【2022年11月15日更新】テキストを一部修正しました。
こんにちは、T部長です!
「ブログの記事ってどんな構成で書くんだろう?」「本の書き方と違うのかな?」というような疑問をもっていませんか?
そんな疑問にお答えできるよう、今回の記事ではこのブログでも使っているブログ記事の構成・書き方の型について解説します。
T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- ブログ記事の構成を知りたい
- ブログ記事の書き方の型を知りたい
ブログを始めたばかりの方は、どのように記事を書けばいいのかイメージしにくいと思います。
そこで今回は、当ブログメディアで100記事以上の執筆・編集をしてきたボクが、ユーザーの疑問や悩みを解決する情報発信者向けのブログ記事の型を説明します。
この記事を読めば、ブログの「型」が身につき、構成作りに迷わなくなるでしょう!
日記やツール使用方法の解説系の記事向けではありませんので、その点だけご留意ください。
それでは、どうぞ!
目次
ブログ記事の全体の構成は大きく分けて3つ
ブログを書く場合、一般的には以下の3つの構成で書きます。
それぞれ簡単に説明します。
1.導入部分
読者が記事を開いて初めて目に触れるのが「導入部分」。リード文とも呼ばれます。
導入部分は、ブログの構成の中でとくに大事な部分です。リード文で興味を惹けないと、読者はすぐに別の記事を探しに行ってしまいます。
本文で読者のタメになる内容が書かれていたとしても、リード文で筆者の自己紹介が長く続いたら、読み進める気がなくなってしまうでしょう。
ブログが読まれるかどうかは、このリード文にかかっています。
2.記事本文部分
ここは記事のメイン部分です。訪れてきたユーザーの疑問や知りたいことにしっかりと答え、満足してもらえる記事を目指しましょう。
必ず見出しをつけて、内容がひと目で分かるようにします。
見出しとは?
このトピックだと「記事本文部分」にあたる箇所。この見出しによって本文の各項目ごとの内容を読者に分かりやすく伝えつつ、検索からのアクセスを集める「SEO対策」にも効果があります。
ブログの読者は流し読みをする人が多く、最初は見出ししか読まれないこともありますので、見出しで読者の関心を引けるようにします。
3.まとめ部分
まとめ部分には、記事のとくに大事なポイントを要約し、読者に内容をおさらいしてもらいます。
まとめがある場合とない場合だと次のような違いがあります。
まとめがある場合
「筆者が何を伝えたかったのか?」「この記事を通じて何をしてほしいのか」が分かりやすくなる。
まとめがない場合
結局なにを伝えたかったのかが分かりにくくなり、読者が次の行動を起こしにくい。
どれだけ本文をしっかり書いても、読み飛ばされたり流し読みされたりして、結果的に正しく意図が伝わらないこともあります。
まとめ部分でも記事の内容がしっかりとわかるように、手を抜かずに書きましょう。
各構成部分の書き方【型】
それでは、各構成部分の具体的な書き方を見ていきましょう。
導入部分
まず、導入部分の書き方を解説します。
導入部分の書き方は以下の4ステップを意識してみましょう。
- 記事で解決できる悩みや疑問を書く
→~という疑問はありませんか - 解決策を伝える
→この記事読んだら解決できます! - 解決できる根拠を示す
→なぜなら~ - 記事の内容を一言でまとめる
→今回の記事では~説明しています。
1.記事で解決できる悩みや疑問を書く
まずは記事で解決できる悩みを書きましょう。最初に悩みを書くことで、同じ悩みをもつ読者の関心を惹きつけられます。
ここで書いた悩み・疑問と読者の悩みにズレがあると、ページから離脱されてしまう可能性があります。以下のような方法で、読者の悩みを丁寧にリサーチしておきましょう。
- 対策するキーワードや関連キーワードから悩みを推測する
- Yahoo知恵袋を使って読者の悩みを調べる
- SNSでユーザーがなにに困っているのかを調べる
今回の記事では、悩みとして「ブログの記事ってどう書くんだろう?」「本の書き方と違うのかな?」といったことを書いています。
2.解決策を伝える
簡単に解決策を示せば、読者に安心感を与えられ、「詳しく知りたい!」と関心をより強く持ってもらえます。
ここでは詳しく書きすぎず、悩みの解決策を端的に紹介するのがポイントです。「え、それってどういうこと?」と疑問を持ってもらうことで、先を読み進めてもらえる可能性が高まります。
今回の記事では「ブログ記事の構成・書き方の型を紹介します」とお伝えしています。
3.解決できる根拠を示す
解決策の説得力を上げるために、できるだけ根拠を書きましょう。
「今まで○○記事以上の構成を作ってきた……」「○○でメディア編集長を務めてきた……」など、自分の実績をもとにした具体的な根拠を示すと説得力が増します。
書ける実績がない場合は、「〇〇について100記事以上リサーチしました!」「〇日かけて徹底調査!」のように、労力の大きさで説得力を高めるのがおすすめです。
4.記事の内容を一言でまとめる
記事の内容を知ることで、もっと詳しく知りたい!と関心をひきつけられます。
今回の記事では「今回は、ユーザーの疑問や悩みを解決する情報発信者向けのブログ記事の型を説明しています」とまとめています。
目次は、WordPressテーマの仕様やプラグインを使って自動で挿入できるようにしましょう。手動で書いていると時間がかかり、見出しが変更されたときにも修正漏れが起こります。
導入文の書き方はこちらの記事でさらに詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
悩まず書ける!ブログの書き出しテンプレート2つと例文を紹介記事本文
こちらでは文章を書くときに代表的な型として使われる「PREP法」を紹介します。PREP法はプレゼンや論文の中でも使われている手法です。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(もう一回結論)
この流れが主張を伝える上でわかりやすい型とされており、説得力も増す構成になっています。
使いやすい型ですので、ぜひ覚えて使ってみましょう。
注意点は、具体例や再度の結論を省略する場合でも、少なくとも結論と理由は書くようにしましょう。理由のない主張は、読者の納得感を得られず、記事から離脱する要因になります。
それではPREP法の具体的な使い方を解説していきます。
1.結論【~です・ます】
冒頭に結論をもってくることで、聞き手が話の内容の要点が最初に把握でき、あとの話を理解しやすくなります。
また、結論を早めに提示することで、流し読みをする読者にも要点を掴んでもらいやすくなります。
「結論」の具体例
→記事を書く際はPREP法を使います。
2.理由【なぜなら~】
結論の根拠を言うことで、結論に対して説得力を増します。説得力のある話だと結論がすっと頭に入ってきます。
「理由」の具体例
→なぜなら伝える上でわかりやすく、説得力も増すからです。
3.具体例【たとえば~】
具体例を示すことで、結論の内容をイメージしやすくします。理由が正しいことを裏付ける効果もあります。
「具体例」の具体例
→たとえばプレゼンや論文でもよく使われています。
具体例には、数字のデータや読者のイメージしやすい状況を含めるのが効果的です。
4.もう一度結論【なので~です。】
最後にもう一度結論をいうことで、結論を印象づけ、記憶に残りやすくします。
「もう一回結論」の具体例
→なので、この型をブログでも使うことによって分かりやすく伝えられます。
これらの文章をすべてつなげると次のようになります。
(結論)記事を書く際はPREP法使います。
(理由)なぜなら伝える上でわかりやすく、説得力も増すから。
(具体例) たとえばプレゼンや論文でもよく使われています 。
(もう一度結論)~なので、この型をブログでも使うことによって分かりやすく伝えられます。
いかがでしょうか?
話の道筋が分かりやすく、頭に入ってきやすいのではないでしょうか。
必ずしもすべてのテキストに当てはめる必要はありませんので、記事の流れにあわせて使い分けてみてください!
記事本文の書き方は次の記事で詳しく解説しています。
【もう悩まない】初心者が押さえたいブログの書き方の基本18個見出しを使えば構成がわかりやすくなる
記事の内容の構成は、見出しをつけることでわかりやすくなります。
ブログでは見出しに応じたタグ(h1、h2、h3など)を付けますが、見出しタグの付け方には以下のルールがあります。
大見出し(記事タイトル)はh1タグを使います。記事タイトルは通常1回しか書かれないので、h1タグも1回のみ使用してください。
中見出しはh2→h3→h4→h5の順番で使います。以下の画像のような「入れ子構造」を意識して、見出しを並べてみてください!
見出しの重要性やメリットは、次の記事でより詳細に解説しています。あわせてご覧ください。
ブログの「見出し」は超重要!メリットや注意点を解説まとめ部分
最後にまとめ部分の書き方を説明していきます。
- 簡単に本文を説明する
→今回の記事では~を説明しました。 - 解決できることを伝える
→あなたの疑問は解決し、結果~となります - CTAを置いておく
→こちら~もおすすめです。
1.簡単に本文を説明する
まとめ部分は、本文の内容を簡単に説明し、読者に内容を思い出してもらって、読者の納得感を高めます。
2.解決できることを伝える
これで問題が解決できることを再度伝えましょう。ここで「自分の悩みが解決された」「疑問解消された」と読者の満足度を高められます。
3.CTAを置いておく
読者の満足度が上がったところで、CTAを置いておきます。
CTAとは?
Call To Action(コール トゥ アクション)の略で、ユーザーに行動喚起を促すこと。
「ここから購入してください!」「この記事を参考にしてみてください!」とリンクに誘導するのもCTAのひとつです。
CTAを設置することで、読者にどのような行動をしてほしいのかを促せられます。
次の見出しが「まとめ」なので、具体例としてぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回の記事で ブログ記事を書く上での全体の構成と、型について説明しました。
今回のポイントをまとめますと、次のとおりです。
- ブログ記事の全体構成は「導入」「記事本文」「まとめ」の3つ
- PREP法を使えば読みやすい文章の型を作れる
- さいごに「まとめ」でユーザーに行動を促す
ブログの書き方や構成がわかり、今までより少しは書くことに抵抗がなくなったのではないでしょうか?
「ブログの型」や「PREP法」を使えば読者にとっても読みやすいブログになります。ぜひこの記事を参考にどんどん記事を書いていってください!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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