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こんにちは、編集長のカワウソです!
「WordPressでホームページを作りたいけど、実際に何から始めればよいのか分からない……」とお悩みではありませんか?
そこで今回は、WordPressテーマ『Lightning(ライトニング)』で、ホームページを作る手順を全12回に分けて解説。
この記事は、第1回「事前準備編」です。WordPressと『Lightning』のインストール方法から初期設定まで解説します。
カワウソ
この記事は次のような人におすすめ!
- WordPressで会社のホームぺージを自作したい人
- WordPressのテーマ選びで迷っている人
- 『Lightning』のテーマでホームページを作りたい人
この記事を読めば、『Lightning』でホームページを作るための準備が整います。
実際に作りながら進めれば、『Lightning』はもちろん、WordPressの基本操作も覚えられるでしょう。他のテーマを利用する時にも役立つため、ぜひ参考にしてください。
それではどうぞ!
この連載企画を読めばこんなホームページが作れます
この連載記事のとおり進めれば、次のホームページが作れます。
ホームページは全12ページの構成となっており、以下の記事でそれぞれ解説する予定です。
- 【連載その1】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「事前準備編」
- 【連載その2】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「トップページ編」
- 【連載その3】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「私たちの強み編」
- 【連載その4】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「サービス編」
- 【連載その5】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「料金編」
- 【連載その6】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「ご契約の流れ編」
- 【連載その7】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「導入事例編」
- 【連載その8】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「お問い合わせ編」
- 【連載その9】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「無料相談窓口編」
- 【連載その10】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「会社案内編」
- 【連載その11】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「お知らせ(ブログ)編」
- 【連載最終回12】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「CTA編」
なお、ページを作成する実際の手順は、【連載その2】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「トップページ編」から解説します。
テキストや写真などの素材がなくても大丈夫です。ダウンロード可能な素材を記事ごとに用意しています。
すでに自社用の素材がある方なら、テキストや写真を差し替えれば、実際に使える会社のホームページが作成可能です。
また、連載企画どおりに進行することで、自ずとWordPressや『Lightning』での制作スキルが身に付きます。
ホームページを自作する方はもちろん、Web制作会社に依頼する方でも、自社で更新できるようになるので、おすすめですよ。
WordPress(ワードプレス)の予備知識
ここでは、WordPress(ワードプレス)の予備知識について解説します。
WordPressの知識がまったくない状態で、ホームページを作ろうとすると、あとから不明点が頻出します。
都度調べていると効率が悪いため、先に最低限の予備知識を身に付けておくとよいでしょう。
※すでに知っている方は、読み飛ばして「Lightning(ライトニング)の予備知識」から確認してください。
WordPressはCMSの一種
WordPressは、ホームぺージやブログが簡単に作れるCMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)の一種。
HTMLやCSSなどのWeb制作スキルが不要なため、初心者におすすめです。
CMSシェア世界NO.1
2022年8月現在、WordPressはCMSの世界シェアNo.1を獲得。
また、世界のウェブサイトの43%がWordPressで構築されています。
▲出典:W3 Techs「Usage statistics of content management systems」
無料で使える
WordPressは「オープンソース」のソフトウェアであるため、無料で使用可能です。
プログラムのソースコードを無償で使用できるソフトウェアです。使用はもちろん、複製、改良、再配布が可能。
そのため、世界中のエンジニアがWordPressの開発に参加しています。
無料で利用しやすいことは、世界的に普及した理由の一つです。
テーマとプラグインが豊富
WordPressは、「テーマ」と「プラグイン」の種類が豊富です。
- テーマ
ホームぺージのデザインプレート(雛形) - プラグイン
WordPressの拡張機能
テーマを使えば、デザインがほぼ完成している状態からホームページ作成を開始できます。テキストや画像を変更すれば、すぐに自社のホームページが完成するでしょう。
またプラグインは、本来開発が必要となる難しい機能を簡単に実装できるWordPressの拡張機能です。
「お問い合わせフォーム」のような動的なページも簡単に作れます。
よほど特殊なデザインや機能を望まない限り、テーマとプラグインで十分対応できるでしょう。
アップデートが必要
WordPressは2003年にリリース後、機能向上と不具合修正などの目的で、定期的にアップデートが配信されています。
システムである以上、アップデートをしないとセキュリティリスクを抱えてしまうため、常に最新の状態にしておくことが重要です。
この連載企画は、2022年8月時点のバージョン「WordPress6.0.1」で解説します。
2023年8月8日に「WordPress6.3」がリリースされ、一部編集画面の仕様が変更されました。
この連載企画では、「WordPress6.3以降(6.5含む)」でも問題なく作れるように、変更点について追記して解説しているので、ご安心ください。
WordPressのアップデート方法は、以下の記事で解説しています。
ブロックエディタは直感的な操作が可能
WordPressでページを作成するときに使用するのが「エディタ」です。
WordPressの標準エディターは「ブロックエディタ」で、別名「Gutenberg(グーテンベルグ)」とも呼ばれます。
2018年12月のWordPress5.0リリースの際に、標準エディタとなりました。
ブロックエディタでは、文章の段落、画像、余白などの要素を「ブロック」単位で管理。ブロックの組み合わせにより、コンテンツを作っていきます。
ブロックエディタを使えば、直感的に操作できるため、少々凝ったレイアウトでも簡単に作れます。初心者の方でも取り組みやすいでしょう。
その他、WordPressのメリット・デメリットなどについては、以下の記事で詳しく解説しています。
Lightning(ライトニング)の予備知識
次に、WordPressテーマ『Lightning』の予備知識を解説します。
Lightningはビジネス向けテーマ
『Lightning』は、株式会社ベクトルが2015年にリリースした国産の無料テーマ。
Web制作スキルがない方でも、ホームページやブログが簡単に作れるように開発されました。特に、ビジネス向けのテーマとして人気があります。
2022年8月時点で、有効インストール数7万件以上にものぼり、信頼と実績のあるテーマです。
厳しい審査を通過している
本来、テーマはWordPressの管理画面から検索するだけで簡単に探せます。
しかし、ヒットするほとんどが英語のテーマ。日本語に対応したテーマは探してもなかなか見つかりません。
その点、『Lightning』は、WordPressの管理画面から検索して簡単にインストールできます。
WordPressの厳しい審査を通過し、WordPress公式ディレクトリに登録されているためです。
100%GPLのため使いやすい
また、『Lightning』は100%GPLのライセンス。商用利用できるのはもちろん、複数のホームページで利用できます。
すべての構成ファイルを自由に使用、改変、再配布ができるテーマ。
無料版から試用するのがおすすめ
『Lightning』は無料で使えるWordPressテーマ。
有料契約の『Vektor Passport(ベクトル パスポート)』も用意されており、『Lightning』をパワーアップさせることが可能です。
無料版 | 有料版(Vektor Passport) | |
価格 | 0円 | 11,000円/1年 ※他に3年、5年もあり |
主な特徴 |
|
|
まず、無料版から試すのがおすすめです。
今回の連載企画は、すべて無料版で作れる内容にしています。『Lightning』の基本性能をご理解いただけるでしょう。
無料版を試用したうえで、自社のホームページに『Lightning』を採用したい方は、『Vektor Passport』を契約するのがおすすめ。サポートが充実したり、魅力的な機能が追加されたりしますよ。
初心者の方なら、ホームページを運営していくなかで、さまざまな疑問が生じるはずです。
不明点について、フォーラムで質問(書き込み)できれば、解決することも増えるでしょう。
なお、有料版の『Vektor Passport』については、以下の記事で詳しく解説しています。
「Lightning G3 クイックスタート」ならデモサイトをもとに作れる
『Lightning』には、「Lightning G3 クイックスタート」と呼ばれるサービスがあります。
「Lightning G3 クイックスタート」を使えば、下記のデモサイトを編集する形で簡単にホームページが作れます。
白紙の状態からはじめるのではなく、すでに完成されたホームページを編集していけるため、初心者の方でも取り組みやすいでしょう。
なお本来、WordPressはテーマをインストールしたあとで、プラグインをインストールします。
「Lightning G3 クイックスタート」なら、一度にテーマとプラグインがインストールされるため、効率的です。
アップデートが必要
WordPressと同様に、『Lightning』も定期的なアップデートが必要です。
機能追加や不具合修正のほか、WordPressの仕様変更に合わせて、互換性を維持しています。
2022年8月時点でのバージョンは、「 Lightning14.23.1」です。
『Lightning』は、2021年5月に完全リニューアルし、バージョンが13から14になりました。『Lightning G3(ジースリー)』とも呼ばれ、第3世代(Third generation)の意味合いがあります。そのため、バージョン14以降であれば、『Lightning』も『Lightning G3』も同じテーマです。
事前準備1:WordPressのインストールと初期設定
本来、WordPressを使うための事前準備には、以下の手順が必要です。
- レンタルサーバーの契約
- ドメインの取得・設定
- SSLの設定
- WordPressのインストール
- バックアップの設定
- セキュリティの設定
弊社『エックスサーバー』の「WordPressクイックスタート」なら、手順1~手順4を、わずか10分で完了できます。
レンタルサーバーに申し込むだけで、WordPressがインストールされた状態から始められるため、おすすめです。
実際の手順は、以下の記事をご確認ください。
ただし、「WordPressクイックスタート」は「10日間無料お試し」が利用できないほか、申込時に「ドメイン」を入力しなければいけません。
「まずはエックスサーバーを試用したい」「まだドメインが決まっていない」という方は、以下の記事をご参考ください。
エックスサーバーご契約後でも利用可能な、「WordPress簡単インストール」機能について解説しています。
この記事では、WordPressをインストールしたあとの手順5から解説します。
バックアップの設定
WordPressでホームページを作成する前に「バックアップの設定」をしましょう。
「バックアップ」を取っておけば、ホームぺージ作成中に間違えてデータを削除してしまったり、開設後に不具合が発生したりしても復旧できます。
バックアップを取る方法は、大きく分けて2種類あります。
- レンタルサーバーのバックアップ機能を使う
- WordPressのプラグインを使う
初心者におすすめなのは、「レンタルサーバーのバックアップ機能」です。難しい設定をしなくても「自動バックアップ」が簡単に取れます。
WordPressのバックアップは「Webデータ」と「MySQLデータベース」の2種類を取る必要があります。
『エックスサーバー』のバックアップ方法は以下から確認できます。
セキュリティの設定
ホームぺージ作成前にやっておくべきWordPressのセキュリティ対策は、以下の2つです。
- アドレスを「https」に変更する
- ログインパスワードを変更する
アドレスを「https」に変更する
レンタルサーバーでSSLの設定が完了している場合、WordPressのアドレスを「http」から「https」に変更すると、通信データが暗号化されます。
WordPressにログインし、「設定」の「一般」を選択してください。
WordPress アドレスに表示されたアドレスを「http」から「https」に変更します。
画面下部にある変更を保存をクリックすると完了です。
ログインパスワードを変更する
もっとも簡単でありながら、効果の高いセキュリティ対策が「ログインパスワードの変更」です。
パスワードの変更は、WordPressメニュー「ユーザー」の「プロフィール」から可能。
新しいパスワードを設定をクリックすると、WordPressが自動生成したパスワードが表示されます。
強力なパスワードであるため、とくに希望がなければそのまま利用しましょう。
※パスワードを忘れるとログインできなくなるため、必ず変更前にコピーして保管してください。
任意のパスワードを設定する場合は、アルファベット、数字、記号などを混ぜ合わせましょう。
「強力」と表示されるように設定するのが理想です。
プロフィールを更新をクリックすると、パスワードの変更が完了します。
事前準備2:「Lightning G3 クイックスタート」の完了
「Lightning G3 クイックスタート」のページで案内されている「その他の設定変更」のSTEP.3まで完了させてください。
- STEP1. 管理者用のメールアドレスを変更
- STEP2. お問い合わせフォームのメール送信先の変更
- STEP3. プライバシーポリシーページの編集
- STEP4. 各種設定
※「STEP4. 各種設定」はコンテンツの編集となるため不要です。この連載企画でコンテンツの編集方法を解説します。
『Lightning』がインストールされたか確認する方法
『Lightning』がインストールできたかどうか確認したい方は、以下を参考にしてください。
下記画像は、WordPressの管理画面側です。
サイドメニューの「外観」から「テーマ」をクリックします。
『Lightning』が有効化されていることを確認可能です。
実際にユーザーが閲覧する表側を確認したい場合は、管理画面左上の家マークから「サイトを表示」をクリックしてください。
『Lightning』のデモサイトと同じホームページが表示されます。
まとめ
今回の記事では、WordPressと『Lightning』に関する予備知識から、インストール方法や初期設定まで解説しました。
- ホームページ作成の準備としてWordPressと『Lightning』の基礎知識を身に付けよう
- WordPressなら、Web制作スキルがない初心者の方でも簡単にホームページが作れる
- 『Lightning』は有効インストール数7万件を超えたビジネス向けテーマ
- 『エックスサーバー』の「WordPressクイックスタート」なら、10分で設置可能
- 「Lightning G3 クイックスタート」を使えばデモサイトをもとにホームページが作れる
WordPressと『Lightning』に興味を抱いた方はぜひお試しください。
次回の記事は、【連載その2】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「トップページ編」。
なお連載企画は1週間ごとに公開する予定です。
※進行状況によっては公開スケジュールが遅れる場合がございます。あらかじめご了承ください。
- 【連載その1】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「事前準備編」
- 【連載その2】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「トップページ編」
- 【連載その3】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「私たちの強み編」
- 【連載その4】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「サービス編」
- 【連載その5】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「料金編」
- 【連載その6】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「ご契約の流れ編」
- 【連載その7】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「導入事例編」
- 【連載その8】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「お問い合わせ編」
- 【連載その9】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「無料相談窓口編」
- 【連載その10】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「会社案内編」
- 【連載その11】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「お知らせ(ブログ)編」
- 【連載最終回12】WordPressとLightningでホームページを自作する方法!「CTA編」
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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