【2025年11月6日更新】手順などを更新するとともに、情報を全体的に整理・拡充しました。
この記事のレベル
| 初心者 | (5.0) |
| 重要度 | (4.0) |
| 難しさ | (1.5) |
こんにちは、T部長です!
WordPress(ワードプレス)でブログをはじめる最大のハードルは、最初のブログの立ち上げではないでしょうか?
この記事では、ブログ初心者が迷わず、確実に、素早く、驚くほど簡単にできるWordpressブログの始め方を紹介します。
T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- WordPressを使うことを決めている
- WordPressブログの始め方が分からない
- WordPressブログをすぐに、簡単に始めたい
- エックスサーバーを利用する予定がある
多くのブログ初心者が立ち上げに苦労する中、その課題を一気に解決するのが「WordPressクイックスタート」です。
「WordPressクイックスタート」を使えば、ブログ初心者でも「必要な作業時間は10分」「スマホからでもOK」「迷わず確実に」WordPressブログが構築できます!
今回は当社運営のレンタルサーバー「エックスサーバー」で「WordPressクイックスタート」を使ったWordPressブログの始め方を解説。
以下の内容をすべて完了させ、すぐにブログ運営を開始できるようにします!
- WordPressブログの環境構築(クイックスタート利用、目安時間10分)
- 独自ドメインの取得
- レンタルサーバーの契約
- WordPressのインストール
- SSL(https)設定の完了
- WordPressテーマ(ブログデザイン)の導入
- WordPressブログの運営準備として必要なもの
- ブログテーマとブログ名の決定
- WordPressブログの初期設定(パーマリンク、プラグイン、固定ページなど)
- 解析ツール(Googleアナリティクス/サーチコンソール)導入
ぜひこの手順を最後まで読んで、サクッとWordPressブログを立ち上げましょう!
それでは、どうぞ!
記事の冒頭では、「WordPress」そのものや「クイックスタート」について順に解説する内容も載せています。
「くわしく知りたい!」という方はそのまま読みすすめてください。
「すぐにでもWordPressブログを開設したい!」という方は、「クイックスタートを使ったWordPressブログの始め方」からご覧ください。
▼開設方法は動画でも解説しています。
WordPress(ワードプレス) とは?

まずはブログ初心者の方のために、WordPressについて簡単におさらいします。
WordPress(ワードプレス)とは、CMS(コンテンツ管理システム)と呼ばれるソフトウェアの一種で、HTMLなどの知識がなくても、ブログやホームページを簡単に構築できます。
2025年10月時点では、インターネット上にあるWebサイトのうち、2~3サイトに1つ (世界シェア43%以上) がWordPressで動いています。
T部長
日本国内では、CMSを利用したサイトの8割以上がWordPressという驚異的なシェアです!
WordPressは非常にカスタマイズしやすいことから、本格的にブログを運営したい人に高い人気があり、これから始める方にも強くおすすめします。
なぜWordPressブログ?メリット・デメリットとは
多くの人がブログ開設にWordPressを選ぶのには、ほかのブログサービスと比較して、以下のようなメリットがあるためです。
- WordPressの運営ノウハウを得られる
- デザインと機能の自由度が高くカスタマイズしやすい
- 独自ドメインが使えて、ブログを自分の資産にできる
(サービス終了などで失う心配がない) - 収益化・広告掲載に制限がなく自由な運用をしやすい
- 検索エンジンからの集客(SEOなど)に取り組みやすい
- ネット上にWordPressに関する情報がたくさんある
- 解析ツールを用いたデータ分析で効率的な運営ができる
ブログの構築や運営の面はもちろん、ノウハウを身につけることによってスキルを高められるなど、運営者自身に影響する側面でのメリットもあります。
ただし、以下のようなデメリットもある点は考慮に入れておきましょう。
- 月額数百円~数千円の費用がかかる(利用環境により異なる)
- ブログ構築や管理に少し手間がかかる
- 不正アクセスなどへのセキュリティ対策が必要
費用や手間が多少かかるデメリットはあるものの、長期的に活動しやすく、自分の資産にできる点に大きなメリットがあります。
T部長
ちなみに、必要な環境の構築には費用がかかりますが、WordPress自体は誰でも無料で使えるソフトウェアです。
WordPressについて、くわしくは以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてください。
エックスサーバーについて
WordPressブログを開設するためには、Web上の公開スペースとなるサーバーが必要です。
『エックスサーバー』は、そのサーバーを提供するレンタルサーバーサービスです。

国内シェアNo.1(※1)のレンタルサーバーで、250万サイト以上(※2)が運用されており、WordPressの運用におすすめできるポイントがたくさんあります!
- 「WordPressクイックスタート」で誰でも簡単にすぐブログが開設できる
- 超高速WordPress環境で記事やアクセスが増えても快適動作
- 自動バックアップやWordPress特化のセキュリティ機能を標準完備
- 独自ドメインやWordPressテーマ(デザインテンプレート)が無料になる特典がある(※3)
- WordPress専門チームと連携した安心のサポート体制
今回の記事では、この『エックスサーバー』の「WordPressクイックスタート」を利用する想定で解説します。
『エックスサーバー』と「WordPressクイックスタート」の組み合わせこそ、初心者がもっとも簡単かつ確実にブログ運営を始められる方法です。
T部長
以降の内容で申し込み手順を解説しますので、ぜひ一緒に進めていきましょう!
※1 2025年6月時点、W3Techs調べ。
※2 自社サービスの合計値
※3 特典の有無はプランによって異なる
WordPressクイックスタートについて
エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」は、2020年4月から利用できるようになった非常に手軽なWordPressブログの開設方法です。
これまでは、WordPressを始めるためには以下5つの内容それぞれに個別の作業が必要でした。
- レンタルサーバーの契約
- ドメイン名の取得・設定
- WordPressテーマの購入・インストール
- SSL(https)の設定
- WordPressの設置
「WordPressクイックスタート」であれば、これらすべてが自動的に完了します。
必要な設定を「もれなく」「確実」に設定してくれるため、初心者でも安心してWordPressブログが始められます。
T部長
初心者だと1時間以上かかりそうな作業が、たった10分ほどでできます!
「WordPressクイックスタート」は、必要な設定を最短で完了させるための機能であるため、試用期間には対応していません。
申し込み時点で料金のお支払い手続き(クレジットカード、またはペイディでのあと払い)が必要である点を押さえておきましょう。
ただ、サーバーの契約期間は、本契約のタイミングにかかわらず「お申し込みをした月の翌月から」なので、サーバーの料金や利用できる期間に差はありません。
「手動で個別に作業したい」「慎重に進めたい」といった事情がない限りは、このままクイックスタートで進めることをおすすめします。
クイックスタートを使ったWordPressブログの始め方
それでは、いよいよ「WordPressクイックスタート」を利用する実際の手順を説明します。
手順の数はやや多いですが、作業ごとに一つひとつ解説するので大丈夫。
難しい作業もありませんので、安心してください。
0.事前準備
「早速WordPressクイックスタートへ……」としたいところですが、途中で詰まってしまわないように、まずは以下の準備をしておきましょう。
- スマートフォン(電話番号)
クイックスタート申し込み時の本人認証用に必要です。 - メールアドレス(受信可能なもの)
会員アカウントの登録として必要です。 - クレジットカード
カード決済を選択する場合に必要です。 - 独自ドメイン名(候補)
ブログのサイトアドレスになるものです。
手順の中で取得し、あとで変更ができないため、事前に候補を検討しておくのをおすすめします。
「クレジットカード決済」のほか、手軽に利用できる「ペイディあと払い」での決済も可能です。
独自ドメイン名は、以下を参考にして検討してみてください。
ドメイン名を決めるときは以下のポイントを押さえるのがおすすめです。
- ブログの内容を表現する(重要)
- 長過ぎないようにする
- 数字はなるべく使わない
- 商標権の侵害に注意する
- ドメインの種類は「.com」「.net」「.jp」「.blog」がおすすめ
もっとくわしく知りたい方は以下の記事を参照してみてください。
また、独自ドメイン名を決めるためには、ブログのテーマ(主題)やブログ名が関わることも多いので、まだ定まっていない人は前もって検討しておくと、のちの作業や判断がスムーズです。
T部長
テーマやブログ名は、あとから変更も可能です。迷う場合は、「まずは複数のテーマで始め、あとで絞り込む」「正式なブログ名もあとで決める」「ドメイン名は意味の広いものにしておく」などでもOKです。
1.エックスサーバーのお申込みフォームにアクセスする
事前準備が終わったら、WordPressクイックスタートでの申し込み手順へ進みます。
ここから先は、このページを開きながら別画面で作業していただけるとわかりやすいです。
エックスサーバー お申込みフォーム にアクセスして、画面左側の新規お申込みを選択します。

2. サーバープランを選択する
サーバーIDはとくに変更の必要はありません。
利用するサーバープランを選びましょう。
「ブログの構築や運用が不安」な初心者の方には、「プレミアムプラン」がおすすめです。
多機能ながらシンプルな操作性が魅力の有料テーマ「XWRITE」(通常19800円)が無料で使えるうえ、継続的な保守・サポート体制で安心してブログ運営を始められます。
「コストを抑えて始めたい」という場合は、「スタンダードプラン」でも十分にブログを運営できます。

3.WordPressクイックスタートを「利用する」にチェック
WordPressクイックスタートを「利用する」にチェックを入れます。

チェックを入れると次のように表示されますが、問題がなければ確認しましたをクリックします。

4.契約期間を選択
次に契約期間を選択します。
契約期間は3〜36ヶ月まで選択可能で、長期間の契約ほどひと月あたりの利用料金がお得になります。

「スタンダードプラン」の場合、お得な「独自ドメイン永久無料特典」を利用するために、適用条件の一つである「12ヶ月以上の契約期間」でご利用いただくことをおすすめします。
ブログ運営は長期的な活動を見込むもので、独自ドメインは必須なので、お得な無料特典をぜひ活用しましょう。
5.ドメインの選択
次に利用する独自ドメイン名を入力します。
取得したい文字列を入力し、ドメインの種類を選択してください。

プレミアムプラン以上を利用している方と、スタンダードプランで契約期間12ヶ月以上を選んだ方は、特典によりサーバー契約中は独自ドメインがずっと無料で利用できます。
「.com」「.net」などの人気ドメインが使えるのでぜひ活用しましょう。プレミアムプラン以上だと「.jp」も利用できます。
くわしくは独自ドメイン永久無料特典もご覧ください。
6.WordPressの情報入力
WordPressに登録するユーザー名や名前などを入力します。
ブログ名はWordPressの管理画面であとから変更できるので、決まっていなければ仮のタイトルを入れてOKです!
パスワードは、横の生成ボタンを押すと、自動で強度の高いものを作ってくれます。

T部長
ユーザー名とパスワードはログイン時に必要になるため、忘れないようにメモしておくとスムーズです。
7.テーマの選択
続いては、利用するWordPressテーマ(デザインテンプレート)を選択します。
テーマオプションで、「子テーマ」がある場合は、子テーマのインストールもチェックしておきましょう。
テーマ本体(親テーマ)に追加のカスタマイズを施すためのものです。
カスタマイズ時の致命的なエラーが生じにくくなり、親テーマのアップデート時にも、カスタマイズ内容を保持できるようになります。

ブログ初心者で、テーマに悩んでいるなら、はじめてでも簡単にブログが作れる「XWRITE」がおすすめです!
プレミアムプラン以上を選んだ方は、本来有料テーマである「XWRITE」が無料で使えるので、ぜひ利用しましょう。
「XWRITE(エックスライト)」は、国内シェアNo.1(※)のレンタルサーバー『エックスサーバー』が開発・運営するブログにおすすめのWordPressテーマ。
WordPressに精通した専門チームによって、強力かつ安定した開発体制があるため、長期にわたって安心して利用できるテーマです。
デザインと機能が作りこまれていて、初心者でも簡単にブログの構築やカスタマイズができます。
T部長
当サイトでもXWRITEを利用しています!
※2025年6月時点、W3Techs 調べ
「XWRITE」以外では以下のテーマが選べます。いずれも著名な人気テーマばかりです!
- Cocoon(ブログ向け、無料)
- Lightning(ホームぺージ向け、無料)
- SWELL(ブログ向け、有料)
- Snow Monkey(ブログ・ホームぺージ向け、有料)
- Emanon Business(ホームぺージ向け、有料)
- LIQUID INSIGHT(ブログ向け、有料)
- Nishiki Pro(ブログ・ホームぺージ向け、有料)
また、『エックスサーバー』を利用していると、上の有料テーマが割引価格で購入できるのでお得ですよ!
T部長
利用するテーマはあとから簡単に変更可能です。
今すぐ決めるのが不安であれば、いったんは無料テーマを選んで進め、開設後に追加でインストールしてもOKです!
8. プラグインの利用を選択
オプションとして、セキュリティ対策プラグインをインストールしておくかと設定できます。
もしほかのセキュリティ対策を用意する予定がないなら、入れておくと安心です。

管理画面への不正アクセスや不正ログインを防止するセキュリティプラグインです。
セキュリティ対策は必須です。ほかに対策する想定が無い場合はチェックしたままにしておきましょう。
以下の記事で、ほかのセキュリティプラグインも紹介していますので、参考にしてみてください。
プラグインを利用するか決めたら次の画面に進みます。
9.登録情報の入力
登録情報の項目では、「メールアドレス」「登録区分」「名前」「住所」「電話番号」などの個人情報を入力します。
名前は、ニックネームではなく、必ず本人の名前を入力してください。

10.支払い情報の入力
利用するお支払い方法を入力します。
ここではクレジットカード、またはペイディでのあと払いが可能です。
クレジットカードでのお支払いの場合、カード情報を入力してください。
入力欄にあるセキュリティコードは、カード裏面に記載されている3桁のコードのことです。
ペイディを選んだ場合は、のちにメールアドレスと携帯電話番号を入力する必要があります。

クレジットカード決済のほか、手軽に使いやすい「ペイディでのあと払い」も選択可能です。
その場合、追加で入力が必要な情報はありません。サーバーの利用開始後に請求が届きます。

すべて入力が完了したら、ページ下部の「利用規約」や「個人情報の取り扱いについて」などを確認し、同意するにチェックしたあと、次へ進むをクリックします。

11.メールで確認コードを受け取る
先ほど入力したメールアドレス宛に認証用の確認コードが送信されます。
メールアドレスに送られた認証コードを入力し、次へ進むをクリックしてください。

メールには、6桁の認証コードが記載されています。こちらをお申し込みフォームに入力してください。

12.登録情報の確認
申し込み内容が一覧表示されるため、間違いがないか確認し、この内容で申込みするを押せば完了です。
申し込みを完了すると料金の支払いが発生します。申し込み内容を必ず確認してください。
入力内容に間違いがあった場合は、もう一度入力画面に戻って修正しましょう。

場合によって、サービスのセキュリティ保全のために「SMS」または「電話」での追加認証が必要な場合があります。
申し込み内容に問題があるわけではありません。そのまま次の画面へ進みましょう。

13.SMS・電話認証のコードを取得する
以降は、SMS・電話認証が生じた場合の手順です。
電話番号を入力して取得方法を選択後、認証コードを取得するをクリックします。

14.SMS・電話認証の認証コードを受け取る
認証コードを入力し、認証して申し込みを完了するをクリックします。

15.完了画面に移動
こちらの画面に切り替われば完了です。

16.設定完了のメール通知を受け取る
お申し込み完了後は、即時通知される案内のあと、数分程度で「【XServer】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」といった件名のメールが登録メールアドレスに送信されます。
メールにはWordPressのログインURLなどが記載されています。
このメールの受信後、最大1時間ほどでブログにアクセスが可能です。
T部長
少し時間をおいてから、設置したブログをチェックしましょう!
申し込み時によくあるトラブル5つ
1.メールアドレスの入力を間違えた!
お申込み後にメールをいつまでも受信しないなど、メールアドレスの入力ミスに気づいた場合は、エックスサーバーのサポートにお問い合わせください。
オペレーターの指示に従い、対応しましょう。
2.設定完了の通知がいつまで経っても送られてこない
ほかのメールは受信されたのにサーバー設定完了の通知だけが来ない場合、ほとんどの場合が「サービス審査中」か「設定処理中」です。
通知を待っていればOKですが、もし24時間以内に通知がなければサポートに問い合わせてみてください。
サービスからのメールをいっさい受信しない場合には、前述のメールアドレスが誤っているか、受信メールがスパム扱いでゴミ箱などに入っている可能性があります。
確認して受信できていなければ、サポートにお問い合わせください。
3.ブログURLアクセス時に設定待ちメッセージやエラーが表示される
これらは、いずれもサーバー設定の反映待ちです。
設定完了通知後から最大1時間程度でアクセスできるようになります。設定反映まで待ちましょう。
もし数時間待ってもアクセスできない場合には、サポートにお問い合わせください。
4.申し込んだサーバープランを変えたいのですが……
プラン変更は可能ですが、ご利用プランによって、手続き可能なタイミングが異なります。
- より上位のプランへの変更
いつでも手続きが可能です。
上位プランの内容は手続き後すぐに適用されます。 - より下位のプランへの変更
サーバーの利用期限月にのみ手続きできます。
下位プランの内容は手続きした翌月から適用されます。
手続きの方法など、くわしくは『エックスサーバー』のプラン変更マニュアルを参照してください。
5.取得した独自ドメイン名の変更はできますか?
独自ドメインは取得後の変更ができません。
そのため、事前によく考えてから取得する必要があります。
変更したい場合は新規ドメインを再度取得しなければならず、取得費用などの費用が新たに発生します。
また、すでに運営しているブログのドメインを途中で変更する場合、Googleからの評価がリセットされて、記事が検索上で表示されずアクセスが減ってしまう可能性もあります。
サーバーへのドメイン設定や、ブログデータの移設などの作業も必要になるため、本当にドメインを変更するべきかはよく考えましょう。
WordPressブログにアクセスしてみよう
クイックスタートでの申し込みが完了したら、WordPressブログが構築できているか、アクセスして確認してみましょう。
ブログへは 「【XServer】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」に記載されているWordPressの情報を使って、アクセスができます。

- サイトURL
ブログのトップページです。 - 管理画面URL
記事投稿やデザイン変更などができます。 - ブログ名
ブログタイトルです。管理画面から変更可能です。 - ユーザ名
ログインIDです。(メールアドレスでもログイン可能です) - パスワード
設定したパスワード(メールには記載されません)
URLを入力してブログにアクセスする
まずはサイトURLにアクセスし、ブログが表示されれば無事設置が完了しています。

クイックスタートで始めれば、ブログを安全に閲覧するための仕組みである「SSL(https)化」も設定されているため、個別にSSL設定をする必要はありません。

管理画面にログインする
管理画面URLからログイン画面にアクセスできます。
申し込み時に決めたユーザ名とパスワードを使ってログインしてみてください。

もしパスワードを忘れてしまったら、ログインフォーム下部にある「パスワードをお忘れですか?」のリンクから再設定が可能ですので安心してください。
ただし、事前に登録したメールアドレスでの受信が必要です。「メールアドレスも忘れた」「受信できないかも……」という方は以下を参照してみてください。
以上で、WordPressブログの立ち上げは完了です!
WordPress開設後に必要な初期設定6つ
WordPressの導入自体は簡単になりましたが、ここからWordPressの初期設定もいくつか必要なものがあります。
WordPressクイックスタートを使って導入した後、必要な設定は次のとおりです。
WordPress導入後、ブログを書き出す前に設定を行っておかないと後悔するものが多いため、必ず設定しておきましょう。
ちなみに、WordPressクイックスタートでブログを開設した場合、「SSL化の設定」や「テーマの設定」は完了しているため、必要ありません。
初期設定については以下の記事でも解説しています。
1.サイトアドレスの確認
WordPressの設定を始める前に、希望どおりのアドレスになっているか確認しましょう。

たとえば、間違えて初期ドメイン(例:エックスサーバーの場合「〇〇〇〇〇.xsrv.jp」)にインストールしている可能性があります。
設定を完了してからドメインの誤りに気づくと、はじめからやり直さないといけません。
開設したWordPressブログにアクセスしたときに、希望のURLになっているかを確認しておきましょう。
2.パーマリンクの設定
パーマリンクとは、ブログの記事ごとに設定されるURLのこと。
記事を書き始める前に、パーマリンクの形式を設定しておくことが大切です。
もしも、10記事~20記事と書いてから変更した場合、全記事のURLが一括で変更されてしまいます。
運営開始後にURLが変更されると、Googleからの評価がリセットされ、アクセスが激減する可能性があるため注意が必要です。
パーマリンク設定は、以下の手順で行えます。

日付ベースや数字ベースなど様々な種類が選択できますが、URLがわかりやすい・記事によってパーマリンクを変更できるという点から「投稿名」がおすすめです。

保存が完了すれば、パーマリンクの設定は完了です。
3.ブログ名を決める
クイックスタート時に、仮でブログ名を決めている場合は、正式な名称を考えていきましょう。
ブログ名を決めるときのコツは「読者が見たときにどう感じるか」を考えること。
具体的には、次の5つのポイントを意識して決めていきましょう。
- できるだけ短くする
- 難しい言葉を使わない
- テーマや内容がわかるワードを入れる
- 濁音などを混ぜてリズム良く
- 個性を出す
くわしくは以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
4.プラグインを導入する
次に必要なプラグインを導入していきましょう。プラグインとは、WordPressの機能を拡張させるためのツールのことです。
WordPressとテーマに備わる機能でも必要最小限の運営はできますが、なかには導入必須レベルのプラグインもあります。
詳しくは以下の記事で解説していますので、WordPressを導入された方はぜひ読んでみてください。
5.必要な固定ページを作る
次に必要な固定ページを作成していきましょう。
固定ページとはカテゴリーやタグに属さないページのことで、固定ページで記事を書いたとしても、記事一覧に表示されることはありません。
ブログ運営で必要な固定ページは次の4つです。
- プライバシーポリシー・免責事項
- お問い合わせフォーム
- プロフィール(自己紹介)ページ
- サイトマップ
固定ページの作り方や、必要なページについては以下の記事で詳細に解説しています。
6.Googleアナリティクス・サーチコンソールを導入する
次にGoogleの無料アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」を導入しましょう。
どちらもブログに訪問してきたユーザーを解析するためのツールですが、役割が異なります。
- Googleサーチコンソール
ユーザーがページに訪れる前の「検索ワード」や、「サイトの健康状態」を分析するツール - Googleアナリティクス
ユーザーがページに訪れた後の行動や反応を分析するツール
どちらもブログ初心者~上級者まで、必ず導入している定番ツールです。
WordPress開設後、すぐに導入する必要はありませんが、ブログの執筆に慣れてきたら導入を検討してみましょう。
Googleアナリティクスとサーチコンソールの導入方法や使い方は、以下の記事で解説しています。
WordPressの開設後に行うこと
WordPressの使い方を覚えよう!
WordPressブログの開設から設定まで、おつかれさまでした!
もちろん「WordPressブログを開設したら終わり」ではなく、ここからがスタートです。
なお、WordPressにはさまざまな機能が備わっているため、すべてを覚えるのはWordPress中級者以上でも難しく、何から始めればいいかわからない方も多いでしょう。
以下の記事ではWordPressで覚えるべき機能を必要なもののみに絞って解説しています。
WordPressを導入された方は必ず読んでおきましょう!
読み手の役に立つ記事を書こう!
WordPressブログの準備ができたら、いよいよ記事を書いていきましょう!
「よい記事」を書くためには、多くのことを考え、対策する必要がありますが、とくに重要な点は以下のとおりです。
- 読者の悩みを解決し、価値を提供することを最優先する
- 実体験や専門知識にもとづいた独自性のある内容を盛り込む
- 読み手が検索に利用したキーワードや意図に沿った構成で書く
- 読者にストレスを与えない、読みやすい文章を心がける
- 画像や箇条書きなどを用いて視覚的に分かりやすくする
これらのポイントを押さえることを意識しつづけていれば、あなたの記事が誰かの役に立ち、検索エンジンや読み手から評価される「価値ある資産」となっていきます。
最初は多少時間がかかってもOKです。
以下の記事なども参考にして、上のようなポイントを意識しながら、少しずつ記事執筆を始めてみましょう!
生成AI(ChatGPT)を使って、効率的に記事を書く方法にも興味がある方はこちらもご覧ください。
WordPressブログ開設時によくある質問5つ
最後に、参考としてWordPressをブログを開設するときに、よく挙がる質問をまとめてみました。
WordPressに関連する知見を深めたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. レンタルサーバーやドメイン、テーマがなぜ必要?
WordPressブログを始めるには、WordPress本体のほかに以下の3つが必要です。
これらがなぜ必要なのか? WordPressを運営する上での前提知識として、ぜひ覚えていってください!
分かりやすく例えると、レンタルサーバーが「土地」、独自ドメインが「住所」、そしてWordPressで立ち上げるブログを「家」に例えられます。

WordPressブログの開設は、インターネット上で家を建てることと同じだと考えられます。
そのための土台としてレンタルサーバー(土地)と、ブログにアクセスするためのドメイン(住所)が必要になるのです。
「WordPressに費用がかかる」としているのは、このサーバーとドメインの費用が必要なためです。
レンタルサーバーとドメインを利用するための費用として、家賃を払っているような感覚とすると分かりやすいかもしれません。
そして、テーマで家の外観や内装を整えていくイメージです。
つぎにそれぞれの役割について、詳しく解説します。
レンタルサーバー

WordPressでブログを始めるためには、まず「レンタルサーバー」が必要です。
「土地」にあたるサーバーですが、「土地」を購入するにはかなりの費用がかかってしまうため、「レンタル」という形でWeb上の土地を借ります。
次の記事でもくわしく解説していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
独自ドメイン

WordPressブログ(Webサイト)という家を建てるためには、サーバー(土地)だけではなく、ドメインという「住所」が必要です。
現実でも住所が分からない場所へはたどり着けないのと同じで、WordPressブログ(家)とドメイン(住所)はセットで考える必要があります。
ドメインには、「.com」「.net」「.jp」などさまざまな種類があり、「example.com」など、登録者ごとに任意の文字列を付けて利用します。
また、通常では独自ドメインには費用がかかりますが、契約を続けている限り、ドメインはあなたの固定の住所として使いつづけられます。
T部長
今回はエックスサーバーの「独自ドメイン無料特典」を使う方法を解説しました。固定の住所がずっと無料で使えるので、ブログ運営が続けやすいです。
ブログの住所としてどんなドメイン名にするのがよいのかは、次の記事でくわしく解説しています。
テーマ

最後にWordPressテーマですが、これはブログのデザインを整えるテンプレートのようなものです。
自分のイメージに近いテーマを選ぶことで、専門知識がなくてもブログを好きなデザインにカスタマイズできるようになります。
予算が許せば高品質な有料テーマをおすすめしますが、無料のテーマを使ってどのようなデザインになるかを把握し、慣れてきたら有料テーマに乗り換えるのもアリです。
テーマの選び方や、おすすめのテーマは、以下の記事でも解説しています。
2. WordPressを利用する方法は2種類ある!?

WordPressを利用する方法として「WordPress.org」と「WordPress.com」という2つがあります。
名前が似ていますが、どちらを選んでもいいというわけではなく、明確な違いがあるため覚えておきましょう。
それぞれの違いを表でまとめました。
| 項目 | 「WordPress.org」 | 「WordPress.com」 |
| 概要 | WordPressを配布している 公式サイトのこと |
WordPressを用いて提供されている ブログサービスのこと |
| 運営スキル | 〇 | △ |
| カスタマイズ性 | 〇 | ×~〇(※) |
| 独自ドメイン | 〇 | ×~〇(※) |
| 収益化 | 〇 | △ |
| 費用 | △ | ×~〇(※) |
| 手軽さ | △ | 〇 |
※プランによって変動
結論からいうと、おすすめは「WordPress.org」です!
WordPress.org(一般的なWordPress、インストール型)
一般的に「WordPress」と呼ばれているものは、こちらの「WordPress.org」です。
「WordPress.org」が提供するソフトウェアをレンタルサーバーにインストールして利用します。
ドメインを取得すれば、作成したブログを自分の家のように自由自在にカスタマイズできます。
広告を自由に配置したり、デザインや機能も柔軟にカスタマイズできるため、ブログで収益化するなら「WordPress.org」 がおすすめです。
WordPress.com(Webサービス型)
こちらも同じくWordPressではありますが、ブログサービス(Webサービス)として提供されるものです。
無料プランがあり、手軽に利用できますが、WordPressブログのカスタマイズに制限があります。
そのため、ブログで収益化を目指そうと考えている方にはおすすめできません。
「.com」の方が、なんとなく安心できそうな気がしますが、おすすめしているWordPressは「.org」なので、ご注意ください。
「WordPress.org」と「WordPress.com」の違いをより詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。
3.WordPressを無料で使う方法はある?
WordPressは無料で使う方法もあります。
しかし手間がかかる、広告が強制的に表示される、機能性が低いなど、さまざまなデメリットがあります。
次の記事でWordPressを無料で使う方法を解説していますが、目的をもって本格的にブログを運営したいなら、費用をかけた環境で使うことをおすすめします。
4.WordPressブログの運営にかかる費用はどのぐらい?
WordPressブログの運営にかかる費用は、環境によっても変わりますが、月々1000円〜1500円程度を見込むのが一般的です。
- レンタルサーバー代(月額500円~3000円ほど)
- 独自ドメイン代(年額1500円~3000円ほど)
WordPress自体は無料なので、サーバーとドメインの維持にかかります。
そのほか、WordPressブログ開設時にのみ費用がかかるものもあります。
- WordPressテーマ(10000円~20000円ほど) ※買い切りの有料テーマの場合
WordPressテーマは無料で使えるものもあります。
また、最近は買い切り型のものも多いですが、継続的に料金が発生するサブスク型のものもあり、必ずしも上の目安どおりではありません。
そのほかにも、高機能なプラグイン、分析ツール、画像素材、勉強用の書籍など、場合によって費用がかかる場合があります。
ただ、これらはお金がかからない範囲での運営とすることも可能です。
くわしくは以下の記事を参照してみてください。
5.WordPressテーマのおすすめは?無料テーマでも問題ない?
WordPressブログは、無料テーマでも十分な機能を備えていえるため運営は可能です。
「始めたばかりであまりお金をかけたくない……」という人は無料テーマでブログを始めてOKです。
ただ、予算が許すなら、初心者にこそ有料テーマをおすすめしています。理由は以下のとおりです。
- デザインの質が高くブログ構築の時間を大きく短縮できる
- 高性能な機能が豊富で初心者でもカスタマイズしやすい
- サポートやアップデートが充実していて安心して使いつづけられる
そのうえで、以下のテーマがおすすめです。
- 有料テーマ:XWRITE(エックスライト)
エックスサーバーの専門チームが開発したWordPressテーマ。
初心者でも本格的なデザインが作りやすく、カスタマイズも簡単。
記事装飾が豊富なため、洗練されたコンテンツが作れます。 - 無料テーマ:Cocoon(コクーン)
豊富な機能を兼ね備えた国内屈指の人気無料テーマ。
シンプルなデザインで、どんな内容にも合う初心者におすすめのテーマです。
いずれのテーマも『エックスサーバー』のクイックスタートや管理画面から利用できます。
上2つのテーマの詳細や、ほかのテーマなども知りたい人は以下の記事もご覧ください。
WordPressの始め方まとめ
今回は、エックスサーバーの新機能「WordPressクイックスタート」を使ったWordPressブログの始め方について紹介しました。
記事をおさらいしたポイントは、次のとおりです。
- WordPressブログを始めるには「レンタルサーバー」「ドメイン」「テーマ」が必要
WordPressクイックスタートを使えば、最短10分でブログを開設できる
ブログ開設後は初期設定を済ませておこう
WordPressクイックスタートを利用すれば、ブログを始めるための最初の壁だったWordPressの設置作業が不要になります。
従来の手順と比べ、ハードルはかなり下がりました。
無料ブログまで簡単とは言えませんが、まったく苦にならないレベルです。
WordPressクイックスタートは、これからブログを始める初心者の方におすすめの方法なので、ぜひご活用ください!
以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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