こんにちは、編集長のカワウソです!
「Googleサーチコンソールって何? どうやって使うの?」と悩んでいませんか?
そこで今回は、Googleサーチコンソールの基礎知識はもちろん、登録方法や使い方を解説します。
カワウソ
この記事は次のような人におすすめ!
- ホームページを適切に管理したい人
- ホームページでSEOに注力したい人
- Googleサーチコンソールの具体的な使い方を知りたい人
この記事では、Googleサーチコンソールの使い方を目的別に解説しているので、実践に活かせる内容になっています。
ぜひこの記事を参考に、Googleサーチコンソールを使ってみてください。
それではどうぞ!
目次
Googleサーチコンソールとは

▲出典:Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールとは、Google検索におけるホームページの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ無料サービスです。
たとえるならGoogleサーチコンソールは、かかりつけの医者。
体の健康を保つためには、定期的に病院に通って、医者からアドバイスをもらいたいですよね。
Googleサーチコンソールを使えば、万が一自社のホームページがGoogleの検索結果に表示されない場合があっても、原因を探れますよ。
必須ではないものの、SEO(検索エンジン最適化)に注力する方には、利用を強くおすすめするサービスです。

そのほか、Googleサーチコンソールで「できること」を見ていきましょう。
Googleサーチコンソールでできること
Googleサーチコンソールでできることは、以下のとおりです。
項目 | できること |
検索パフォーマンス | 平均検索順位、表示回数、クリック数、クリック率、検索クエリ(語句)などの確認 |
インデックス登録 | サイトマップファイルの送信、インデックス登録状況の把握(エラーに対する理由の確認)、インデックス対象から外したいページの削除申請など |
エクスペリエンス | ページエクスペリエンス(ウェブに関する主な指標、モバイル ユーザビリティ、HTPPS)の確認 |
セキュリティと 手動による対策 |
Googleからペナルティを受けていないか、セキュリティに問題がないかの確認 |
リンク | 内部リンクと外部リンクの確認 |
設定 | ユーザーの追加(権限付与)やホームページアドレス変更時のGoogleへの通知など |
それぞれの項目の使い方については、のちほど詳しく解説するので、ここでは専門用語について解説します。
インデックス登録
インデックス登録とは、ホームページが検索エンジンのデータベースに登録されること。ホームページが検索結果で表示されるためには、まずGoogleにインデックス登録される必要があります(参考:Google 検索セントラル「Google検索のしくみ」)。
サイトマップファイル
ホームページの構造をGoogleに伝えるためのファイルのこと(参考:Google 検索セントラル「サイトマップについて」)。

ページエクスペリエンス
ユーザーがWebページに訪れたときの、コンテンツ(情報)そのものの価値以外の体験のこと。たとえば、ホームページの「スマホ対応(モバイルフレンドリー)」や「ページの読み込み速度(サイトスピード)」などが含まれます(参考:Google 検索セントラル「ページエクスペリエンスについて」)。

手動による対策
Googleの担当者の目視での審査により、自社のホームページが「品質に関するガイドライン」に従っていないと判断された場合に、手動による対策がなされます。
手動での対策が行われると、ホームページの一部もしくは、すべてが検索結果に表示されなくなります(参考:Search Consoleヘルプ「手動による対策レポート」)。
内部リンクと外部リンク
リンクとは、Webページ上のテキストや画像などをクリックしたときに、「別ページ」もしくは「同一ページの特定の箇所」に遷移させる仕組みのことです。
内部リンクは、同一ドメイン間のWebぺージをつなぐリンクで、外部リンクは特定のドメインから別のドメインに向けられたリンクを指します。

Googleアナリティクスとの違い
Googleサーチコンソールに似たものとして、「Googleアナリティクス」があります。
どちらも自社のホームページを分析できるツールではあるものの、取り扱うデータの「種類」と「範囲」が異なりますよ。
データの種類 | 範囲 | |
Google サーチコンソール |
平均検索順位、表示回数、クリック数、クリック率、検索クエリ、インデックス登録状況など | Googleのオーガニック検索(自然検索)のみ |
Google アナリティクス |
ホームページにアクセスしたユーザーの属性(年齢、性別、地域、デバイス)、参照元、ぺージビュー、エンゲージメント(クリックやスクロールなどの何らかの操作)、コンバージョンなど | すべて(有料検索、自然検索、SNS、その他) |

それぞれ用途で考えると分かりやすいです。
Googleサーチコンソールは、Google検索におけるホームページの掲載順位を監視、管理、改善するのに使います。
一方Googleアナリティクスは、さまざまな流入経路からアクセスしてきたユーザーの属性や行動を把握することにより、施策ごとの効果を検証したり、ホームページを改善したりするのに使います。
このようにそもそも用途が異なるため、どちらか一方ではなく、併用するのが一般的です。
なお、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスは、連携が可能です。
連携させることにより、Googleアナリティクス上でGoogleサーチコンソールのデータを閲覧できます。
カワウソ
Googleサーチコンソールへの登録と設定方法
ここからは、Googleサーチコンソールへの登録と設定方法について詳しく解説します。
手順は、以下の4ステップです。
Google アカウントの作成
Googleサーチコンソールを使用するためには、「Google アカウント」が必要です。
まだGoogle アカウントを持っていない方は、Google アカウントにアクセスして、「アカウントを作成する」をクリックしてください。

次に、「姓」「名」「ユーザー名」「パスワード」を入力して、次へをクリックしましょう。

ユーザー名を入力すると、「ユーザー名@gmail.com」のメールアドレスが作成されます。「代わりに現在のメールアドレスを使用」をクリックすると、独自ドメインなどGmail以外のメールアドレスでも、「Google アカウント」を作成することが可能です。
※独自ドメインのメールアドレスについては、以下の記事で詳しく解説しています。

次に、「電話番号」「再設定用のメールアドレス」「生年月日」「性別」などを入力してください。

プライバシーポリシーに目を通して、同意するをクリックします。

「ようこそ、(ユーザー名)さん」と表示されれば、Google アカウントの作成は完了です。

Googleサーチコンソールのホームにある「今すぐ開始」をクリック
作成したGoogle アカウントでログインします。

プロパティタイプの選択(URLプレフィックス)
プロパティタイプの選択画面で、「URLプレフィックス」を選択し、自社のホームページアドレス(URL)を入力したあと、「続行」をクリックしてください。

所有権の確認
ここでは、登録するホームページが自社の管理物であることをGoogleに伝えるための作業を行います。

おすすめとして表示されている「HTML ファイル」は、ファイルをダウンロードして、サーバーにアップロードする方法です。
サーバーと通信するためには、レンタルサーバーの「ファイルマネージャ機能」や「FTPソフト」を使う必要があります。
WordPress(ワードプレス)でホームページを作る方には、「Site Kit by Google」というプラグインで所有権を確認する方法がおすすめ。
HTMLやCSSなどのWeb制作スキルがなくても、ホームページの制作や更新が簡単にできる無料のシステムのこと。「テーマ(デザインテンプレート)」や「プラグイン(拡張機能)」が豊富であるため、初心者の方でも完成度の高いホームページを作りやすいのが特徴です。



Googleが無料で提供する公式プラグインで、GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスなどのツールとWordPressを簡単に連携することが可能です。またWordPressの管理画面上に、各ツールの測定結果を表示させることもできます。
ここでは、「Site Kit by Google」で所有権を確認する方法を解説しますね。
Site Kit by Googleで所有権を確認する方法
WordPressのメインナビゲーション「プラグイン > 新規追加」をクリックして、「Site Kit by Google」を検索します。

今すぐインストールをクリックして、有効化してください。

メインナビゲーションに追加された「Site Kit」をクリックして、Google アカウントでログインします。

Google アカウントでログインすると、Site Kitからアクセスを求められます。
以下の2つにチェックを入れて、次に進みましょう。
- 確認済みサイトの Search Console データの表示と管理です。
- 管理しているサイトとドメインのリストの管理です。

続いて、サイトの所有権を確認する画面が表示されたら、確認ボタンをクリックします。

許可をクリックしてください。

セットアップをクリックします。

これで完了です。
そのままダッシュボードに移動をクリックしましょう。

WordPressのメインナビゲーション「Site Kit > 設定」をクリックすると、Googleサーチコンソールが「接続済」であることが確認できます。
接続できていれば成功です。

Googleサーチコンソールの使い方
ここからは、Googleサーチコンソールの使い方を解説します。
Googleサーチコンソールのサイドメニューに用意された、それぞれの項目の活用方法を、目的別に解説しますね。
検索パフォーマンス
検索パフォーマンスの項目では、Googleの検索結果に対するホームページのパフォーマンスを確認できます。
- 合計クリック数
- 合計表示回数
- 平均CTR
- 平均掲載順位

また、クリック数と表示回数については、以下のセグメント(区分)ごとに確認することが可能です。
- クエリ(検索語句)
- ページ
- 国
- デバイス
- 検索での見え方
- 日付

検索パフォーマンスを活用する目的は、主に以下のような例が挙げられます。
- 対策キーワードに対するページの検索順位を知りたい
- ページタイトル変更後の効果を検証したい
それぞれの事例をもとに、活用方法を詳しく解説します。
対策キーワードに対するページの検索順位を知りたい
SEOに注力している方なら、対策キーワードに対するページの検索順位を知りたいですよね。
世の中に出回っている検索順位取得ツールは、有料のものが多いです。
その点、Googleサーチコンソールなら、Google検索に絞られるものの、検索順位を無料で確認できます。
カワウソ
絞られると言っても、日本における検索エンジンのシェアのうち77.59%がGoogleなので、十分でしょう(参考:Statcounter Global Stats「Search Engine Market Share Japan Jan – Dec 2022」)。
まず「検索パフォーマンス」をクリックします。

次に「+新規」をクリックしたあと、「検索キーワード」を選んでください。

プルダウンから「正確なクエリ」を選んで、対策キーワードを入力したのち、「適用」をクリックします。

同様に「+新規」をクリックしたあと、今度は「ページ」を選びます。

プルダウンから「正確な URL」を選んで、調べたいページのURLを入力したのち、「適用」をクリックします。

これで、特定のキーワードに対する順位を確認できました。

対象となる期間は、デフォルトで3ヵ月です。
あとからでも「日付」から変更できます。

ページタイトル変更後の効果を検証したい
SEOでは、検索順位の上昇だけでなく、クリック率を高める施策も重要です。
たとえば検索順位が2位のまま、なかなか1位を獲得できないページがあったとします。
この場合、魅力的なページタイトルに変更することでクリック率を高められれば、順位は2位のままでもより多くのユーザーを集めることが可能です。
ここではページタイトルを変更する前と後で、CTR(クリック率)が上がったのかを確認する方法を解説しますね。
先ほどと同様に、「+新規」から検索キーワードとページを指定しましょう。

次に「日付」から、「比較」のタブをクリックします。

「カスタム」で、検索結果においてタイトルが変更された日を境として、2週間以上を目安に指定しましょう。

これで期間ごとの検索パフォーマンスデータが表示されました。

たとえば上記のデータでは、平均CTRが2.8%から4.8%に上がっていますね。
タイトルの変更によりCTRが改善されたと判断することが可能です。
タイトルの変更により、そもそも順位が変動している場合もあります。
順位が変わるとCTRにも影響があるため、効果検証のときには注意が必要です。
また、表示回数やクリック数が極端に少ない場合は、そもそも「率」であるCTRのデータは、参考にしづらいので注意しましょう。
インデックス作成
インデックス作成の項目では、以下の作業ができます。
- サイトマップファイルの送信
- インデックス登録状況の把握(エラーに対する理由の確認)
- インデックス対象から外したいページの削除申請
上記の3つは、以下の目的で活用することが可能です。
- インデックス登録を促したい
- インデックス登録エラーを改善したい
- 特定のページを検索結果から削除したい
インデックス登録を促したい
ホームページを公開したにもかかわらず、なかなか検索結果に表示されない場合は、一度Googleサーチコンソールから、サイトマップファイルを送信してみるのがよいでしょう。
サイトマップファイルを送信することで、Googleにインデックス登録をリクエストできます。
Googleサーチコンソールからサイトマップファイルを送信する方法は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

インデックス登録エラーを改善したい
特定のページのみ、検索結果に表示されないときがあります。
もしかすると、インデックス登録にエラーが発生しているのかもしれません。
Googleサーチコンソールでは、ページがインデックスされなかった理由を確認することが可能です。
まず「インデックス作成 > ページ」をクリックしてください。

ページ中央の「未登録」と「登録済み」の数字を確認します。
以下の場合、1つのページがインデックス登録されていない状況です。

ページをスクロールするとすぐ下に、「ページがインデックスされなかった理由」が表示されているので、エラーかどうか確認しましょう。

ここでは「noindex タグによって除外されました」と表示されています。
検索結果に表示させたくないページがある場合に、Googleに対してインデックス登録をしないように指示するためのタグ。HTML内のhead要素に、以下のnoindexメタタグを埋め込みます。(例)<meta name="robots" content="noindex">
理由の部分をクリックすれば、それぞれ対象のページを確認することが可能です。

もしnoindexタグが意図して挿入したものでないのなら、削除しましょう。
なお、ページがインデックスされなかった理由は、ほかにも複数存在します。
以下のページでは、理由ごとに解決策が紹介されているので、参考にしてください。
(参考:Search Console ヘルプ「ページ インデックス登録レポート」)
特定のページを検索結果から削除したい
Googleサーチコンソールでは、Googleの検索結果に表示された特定のページを、一時的に表示させないように申請することが可能です。
対象となる期間は約6ヵ月で、申請後1日以内に反映されます。
以下のケースに該当する場合で、直ちにGoogleの検索結果から特定のページを削除したい場合は、申請しましょう。
- ページや画像がまだ存在しており、Google 検索結果から一定の期間(180 日間)削除したい場合
- ページまたは画像はすでに削除されているが、Google 検索結果にはまだ表示される場合
Googleサーチコンソールでは、Googleの検索結果に表示された特定のページを一時的に非表示にできても、完全に削除することはできません。完全に削除する方法は、以下を参考にしてください。
まず、「インデックス作成 > 削除」をクリックします。

一時的な削除のタブから、新しいリクエストをクリックしてください。

「URL を一時的に削除する」のタブが選ばれた状態で、URLを入力します。
URLを入力したら、「次へ」をクリックしてください。

基本的に「この URL のみを削除」で申請しましょう。「このプレフィックスで始まる URL をすべて削除」を選んでしまうと、意図しないページを一時的に削除してしまうことになります。慎重に操作しましょう。
次の画面で、「リクエストを送信」をクリックすれば完了です。


リクエストのキャンセルは、対象URL(行)の一番右の「︙」から可能です。
エクスペリエンス
エクスペリエンスでは、ページエクスペリエンスが確認できます。
具体的には、以下の内容です。
- ウェブに関する主な指標(ページ読み込み時の速度、応答性、安定性)
- モバイルユーザビリティ(モバイルでの操作性に対する評価)
- HTTPS(ページがSSL化されているかの評価)
前述のとおりページエクスペリエンスは、ユーザーがWebページに訪れたときの、コンテンツ(情報)そのものの価値以外の体験のこと。
コンテンツの価値が重要視されるとはいえ、ページエクスペリエンスに欠点があると、自社のページが上位表示されるための足枷になってしまうかもしれません。
ホームページを開設したあとは、定期的にページエクスペリエンスに致命的な問題がないか確認しましょう。
まず、「エクスペリエンス > ページ エクスペリエンス」をクリックしてください。

すると、モバイルとパソコンそれぞれに対する評価が表示されます。
「良好 URL」が100%に近いほど、よい結果です。

より詳細に確認するためには、下部の「ページ エクスペリエンス シグナル」のデータを見ます。
ページ読み込み時の速度、応答性、安定性に対して、問題があるページの数が表示されています。

クリックすると次の画面で、詳細なデータを確認することが可能です。
評価は次の3つに分けられています。
- 不良
- 改善が必要
- 良好

「不良」と「改善が必要」については、ページ下部の「良好な URL と判断されなかった理由」から、原因を追及できます。

基本的に、「不良」のものから対応しましょう。
それぞれ行をクリックすることで、対象のURLを確認することが可能です。

画面右側URLの「︙」から、「PageSpeed Insights(ページスピード インサイト)」に直接アクセスできます。

Googleが提供する無料のページパフォーマンス計測ツール。WebページのURLを入力するだけで、簡単にサイトスピードを計測できます。また、Webページのパフォーマンスをスコアで表示してくれます。同時に改善策も提示してくれるので、おすすめです。
あとは、PageSpeed Insightsのページ下部に表示される提案を参考に、ページを改善しましょう。

PageSpeed Insightsの使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。

モバイル ユーザビリティ

モバイルでアクセスしたときに、ユーザビリティ(操作性)に問題があると考えられるページの数が、表示されています。
クリックして、詳細を確認しましょう。
ページの評価は「使用不可」と「使用可能」の2つです。

使用不可の理由は、ページ下部の「ページがモバイルで利用できない理由」から確認できます。

行をクリックして、対象のURLを確認しましょう。

「ライブページをテスト」をクリックすると、直接「モバイルフレンドリーテスト」にアクセスできます。
モバイルでのページの使いやすさをテストすることが可能。ページのURLを入力するだけで、使いやすさのスコアが表示されます。
詳細を確認し、改善の必要性がある場合は対応しましょう。

なお、エラーの種類はさまざまです。
以下では、エラーごとの対策が案内されているので、参考にしてください。
(参考:Search Console ヘルプ「モバイル ユーザビリティ レポート」)
セキュリティと手動による対策
セキュリティと手動による対策では、自社のホームページがGoogleの「品質に関するガイドラインに違反していないか」と「セキュリティに問題がないか」の確認ができます。
問題がなければ、以下のように「問題は検出されませんでした」と表示されます。


万が一、何かしらエラーが表示されている場合は、以下を参考に対応してください。
(参考:Search Consoleヘルプ「手動による対策レポート」)
(参考:Search Consoleヘルプ「[セキュリティの問題] レポート」)
リンク
リンクでは、自社ホームページの内部リンクと外部リンクを確認することが可能です。
ここではリンクを活用する場面を、以下の2つの例を用いて解説します。
- 自社のページ(コンテンツ)の第三者評価を知りたい
- ネガティブSEOに対応したい
自社のページ(コンテンツ)の第三者評価を知りたい
外部リンクを確認すれば、自社のホームページがどんな風に紹介されているのかを確認できます。
まず、「リンク」をクリックしてください。

次に、外部リンクの「詳細」をクリックします。

リンクされている自社のページが一覧に表示されるので、調べたい行のURLをクリックしてください。
「このページにリンクしている上位のサイト」から、調べたいものをクリックしましょう。

リンクしているページ(リンク元)が表示されるので、調べたい行にマウスを乗せたあと、「新しいタブで開く」をクリックしてください。

カワウソ
今回、当メディアの外部リンクを調べたところ、会社でロゴを作るメリットを解説した記事が参考にされていました。
このような第三者評価を参考に、今後のサービス開発やホームページ運営に活かしていくことが可能です。
リンクしているページ(リンク元)がSSL化されていない場合は、通信が暗号化されていないため、アクセスしないようにしましょう。SSL化されていないページは、URLが「https」ではなく「http」から始まるため、判別可能です。
また外国語のページなど、意図が感じられないリンク元も少なくありません。すべてのリンク元が参考になるわけではないので、注意しましょう。

ネガティブSEOに対応したい
ネガティブSEOとは、評価を下げたいホームページに対して、低品質なリンクを付与する行為のこと。
自社のホームページが外部から低品質なリンクを受けていても、基本的にはGoogleが悪影響を及ぼさないような取り組みを行っています。
とはいえ、確実に悪影響を受けないとは言い切れません。
以下は、Googleの公式見解です。
Google は、第三者サイトでの行為がウェブサイトに悪影響を及ぼすことがないよう、できる限りの取り組みを行っています。それでも場合によっては、他サイトからのリンクがページやサイトの Google での評価に影響を及ぼすことがあります。たとえば、自身または利用する SEO 業者が、Google の品質に関するガイドラインに違反する有料リンクなどのリンク プログラムを利用することで、サイトへの不適切なリンクが作成された場合などです。まず、ウェブからスパム性のリンクや品質の低いリンクをできる限り削除することをおすすめします。
(引用:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」)
そのため、低品質なリンクを大量に受けている場合は、Googleサーチコンソールから「否認」する必要があります。
リンクを否認する方法については、以下のGoogle公式のサイトを参考にしてください。
(参考:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」)
設定
設定では、Googleサーチコンソールにアクセスできるユーザーを追加したり、ホームページアドレスを変更したときにGoogleに通知できたりします。
ここでは利用することが多い、ユーザーの追加方法を解説しますね。
社内メンバーはもちろん、WebコンサルティングやSEOなどの支援を外部から受ける場合は、サーチコンソールの権限を付与することになります。
まず、「設定」をクリックしてください。

次に、「ユーザーと権限」をクリックします。

ユーザーを追加をクリックします。

権限を付与する「Google アカウントのメールアドレス」を入力して、権限を選びます。

オーナー:他のユーザーの追加と削除、設定、すべてのデータの表示やツールの利用が可能
(参考:Search Console ヘルプ「所有者、ユーザー、権限の管理」)
フル:すべてのデータに対する表示権限を持っており、一部のアクションを実行可能
制限付き:基本的にデータの閲覧のみ
「追加」をクリックすれば完了です。
まとめ
今回の記事では、Googleサーチコンソールの概要はもちろん、登録方法から使い方までを詳しく解説しました。
- Googleサーチコンソールは、掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ無料サービス
- Googleサーチコンソールは、SEOに注力する企業にはおすすめ
- サーチコンソールは検索結果に、アナリティクスはユーザーに焦点が当たったデータ
- Googleサーチコンソールを使えば、Googleからの診断結果が分かる
Googleは、検索エンジンのなかでも圧倒的なシェアを誇ります(参考:Statcounter Global Stats「Search Engine Market Share Japan Jan – Dec 2022」)。
そのため、Googleからの診断結果を把握しておくことは、SEOにとって重要です。
ぜひGoogleサーチコンソールを活用してみてください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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