【2021年12月20日更新】ロングテールキーワードのメリット・デメリットを追加しました。
こんにちは、T部長です!
みなさんは、ロングテールキーワードという言葉を聞いたことはありますか?
今回の記事では、ロングテールキーワードの基礎知識とキーワードの選び方について紹介します。
T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- ロングテールキーワードの基礎知識を知りたい
- ロングテールキーワードの見つけ方を知りたい
ロングテールキーワードは、個人ブログがSEO対策に本気で取り組む場合は必須の知識です。
SEO対策の面だけでなく、ロングテールキーワードの考え方を知るとブログ記事のテーマに迷わなくなり、また記事の質も自然とあがるメリットがありますよ!
ブログ運営に慣れてきて「アクセスの質を改善したい」「アフィリエイトの収益を改善したい」と考えている方は、一度チャレンジしてみることをオススメします。
それでは、どうぞ!
目次
ロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのこと。
「バーベキュー 大阪 難波」など、Google検索で3語以上の単語を入力していたら、それはロングテールキーワードと考えていただいてOKです!
単一キーワードのビッグキーワードと比較して、「複数の検索キーワードは検索回数自体は少ない」が、「コンバージョン率が高いものがたくさんある」という特徴があります。
グラフ右側の複数の細かい検索キーワードが長いしっぽ(ロングテール)のように見えることから、ロングテールキーワードと呼ばれています。
T部長
ロングテールキーワードのメリット3つ
ロングテールキーワードのメリットはつぎの3つです。
1.コンバージョン率が高い
ロングテールキーワードを選んで記事を書くと、コンバージョン率が高いといわれています。
コンバージョン率は、Webサイトに訪れた人がどれくらいの割合で商品やサービスを購入したのか、その割合のことを言います。
例えば、
- 100人来て1人購入→コンバージョン率1%
- 5人来て5人購入→コンバージョン率100%
となります。
コンバージョン率が高くなる理由は次の2つです。
上記について、「bbq コンロ コンパクト」のキーワードを例に説明します!
1.購買意欲の高い人がアクセスしてくるから
「bbq コンロ コンパクト」で検索する人は、『コンパクトなバーベキューコンロを探していて、良いのがあれば購入したい!』という検索意図があります。
そのため、このキーワードで検索する人のほとんどが、すでに購入目的で検索している人で、サイトに訪れた人は魅力的な商品があれば購入してくれる可能性が高いです。
2.検索意図にあわせた記事を作りやすいやすいから
「bbq コンロ コンパクト」を対策キーワードとして記事を書く場合、特定のユーザーの特定のシュチュエーションに限定して書くことができます。
そのため、キーワードを検索したユーザーが知りたい内容を元にした記事を書きやすくなります。
2.検索で上位表示されやすい
ロングテールキーワードは検索数が少ない分、ライバルサイトが少なく、上位表示されやすい特徴があります。
たとえば「bbq コンロ コンパクト」のようなロングテールキーワードは、月間検索数が少ないので、商品が売れにくいです。
「企業ブログ」や「有名ブロガー」といった強力なライバルたちは、ビッグキーワードで上位表示させてアクセスを集めた方が効率が良いため、これらのキーワードで記事をあまり書きたがりません。
最近では、企業や有名ブロガーもロングテールキーワードで記事を書いていますので、ロングテールキーワードと記事の中身(コンテンツSEO)で勝負する場面が多くなっています。
企業ブログの記事は外注を使うことも多く「内容が薄い」「あまり真新しいコンテンツがない」ことも多いです。
Googleは一貫して”読者にとって役立つ記事をが重要”と言っていますので、ロングテールキーワードを使って記事内容を充実させたら、十分にライバルサイトと戦えます!
SEOの基本については、こちらの記事を参考にしてみてください!

3. 安定的なアクセスを集めやすい
ロングテールキーワード3つ目のメリットは「安定的なアクセスを集めやすい」という点。
こちらも理由は大手企業などの参入が少なく、検索上の順位変動が起きにくいというのが理由です。
ボクも一度ミドルキーワードで上位表示をされたことがありますが、Googleのアップデートや企業参入などで安定的に検索上位を維持することができませんでした。
ロングテールキーワードであれば検索順位変動のリスクも少なく、初心者でも安定的にアクセスを集めることができますね!
T部長
ロングテールキーワードのデメリット2つ
ロングテールキーワードにはメリットだけでなく、デメリットもいくつかあります。
- 大量のアクセスは期待できない
- 成果がでるまで時間がかかる
1.大量のアクセスは期待できない
ロングテールキーワードのデメリットは、1つの記事で多くのアクセスを集めることができないという点です。
ロングテールキーワードは検索されることの少ないニッチなキーワードのため、アクセスする読者は限られてきます。
検索表示で1位を獲得したとしても、そのキーワードに需要がないとほんの少ししかアクセスが集まらない可能性も……。
1つの記事でアクセスを集めるのではなく、複数の記事でアクセスを集める必要があります。
T部長
2.成果が出るまでに時間がかかる
ロングテールキーワードのデメリットの2つ目は成果が出るまでに時間がかかるという点です。
ロングテールキーワードはひとつの記事あたりのアクセス数が多くないため、できるだけ多くの記事を執筆する必要があります。
また、コンテンツを書くだけではなく、各記事を検索上位にあげる必要があるため、どうしても時間がかかってしまいますね。
地道ではありますが、すべての記事を検索上位にあげることができれば、検索に強い安定的なアクセスを集めることができます。
T部長
ロングテールキーワードの選び方4ステップ

ここからは、ロングテールキーワード選定の手順を4つのステップに分けて紹介します。
今回ボクが「バーベキュー」に関するロングテールキーワードを探す想定で、以下の手順を実際にやりながら説明します!
1.ブログのテーマ(ジャンル)を決める
まずは、ブログのテーマ(ジャンル)を決めましょう。
キーワードでいえば1語のブログ全体のキーワードを決めます。
ボクの場合は、バーベキューのサイトを作りたいので、「バーベキュー」がブログ全体のキーワードです。それ以外の関係のない記事は書きません。
自分が書きたい内容で、読者にとって役に立ちそうな記事を書くことを意識しましょう。
T部長
ブログテーマがなかなか決められないという方は、こちらの記事を参考にしてください!

2.集客したい記事単位の検索キーワードを決める
次に、自分の記事単位で狙うメインキーワードを選びます。
1語のキーワードを記事単位で狙うと、ロングテールキーワードが選びにくいので、まず2語のメインキーワードに絞っていきます。
その際、「自分の作るサイトの記事がどのようなキーワードで検索されたいか」を一番に考えましょう。
ボクの記事は「バーベキュー」が中心のテーマですので、「バーベキュー」というキーワードをラッコキーワードの検索窓に入れます。
すると・・・

上記のように、たくさんの関連キーワードが出てきます。この中から自分の書く記事に一番マッチするキーワードを選びます。
ボクは関西人で大阪のバーベキュー場に詳しいので、これから書いていく記事は、「バーベキュー 大阪」を記事単位で狙うメインキーワードとします。
3. 「2」のキーワードをキーワードプランナーに入れる
記事単位のメインキーワードを決めたら、「Googleキーワードプランナー」でキーワード候補をチェックしてみましょう!
キーワードプランナーの使い方は以下のとおりです。


今回は「バーベキュー 大阪」を入れました。

以上で、キーワード候補を用意できました。

今回ボクは「大阪のオススメバーベキュー会場」をいくつか知っていて、読者におすすめポイントを紹介できるので、「大阪で雨天でもバーベキューができる、食材持ち込み可能なお店を紹介する記事」を書く想定で進めます。
キーワードプランナーの登録方法や詳細な使い方は次の記事でも解説していますので、併せてご覧ください!

4.検索意図を考えながらキーワードを選ぶ(重要)
最後に、検索意図を考えながらキーワードを決めましょう。
ロングテールキーワードには検索意図が含まれているとお伝えしましたが、この検索意図を考えながらロングテールキーワードを選択することが重要です。
先ほど「3」にてダウンロードしたロングテールキーワードを見ていくと、『雨 バーベキュー 大阪 持ち込み 可』というキーワードがありました。

この検索意図は、「大阪でバーベキューをする際に、雨天でもできて、持ち込みも可能なお店を見つけたい」と考えられます。
ボクの書きたい記事「大阪で雨天でもバーベキューができる持ち込み可能なお店を紹介」の記事の趣旨とほぼ同じです!
このように、検索意図と自分が書く記事のテーマが合致するようなロングテールキーワードを見つけましょう。
ロングテールキーワードを意識しつつ記事を書こう!

よくロングテールキーワードは「検索ボリュームが多いものから記事を書きましょう!」と言われますが、正直ボクはおすすめしません。
検索ボリュームが高いかどうかよりも、検索意図と記事内容がマッチしているかが大事です。検索ボリュームに惑わされず、検索意図に合いそうな記事が書けるならそちらを選びましょう。
ツールで調べると検索ボリュームは小さくても、実際に記事の内容が良ければGoogleが必要な人に必要な記事を届けてくれます。場合によっては、他の検索キーワードからもアクセスが集まることもありますよ!
記事の中身をしっかり充実させながら、記事を増やすことを心掛けましょう!
T部長
まとめ
今回はロングテールキーワードとは何かと選定方法について紹介しました。
ロングテールキーワードは、複数のキーワードから成り立っており、検索数が少ないけどコンバージョン率が高いという特徴があります。
また、購買意欲が高い人のアクセスを集めやすく、検索意図に合わせた記事が書きやすいといったメリットがあります。
ロングテールキーワードの選び方は、以下の4つのステップをお伝えしました。
ロングテールキーワードは、初心者には理解するのは難しい部分もありますが、記事の質やコンバージョン率が変わりますので、記事作成に慣れてきたら一度チャレンジしてみてください!
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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