【2024年12月25日更新】記事全体で文章や装飾を見直し、読みやすくしました。
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こんにちは、T部長です!
「ブログを始めたいけど記事の書き方がよくわからない」「なかなか文章が上達しない」と、感じている人は多いと思います。
今回は、ブログ記事のなかでも「本文」の書き方に特化して解説します!

T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- 本文の書き方を知りたい人
- ブログ記事の作成時に気をつけるべきことを知りたい人
- 我流で書いてきたけどしっかり書き方を学びたい人
「記事を書く力」は継続的なブログ運営によって身に付くため、はじめから完璧な文章は書けません。
しかし、書き方のコツを意識してブログ運営を継続すれば、誰でも文章力を身に付けられます。
今回は書き方のコツを15個に分けて解説するので、できるところから1つずつ実践してみてください!
この記事を「いい文章かどうかのチェックリスト」としても活用してもらえると幸いです。
それでは、どうぞ!
目次
【全体像】ブログ記事の書き方
ブログ記事は、以下の画像のとおり「書き出し」「本文」「まとめ」の3つに分けられます。

それぞれ役割が異なるため、書き方も違います。
「書き出し・まとめ」をはじめ、ブログ記事全体の書き方が知りたい人は以下の記事もご覧ください。

この記事では「本文の書き方」に特化して解説します。
まずは「文章を書く前の準備や心構え」を紹介します。
ブログで文章を書く前の準備・心構え3つ
事前に以下3つを理解するのとしないのとでは文章の質が大きく変わるので、じっくり読み進めてください。
支離滅裂な文章にならないよう、「何を書くか」「必要な文章力」「読みやすい構成」を理解し、準備してから書きましょう。
1.ストレスのない文章を書こう
Web上では、たくさんの記事が無料で読めます。
多くの人は「たまたま時間があるときに見かけた」程度の動機で読み進めるため、基本的に記事を読むモチベーションは高くありません。
ここで1つ質問です。
GoogleやSNSには無料で質の高い記事がたくさんありますが、たまたま見かけた記事が「読みにくい文章」だったらどうしますか?
多くの人が、そのページを閉じると思います。
だからこそ、読者にストレスを与えない読みやすい文章を書く必要があります。
2.記事構成を決めよう
文章を書く前に「記事構成」は必ず準備しましょう。
なぜなら、記事構成を作っておくと、記事の全体像を把握できるためです。
たとえば、以下のようなポイントに気づけます。
- 「記事全体の流れ」や「見出しの流れ」はわかりやすいか
- 最初の「書き出し」は変ではないか
- 最後の「まとめ」は締まりがあるか
- 同じような見出しはないか、情報が重複していないか
もちろん、構成を作るのには時間がかかります。
しかし「構成なしで発生する恐れのある手戻り作業」を考えると、むしろ構成を作るほうが時間の節約につながります。
文章を書くのが苦手な人ほど、構成は作り込んでおきましょう。
「記事構成の作り方」に関しては、以下の記事で解説しています。

3.論理的な文章構成を使おう
記事を書くときは、論理的な文章構成を心がけましょう。
代表的な文章構成として「PREP法」がおすすめです!
「結論→理由→具体例→結論」の順番で構成された文章のことです。
プレゼンやビジネス文書で使われる手法で、多くのブログ記事でも活用されています。
文章に説得力が生まれ、短時間で相手に内容を伝えられ、かつ誰でも使いやすいのが特徴です。
- 結論(Point)…この記事のポイント・言いたいこと
- 理由(Reason)…なぜその結論にしたのか
- 具体例(Example)…理由を補強する事例
- 再結論(Point)…もう一度結論を伝える
以下がPREP法を活用した具体例です。
①結論…文章構成にはPREP法をおすすめします。
②理由…内容が伝わりやすいから。
③具体例…たとえば、プレゼンやビジネス文書などで使われています。
④再結論…だからブログ初心者にもPREP法がおすすめです!
例のとおり「結論」→「理由」→「具体例」→「再結論」の文章構成になっています。
もちろん、すべての文章をPREP法で書く必要はなく、流れによっては理由や具体例を省略してもかまいません。
とはいえ、論理的な文章が簡単に書けるので、ブログの始めたては積極的に活用しましょう!
ここまでが「文章を書く前の準備・心構え」でした。
ブログ記事では「論理的な文章構成」がとくに重要なので、上い挙げたことを踏まえて、以降に紹介するコツ15個を実践してください!
ブログで役立つ文章の書き方コツ6つ(1〜6)
文章を書くのに慣れていない人は、はじめから15個のコツをすべて実践しようとすると、心が折れてしまうと思います。
まずは、以下6つのコツから取り組んでみましょう。
これらだけでも意識して記事を書くと、論理的な文章に仕上がります。
上から順に優先度が高いので、じっくり読み込んでください。
1.同じ接続詞は避けよう
機械的な印象を与えてしまうので、同じ接続詞を連続して使うのは避けましょう。
サッカーは「ドリブルがうまい人」=「すべてのポジションに適応できる」とは限りません。
なぜなら、ポジションによって求められるスキルが異なるからです。
たとえば「センターバック」は、足元の技術よりも「フィジカルの強さ」「統率力」「サッカーIQ」などが求められます。
たとえば「ボランチ」は、ドリブル突破ではなく「キープ力」といった面で足元の技術が必要です。
このように、ドリブルができるからといって、すべてのポジションで輝けるわけではありません。
サッカーは「ドリブルがうまい人」=「すべてのポジションに適応できる」とは限りません。
なぜなら、ポジションによって求められるスキルが異なるからです。
たとえば「センターバック」は、足元の技術よりも「フィジカルの強さ」「統率力」「サッカーIQ」などが求められます。
また「ボランチ」は、ドリブル突破ではなく「キープ力」といった面で足元の技術が必要です。
このように、ドリブルができるからといって、すべてのポジションで輝けるわけではありません。
連続使用を避けるには、接続詞のバリエーションを増やす必要があります。
以下では、PREP法で使える接続詞を紹介するので参考にしてください。
理由
なぜなら・その根拠は・そのわけは・理由は・~だから
具体例
たとえば・具体的には・例としては・どういうことかと言うと
再結論
そのため・つまり・したがって・以上の理由で・このように・以上のように・ここのポイントは
一例ですが、具体的にPREP法で文章を書いてみると以下のとおりです。
結論
一番のSEO対策は、ユーザーに役立つ情報を書くことです。
理由
なぜなら、検索エンジンはユーザーが満足する情報を評価するからです。
具体例
たとえば、料理レシピの記事で「材料や手順がシンプルで分かりやすいもの」は、検索結果の上位に表示されやすい傾向があります。
実際に、多くのユーザーがそのページを訪れ、満足して滞在時間が長くなるためです。
再結論
だからこそ、SEOを成功させるためには、ユーザーが本当に求めている情報を提供することが重要です!
接続詞のバリエーションが増えてきたら、同じ見出し内で同じ接続詞は使わないよう意識してみてください。

T部長
さらに「1度使用した接続詞は2つ先の見出しまで使わない」ようにすると、より違和感の少ない文章が作れます。
2.同じ文末は避けよう
人間味がある文章にするために、同じ文末を続けて使うのは避けましょう。
記事を書くときはPREP法を使うのがおすすめです。内容が短時間で伝わりやすいからです。我流で書くと伝わりにくい文章になりがちです。
記事を書くときはPREP法を使うのがおすすめ!理由は、内容が短時間で伝わりやすいから。我流で書くと伝わりにくい文章になりがちですよね……
必ずしも、一文ごとに文末を変える必要はありません。
同じ文末が3回連続しないように意識すればOKです!
以下にて、文末の例をまとめています。
です・ます・ですよ・~しますね・~ですよね・~しましょう・~してください・『…』『!』『?』
3.無駄な単語や装飾は削除しよう
以下4つの言葉を削ると文章がすっきりするので、参考にしてみてください。
- 接続詞を削る
- 「という」を削る
- 代名詞を削る
- 修飾語を削る
一つずつ、例文を交えて紹介します。
接続詞を削る
文章が滑らかに連結されていれば、接続詞は削除しても問題ありません。
彼はとても賢い。しかも誰にでも優しい。
彼はてとても賢く、誰にでも優しい。
「どうしても必要なら接続詞を使う」程度の意識でいいと思います。
理由は、接続詞を多用するとまわりくどい印象になるからです。
「という」を削る
内容説明を表す「という」は、削除してもほとんど影響がありません。
B’zというモンスターバンドは、僕の人生に大きな影響を与えたロックユニットです。
B’zは、僕の人生に大きな影響を与えたモンスターバンドです。
多用しやすく冗長な表現になっていることが多いため、積極的に削除しましょう。
代名詞を削る
新企画で事件がおきました。その企画の中で予想外のトラブルが起こり、その影響を受けました。
新企画で事件がおきました。企画の中で予想外のトラブルが起こり、影響を受けました。
代名詞はなくても意味が通るので、削除してスッキリさせましょう。
修飾語を削る
とても大きな流れ星が見えて、子どもたちの気分はテンションMAXで最高潮になった。
大きな流れ星が見えて、子どもたちの気分は最高潮になった。
同じ意味の修飾語が重なっている場合、削除すると読みやすくなります。
4.遠回しな表現は避けよう
文章を書くときは、遠回しな表現をせず、まず結論を書きましょう。
ブログを始める最大のメリットは何でしょうか?お金を稼ぐことでしょうか?お金が稼げなかったら無駄になるのでしょうか?個人的な考えですが、ブログを通してWebマーケティングスキルを学べる点が一番のメリットだと考えます。
ブログを始める最大のメリットは、Webマーケティングスキルを学べる点です。
読者は一番に「答え」を求めているので、最初に結論(答え)を伝えると満足度が上がります!

T部長
意図的に遠回しの表現を入れるケースもありますが、ブログ初心者にとって高等テクニックなのでおすすめしません。
5.漢字・ひらがなのバランスを見よう
漢字・ひらがなのバランスを調整しながら、文章のビジュアルに意識を向けてみましょう。
今夜午後七時からの放送番組は、運動選手たちが自身の身体能力を競い合い、高得点を目指す内容です。
今夜午後7時からの放送番組は、スポーツ選手たちが自身のパフォーマンスを競い合い、高得点を目指す内容です。
漢字ばかりの文章だと、専門的で重厚な印象を与えますが、堅苦しく難しいイメージを与えやすいです。
また、読みにくく疲れやすい文章になってしまいます。
一方で漢字が少ないと、やわらかく、親しみやすい印象を与えますが、つたなく、中身のない文章に思われる可能性も。
ひらがなばかりだと、意味が分かりにくい文章になりやすいです。
読みなおすときに漢字とひらがなの量を調整し、パッと見た時の印象をよくするようにしてください。

T部長
一般的に、漢字の割外が30%~40%、ひらがなが60%~70%程度が読みやすいとされています。
6.一度読んで誤字脱字をチェックしよう
ここまでで紹介したコツを使って文章が書けたら、誤字脱字のチェックをしましょう。
誤字脱字がある記事には、以下のようなデメリットがあります。
- 読者のストレスになる
- 事実誤認につながる
- 記事全体の信頼性をなくす
上のようなデメリットを避けるため、誤字脱字の起きやすいポイントを中心に文章をチェックしましょう。
- 数字…打ち間違いや事実誤認がないか確認
- 同音異義語…変換ミスがないか確認
- 固有名詞…できれば手打ちではなくコピペ
さらに魅力的な文章を作るコツ9つ(7〜15)
ここまででのコツを活用して、文章を書き上げた後は、さらに魅力的な文章にブラッシュアップしていきましょう!
これから紹介するコツ9個を実践すれば、「論理的で読みやすい文章」に仕上がります!
7.装飾を使おう
記事の途中、ポイントごとに囲い線や背景色を変更させるなどの装飾を施しましょう。
理由は以下の2つです。
- 読者に文章を飽きさせないため
- 読者が理解しやすくするため
たとえば、装飾の有無で比べてみると、どちらが読みやすいかわかると思います。

8.積極的に画像を使おう
記事内容を画像化できるところは、積極的に画像にしましょう。
なぜなら、文章より画像のほうが一目で内容をイメージできるためです。

文章のほうがわかりやすいケースもありますが、単調な印象を与えにくくするメリットもあるため、画像の使用をおすすめします。
9.吹き出しを活用しよう
吹き出しとは、実際に人やキャラクターがしゃべっているように見せられる装飾です。
実際の会話のような「リアルさ」を強調できたり、記事にメリハリが生まれたりするため、要所要所で吹き出しを活用しましょう。
当ブログの吹き出しは、以下のとおりです。

T部長
吹き出しは使いどころを選んで、効果的に使おう!
読者がブログ記事を読むテンポを調整でき、箸休め的な効果も期待できます。
吹き出しを使うメリットや注意点については、以下の記事で確認してください。

10.難しい文章や単語を入れ替えよう
難しい文章や単語は読者のストレスになるので、しっかり見直しましょう。
少なくとも、以下2つのポイントはチェックしてください。
- 「難しい単語」は「簡単な言葉」に変換
彼は眉目秀麗だ→彼は顔立ちが整っていてとても美しい
彼は顔立ちが整っていてとても美しい→彼はとてもかっこよかったので憧れの的だった - 抽象的な言葉を具体的にする
彼女はとても可愛くて輝いていた→彼女は有村架純似で多くの人の注目を集めた
11.数字を使おう
数字を使うと、文章の内容が具体的になって読者の興味をひきやすいです。
以下のとおり、数字を入れられる部分にはできるだけ数字を記載しましょう。
- 日付・経過時間・日数
- 金額(収益額など)
- 数量・件数
- 回数・頻度
- 大きさ・広さ
- 人数・割合
- ランキング・順位
12.「こと」はできるだけ削除しよう
「◯◯すること」と名詞化する「こと」はできるだけ削除しましょう。
あなたのことを嫌いになることで、傷つくことは少なくなるだろう。
あなたを嫌いになれば、傷つく回数は少なくなるだろう。

T部長
文章の「まわりくどさ」がなくなります!
13.「の」「と」「や」の連続使用は避けよう
「の」の例
僕の名前の由来は歌舞伎役者の中村團十郎さんにあります。
僕の名前は、歌舞伎役者中村團十郎さんに由来します。
「の」を連続使用すると、つたない印象を与えやすいので避けましょう。
「や」の例(「と」も同様)
さるやキジや犬や猫が彼女のお気に入りみたいだ
さるやキジ、犬、猫が彼女のお気に入りみたいだ
「と」や「や」を連続させると、単純に読みにくいです。
先頭だけ「や」を使ったら、あとは「、」でつなぐとわかりやくなります。
(「◯や◯、◯、◯」または「◯と◯、◯、◯」)
14.「こそあど」は避けよう
「これ」「あの」「それ」「どう」といった指示語は、できる限り最小限にしましょう。
これは、あの人が、それを使用して、どうかしたらしい。
この時計は、百田さんがハンマーを使用して、壊したらしい。
指示語の内容を読み取るのに負担がかかるだけでなく、文章の意味があいまいになるからです。
15.係り受けの距離を近づけよう
「主語と述語」と「修飾語と被修飾語」といった、係り受けの距離を近づけるように心がけましょう。
とてもかっこいい三浦さんの息子がいます。
三浦さんの息子はとてもかっこいいです。
読み間違いを防ぎ、文章が読みやすくなります。
まとめ:まずは文章構成を意識しよう!
今回は、ブログ記事のなかでも本文の書き方に特化して解説しました。
記事で紹介した内容をおさらいしておきます。
PREP法を使えば、それだけで論理的な文章に仕上がり、執筆スピードもアップします。
慣れてきたら、記事内で紹介したコツを意識して文章に磨きをかけていきましょう!
紹介したコツを意識して取り組めば、文章の質も高まって読みやすくなるはずです!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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