトルとキャッチフレーズの設定1
「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を変更する

一番上にある「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を変更します。

画像:サイトタイトルとキャッチフレーズの設定2
変更を保存して完了

画面下部にある変更を保存をクリックして完了です。

画像:サイトタイトルとキャッチフレーズの設定3

ちなみに「ブログ名がなかなか決まらない……」という人は、以下の記事を参考にしてください。

【ブログ名の決め方】具体例で学ぶ良いタイトルの条件とNGポイント

「キャッチフレーズの決め方」については、以下で解説しています。

ブログに読者を呼び込む!キャッチフレーズのコツ6つと設定方法を解説

WordPressの初期設定は以上です!

ステップ3:記事の投稿

以下では、WordPressでブログ記事を公開するまでの流れを解説します。

ポイント

WordPressには、自動保存の機能が標準で備わっています。
とはいえ、手動でも下書き保存しておきましょう。変更履歴を残せるため、さかのぼって復元したいときに役立ちます。
ただし、こまめに下書き保存する必要はありません。区切りのよいタイミングなどでOKです。

1.ブロックエディタの使い方を学ぶ

まずは「ブロックエディタ(Gutenberg)」の基本的な使い方をマスターしましょう。

ブロックエディタ(Gutenberg)とは

文章や画像、動画などを「ブロック」という単位で管理し、専門知識がなくても記事のレイアウトなどを直感的に変更できるエディタです。

画像:ブロックエディタの使い方について

ブロックエディタの使い方で、はじめにマスターしておくべき項目は下記の5つです。

はじめにマスターしておくべき項目
  • 段落の追加
  • 見出しの挿入
  • リストの挿入
  • 画像の挿入
  • ブロックの基本操作

以下ではブロックエディタの基本的な使い方として、上記5つの項目を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください!

【図解あり】WordPressブロックエディタ(Gutenberg)の使い方

2.記事のパーマリンクを設定する

記事が書けたら、続いて記事固有の「パーマリンク」を設定します。

WordPressの初期設定で解説した「パーマリンクの設定」が「全記事共通の設定」なのに対し、ここで紹介するのは記事単位での設定内容です。

デフォルトでは「記事タイトル」が設定されているので、英語表記に変更しましょう。
記事のテーマを英語に訳した単語などを設定するとよいでしょう。

「設定」をクリックする

まずは、右上にある設定をクリックしてください。

「パーマリンク」を変更する

少しスクロールすると「URL」の項目があります。表示されている記事のURLをクリックします。

パーマリンクの編集欄が表示されます。

パーマリンク」の内容を英語表記に変更しましょう。

「下書き保存」で完了!

下書き保存」をクリックして完了です。

パーマリンク設定が表示されない場合は、一度「下書き保存」をしたあとに投稿画面をリロードしてみてください!

3.カテゴリーとタグを設定する

続いて「カテゴリー」と「タグ」の設定です。

カテゴリーとタグには、関連のブログ記事をまとめる役割があります。「カテゴリーはフォルダ」「タグはふせん」で例えるとイメージしやすいです。

画像:カテゴリーとタグについて

それでは、カテゴリーとタグの追加方法を解説します。

カテゴリーを追加する場合

画像:カテゴリーを追加する手順

カテゴリーを追加する手順は、下記のとおりです。

カテゴリーを追加する手順
  1. 下書き保存の下にある投稿タブをクリックする
  2. 「カテゴリー」を選択して新規カテゴリーを追加をクリックする
  3. 「新規カテゴリー名」を入力して新規カテゴリーを追加をクリックする
  4. 最後に「下書き保存」をすれば完了!

タグを追加する場合

画像:タグを追加する手順

下記がタグを追加する手順です。

タグを追加する手順
  1. 下書き保存の下にある投稿タブをクリックする
  2. 「タグ」を選択する
  3. 「新規タグを追加」の欄に任意のテキストを入力する
  4. 最後に「下書き保存」をすれば完了!

WordPressブログでのタグの必要性や使い方については、以下の記事で解説しています。

ブログにタグは必要?タグの目的とSEO効果、注意点を徹底解説!

4.アイキャッチ画像を設定する

画像:アイキャッチ画像について

次に「アイキャッチ画像」を設定しましょう!

アイキャッチ画像とは

読者の目を惹きつける役割を持つ画像のこと。記事の冒頭や一覧ページにサムネイルとして表示されます。

アイキャッチ画像の設定方法は下記の通りです。

「アイキャッチ画像を設定」をクリックする

下書き保存の下にある投稿タブをクリックしたのち、アイキャッチ画像を設定をクリックしてください。

ファイルをアップロードして完了

ファイルをアップロードして、右下のアイキャッチ画像を設定をクリックしたら完了です。

画像:アイキャッチ画像の設定方法2

アイキャッチ画像の作り方は、以下を参考にしてください!

5分でできる簡単アイキャッチ画像の作り方!WordPressブログの設定方法まで徹底解説

5.プレビューを確認する

投稿準備が整ったら、すぐに公開するのではなく、読者からの見え方を確認しましょう。

投稿画面の右上にあるプレビューをクリックすれば、記事の仕上がりを確認できます。

6.公開する

プレビューを確認して問題なければ、いよいよ記事を公開しましょう!

右上の公開をクリックすると、記事が公開されます。

WordPressで記事を公開するまでの一連の流れは以上です!

続いて、WordPressでの記事作成に慣れてきたら取り組むべきことを解説します!

ステップ4:投稿後の取り組み

WordPressでブログ記事を「5~10本」ほど投稿したら、下記5つに取り組んでみてください。

1つずつ解説します。

プラグインの導入

まずは「プラグインの導入」です。

プラグインとは

WordPressに追加の機能を付与する仕組み。スマホで例えると、アプリをインストールして使いやすくするようなイメージです。

プラグインを導入すれば、より自分にあった使い勝手のWordPressにカスタマイズできます。

ただし、使いやすくなる反面、プラグインを入れすぎるとブログが重くなったり、レイアウトが崩れたりするおそれがあるので注意してください。

WordPressにプラグインを導入する手順は、下記のとおりです。

プラグインの導入手順
  1. WordPressの左側メニューより「プラグイン」にカーソルをあてて新規追加をクリックする
  2. 右上の検索窓にプラグイン名を入力する
  3. 今すぐインストールをクリックする
  4. 有効化をクリックして完了!

プラグインの導入方法は以下の記事でも解説しています。WordPressブログに必須のおすすめプラグインも紹介しているので、ぜひチェックしてください!

WordPress おすすめプラグイン12選 【2024年版】WordPressで導入必須のプラグインおすすめ12選

固定ページの作成

WordPressでの記事作成に慣れてきたら「固定ページの作成」にも取りかかりましょう。

固定ページとは

カテゴリーやタグとは紐づけない独立したページのこと。

固定ページで作成するのは「お問い合わせフォーム」「プライバシーポリシーと免責事項」です。

以下にて、それぞれの作り方を解説します。

お問い合わせフォームの作り方

お問い合わせフォームを作る大まかな手順は下記のとおりです。

お問い合わせフォームの作り方
  1. プラグイン(『Contact Form 7』)をインストールして有効化する
  2. 『Contact Form 7』を設定する
  3. 固定ページを新規追加して「ショートコード」を埋め込む
  4. スパム対策を施す

お問い合わせフォームを作ると、広告サービスの審査に通りやすくなったり、仕事のオファーがもらえるチャンスができたりと、たくさんの恩恵を受けられます。

ブログに対する信頼感のアップにもつながるので、ぜひお問い合わせフォームは作るようにしてください!

作り方の詳細は以下の記事で解説しています。

アイキャッチ 20分でできる!【WordPressブログ】お問い合わせフォームの作り方

プライバシーポリシーと免責事項の作り方

下記がプライバシーポリシーと免責事項の大まかな作り方です。

プライバシーポリシーと免責事項の作り方
  1. 固定ページを新規追加する
  2. 固定ページ内にプライバシーポリシーと免責事項のテンプレートをコピペする
  3. テンプレートの内容を変更する

プライバシーポリシーや免責事項がないと、読者の個人情報を取得したときなどにトラブルになるおそれがあります。

テンプレートを使えば時間はかからないので、作っておきましょう。

プライバシーポリシーと免責事項のテンプレートは以下で紹介しています。

アイキャッチ 【雛形(ひな形)あり】プライバシーポリシーと免責事項の作り方

サイトマップの作成

サイトマップの作成」も、WordPressでの記事作成に慣れてきたら必要です。

サイトマップ

ブログ全体に「どんな記事があるか」を示す、いわば「ブログの地図」です。

サイトマップを作成すると、読者やGoogleが記事を見つけやすくなります。

そんなサイトマップには、以下2つの種類があります。

サイトマップの種類
  • HTMLサイトマップ
  • xmlサイトマップ

HTMLサイトマップは記事の位置を「読者」に伝えるために作成するのに対し、xmlサイトマップは「検索エンジン(Googleなど)」に伝えるために作成します

それぞれで役割や作り方は異なるので、ぜひ以下の記事を参考にしてください!

WordPressにサイトマップは必要?作成と登録する方法を解説

Googleサーチコンソールへの登録

続いては「Googleサーチコンソールへの登録」です。

Googleサーチコンソールとは

ページ情報や検索データを確認できるGoogleの無料ツール。ブログの状態を分析するうえで必須のツールです。

Googleサーチコンソールを導入すると「どれだけの読者がGoogle検索から訪れているか」「どんなキーワードでヒットしたのか」などがわかります。

WordPressブログにGooglesサーチコンソールを導入できるプラグインはいくつかあります。

その中でも、Googleが開発したプラグイン「Site Kit by Google」の利用をおすすめします!
Google公式の各ツールとWordPressを簡単に連携できるからです。

このあとに解説するGoogleアナリティクスを導入するときに、Googleサーチコンソールとの連携も自動的にできます。

Site Kit by Googleについてくわしくは、以下の記事でご確認ください!

Site Kit 徹底解説 Site Kit by Googleの設定と使い方を徹底解説!類似プラグインとの違いも調査

また、Googleサーチコンソールの設定や活用方法については、以下の記事にまとめています。

WordPressブログとサーチコンソールを連携!設定・活用方法をわかりやすく解説

Googleアナリティクスの導入

Googleサーチコンソールへの登録とあわせて『Googleアナリティクス』も導入しましょう!

Googleアナリティクスとは

読者のアクセス状況などを分析できるGoogleの無料ツール。Googleサーチコンソールは「検索結果上でのブログの表示回数やクリック率などの状況」を分析できるのに対し、Googleアナリティクスは「ブログ内でのユーザー行動」を分析できるツールです。

Googleアナリティクスを導入すれば、読者が「記事をどれだけの時間読んでいたか」「すぐに記事から離れたか」などがわかるようになります。

Googleサーチコンソールと同じく、Googleアナリティクスもブログ運営に必須のツールです。

導入方法については以下で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください!

【初心者向け】WordPressブログへのGoogleアナリティクス初期設定・設置方法を詳しく紹介
ワンポイントアドバイス

2023年7月以降、Googleアナリティクスは旧バージョンの「ユニバーサルアナリティクス」から新バージョンの「GA4」に移行されています。
使い方の記事などを参考にする場合は、「GA4」の内容を参考にしましょう!

以上、WordPressでの記事作成に慣れてきたら取り組むべきことでした!

以下では、優先度はそこまで高くないものの、おすすめの取り組みを紹介します。

ステップ5:その他おすすめの取り組み

最後のステップとして、優先度はそこまで高くないものの、おすすめの取り組みを6つ紹介します。

上記は「WordPressで10~20記事ほど投稿した人」におすすめの取り組みです。

まずは記事作成を優先して、余裕が出てきたら取り組んでみてください!

バックアップを取得する

1つ目は「バックアップの取得」です。

WordPressブログでは「アップデートしたとき」「カスタマイズしたとき」「不正アクセスがあったとき」などにデータが壊れてしまうおそれがあります。

不測の事態に備えて、バックアップは定期的に取っておきましょう。

WordPressのバックアップ方法は、以下の2つです。

WordPressのバックアップ方法
  • レンタルサーバーの機能を利用する方法
  • プラグインを使用する方法

おすすめは「レンタルサーバーの機能を利用する方法」です。手間をかけずにバックアップが取得できます。

ただ、レンタルサーバーによっては機能を提供していなかったり、バックアップの取得期間が短かったりするので、事前に確認しておきましょう。

WordPressでバックアップを取得する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

【初心者向け】おすすめのWordPressバックアップ方法とは?簡単なバックアップの設定方法を解説
エックスサーバーのバックアップ機能

『エックスサーバー』では、全プラン追加費用なしで「自動バックアップ」の機能をご利用いただけます!詳しくはこちらをご覧ください。

テーマカスタマイザーの使い方を学ぶ

続いては「テーマカスタマイザーの使い方を学ぶ」です。

テーマカスタマイザーとは

プレビューを確認しながら、WordPressの管理画面上でブログのデザインを簡単に編集および更新できる機能です。

適用しているテーマによって大きく異なりますが、テーマカスタマイザーでは下記のような設定が行えます。

テーマカスタマイザーの設定項目
  • サイトタイトル(ブログ名)やキャッチフレーズ
  • ロゴやファビコン
  • ブログ全体の背景色や背景画像
  • メニュー
  • ウィジェット

今回は例として、テーマカスタマイザーで「ファビコン」を設定してみます。

ファビコンとは

ブラウザのタブに表示される小さなアイコンのことです。

テーマカスタマイザーを使ったファビコン(サイトアイコン)の設定方法

それでは、テーマカスタマイザーでファビコンを設定してみます。

「外観」→「カスタマイズ」をクリックする

左側メニューより「外観」にカーソルをあてて、カスタマイズをクリックしてください。

画像:テーマカスタマイザーの使い方1
「サイト基本情報」をクリックする

テーマカスタマイザーが開くので、左側のメニューからサイト基本情報をクリックします。

画像:テーマカスタマイザーの使い方2
「サイトアイコンを選択」をクリックする

下部のサイトアイコンを選択をクリックします。

画像:テーマカスタマイザーの使い方3
画像をアップロードして完了!

ファイルを選択から画像をアップロードして完了です。

画像:テーマカスタマイザーの使い方4

メニューバーを作成する

次に「メニューバーの作り方」を紹介します。

メニューバーとは

ブログの上部(ヘッダー)に表示される主要な記事へのリンクのこと。「グローバルナビゲーション」とも呼ばれます。

当ブログだと、以下画像の赤枠部分がメニューバーです。

画像:メニューバーとは

メニューバーに表示させるページの一例は下記のとおりです。

メニューバーに表示させるページ例
  • カテゴリーページ
  • お問い合わせフォーム
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー

メニューバーを作るときは、事前に上記のようなページを用意しておきましょう。

それでは、メニューバーの作り方を解説します。

「外観」→「メニュー」をクリックする

まずは、左側メニューより「外観」にカーソルをあてて、メニューをクリックしてください。

画像:メニューバーの作り方1
メニューを作成する

メニュー名」に任意のテキストを入力したのち、メインメニューにチェックを入れてください。

その後、メニューを作成をクリックしましょう。

画像:メニューバーの作り方2
メニュー項目を追加する

メニュー項目を追加」からメニューバーに表示させたいページにチェックを入れます。
チェックを入れたら、メニューに追加をクリックしましょう。

画像:メニューバーの作り方3
「メニューを保存」で完了!

最後にメニューを保存をクリックすれば完了です!

画像:メニューバーの作り方4

ログインユーザーの追加や変更

知人や家族など、チームでWordPressブログを運営したい」という人もいるでしょう。

その場合は「ログインユーザー」を追加して、各自のアカウントで管理画面にログインするようにすれば、WordPressの管理がしやすくなりますよ。

以下では、管理者以外のユーザーを追加する方法を解説します。

「ユーザー」→「新規追加」をクリックする

左側メニューから「ユーザー」を選択し、新規追加をクリックします。

画像:ログインユーザーの追加や変更方1
ユーザー名・メールアドレス・パスワードを設定する

ユーザー名・メールアドレス・パスワードを決める必要があるので、赤枠部分にそれぞれ入力してください。

画像:ログインユーザーの追加や変更方法2
権限を選択して完了!

権限グループをクリックしたのち、新しく追加するユーザーに付与したい権限を選択しましょう。
その後、新規ユーザーを追加をクリックすれば完了です!

画像:ログインユーザーの追加や変更方法3

ちなみに、それぞれの権限でできることの違いは下記にまとめています。

それぞれの権限でできること
  • 購読者…記事の閲覧、コメントができる(会員制サイトなどで使われる)
  • 寄稿者…記事を追加できるが、公開はできない
  • 投稿者…記事の追加・公開はできるが、その他の管理はできない
  • 編集者…記事の投稿以外にも固定ページなどの投稿・修正・削除などができるが、ユーザーを追加するなどの変更ができない
  • 管理者…WordPressの全ての設定が可能

SNSシェアボタンの設置

WordPressブログの運営に慣れてきたら「SNSシェアボタンの設置」を検討してみてください。

SNSシェアボタンを設置すれば、SNSからのアクセスアップに期待できます。

設置方法は、大きく分けて以下の2通りです。

SNSシェアボタンの設置方法
  1. テーマの機能を使う
  2. プラグインを使う

「①」が簡単ですが、テーマによってはSNSシェアボタンの機能がないケースもあります。

機能がない場合は『AddToAny Share Buttons』というプラグインを使用しましょう。

以下『AddToAny Share Buttons』を使ったSNSシェアボタンの設置方法です。

『AddToAny Share Buttons』をインストールして有効化する

まずは「プラグイン」→「新規追加」から『AddToAny Share Buttons』をインストールして有効化しましょう。

画像:SNSシェアボタンの設置方法1
「設定」→「AddToAny」をクリックする

有効化したら「設定」にカーソルをあてて、AddToAnyをクリックしてください。

画像:SNSシェアボタンの設置方法2
「シェアボタン」を追加する

表示するSNSのシェアボタンを追加します。

シェアボタン」のサービスの追加 / 削除をクリックしてください。

画像:SNSシェアボタンの設置方法3

SNSシェアボタンの一覧が表示されるので、ブログに表示させたいアイコンをクリックしましょう。

画像:SNSシェアボタンの設置方法4
「変更を保存」で完了!

最後にページ下部の変更を保存をクリックすれば完了です!

画像:SNSシェアボタンの設置方法5

ウィジェットの設置

最後は「ウィジェットの設置」です。

ウィジェットとは

ブログのサイドバー(左端もしくは右端)やフッター(下部)にさまざまなパーツを追加できる機能です。

WordPressでは、サイドバーやフッターにウィジェットを追加することで、ブログのレイアウトや機能を変更できます。

読者の利便性が上がるように、ウィジェットを追加していきましょう。

たとえば、以下のようなウィジェットがあります。

ウィジェットの一例
  • 最新記事
  • サイト内検索
  • 関連記事
  • カテゴリー一覧
  • 人気記事
  • アーカイブ
  • カレンダー

以下、具体的なウィジェットの設置方法です。今回は例として、サイドバーにカテゴリーのウィジェットを追加する方法を解説します。

「外観」→「ウィジェット」をクリックする

左側メニューより「外観」にカーソルをあてて、ウィジェットをクリックします。

画像:ウィジェットの設置方法1
「カテゴリー」をクリックする

利用できるウィジェット」の一覧からカテゴリーをクリックしてください。

画像:ウィジェットの設置方法2
メモ

ご利用のテーマによっては、ウィジェットエディタの画面が以下のように表示されます。この場合は、ウィジェットエディタの画面が異なるときの手順 を参考にしてください。

ウィジェットを追加する

サイドバー」を選択し、ウィジェットを追加をクリックします。

画像:ウィジェットの設置方法3
カテゴリーを調整して完了!

タイトル」を入力し(空白でもOKです)、完了をクリックしてください。

画像:ウィジェットの設置方法4

ウィジェットエディタの画面が異なるときの手順

ご利用のテーマによっては、ウィジェットエディタの画面が以下のように表示されます。
この場合は、ブロックエディタのように「+」をクリックし、ブロックでさまざまなパーツを追加できます。

まとめ:使い方を学びながら記事を書こう

今回はWordPressの使い方を5ステップで解説しました!

最後に使い方の5ステップをおさらいします。

WordPressの使い方5ステップ
  1. WordPressのインストール
  2. WordPressの初期設定
  3. 記事の投稿
  4. 投稿後の取り組み
  5. その他おすすめの取り組み

一度ですべてを覚えようとする必要はありません。

実際に記事を書きながら、徐々にWordPressの使い方をマスターしていきましょう!

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