【2025年7月15日更新】情報を最新化するとともに、ブログとXで集客するメリットや効果的な運用方法などを追加しました。
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- ブランディングとは?
- なぜブランディングすべきなの?
- どうやってブランディングするの?
- ブランディングするときの注意点は?

クニトミ
こんにちは、「個人で稼ぐ方法」を発信したり「副業ブロガー」として活動していたりするクニトミです。
このたび、T部長に依頼されて上記のようなお悩みを解決できる記事を書きました。
この記事で解説する「ブランディング戦術」を活用すれば、ブログで成果を出しながらX(旧Twitter)のフォロワー数を増やせるだけでなく、活躍の幅も広げられます!
実際に僕の場合、ブログでは安定して月100万円以上を稼げるようになり、Xのフォロワー数は12万人まで増え、さらに角川文庫で本を出版しました。
もちろん一瞬で成果が出せるわけではなく、コツコツ取り組む必要があります。
しかし多くの人が情報発信をしていて差別化が難しい現在、自分自身をブランディングして興味を持ってもらうのは非常に重要です。
それでは、記事の前半で「ブランディングの定義や重要性」、後半では「ブログとXを活用したブランディング術」を解説していきます!
【定義】セルフブランディングとは?
ブランディング、とは消費者・顧客が心の中にいだく心象(ブランド・イメージ)と、企業が製品・サービスによって提案したいブランド独自の価値(ブランド・アイデンティティ)を近づけ、一致させる活動です。
出典:同文館出版「社員をホンキにさせるブランド構築法」
わかりやすく言うと、セルフブランディングとは「あなたがユーザーに抱いてほしいイメージ」と「実際にユーザーが抱いているイメージ」を一致させる活動です。
「自分で自分をブランディングする」ことをセルフブランディングといいます。
セルフブランディングすべき理由
「ブログ」「X」「インスタグラム」など、どんな媒体でも「何を発信するか」より「誰が発信するか」のほうが重要だからです。
たとえば、あなたが野球を上達させたいとすると、どちらのアドバイスを信じますか?
- 元プロ野球選手のイチローさんから「毎日100本素振りをしなさい!素振りがもっとも重要だ」とアドバイスを受けた
- 草野球の選手から「毎日100本素振りをしなさい!素振りがもっとも重要だ」とアドバイスを受けた
内容は同じでも、すべての人がイチローさんのアドバイスを信じると思います。
これは、ブログなどでの情報発信に置き換えても同じ。「誰が情報を発信しているのか」のほうが重要です。
だからこそ、セルフブランディングで「〇〇といえばこの人!」とたくさんの人に認知される必要があります。
つまり「何者かになること」が大切というわけです。
「何者かになる」には専門性が必須!
「何者かになる」には「専門性」が重要です。
なぜなら専門的な経験・知識がないと「実績」を積み上げられず、結果として「信頼」もついてこないためです。
イチローさんは、野球に関する専門的な知識・経験があるからこそ数々の実績を積み上げられ、実績があるからこそ発信内容の「信頼性」が担保されています。
そして、専門的な知識や経験を得るには地道な努力が必要です。
まとめると「何者かになる」には「専門性が重要」で、専門性を鍛えるには「地道な努力」が必要だと覚えておきましょう!
ブログ単体でブランディングする3ステップ
ブログでも同じです。1人でも多くの人にブログを読んでほしいなら「専門性が発揮できるテーマで記事を書く」必要があります。
そのため、ブランディングの方法論を学ぶ前に専門性を身につけるのが重要です。
具体的にブログ単体でブランディングする手順は以下のとおりです。
それでは、専門性を発揮しながらブログ単体でセルフブランディングする方法を解説します。
1.本業で得た経験を活かせるテーマで発信しよう
0から専門性を身につけるのは大変なので、本業で得た経験を活かせるテーマで情報発信するのがおすすめです。
たとえば、僕が運営している副業コンパスでは、本業のWebマーケティング会社で得た情報を発信しています。
- ブログやアフィリエイトについて
- SEO対策について
- 最適なタイトルの作り方
- CVR改善に役立つ情報
僕の場合、1日のうち8時間を本業に費やすため、おのずと専門知識が積み上がっていきます。
さらに、試行錯誤を繰り返してさまざまな課題を乗り越えてきたので、本業に関するテーマだと他のブロガーより有益な情報を発信できる可能性が高いです。
好きな領域で発信するのもおすすめ
本業の経験を活かしにくい人には「自分が好きなことや趣味」をテーマに情報発信するのもおすすめです。
たとえば以下のとおりです。
「読書」が好き
「Youtube」で本の要約を発信する
「筋トレ」が好き
「ブログ」で筋トレに役立つ知識を発信する
「コーヒー」が好き
「インスタグラム」でおしゃれなカフェに関する情報を発信する
「料理」が好き
「Youtube」で1人暮らしでもできる簡単なおしゃれ飯を発信する
上記のとおり「これに関しては誰にも負けないほど好き!」というテーマで情報発信すると、ユーザーの役に立てて信頼を勝ち取れる可能性が高まります。
これから学びたい領域もあり
とはいえ「現時点で好きなことや趣味がない……」という人もいると思います。
その場合は「これから長期的に取り組みたい・学びたいテーマ」で情報発信するのもありです!
じつは僕も、もともとブログに詳しかったわけではありません。
ブログへの勉強に力を入れ、初心者向けにかみ砕いて発信していくなかで詳しくなっていきました。
学びながら情報発信してアウトプットすれば記憶に定着しやすく、かつ中長期的に取り組むとあとから専門性も身についていきます。
ちなみに、テーマ選びについては下記でも解説しているので、ぜひ参考にしてください!
2.ターゲットを定めよう
続いて「情報を届けたいターゲット」を定めましょう!
ターゲットを決めると「どんな人が・どんな悩みを抱えて・何を考えているのか」が想像しやすくなり、役立つ記事を書ける可能性が上がります。
いまとなっては黒歴史ですが、僕も初心者の頃はターゲットを決めておらず、日本一周に関する記事を書いていました。

届けたい相手を決めないまま記事を書いたのでまったく読んでもらえず、PV数も増えませんでした。
しかし「ブログやSEO対策などで勉強した内容を初心者のためにわかりやすく解説する」と心がけてターゲットを明確にしたところ、PV数は伸びていきました。
以下を参考に「誰に・どんな情報を届けたいのか」を明確にしてから記事を書いてください!
- 性別は?
- 年齢は?
- 職業は?
- どんな生活スタイルを送っている?
- どんな悩みを抱えている?
3.ターゲットが求める情報を発信しよう
ターゲットが求める情報を洗い出すには「過去の自分が抱えていた悩み」を想像するのがおすすめです。
専門的な内容の発信では「過去のあなたとまったく同じレベル・状態」の人たちをターゲットにしましょう。
「過去の悩み」はほかの誰かの「いまの悩み」でもあるので、自分が問題を解決したときの手順を発信すると、ターゲットに価値を提供できます!
僕の場合は「初心者ブロガー」をターゲットにしているので、以下の情報を洗い出しました。
- ターゲット:初心者ブロガー
- 初心者ブロガーが求める情報:SEO対策、ブログ運営、アフィリエイトで稼ぐ方法、ライティング方法、SNS運用、Googleアドセンス、など。
あとはテーマの一貫性を意識しながら、上記の情報をブログで発信するだけです。
ブログとXを活用して集客するメリット
Xはブログとかけ合わせるSNSとして、もっともおすすめです。
ブログとXを活用して集客するメリットについて解説します。
1. 拡散力が高く集客しやすい
Xはリポスト(旧リツイート)機能やハッシュタグを通じて、情報をすぐに広げられるのが特徴です。
投稿が拡散されれば、その日のうちに多くのユーザーの目に届き、ブログへの集客につながります。
話題性のあるコンテンツや、タイムリーな情報を投稿することで拡散され、ブログへの流入につながるでしょう。
たとえば、新商品のレビュー記事をブログに投稿し、その要約やポイントをXでシェアします。
興味を持ったユーザーがブログを訪問し、商品を購入してくれるかもしれません。
また、Xのユーザーとコミュニケーションをとり、信頼関係を築くと、さらに拡散力が高まりますよ。
2.テキスト主体のSNSなのでブログとの親和性が高い
XはテキストベースのSNSで、ブログも主に文章で構成されています。
この共通点から、両者の親和性は高いといえるでしょう。
たとえば、インスタグラムは写真がメインなので、テキスト主体のブログとは異なるアプローチが必要。
とくに、文章をしっかりと読んでもらう必要があるテーマは、Xのほうが有効でしょう。
また、複数のポストをつなげて投稿できるXの「ツリー投稿」を活用すれば、ブログコンテンツを効果的に再利用できます。
ツリー投稿は140文字を超える文章を発信できるため、ブログ記事の要点を的確に伝えられるでしょう。
ある程度長い投稿を閲覧することで、ユーザーは文章を読む体勢が整い、ブログが読まれやすくなるメリットもあります。
さらに、ブログとXは、文章力を身に付けられるのも共通した点です。
ブログは分かりやすい文章や構成をつくる力が身につき、Xは要約する力が身につきます。
3. 幅広い層にアプローチできる
Xは10代から60代以上まで、幅広い年齢層のユーザーが利用しています。
匿名性やリアルタイム性といった特徴が、多様なユーザー層に支持されているのが一因です。
たとえば、実名登録が必要なFacebookは、若い人の利用率は低く、30代以上がメインになっています。
令和5年に発表された、「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」では、以下のような結果になりました。
X | ・20代:78.8% ・30代:55.5% ・40代:44.5% ・50代:31.6% ・60代:21.0% |
・20代:27.6% ・30代:46.5% ・40代:38.2% ・50代:26.7% ・60代:20.2% |
出典:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省情報通信政策研究所
20代から60代まで利用されているので、幅広い年齢層からブログのターゲットに合ったユーザーにアプローチできます。
また、利用者数が多い分、ターゲットとなるユーザーの母数が増えるのもメリットです。
4. フォロワーが増えると安定した集客が実現できる
Xのフォロワーは、あなたの発信内容に興味を持つユーザーです。
発信する内容と関連性の高いブログ記事があれば、フォロワーがブログへ訪れる可能性が高くなるでしょう。
フォロワー数が増えれば、比例してブログのアクセス数も増え、安定した集客が期待できます。
また、Xではフォロワーが投稿をリポストすると、その人のフォロワーにも情報が届き、新たな読者を獲得するチャンスも生まれます。
さらに、関心度が高いフォロワーは、ブログ内でのコンバージョンにつながる可能性も高いでしょう。
5. フォロワーとのコミュニケーションから新たな発見がある
Xは、ユーザーとのコミュニケーションが活発に行われるSNSです。
ブログの内容をXでシェアすると、フォロワーからのコメントやDMを通じて直接意見をもらえます。
実際に記事を読んだ人の具体的な感想や疑問は、ブログの改善や新しい記事のアイデアにつながる貴重な情報源です。
ターゲット層が求める情報を把握し、よりニーズに合った記事を提供できるようになるでしょう。
6. リスク分散につながる
Xのフォロワーを増やすことは、集客のリスク分散につながります。
ブログ単体での集客は、基本的に検索エンジンからの流入に依存しています。
集客には検索順位の上位表示が必要ですが、順位は日々変動するもの。
とくに競争が激しいジャンルでは、検索順位が下がり、一気にアクセスが減少する可能性もあります。
さらに、Googleのアルゴリズムが変わることでも、アクセス数は大きく変動します。
しかしXは、検索エンジンの影響を受けにくい流入経路なので、安定した集客につながるでしょう。
ブログとXを活用したブランディング3ステップ
ブログでブランディングをするときは、必ずSNSも掛け合わせましょう!
なぜなら「不特定多数の人に認知してもらいやすくなる」=「何者かになれる」からです。
とくに「X」はリツイート機能のおかげでバズりやすく、「この領域なら〇〇さん!」と周囲に認知させられます。
ブログにXを掛け合わせたブランディング術は下記の3ステップです。
それでは、1つずつ解説します。
ちなみに、Xの基本的な使い方に関しては下記の記事で解説しています。
不安がある人は、ぜひこちらから読んでください!
1.ブログ記事をXでシェアしよう
まず、ユーザーの役に立つブログ記事を書いたら、必ずXでシェアしましょう!
僕の場合は、ブログ記事を書いたあとに以下のようなツイートを投稿しています。
ブログ記事は役立つ情報が盛りだくさんなので、フォロワーの満足度も高まり、かつツイートの拡散にもつながります。
すると、少しずつブログの固定読者も増えて「この人は〇〇に詳しい人」と認知させられます。
2.Xで役立つ情報をツイートしよう
Xでもブログと同じジャンルの役立つ情報を発信していきましょう!
たとえばブログで「筋トレ」に関する情報を発信しているなら、Xでも「筋トレ」に役立つ情報を発信するイメージです。
そうすれば「筋トレに関する情報を得たいフォロワー」が増えるので、あなたが書いたブログを読んでくれる人も増えます!
ブログの内容を140字で発信すればいい

Xでは、上記のとおりブログの内容を140文字に要約して発信するのがおすすめです。
以下が実際のツイートです。
「役立つ情報を140文字に要約して発信」することで拡散されやすくなり、また「クニトミさんはブログに詳しい人だ」と認知してもらえました。
さらに、ツイートを考える時間や労力を省けて、かつ書いた記事の復習にもなるのでおすすめです!
3.インフルエンサーに引用リツイートで絡もう
上記のとおり、インフルエンサーのツイートを引用して自分なりの考えを発信していきましょう!
上手くいけば、インフルエンサーに覚えてもらえるかもしれません。
さらに、インフルエンサーに反応(リツイートなど)してもらえれば爆発的にフォロワー数が増えるきっかけになり、認知度のアップにつながります。
「1,000人まで」はフォロワーの伸びがかなり緩やかなので、ぜひ引用リツイートを駆使してください!
影響力のあるインフルエンサーに適切に絡むことで、より多くの人に認知してもらいやすくなり、フォロワー増加のきっかけになります。
ブログとXを効果的に運営するポイント
ブログとXを効果的に運営するには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- Xのプロフィール欄を充実させる
- ハッシュタグをうまく活用する
- ポストした内容をブログ記事につなげる
Xのプロフィールは、自分の情報を分かりやすく伝えられるページです。
たとえば、発信内容やアピールしたい実績、ブログのURLなどを掲載するとよいでしょう。
ハッシュタグの活用も重要です。
自分のジャンルやポストの内容に関連するハッシュタグをつけると、興味がある人の目に留まりやすくなります。
また、自分がポストした内容をブログ記事に反映させるのも有効です。
まずはXでポストし、フォロワーの反応をみて、需要がありそうなテーマを書くとよいでしょう。
ブランディングの注意点:嘘をつかない
「嘘の実績」を作り、人をだまして知名度を上げようと企む人がいますが、あとでバレるので絶対にやめましょう。
自身の「専門性」「実績」を正しく伝え、正しく評価してもらった結果、知名度はついてくるものです。
自分を嘘で塗り固めても、バレてしまうと「嘘をつく人」として信頼は地の底に落ちます。
それだけでなく、一生「スキルが伸びずに実績がない人」になってしまうので注意してください。
もちろん人間なので、間違った情報を発信したり誤認されたりするケースもあると思います。そんなときは、しっかりと謝罪すればOKです。
セルフブランディングで何者かになろう!
「ブログ×SNSのブランディング術」を活用すれば、不特定多数の人に認知され、仕事の依頼も増え、さらに自分のブランド力を強化できます。
最後に今回の内容を復習しましょう。
「何者かになる」ためにもっとも重要なのは「専門性を発揮できるテーマでの情報発信」です。
以下3ステップで専門性の高い情報を発信しましょう!
- 本業で得た経験を活かせるテーマで発信しよう
- ターゲットを定めよう
- ターゲットが求める情報を発信しよう
- ブログ記事をXでシェアしよう
- Xで役立つ情報をツイートしよう
- インフルエンサーに引用リツイートで絡もう
僕がいろいろなお仕事をいただけるようになったのは、Xとブログで2年以上かかさず毎日情報を発信した結果です。
セルフブランディングに近道はないと理解しておきましょう!
「ほかのSNS×ブログで稼ぐ方法は?」「どのようにマネタイズすればいい?」と気になる人は、下記もあわせてご覧ください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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