【2022年5月20日】検索ボリュームが表示されないときの対策法を追加しました。
こんにちは、T部長です。
ブログ記事を書く前に「どれだけの人に読んでもらえる可能性があるか」がわかるといいと思いませんか?
今回の記事は、それを可能にする「Googleキーワードプランナー」の基本的な使い方から便利な機能まで解説します!
T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- 記事を書く前に期待できるアクセス数を知りたい
- 最適なSEO対策ワードを選びたい
- キーワードプランナーって何?
- キーワードプランナーの使い方を知りたい
Googleキーワードプランナーとは、SEO対策するキーワードを選ぶときに使われるGoogle公式ツールのこと。
- 読者層(ターゲット)を明確化
- 記事の内容を充実させる
- SEO対策
これらの対策に必要な無料で使えるツールです。間違いないキーワードを選定するために、ツールを使って選びましょう。
今回は、キーワードプランナーの初期設定(登録)から、実際の活用方法までを画像付きでわかりやすくお伝えします。
キーワードプランナーは少しクセのあるツールですが、手順どおりに設定していけば難なく使えます。ブログ運営に慣れてきて、SEO対策を本格的にやってみようと考えている方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
それでは、どうぞ!
目次
Googleキーワードプランナーとは
GoogleキーワードプランナーとGoogle公式の無料ツールで、広告を掲載するための入札単価やキーワードの月間検索数(検索ボリューム)などが調べられます。
メインのキーワードとともによく検索されている、関連キーワード(ロングテールキーワード)や、競合サイトの多さなどSEO対策に役立つ情報を入手できます。
基本無料でも使える
本来はGoogle広告を使っている人に向けたサービスですが、一部機能は登録するだけで誰でも無料で利用できます。
検索ボリュームと呼ばれるキーワードの検索数を具体的な数値で知るためには、実際に広告出稿している必要があります。広告を出していない場合、1万~10万といったように曖昧なデータが表示されます。
キーワード選定するだけであれば、検索ボリュームを重視する必要がありませんので無料でも十分利用できます!
キーワードプランナーの登録方法を11ステップで解説
「さっそく使っていきましょう!」といきたいところですが……。
キーワードプランナーの利用を始めるためには、通常のGoogleアカウントとは別にGoogle広告のアカウントを作成する必要があります。
まずはアカウントの設定を進めます。既に設定済みの方は
キーワードプランナーの使い方
まで読み飛ばしていただいてOKです!

Google広告の公式サイトを開き、右上の「ログイン」か「キーワードプランナーに移動」を選んで、Googleアカウントのメールアドレスおよびパスワードでログインしてください。

ログインをすると、新しいキャンペーンを作成というページに移ります。
実際に広告を配信しない場合でも設定が必要になりますので、任意の項目を選んで進みましょう。
ここでは「ウェブサイトでの商品購入や申し込みを増やす」を選択して進みます。

ビジネスの説明というページが表示されたら、「ビジネスの名前(ブログ名)」を入力。
次にウェブサイトのURLを聞かれるので、ブログのURLを入力して「次へ」

ここでは効果計測を行う「アナリティクス」の連携を要求されますが、「今回はスキップ」で問題ありません。
※実際に広告を配信する場合であれば、きちんと設定しましょう。

今回はスキップを押すとポップアップで上のような表示が現れますが、こちらもスキップで問題ありません。

次に、広告を作成するというページに移ります。
初期設定でフォーマットが用意されていますが、キーワードプランナーを使うだけであればこのままでも問題ありません。

キーワードのテーマの設定というページでも、広告を配信しない場合は次に進んで問題ありません。
※実際に広告を配信する場合であれば、きちんと設定しましょう。

とくに入力する欄はありませんので「次へ」で問題ありません。

広告を配信しなければ料金は発生しませんが、万が一配信してしまったときのために、なるべく低めの金額に設定しましょう。「予算を自分で入力」というボタンがあるので、そちらを選択して最小金額に設定します。
※2021年11月時点では188円が最小金額となっています。

お支払い情報の確認のページでは、お客様情報の入力とクレジットカード情報の入力、利用規約への同意の確認があります。
アカウントの種類は「個人」と「ビジネス」の2種類がありますので、該当するものを選んでください。
名前や住所、クレジットカード情報などをすべて入力したら、利用規約を確認の上、同意のチェックボックスをクリックして次に進みます。

こちらはキャンペーンの確認のみなので、「次へ」で問題ありません。

こちらも入力項目の確認のみのため「送信」で問題ありません。

設定は完了しましたが、広告の配信を停止する必要がありますので、「キャンペーンを確認」のクリックします。

キャンペーンを確認すると、先ほど作成した広告の詳細が表示されます。
画像の赤枠で囲っているところが「保留中」あるいは「有効」となっていますので、クリックして「キャンペーンを一時停止する」ボタンをクリックします。
ステータスが「一時停止」に変われば問題ありません。
以上で設定完了です。お疲れさまでした!
キーワードプランナーの使い方
ここからは本題の、キーワードプランナーの使い方を詳しく解説していきます。
1.(はじめに)エキスパートモードに変更
はじめは簡易版であるスマートモードになっています。この設定ではキーワードプランナーが使えないため、エキスパートモードに変更します。


2.新しいキーワードを見つける
キーワードプランナーでは、調べたいキーワードの「月間検索数」や「関連ワード」、「競合性の高さ」「広告出稿時の入札単価」などを調べることができます。
これらの機能は、基本的にSEO目的で使用されており、ボクの場合は記事を書く際に参考となる、ロングテールキーワードを選ぶときに利用しています。

検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのこと。以下の理由でコンバージョン(申込)率が高い。
- 購買意欲の高い人がアクセスしてくるから
- 検索意図にあわせた記事を作りやすいから
新しいキーワードの見つけ方は以下をご覧ください。


複数のキーワードを同時に入力できるので、同じジャンルのものはまとめて入力しましょう。
どのワードを入力すればいいか分からない場合は、「ラーメン」や「ブログ」など一度自分の好きなワードを入れてみると、月間でどれだけ検索されているかの計測できるので興味深いですよ。
するとこのような画面が表示されます。

- 赤枠:それぞれのキーワードの月間で検索されている回数や競合性の高さ
- 青枠:入札単価で、リスティング広告を出すときの金額
入力したキーワードのおおよその月間検索数(検索ボリューム)と、それに関連するキーワードが一覧で表示されます。
月間検索数や関連キーワードがわかれば、そのキーワードで記事を書いて検索上位に表示ができた際、どれだけのアクセスが集まるかの目安となります。
ただ、検索数が多すぎるとそれだけ競合も多くいるということ。初心者の方はできる限り「ロングテールキーワード」を狙うことをおすすめします。

キーワードプランナーで競合性を調べることができます。これは『広告出稿の際の競合性』で、あるキーワードで広告を出稿した際に、同じキーワードで広告を出稿しているライバルが多いかどうかを教えてくれるものです。
- ○:同じキーワードでライバルが広告を出稿しているかを判断
- ×:検索したときのライバルサイトが多い少ないの判断
実際にGoogleで検索したときにライバルサイトが多いかどうかは、”検索して調べる”または”他のSEOツール(SEOチェキなど)”を利用する必要があります。
3.キーワード候補をダウンロードする
キーワードプランナーを利用して取得できる「検索ボリューム」や「競合性」などの情報をCSV(エクセル)ファイルとして出力できます。
新しいキーワードを一度まとめてダウンロードすることで、どのキーワードを記事にするか落ち着いて判断ができますね。
画面上部にある「キーワード候補をダウンロード」をクリックすると、「.csv」か「Google スプレッドシート」を選べます。

エクセルで出力したい場合は「.csv」を選びましょう。
大人数で共有したい時や、エクセルを開けるソフトを持っていない場合は「Google スプレッドシート」が便利です。
出力したデータを開くと、このようにキーワードが一覧で表示されます。

必要な情報だけを残したり、優先順位をつけるための色分けをして活用できます。
そのほかにも前月や前年との検索数の差分を確認してトレンドを把握できたり、記事を執筆する際のチェックリストにしたりと加工次第で便利に使えます。
T部長
こちらはとても便利な機能なので、ぜひ覚えていただきたいです!
【参考】その他のよく使われる2つの機能
ここから先は参考までに、キーワードプランナーでよく使用される機能について説明します。
1.個別キーワードの検索ボリュームを調べる
キーワードプランナーでは個別のキーワードの検索ボリューム(月間平均の検索ボリューム)を調べられます、
検索ボリュームを調べる方法は以下の手順となります。


複数のキーワードをまとめて調べるときは、1行に1つずつ入力するか、カンマで区切って入力しましょう。

複数のキーワードをまとめて調べるときは、1行に1つずつ入力するか、カンマで区切って入力しましょう。

こちらの画面で各キーワードのおおよその月間ボリュームが表示されます。
期間を限定してキーワード情報を取得

検索結果画面の中央上部に表示されている「カスタム」のボタンをクリックすると、カレンダーが表示され、選択した期間内のキーワード情報を入手できます。
表示項目の変更

検索結果を表示した画面の右側にある、「表示項目」をクリックすると、項目の表示・非表示を選択できます。

表示させたい項目をチェックして、「適用」をクリックしましょう。
2.競合サイトのキーワードをチェックする
- どうしても記事を書く際の対策キーワードが決められない!
- メインとなるキーワードについて何も思いつかない!
- 使用したことのないキーワードを探し出したい!
こういう気持ちになることありますよね。そんなときは、競合サイトのキーワードをチェックしてみましょう!
競合サイトのキーワードは「新しいキーワードを見つける」機能で調べます。
手順は簡単で、「ウェブサイトから開始」をクリックし、入力画面で競合サイトのURLを貼り付けて検索するだけです。

そのあとは、競合性のフィルタや検索ボリュームなどでキーワードを絞ることで、SEO対策に最適なキーワードを見つけられます。
T部長
競合となるサービスがどのようなキーワードで集客しているのかを調査することで、アイディアの幅が広がります。
検索ボリュームが表示されない場合は?
個別キーワードの検索ボリュームを調べたとき、まれに表示されないキーワードがあります。
原因はキーワードプランナーが単語が短すぎて認識できない。または最新トレンドのキーワードのためキーワードボリュームの情報がないことが考えられます。
そんな時はキーワードプランナーに代わるツールを使うことで、キーワードプランナーで表示されないキーワードの検索ボリュームを調べられますよ!
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)を使う
キーワードプランナーに代わるツールとして、Ubersuggest(ウーバーサジェスト)がよく使われます。

Ubersuggestは検索ボリュームと関連キーワードを「同時」に調べられます。さらに広告を運用しているキーワードプランナーと同様に検索ボリュームの数値を細かく表示してくれます。
検索ボリュームの調査における利便性はUbersuggestの方が高いといえるでしょう。
しかし、無料で使う場合は1日3回までしか検索ボリュームを調べられません。また検索ボリュームも独自のアルゴリズムで調査しているため、Googleキーワードプランナーと検索ボリュームの数値が異なります。
Ubersuggestとキーワードプランナーを併用することで、キーワードの抜け漏れなく調べられます。
まとめ:キーワードプランナーを活用しよう
今回の記事では、Googleキーワードプランナーの登録から使い方まで解説しました。
また、よく使われる機能として「検索ボリュームの確認方法」や、「競合サイトのキーワードチェック」についても紹介しました。
ブログ初心者でしたら、今回ご紹介した2つの使い方を覚えて、ロングテールキーワードを選ぶ範囲で使用できたら十分です!
Google提供の無料のツールを少しずつ使えるようになって、ブログ運営をより効率的に進めていきましょう!
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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