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ChatGPTでブログ記事を書く手順は?具体的なプロンプト例も紹介

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T部長

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こんにちは、T部長です!

「ChatGPT(チャットジーピーティー)を使ってブログ記事を書く方法を知りたい」「ツールを使ってブログ記事を量産したい」と考えていませんか?

ブログ記事の作成は多くの手間がかかるもの。できれば効率よく書きたいですよね。

そこで今回は、AIチャットツールであるChatGPTを使って記事を効率的に書く方法を、詳しく解説していきます。

T部長

この記事は次のような人におすすめ!

  • ブログ記事を効率よく書きたい
  • ChatGPTとはどんなものか知りたい
  • ChatGPTを使う手順が知りたい
  • ChatGPTをブログ記事作成に活用したい

ChatGPTは、文章作成や情報収集などに便利なツールなので、うまく活用できればブログ記事作成を効率化できます。

ただ、ツールの性質や注意点を知らないと、ブログの評価を下げてしまう恐れも……。

この記事では、ChatGPTを活用するうえで注意したい点も解説しますので、最後まで読めば、ブログ記事作成にすぐ活用していけますよ!

それでは、どうぞ!

ChatGPTとは

ChatGPTとは、人間同士のように自然な会話ができるAIチャットサービスのことです。

人工知能の研究機関であるOpenAIによって開発され、2022年11月にリリースされました。

ChatGPTに指示を出すと、あらかじめ学習したデータをもとに、対話形式で指示にこたえてくれます。

ChatGPTは日本語にも対応しており、文章制作、情報収集、自動翻訳などに役立つため、ビジネスでも幅広く使われるようになってきています。

無料でも利用できますが、より回答の精度が高いバージョンが使える有料サービス(ChatGPT Plus)も。

アップデートもされており、ChatGPTはどんどん便利になってきています。

ChatGPTをブログに活用する方法

ChatGPTは、ブログ記事の作成にも活用できます。

具体的には、以下のような活用方法があげられます。

一つずつ例を交えて見てみましょう。

リサーチ

ChatGPTは、蓄積した学習データをもとにさまざまな情報を提供してくれるので、ブログ記事を作成するときのリサーチに役立ちます。

たとえば、過去の出来事を確認したり、聞き慣れない言葉の意味を確認したりできます。

ChatGPTの情報調査への活用例
  • 一般的、かつ内容が変わりにくい情報の調査
    過去の出来事など事実にもとづくこと
    学問や芸術など、手順や考え方がすでに確立していること
    そのほか基本的な情報の調査など
  • 難解な言葉の意味把握
    専門用語など、自分が知らない言葉の意味の確認

一例として、あまり聞き慣れない「プロンプト」という用語について調べてみましょう。

ChatGPTでの「プロンプト」とは

ChatGPTに指示を出す命令文のこと。

返ってくる内容は「プロンプト」によって大きく変わるため、ChatGPTを使ううえで重要な要素。

返ってきたのは以下の内容です。

プロンプトとは何かに対するChatGPTの回答

上記のように「プロンプトとは何ですか?」と質問すると、具体例を交えて詳しく教えてくれます。

返ってきた説明が難しくて理解しづらいときは、追加で「専門用語抜きでわかりやすく説明して」などと指示すると、説明を変えてくれますよ!

ChatGPTがわかりやすく説明してくれるので、専門的な言葉でも効率的に理解を進められます。

T部長

ただし、ChatGPTは鮮度の高い情報は扱えず、最新情報の調査には向いていませんので、注意してくださいね!

ブログ記事の構成案検討

ChatGPTは、ブログ記事の構成を考えるときにも活用できます。

記事の作成は、ブログ運営において一番大変な部分なので、ChatGPTにもっとも期待するところですよね。

たとえば、「“ブログ 稼ぎ方”という検索キーワードで、上位表示を狙える見出し構成を作ってください」という指示を出してみましょう。

ChatGPTが回答した「ブログ 稼ぎ方」というキーワードについてのブログ記事構成案

長くなったので画像では半分程度しか載せられていませんが、非常に短時間で、キーワードを考慮した記事構成案を返してくれました。

プロンプトをより具体化すれば、求めている回答を得やすくなります。

より具体的な手順やプロンプト例は、記事の後半で紹介しますので、ぜひご覧ください。

ブログ記事の本文作成

ChatGPTは文章生成のAIなので、もちろんブログ記事の本文を作るときにも活用できます。

一つ前の章で紹介した、記事構成案をベースに文章を作成していくと効率的です。

一例として、上の構成案にある「検索エンジン最適化の基本と重要性」という見出しの本文を作ってもらうための指示を出してみましょう。

ChatGPTが生成したブログ記事の見出しに対する本文案

すると、上のような文章を返してくれました。

「自分のイメージと違うな……」と感じたら、さらに変更の指示を出して、ブラッシュアップしていくことも可能です。

誤字脱字の校正や、文章を読みやすくするための推敲などを指示することもできますよ!

記事本文を作るための具体的なプロンプト例を、記事の後半で紹介しますので、ぜひご覧ください。

ChatGPTでブログ記事を書くときの注意点3つ

ここまでの内容だけ見れば、非常に便利なChatGPTですが、以下のような注意点もあります。

検索結果の上位に表示され、多くのアクセスを集めるためには、読者の役に立つ「有益な記事」である必要があります。

しかし、ChatGPTで作成した文章をそのまま使用することで、かえって記事の品質を落としてしまう場合も。

ここからは、ChatGPTを正しく活用するために、注意すべきポイントを解説します。

1. 情報が正確かを確認する必要がある

ChatGPTから得た情報を、裏付けなくブログに転用するのは危険です。

出てきた情報は鵜呑みにせず、正確かどうかをしっかり確認してください。

というのも、ChatGPTが学習したデータは膨大で、誤った情報や信頼性の低い情報が含まれている可能性があるためです。

また、ChatGPTでは基本的に過去の情報をもとにしており、情報が古い可能性もあります。

最新の情報を得ようとする質問を投げかけると、以下のように返ってくるときがあります。

申し訳ございませんが、私の知識は●年●月までのものであり、その後の情報は提供できません。

読者の問題を解決するためには、「情報が正確であること」は必須条件です。

ChatGPTを使ってブログ記事を書くときは、情報の根拠を自分で調べることを徹底しましょう。

T部長

ChatGPTの有料版では、Webブラウジング機能によって最新の情報も扱えます。
ただ、いずれにせよ得た情報は、ヒントとして参考程度に捉えておきましょう。

2. オリジナリティが不足する

ChatGPTで作った文章でオリジナリティを出すのは難しいので、自分独自の体験や学んだ知識を盛り込むなどして、ブラッシュアップしましょう。

なぜなら、ChatGPTが作る文章は、過去にネット上で公開されていた情報などをもとにしているためです。

やや極端に言い換えると、「他サイト記事の寄せ集め」にしかなりません。

Google検索のガイダンスでは、Googleはオリジナリティのあるコンテンツ作成を重要視しています。

Google のランキング システムは、E-E-A-T(専門性、エクスペリエンス、権威性、信頼性)で表される品質を満たした、オリジナルかつ高品質のコンテンツを評価することを目的としています。

引用元:AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス

AIの活用が普及してきている昨今、ブログ記事においては、いっそう「オリジナリティ」が価値をもつようになってきています。

ChatGPTでブログ記事を書くときは、自分自身の体験談をコンテンツに盛り込み、オリジナリティを発揮することを意識しましょう。

T部長

AIを使えば簡単に記事が作れますので、競合サイトと差をつけるには、オリジナリティが大事です!

3. 機密情報が漏えいする可能性がある

ChatGPTへの指示に機密情報を含めるなどすると、外部に情報が漏れてしまう可能性があるので注意しましょう。

というのも、システム改善のために内容を確認されたり、学習データに用いられたりする可能性があるためです。

最悪、その機密情報がほかのユーザーへの回答に含まれてしまうことも考えられます。

公式からも「機密情報を共有しないように」との注意喚起がされていますので、十分気を付けましょう。

ChatGPTはあくまで記事作成の補助ツール

ChatGPTは非常に便利なツールですが、ブログ記事の作成においては補助ツールとして活用すべきです。

なぜなら、ChatGPTが示す内容には、前の章で紹介したように、正確性やオリジナリティに課題があるためです。

ChatGPTは、文章表現が堅く、違和感があったり、誤った情報を提供したりすることも少なくありません。

また、もっともらしく返してくるので、誤った内容をつい信じてしまいそうになることも。

仮に、ChatGPTに任せきりで記事を作ろうとすると、クオリティの低い記事が量産され、ブログ全体の評価を下げてしまう恐れがあります。

ブログの本質は、あくまでも「ユーザーにとって有益な価値を提供する」こと。

ChatGPTの力だけで作成するのではなく、人の手による修正や加筆を行いながら上手に活用することが重要です。

T部長

ChatGPT任せだと、書き手として成長するチャンスを失い、「スキルアップ」というブログの大きなメリットも失ってしまいます……。

ChatGPTのアカウント登録方法

ここまでは、ChatGPTの活用方法や注意点を解説してきました。

次はアカウント登録をして、実際に利用する準備を進めましょう。

ここからは、ChatGPTの無料版をブラウザから始める場合の手順について、紹介します。

ChatGPTのアカウント登録は、次の手順で行います。

少し手順が多く感じるかもしれませんが、一つひとつはすごく簡単な内容です。

全部あわせても5分~10分程度で終わる内容なので、安心してくださいね!

T部長

解説の画像では英語で表示されていますが、日本語で表示されることもあります。
手順は一緒なので、同じように進めてください。

1. ChatGPTの公式サイトにアクセス

ChatGPTの公式サイトにアクセスして「Sign up」をクリックします。

2. アカウントを作成

アカウント作成画面に移るので、登録方法を選択します。

今回はメールアドレスを登録する方法を紹介します。

メールアドレスを入力したら「Continue」をクリックしましょう。

T部長

Googleアカウントを使っての登録もできます!
その場合は下部にある「Continue with Google」を選んで進めましょう。

3. パスワードを入力

パスワードを入力し、「Continue」をクリックしましょう。

4. 登録メールアドレスに認証メールが届く

登録したメールアドレス宛認証メールが届いたら、「Verify email address」というボタンをクリックしましょう。

5. 名前と生年月日を入力

名前と生年月日を入力する画面に移るので、情報を入力しましょう。

入力が終わったら「Continue」をクリックします。

6. 電話番号を入力

電話番号を入力し「Continue」をクリックしましょう。

7. 認証コードを入力

6.で入力した電話番号6ケタの認証コードが届くので、コードを入力します。

8. 「Okay,let’s go」をクリック

認証を終えたら「Okay, let’s go」をクリックします。

9. アカウント登録完了

下記のように表示されたら、アカウント登録完了です。

下部の「Send a message」に質問を入力すると、ChatGPTが自動で回答します。

ChatGPTを使ってブログ記事を書く手順とプロンプト例

ここからは、ChatGPTを使ってブログ記事を書く具体的な手順を解説していきます。

指示を出すためのプロンプト例も紹介するので、記事作成時に活用してみてください。

ChatGPTを使ったブログ記事の作成手順は、次のとおりです。

一つずつ詳しく見てみましょう。

1. キーワードの選定

はじめに、記事を書くにあたって対策する「キーワード」を選定していきましょう。

キーワードの選定とは

ブログ記事は、上位表示を目指す検索キーワードをあらかじめリストアップしておき、キーワードごとに検索ニーズを満たす記事を作っていくのが基本です。

このキーワードをリストアップする作業を「キーワード選定」といいます。

「キーワード選定」に関しては、ChatGPTをメインで活用するのはおすすめしません。
「ラッコキーワード」「キーワードプランナー」など、別のツールを利用し、補助としてChatGPTを併用するのがおすすめです。

キーワード選定において大事なのは主に以下の2つです。

キーワード選定で大事なこと
  • キーワードを「もれなく洗い出す」こと
    テーマに関する疑問や悩みを幅広く把握し、応えるため
  • 「検索されている回数(月間検索数)」を把握しておくこと
    どのキーワードにニーズがあるのかを知るため

しかし、ChatGPTでは一部のキーワードを出す程度しかできず、読者が持つ悩みを網羅できません。
また、検索される回数についても情報を持っていないため、需要の度合いが見えないのもポイントです。

以上の点から、ChatGPTで適切なキーワードを選定するのはかなり難しいといえます。

また、「キーワード選定」は膨大な数のワードから「自分だからこそ発信できる情報」「価値を伝えられる情報」を見つけていく作業でもあります。

キーワードは、ブログの方向性にも大きく影響する要素。
ChatGPTのおすすめに頼り切らず、自分で考えて選ぶことをおすすめします。

ただ、以下のように補助的に使うのは有効なので、うまく活用してみてください。

ChatGPTのキーワード選定への活用例
  • 書きたいテーマが決まっている記事のキーワード探し
    書きたい内容が、どういったキーワードで検索されるか聞いてみる
  • リストアップされたキーワードの整理
    リストアップされたキーワードを、条件に沿って並べ替えてもらうなど
    表に書き出すことも可能
  • 新しいキーワードを見つけ出すヒント探し
    ブログを訪れるユーザーが求めている情報は、どんなものかを聞いてみるなどして、ほかのツールで選定できていないテーマやキーワードがないかを確認するなど

キーワード選定について、詳しくは以下の記事を参照してみてください。

【超重要】SEOキーワードの選定手順6ステップ!ブログのアクセスを最大化!

2. 検索ニーズのリストアップ

「キーワード選定」が済んだら、記事を書くキーワードで検索するユーザーが、どのような目的・疑問・悩みをもっているのかを考えていきましょう。

読者にとって有益な記事にするには、読者が求めている情報を提示してあげることが大事です。

そのためには、なぜそのキーワードで検索したのか、その目的となる「ニーズ」を洗い出しておくことが欠かせません。

では、さっそくChatGPTを使っていきましょう。

以下のようなプロンプトを打ち込んでみてください。

「ブログ 稼ぎ方(●対策するキーワードを入力●)」と検索する人が抱えるニーズを、網羅的にリストアップしてください。
形式は「~たい」という文体で、一つのニーズにつき1行で簡潔に示してください。

ChatGPTから以下のような返答がありました。

ChatGPTが回答した「ブログ 稼ぎ方」を検索する人のかかえるニーズ一覧

想定されるニーズがリストアップされました。
これらを解決する記事を作っていくことが有益な情報発信につながります。

ただ、検索ニーズはChatGPTの返答がすべてではありません。

T部長

検索上位の記事に盛り込まれている内容を参考にしたり、Q&AサイトやSNSでキーワードを検索してみるなどして、いろいろ探ってみましょう。

このように検索ニーズを洗い出しておくことで、読者が求めている情報を網羅的に記事に盛り込んでいけます。

3. 構成の作成

キーワードと検索ニーズが把握できたら、ChatGPTを活用して記事の構成を作成しましょう。

指示以外にも、「キーワード」「ターゲット像」「検索ニーズ」「想定する内容」など、関係する情報を入力すると、ChatGPTからの返答の質を高めやすいです。

以下は、構成案を作るためのプロンプト例です。

「検索ニーズ」は先ほどリストアップしたものを使いますが、記事に盛り込む想定がないものは外してもOKです。

以下の例では、オンラインマーケティングやメールマーケティングの部分を外して、より初心者向けに調整しました。

あなたはブロガーです。

「ブログ 稼ぎ方(●キーワードを入力●)」という検索キーワードで上位表示を狙う、日本人向けのブログ記事を作成します。

以下の情報に従って、記事の見出し構成案を作成してください。

#ターゲット像
●記事を必要としている読者のイメージを入力●
ブログでの収益化に取り組みたいと考えている初心者

#用語の定義
●意味が揺れそうな用語があれば補足する●
ここでの「ブログ」は、アフィリエイトなどで収益化を目指すブログを指すものとする

#記事の結論・目的・ゴール
●記事の目的を入力●
記事で伝えたい結論は、ブログで稼ぐ仕組み、方法、具体的な手順を伝え、記事を読み終えたあと、ブログの収益化を実践していくのがゴール

#記事で応えるべき検索ニーズ
●抽出したニーズリストをもとに入力●
・ブログで収益を上げたい。
・アフィリエイトを利用してブログから収益を得たい。
・広告収益を増やす方法を知りたい。
・収益化に関する成功事例を学びたい。
・SEOを活用してブログのアクセスを増やしたい。
・ソーシャルメディアを活用してブログの人気を高めたい。
・ブログ運営にかかるコストを最小限に抑えたい。

#出力形式
見出し構成のリストは、1-1,1-2など、階層構造がわかる形式とする

ChatGPTの回答は、以下のとおりです。

ニーズを考慮した構成案を自動で生成してくれました。

ただ、「なんか違うな……」とか「これは要らないな」と感じることもよくあります。
そういうときは修正指示を出して、直してもらいましょう。

ChatGPTは同じプロンプトでも返ってくる内容は変わりますし、一度ではなかなか想定どおりの結果を返してくれません。

やり取りを繰り返し、イメージに近い記事構成を作りあげていきましょう。

T部長

ChatGPTだけで100%納得のいく構成にするのは難しいので、読者の悩みを解決できるのかを考えながら、最後は自分で手直ししましょう。
【これだけでOK】悩まず書ける!ブログ記事の構成・書き方の型を紹介

4. 本文の作成

構成案を作成したら、次にChatGPTを使って本文を作成していきます。

ただし、一度に記事全体の本文作成を依頼すると、関連性の低い内容が出たり文章のクオリティが下がったりする恐れがあります。
また、量が多いと生成が途中で途切れてしまい、再生成を繰り返してしまうことも。

質を担保したければ、見出しごとに本文を作成する方法をおすすめします。

以下は、本文を作成するときのプロンプト例です。

これまでに作った見出し構成の、「アフィリエイトとは何か?(●見出しタイトルを入力●)」の見出しについて、プロのWebライター目線でわかりやすい文章を書いてください。
また、1文は60文字~70文字程度におさめ、全体で400文字以内にしてください。

ChatGPTの回答は、以下のとおりです。

なお、ChatGPTが作る文章は全体的に硬く、正確性に欠けたり、言い回しに違和感があったりします。

イメージに近づけるよう何度か修正指示を出し、最後は自分の手で修正を加えることが重要です。

T部長

ChatGPTでは、指定した文字数を守ってくれないことがよくあります。
その都度、修正指示を出すか、自分で直すなどしましょう。
【ブログ記事の書き方】初心者でもプロ並の文章が書ける15のコツ

5. 「まとめ」の作成

すべての見出しについて、本文を書き終えたら、記事を締めくくる「まとめ」を作成しましょう。

全体の総括である「まとめ」部分は、記事内容が整っていないと、内容とズレたり、書きにくかったりするので、本文のあとに作るのがおすすめです。

以下は「まとめ」を作るプロンプト例です。

これまでに作った記事内容を総括する文章を、プロのWebライター目線でわかりやすく書いてください。
また、文章内では、今までの内容でとくに重要なポイントを箇条書きで示してください。
1文は60文字~70文字程度におさめ、全体で600文字~1000文字程度にしてください。

以下がChatGPTから返ってきた内容です。

リストアップされた箇条書きや、触れておきたいところがイメージと異なるようなら、適宜直していきましょう。

6. タイトルの作成

ここまでで記事内容がほぼ整ったので、次にタイトルを作成しましょう。

以下は、タイトルを作成するときのプロンプト例です。

これまでに作った記事内容を踏まえて、「ブログ 稼ぎ方(●キーワードを入力●)」という検索キーワードで上位に表示され、検索ユーザーが興味を持ってクリックする確率が高いブログ記事のタイトルを、プロのWebライター目線で5つ作ってください。

ChatGPTの回答は、以下のとおりです。

上のように指定したタイトルを提案してくれるので、競合サイトの記事などとも比較しながら考えてみましょう。

タイトルは検索結果の上位を目指すうえで、非常に重要な部分です。妥協せず、しっかり練り上げましょう。

T部長

ChatGPTは文字数がズレやすいです。
タイトルのように短いテキストの場合は、あえて文字数を指定せず、自分で調整したほうが作りやすいです。

タイトルについては、以下の記事も参考にしてみてください。

【テンプレ付】読者を惹きつけるブログ記事のタイトルの作り方4ステップ

7. リード文の作成

記事の冒頭に使うリード文も作成してもらうことが可能です。

リード文とは、記事内容やメリットなどを示し、本文を読み進めてもらうために重要なパートです。

これまでに作ってきた内容を踏まえて、しっかり作りこんでいきましょう。

以下は、リード文作成のプロンプト例です。

これまでに作った記事内容のリード文として、

・検索ユーザーの抱える疑問や悩み
・検索ユーザーの疑問や悩みへの共感
・誰に対する、どういう内容の記事か
・この記事を読むことでわかることや具体的なベネフィット
・記事を読むことのあと押し

の要素を盛り込んで、プロのWebライター目線で初心者でもわかりやすい文章を書いてください。

1文は60文字~70文字程度におさめ、全体で300文字以内にしてください。

また、文章内に「ブログ 稼ぎ方(●キーワードを入力●)」というキーワードを必ず散りばめてください。

ChatGPTの回答は、以下のとおりです。

Web記事の読者はせっかちです。冒頭で読む価値がないと判断されてしまえば、本文は読んでもらえません。

リード文では悩みや不安な気持ちに寄り添い、記事で問題を解決できることを示すのが大事です。
納得いくまでブラッシュアップしてみてください。

リード文については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

【例文あり】ブログのリード文の書き方や構成要素を徹底解説!

8. メタディスクリプションの作成

続いて、記事の「メタディスクリプション」を作成しましょう。

メタディスクリプションとは、記事の概要を紹介する100文字〜120文字程度の文章のこと。

GoogleやYahoo!などの検索結果では、タイトルの下にスニペット(説明文)として表示されます。
検索したユーザーが読む記事を決める要素になる重要な部分です。

以下はプロンプト例です。

記事のメタディスクリプションとして、これまでに作った記事内容を総括する文章を、

・誰に向けた、どんな内容の記事か
・記事を読むことでわかることや具体的なベネフィット

の要素を盛り込んで、プロのWebライター目線でわかりやすく書いてください。

また、文章内には「ブログ 稼ぎ方(●キーワードを入力●)」というキーワードを散りばめてください。

文字数は70~120文字程度にしてください。

ChatGPTの回答は、以下のとおりです。

メタディスクリプションには、あまり多くの文章が入れられません。
そのため「記事がどんな内容か」を簡潔に伝えることが大事です。

上の文章は180文字程度あり、想定の文字数をオーバーしていたので、もう少し短くするよう指示を出してみました。

今度は116文字で、ほぼ想定どおりのボリュームになりました。

このように何回か指示を出しながら、イメージに近づけていきましょう。

メタディスクリプションについて、詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。

メタディスクリプションとは?書き方・文字数・SEOへの効果を解説

9. 文章の推敲・校正

ChatGPTは、作り終わった文章の校正や推敲にも活用できます。

誤字脱字を直したり、わかりやすい表記に直したりして、文章をブラッシュアップしてくれます。

以下は、文章を推敲するときのプロンプト例です。

あなたは文章の校正・校閲エキスパートです。
以下に示す文章を校正し、初心者でもわかりやすく、読みやすくなるように推敲してください。

#文章
●推敲する文章を入力●

この記事内で作った「アフィリエイトとは何か?」の文章を推敲してもらいました。

ちなみに、誤字脱字を直すなど、校正だけしてもらうのも可能です。

あなたは文章校正のエキスパートです。
以下に示す文章を校正してください。

#文章
●校正する文章を入力●

先ほどの文章に、「紹介」→「商会」、「対して」→「大して」という誤字をあえて加えた文章を校正してもらいました。

文章は変わらず、誤字だけが直っていますね。

わかりやすく、読みやすい文章になっているか、実際に読んで確認しながら進めてみてください。

T部長

すべての文章を推敲する必要はありません。
「読んでいて引っ掛かる」、「内容がわかりにくい」と感じる部分だけでOKです。
ブログ記事を推敲する方法とは?文章を見直すときのポイントやコツを解説

ChatGPTの活用に関するQ&A

最後に、ChatGPTの活用に関するよくある質問をまとめました。

1. なかなか思ったような内容が返ってきません……

ChatGPTからなかなか思ったような内容が返ってこない場合は、以下のようなことを試してみましょう。

ChatGPTの回答精度を上げるポイント
  • 質問や指示を繰り返す
    同じ質問でも返答が異なる場合があるため、質問を繰り返す中で、イメージに近い返答が得られる可能性があります。
  • イメージをより具体的に伝えてみる
    想定している内容や、前提条件をより具体的に伝えることで、イメージに近づく可能性があります。
  • プロンプトを簡潔にする
    指示から、余分な内容や複雑な条件を削除し、シンプルで具体的な条件を一つひとつ示してみることで改善する可能性があります。

予算が許すなら、有料版を使ってみるのも一つの手です。

ただ、求めるものに100%合致させるのは難しいので、最終的には手直ししていくしかありません。

2. ChatGPTの有料版(ChatGPT Plus)って?

ChatGPTは無料で利用できますが、より質の高いサービスが利用できる有料プランとして、「ChatGPT Plus」があります。

「ChatGPT Plus」は無料版と比較して、以下のような違いがあります。

ChatGPT無料版と有料版(ChatGPT Plus)の主な違い
  • 利用料金として月額20ドルかかる
  • 無料版よりも新しいバージョン(GPT-4)が使える
  • ブラウジング機能によってWeb上の最新情報も扱える
  • 回答精度が向上する
  • 応答速度が向上する
  • 画像生成AI「DALL・E(ダリ)」が使える
  • プラグインでさまざまな機能が追加できる
  • 高度なデータ分析が行える「Advanced data analysis」が使える

GPT-4では、従来バージョンより性能が上がっているので、イメージに近い回答をスピーディに得やすくなっています。

また、ブラウジング機能によって、Web上の最新情報も扱えるようにもなるなど、さまざまな面で強化されています。

ただ、有料の「ChatGPT Plus」を使っても、ブログ記事作成を完全に自動化できるほどの質にはしづらいので、「予算が許すなら」程度に捉えるのがおすすめです。

T部長

組織向けの「Enterprise」、小規模チーム向けの「Team」というプランもありますが、個人向けではないので、ここでは紹介しません。

3. ChatGPTで作った記事でも上位は狙える?

ChatGPTなどのAIで記事を作ることは、検索順位の評価に関係ありません。

Googleのガイダンスによれば、以下のように記載されており、AIが作った記事であるかどうかは評価とは関係ありません。

AI を使用したからといってランキングに関して特別なメリットがあるわけではありません。有用、有益なオリジナル コンテンツで、E-E-A-T の基準を満たすものは、検索で上位に表示される可能性が高くなります。作成方法ではなく、内容が評価の対象となります。

引用元:AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス

ただし、記事内でも紹介したとおり、ChatGPTの回答はオリジナリティや正確性に欠ける点には注意が必要です。

検索の上位を狙うためには、オリジナリティのある有益な記事であることが重要。

ChatGPTを活用しつつも、自分だからこそ書けるエピソードや考えを交えて記事を作るようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、ChatGPTを活用したブログ記事の作成方法について解説してきました。

記事の要点をまとめると、以下のとおりです。

まとめ
  • ChatGPTは人工知能によるテキスト自動生成モデルのことで、誰でも簡単に利用できる
  • ブログ記事において構成作りや本文の作成などに役立つ
  • ChatGPTで作成した内容は、正確性やオリジナリティに欠ける場合もある
  • ChatGPTはあくまでも補助的なツールとして活用するべき

ChatGPTは、学習データをもとにテキストを自動生成する便利なツールです。

ブログ記事の作成などに活用すれば、大きく作業効率を上げてくれるでしょう。

ただ、ChatGPTの性質や注意点をよく理解しないままでは、作った記事が評価されないばかりか、評価を下げることにもなりかねません。

あくまでもChatGPTは補助的なツールとして、記事作成の効率化にうまく組み込んでいきましょう。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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