【2025年7月3日更新】情報を最新化するとともに、「探索」レポートなどの情報を追加しました。
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こんにちは、T部長です。
「Googleアナリティクスの使い方がよく分からない」「どれだけブログがみられているのか知りたい!」そのようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- アナリティクスの使い方が分からない
- ブログのアクセス数を知りたい
- アナリティクスは設置だけして放置状態になっている
今回はブログ初心者に覚えていただきたい、アナリティクスを使ったアクセス解析を「3つ」に絞って紹介します。
この3つが使えるようになるだけでもブログ運営に役立ちます! この記事を読んでブログのアクセス数を改善してみましょう!
なお、Googleアナリティクスを設置・設定するためには、別途準備が必要です。初期設定がお済みでない方は、以下の記事を参考にGoogleアナリティクスへの登録をお願いします!
【3つだけ!】アナリティクスでアクセス数を確認する方法
ではさっそく、Googleアナリティクスを使用してアクセス数の確認や、訪問してきたユーザーの解析方法を説明します!
今回は次の3つのアクセス数の確認方法を解説します。
以上の3点について順番に説明しながら、アナリティクスの管理画面に出てくる基本用語も一緒に解説していきます。
アクセス解析をする中で知りたい情報のひとつに、「検索キーワード」があります。
検索キーワードを知りたい方は、サーチコンソールという「検索パフォーマンス」で計測するツールを利用しましょう。
サーチコンソールの登録がまだの方や、簡単な使い方を知りたい方はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください!
1.ブログ全体のアクセス数
まずは、ページ全体のアクセス数を確認する方法を解説します。

上記の画像を参考に「レポート」→「ライフサイクル」→「エンゲージメント」→「概要」をクリックします。
Googleアナリティクスのエンゲージメントとは、ウェブサイトやアプリで行うユーザーの操作・アクションのことです。
アナリティクスにおけるエンゲージメントは、以下のいずれかの条件を満たしたらカウントされます。
- 10秒以上の滞在(管理画面から10秒刻みで変更可能)
- 2ページ以上の閲覧
- キーイベントの発生(商品の購入・問い合わせフォームの送信など)
こちらのページでは以下の項目の計測が可能です。
平均エンゲージメント時間
平均エンゲージメント時間とはサイト全体の「実際に見ていた時間」の平均です。
エンゲージメント時間の合計を、アクティブユーザーの合計数で割って算出されます。
ブラウザで他のタブに切り替えたり、他のアプリに切り替えたりした場合は、このエンゲージメント時間にはカウントされません。
ページ全体の平均の閲覧時間や、ページ別の閲覧時間を確認するときの指標となります。
平均エンゲージメント時間が短い場合、改善するための施策を考えましょう。
短い原因は、以下のようなことが考えられます。
- コンテンツとユーザーニーズが合っていない
- サイト自体が使いにくい
- ページの表示速度が遅い
- 計測タグがきちんと設定されていない
原因を特定してウェブサイトをブラッシュアップすることで、平均エンゲージメント時間を伸ばせるかもしれません。
エンゲージのあったセッション数
エンゲージのあったセッション数とは、ユーザーが訪問時に「10秒以上閲覧した」「ページビュー(ページの表示)を2回以上したセッション」をユーザー数で割った数値です。
かんたんに伝えると「あなたのサイトに何人のユーザーが興味を持って閲覧したのか?」を把握できる指標ともいえます。
この数値が高いほど、あなたのサイトをじっくりと見ている方の割合が多いといえるでしょう。
エンゲージのあったセッション数が少ないことは、「ユーザーがすぐに離脱した」「リンクをクリックしなかった」ことを意味します。
リード文が長くないか、興味をそそる文章になっているか、リンクを置く場所は適切かなど、記事の冒頭を重点的にチェックしてみましょう。
過去30分間のユーザー
過去30分のユーザーは、その名のとおり「30分以内にあなたのサイトにアクセスしたアクティブユーザー数」のことを指します。
旧仕様の「UA」の場合だと過去5分間の指標だったため、UA→GA4に切り替えた方はリアルタイムでアクセスしているユーザーが多くなったように感じるでしょう。
定期的に確認することで、テレビやYouTubeなどで紹介されたときに、急激なアクセスの増加に気づけます。
表示回数
表示回数とは読者がページを表示した回数のことです。
旧仕様の「UA」では「ページビュー数(PV)」と表記されていましたが、GA4からは「表示回数」に変更されています。
こちらの指標では、サイト全体の表示回数を確認できます。
イベント数
イベント数とは、サイト全体で行われたアクションの回数のことです。
あらゆるアクションをイベントとしてまとめてカウントされるため、1日のイベント数は表示回数以上に多くなります。
たとえば、以下のようなアクションがイベントとしてカウントされます。
- リンクをクリックする
- 動画を再生する
- ページを一定の割合までスクロールする
- フォームを送信する
イベント数は、セッション数や表示回数では分からない、具体的な行動を把握できる重要な指標です。
Googleアナリティクスでは、目的にあわせてカスタマイズもできるので、より効果的な分析ができます。
イベント数(イベント名)
イベント数(イベント名)では、「ページビュー」「セッション」「スクロール」など、サイト全体で発生したイベントを項目別に計測しています。
各項目ごとに解説すると次のとおりです。
- click
ページ内に設置された外部リンクへのクリック数 - first_visit
初回訪問した回数 - page_view
ページの表示回数 - scroll
ページを90%までスクロールしたユーザーの数 - session_start
ユーザーの訪問数 - user_engagement
そのページで1秒以上見られた数 - view_search_resuits
そのページでサイト内検索をされた回数 - file_download
ファイルがダウンロードされた回数
またGoogleは、オンライン販売向けやゲーム向けなど、目的別の推奨イベントも公表しています。
たとえば、オンライン販売向けのイベント例は、以下のとおりです。
- view_item
ユーザーが商品を見たとき - add_to_cart
ユーザーがショッピングカートに商品を追加したとき - add_to_wishlist
ユーザーがあとで買うリストに商品を追加したとき - begin_checkout
ユーザーが購入手続きをはじめたとき - add_payment_info
ユーザーが支払情報を送信したとき など - purchase
ユーザーが購入手続きを完了したとき
表示回数(ページタイトルとスクリーンクラス)
表示回数(ページタイトルとスクリーンクラス)では、ページ別の表示回数を多い順に閲覧できます。
この指標を見れば、どのページが一番人気があるのかを一目で判断できます。
ユーザーのアクティビティの推移
ユーザーのアクティビティの推移では「1日」「7日」「30日」と期間別に訪問したユーザーの推移を計測できます。
カウントされるのは、ブラウザのタブやウィンドウが最前面に表示され、操作したユーザーです。
前月や前年との比較を行うことで、期間別の推移の善し悪しを把握できます。
たとえば、過去30日に比べて過去7日、1日のユーザー数が大幅に少ない場合、長期的にはユーザーが減少していく可能性が高いです。
ユーザー数の傾向から、自分のウェブサイトの現状を把握できます。
ユーザーのロイヤリティ
ユーザーのロイヤリティでは、期間別にアクティブユーザーの割合を算出し、どれだけのユーザーが維持(リピート)されているかを把握できる指標です。
各項目の解説は次のとおりです。
- DAU/MAU
1日のアクティブユーザー数/1カ月のアクティブユーザー数 - DAU/WAU
1日のアクティブユーザー数/1週間のアクティブユーザー数 - WAU/MAU
1週間のアクティブユーザー数/1カ月のアクティブユーザー数
たとえば、DAUが100人、MAUが1,000人の場合、DAU/MAU比率は「10%」になります。
ブログの改善案を考えるには、個別ページのアクセス状況を見たほうが具体的に検討できます!
次に個別のページのアクセス数を確認していきます。
2.ページごとのアクセス数
次にページ別のアクセス数を確認する方法を解説します。

上記画像を参考に「レポート」→「ライフサイクル」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」で確認できます。
こちらのページでは以下の項目の計測が可能です。
表示回数
表示回数とは読者がページを表示した回数のこと。
こちらではユーザーが「そのページを見た回数」をカウントしています。
ひとりのユーザーが同じページを2回、3回など複数回見た場合は、その回数分だけ表示回数は増えていきます。
「自分のブログがどれくらい見られているか?」を把握しやすい指標です。
ユーザー
ユーザーは、そのサイトを訪問したユーザーの数をカウントしています。
GA4のユーザーの識別は、以下の3つの項目に対して計測する優先順位をつけ、一人ひとりのユーザーを識別しています。
- UserID(会員IDなどサイトにGAを導入している場合に識別)→優先度:高
- Googleシグナル(Googleアカウントにログインしているユーザーを識別)→優先度:中
- Cookie ID(ブラウザのCookieに設定されているID、ブラウザやデバイスが異なる場合は別ユーザーとして定義させられる)→優先度:低
旧仕様の「UA」では、「Googleシグナル」による計測は利用されていませんでしたが、GA4からは計測が可能に。
ユーザー数をより正確に把握できるようになりました。
新規ユーザー
新しいユーザーは、過去に一度もあなたのブログに訪問したことがないユーザーの数を指します。
新しいユーザーが多いページほど、より新規の読者にアプローチできているといえるでしょう。
新しいユーザーが少ない場合は、SNSなどを利用して、流入経路を増やすことも効果的です。
ユーザーあたりのビュー
ユーザーあたりのビューとは、「表示回数÷ユーザーの数」のこと。
ユーザーあたりのビュー数が多いページほど、1回の訪問で複数回訪れることが多いということです。
回遊率の高いページであれば、そこにキラーページを仕込んだり、低いページであれば記事リンクを多めに貼ってみたりするのもおすすめです。
平均エンゲージメント時間
平均エンゲージメント時間とはそのページを実際に見ていた時間の平均です。
ブラウザで他のタブに切り替えたり、他のアプリに切り替えたりした場合は、このエンゲージメント時間にはカウントされません。
他の記事と比べて平均エンゲージメント時間が短いページがあった場合、読者に興味を持たれていない可能性もあるため、改善の余地があるといえます。
スクロールしたユーザー数
ユニークユーザーのスクロール数とは、そのページを90%以上スクロールしたユーザーの数のことです。
旧仕様の「UA」では見られない指標でしたが、GA4からは確認できるようになりました。
スクロール数の数値が低いと、そのページは最後まで読まれていないといえます。
必ずしも最後まで読まれる必要はありませんが、平均エンゲージメント時間も短い場合は、その記事は読者に読まれていない可能性があります。
他記事とのバランスを見ながら、極端に数値が低い場合はリライトの対象としてもよいでしょう。
イベント数
イベント数とは、そのページ内で行われたアクションの回数のこと。
デフォルトでは「すべてのイベント」として、まとめて計測されますが、各項目別に数値の確認も可能です。
たとえば、ページにアフィリエイトリンクなどを貼り付けている場合、Clickを計測することで、そのページでリンクがユーザーにクリックされているかを把握できます。
クリック数が少ない場合は「アフィリエイト広告の配置が最適でない可能性がある」「リンクと認識されていない」などの要因が考えられますので、リライトで対応しましょう。
3.ユーザーごとのアクセス数
これまでは、サイト全体と個別ページのユーザーの動きを見てきました。最後にブログに訪問してきたユーザーの属性(性別や年齢)の解析方法をお伝えします。
性別や年齢を知ることで、ターゲットに応じて記事の内容や訴求ポイントの改善ができます。
確認方法は次のとおりです。
アナリティクスの左側のメニューから「レポート」→「ユーザー」→「ユーザー属性」→「概要」の順に選択します。

ページ下部までスクロールし、以下のようなレポートが表示されたら完了です。

こちらで「どのようなユーザーがアクセスしてきたのか?」を分析できます。
各項目の解説は次のとおりです。
アクティブユーザー(国)
アクティブユーザー(国)では、ユーザーの所在国を確認できます。
日本で日本人向けにブログを運営している場合は、ほとんどが「Japan」になっていると思います。
アクティブユーザー(市町村区)
アクティブユーザー(市町村区)では、訪問したユーザーが所在するおおよその市町村区を確認できます。
ただし、正確ではない場合もあります。
地域密着型のブログを執筆している場合、「想定していたユーザーがアクセスしているか?」または「他の市町村区からのアクセスが多いか?」などの分析が可能。
そのデータを活かして、訪問ユーザーにあわせたコンテンツ制作ができます。
アクティブユーザー(性別)
アクティブユーザー(性別)では、訪問したユーザーの男女比を割り出せます。
男性向けにコンテンツ制作していたら、データを見てみると女性の割合が思ったより多いこともあります。
その場合は男性だけに振り切らず、女性をターゲットにした記事も制作したり、記事ごとに役割を分けたりするのもおすすめです。
アクティブユーザー(インタレストカテゴリ)
アクティブユーザー(インタレストカテゴリ)では、訪問したユーザーがどのようなカテゴリーに興味があるのかをおおよそで確認できます。
「Technology/Technophiles」ならテクノロジーに興味のあるユーザー、「Media & Entertainment / Movie Lovers」であれば動画や映画などに興味のあるユーザーが訪問されているという意味です。
アクティブユーザー年齢
アクティブユーザー年齢では、訪問してきたユーザーのおおよその年齢を把握できます。
想定しているユーザーより「年齢が低い・高い」こともあるため、こちらも念のため確認が必要です。
10代が多い場合は画像を多く加えて分かりやすいコンテンツにしたり、40代~50代が多い場合は情報の細かさや網羅性を重要視したりなど、年齢にあわせてアプローチを変えてみましょう。
アクティブユーザー(言語)
アクティブユーザー(言語)では、アクセスしたユーザーの母国語を確認できます。
日本向けにコンテンツを制作している場合は、ほとんどが「Japanese(日本)」からのアクセスになると思います。
【参考】流入元(流入経路)の確認方法
アナリティクスは、そのユーザーがどのメディアから自分のサイトにやってきたのか? 流入元(流入経路)を確認できます。
確認方法は、アナリティクスの左側のメニューで、「レポート」→「ライフサイクル」→「集客」→「トラフィック獲得」の順にクリックします。

アクセス数があまりないときだと、ほとんどの流入元が「検索から」または「SNSから」なのでそこまで詳しく見る必要はありません。
ブログが成長してきてアクセスが増えてきたら、参考にしてください!
チャネルについて
Googleアナリティクスのチャネルとは、Webサイトの訪問者の流入経路を意味します。
チャネルをチェックすれば、訪問者がどのようにしてブログにたどり着いたのかが分かります。Googleアナリティクスでは細かくチャネルが分類されているので、正確に把握できます。
流入チャネルの種類は「チャネルグループ」といいます。そのなかでもブログの解析で使う代表的なチャネルグループを紹介します。
- Organic Search:自然検索(Google検索やYahoo検索から)
- Organic Social:X(旧Twitter)などのソーシャルメディア
- Organic Video:YouTubeなどの動画サービスから
- Paid Search:有料検索(広告からの流入)
- Referral:別サイトから
- Direct:ブックマークなどの直接流入
- Unassigned:どの条件にも当てはまらないもの
さらに「セッションのデフォルトチャネルグループ」を「セッションの参照元」に変更することで、「google」「yahoo」「youtube」「t.com(X / 旧Twitter)」などさらに細かくチャネルを分けられます。

これらの機能を使って、自分のブログはどこからのアクセスが多いのかを把握しておきましょう。
どこから流入しているかを知るだけでも、打ち手は大きく変わってきます。

T部長
ブログの場合は「Organic Search」の割合が多いことがほとんどだと思います。SEO対策を行い、アクセス数をアップさせていきましょう!
アクセスアップのための方法は以下の記事で解説しています。
【参考】より詳細な分析にはGoogleアナリティクスの「探索」を活用しよう
Googleアナリティクスの「探索」は、ふつうのレポートではできない、詳しいデータ分析ができる機能です。
データを自分で自由に組み合わせたり、グラフにして見やすくしたりできるので、ユーザーの行動やサイトの動きを深く理解できます。
たとえば、「どんな方がサイトを見ているのか」「購入・登録するユーザーはどんな行動をしているのか」などを把握できるので、とても便利です。
探索には、以下のテンプレートが用意されています。
- 自由形式のデータ探索
- コホートデータ探索
- セグメント重複
- ファネルデータ探索
- ユーザーエクスプローラ
- 経路データ探索
- ユーザーのライフタイム
各テンプレートの内容を、詳しく解説します。
自由形式のデータ探索
自由形式のデータ探索は、データを組み合わせて、表やグラフ、散布図などで表示できる機能です。
たとえば、「スマホからきた方」と「パソコンからきた方」でどんな違いがあるかなど、柔軟な分析ができます。
この機能を使うと、サイトのどこを改善すればいいのかが分かりやすくなるので、マーケティングの計画を立てるのにも役立つでしょう。
コホートデータ探索
コホートデータ探索は、ある時期にサイトを訪れた方や、同じような行動をした方をグループ化し、そのあとの動きを分析する方法です。
たとえば、以下のようなことを分析できます。
キャンペーンで集めたユーザーが、どのくらいの期間サイトを利用しているか、新しく来た方とリピーターでは、どんな行動の違いがあるか、など
離脱率を抑えたり、リピート率を高めたりするための材料として活用できます。
さらに、いくつかのコホートを比べることで、どの施策がいちばん効果的だったかを知ることもできるでしょう。
セグメントの重複
セグメントの重複は、いくつかのユーザーグループが、どのくらい重なっているかを見るための機能です。
たとえば、「スマートフォンでサイトを見た方」と「実際に商品を買った方」の重複率を調べると、スマートフォンからの購入率を知ることができます。
こうしたデータを使えば、ターゲットをより明確にでき、効率のよいブログ運営ができるようになるでしょう。
ファネルデータ探索
ファネルデータ探索は、ユーザーがコンバージョンに至るまでの各ステップを分析し、離脱ポイントを特定するための機能です。
サイト内の改善点を見つけ、ユーザー体験の向上やコンバージョン率の増加につなげることができます。
たとえば、資料請求がコンバージョンの場合、ユーザーは以下のようなステップを踏むことが考えられます。
- トップページに訪問
- サービス紹介ページの閲覧
- 資料請求フォームページへ移動
- 資料請求フォームの送信(コンバージョン)
ファネルデータ探索を活用すると、各ステップ間の離脱率や行動を把握でき、改善につながるでしょう。
ユーザーエクスプローラ
ユーザーエクスプローラは、指定したセグメントの行動や特性を分析する機能です。
ユーザーの年齢や性別、地域などの属性情報や、サイト内での行動パターンを把握できます。
たとえば、新規ユーザーとリピーターの行動の違いを比較し、リピーター増加の施策を検討することが可能です。
また、特定のキャンペーンがどのユーザー層に効果があったかを分析し、今後の戦略に活かすこともできるでしょう。
経路データ探索
経路データ探索は、ユーザーがサイト内でどのような経路をたどったか、視覚的に表示できる機能です。
ユーザー行動の流れを把握して、どのページで離脱が多いか、どのコンテンツが関心を引いているかを明確にできます。
たとえば、特定のページから多くのユーザーが離脱している場合、そのページの改善が必要だと分かります。
また、コンバージョンまでの一般的な流れを特定し、より成果の上がる誘導文を検討するのも効果的です。
ユーザーのライフタイム
ユーザーのライフタイムは、はじめてサイトを訪れてから、どのくらいの期間、どの程度の価値をもたらしているかを評価する機能です。
ユーザーの生涯価値(LTV)を把握し、LTVの高いユーザーの特性を分析できます。
たとえば、特定の参照元から流入したユーザーのLTVが高い場合、そこのコンテンツを強化すると、より効率的に成果に結び付けられるでしょう。
WordPressおすすめプラグイン「Site Kit by Google」
WordPressでブログ運営している方は、Google公式のプラグイン「Site Kit」を利用すると、Googleアカウントの作成からアナリティクスの登録まで簡単にできます。
今回のアクセス解析結果も確認でき、とても見やすくなっています。
Site Kitの詳細はこちらの記事に書いておりますので、参考にしてみてください!
まとめ
今回の記事では、Googleアナリティクスで最低限使えるようになっていただきたい機能の紹介と、基本用語の意味を解説しました。
ブログ初心者に覚えていただきたいアクセス解析は以下の3つです。
Googleアナリティクスを使えば、ブログへのアクセス数を簡単に確認できます。訪問者の特徴や訪問時間、どのような方がどれくらいブログをチェックしているのかも分かります。
今回紹介したアクセス解析方法だけでも、改善点がいくつも見つかりますので、ぜひ一度解析してみてください!
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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