SNSとは?種類と特徴を分かりやすく解説【有名SNS一覧付き】

【2025年7月17日更新】記事全体で文章を見直すとともに、情報を最新化しました。

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こんにちは、T部長です!

「SNSってよく聞くけど、そもそもどういうものなの?」と考えたことはありませんか?

日本では、ほとんどの人がスマホを所有しSNSで情報交換をしています。「面白いブログを見つけた」などの情報も、SNSを通じて一気に「拡散」する可能性があります。

そこで今回は、SNSについてあまり詳しくない方に向けて、SNSの種類や特徴を分かりやすく解説します。

T部長

この記事は以下のような人におすすめ!

  • SNSって結局は何のこと?
  • SNSってどういう種類があるの?
  • おすすめのSNSは?

あなたの人生を豊かにするSNSがどれなのかを知るためにも、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

それではどうぞ!

SNSとは?その意味を解説!

SNSとは?

SNSは、インターネットを通じて人と人をつなげるサービスです。

自分の趣味や意見をネットに公開して、世界中の人と共通の話題でつながり、意見の交換ができます。

SNSの正式名称はソーシャルネットワーキングサービス

SNSの正式名称はソーシャルネットワーキングサービス

SNSは「Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)」の略。日本語に訳すと「社会的なネットワークを築くためのサービス」です。ソーシャルメディアと呼ばれることもあります。

郵便制度や電話など、ネットワーク作りを助ける手段は昔からあります。しかし、インターネットの普及によって、個人が作るネットワークのスケールとスピード感は飛躍的に高まりました。

それに伴い、SNSをはじめとする「ネットを通じた新しい形の交流」の可能性も生まれてきています。

SNSを利用する目的

SNSを利用する目的

SNSを利用する目的は「どのようなネットワークに参加したいか」「どのような活動で人と交流したいか」によってさまざまです。

たとえば、多くの人が次のような目的でSNSを利用しています。

SNSを利用する目的
  • 友達を増やす
  • 情報収集や情報共有に使う
  • 日常の暮らしぶりを公開して、フィーリングの合う人と交流する
  • 撮影した写真や動画を多くの人に観てもらう
  • 誰かが撮った写真や動画を観て楽しむ
  • 同じ趣味をもつ人たちと交流し、趣味を深める
  • 自分の意見、思想を広く公開し、議論する
  • ふだんの生活で感じたことをつぶやき、それを読んだ人の感想を見る

また、自分からは積極的に投稿しないが、人の投稿を見て楽しんだりコメントしたりするのを目的にしている人もいます。

タレントや芸能人をフォローしてコメントし、有名人との「親近感」を味わうことを目的にする人も多いです。

収益化の機能も豊富

最近では、SNSは単なる交流の場としてだけでなく、収益化の手段としても活用されています。企業や個人がSNSを活用する主な収益化の方法には、以下のようなものがあります。

  • SNSアフィリエイト:投稿にアフィリエイトリンクを貼り、リンク経由の購入で報酬を得る
  • 広告収益:再生数やインプレッション数に応じて広告収入を得る
  • 企業案件・PR案件:フォロワーの多いインフルエンサーが企業から依頼を受けて商品を宣伝し、報酬をもらう
  • オンラインショップ・ECサイトへの誘導:SNSを通じて自社商品を販売する
  • 投げ銭・ファン支援:視聴者がクリエイターに直接支援できる機能を活用する

このように、SNSは個人の交流の場であるだけでなく、ビジネスや収益化のツールとしても大きな可能性を持つプラットフォームへと進化しています。

上記は個人のSNS利用目的ですが、最近は企業マーケティングの利用も増えてきました。

企業の場合は、次のような目的で利用しています。

企業のSNS利用目的
  • 商品・サービスのPR
  • 企業姿勢の広報
  • 消費者の感想を聞く
  • 人材採用

地方自治体や公共団体でも、情報の周知やオンライン手続きなどを目的として、SNSを利用するところが増えつつあります。

SNSを介して生じた社会現象

SNSの普及によって、特定のSNS内部の出来事が社会全体に影響を及ぼす事例が増えています。

有名なSNS用語は下記のように多くあります。

SNSを利用しない人でも知っているSNS用語
いいね ! インスタ映え バズる LINEグループ
インフルエンサー ユーチューバー 炎上する 既読スルー
フォロワー 拡散する フェイクニュース #(ハッシュタグ)

 

どれも耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。「インスタ映え」という言葉が2017年の流行語大賞に選ばれたのも、SNSを介して生じた社会現象のひとつです。

小学生のなりたい職業の第1位がYouTuberだという調査が、マスコミで話題になったこともありました。

企業もSNSの社会的影響力に注目して、広告の出稿を増やしています。情報発信がフォロワーに大きな影響を与える、インフルエンサーと契約する企業も増えました。

このようにSNSは、さまざまな社会的影響力を持つコミュニケーション手段になっています。

T部長

世界中の人とすぐにコミュニケーションがとれる時代になっています!

SNSの仕組み

次にSNSの仕組みについて解説していきます。

どのSNSも、次の4つの構成になっているものが多い傾向にあります。

会員登録制・招待制

どのSNSも基本的には「会員登録制」または「招待制」です。

登録時には、メールアドレスや電話番号、ユーザー名などを入力し、アカウントを作成する必要があります。
一部のSNSでは、登録後にプロフィールの設定や、興味のあるトピックの選択を求められることもあります。

これは「個人を識別するため」「個人情報を保護するため」「個人に最適化した情報を流すため」などの理由で使用されています。

匿名で発信できる(一部実名登録のサービスもあり)

SNSの利用には会員登録が必要ですが、個人情報を伏せて匿名でも運用できます。

会員登録時は本名で登録しますが、別途ニックネームを作れるサービスがほとんど。

たとえば、本名が「山田太郎」だとしても、「タロ」のように別名で発信できます。

匿名で利用できるSNSは、本名を公開せずに自由に発言できるため、気軽に投稿しやすいのが特徴です。一方で、匿名性が高いと誹謗中傷やフェイクニュースの拡散といった問題も発生しやすくなります。

Facebookのように実名がそのままアカウント名になるSNSもあります。

実名制のSNSは、信頼性の高い情報を得やすい反面、プライバシーの問題を考慮する必要があるという特徴があります。

無料で使える(一部有料サービスもあり)

SNSは基本的には無料で使えます。

人気サービスである「X(旧Twitter)」「LINE」「Instagram」「Facebook」「YouTube」「TikTok」はいずれも無料です。

ただし、サービス内で課金や広告サービスを使うと、一部有料となるものもあります。

たとえば、X(旧Twitter)では、有料プラン「Xプレミアム」に加入することで、長文投稿や広告の非表示、投稿の編集機能などが利用可能になります。

また、YouTubeなどでは、有料プランを利用すると広告を非表示にできるなど、ストレスのない視聴体験が可能になります。

情報の閲覧や発信、他ユーザーとの交流であれば無料で使えるものがほとんどです。

アプリ版とブラウザ版の2種類が用意されている

SNSはアプリストアからダウンロードして使う「アプリ版」と、SafariやGoogle Chromeなどウェブブラウザを使った「ブラウザ版」の2つが用意されていることが多いです。

「ブラウザ版」であれば、スマートフォンを所持していなくても、パソコンだけでSNSを使えます。

アプリ版は、直感的に操作できるUI(ユーザーインターフェース)が特徴で、通知機能を利用してリアルタイムで更新情報を受け取ることができるため、日常的にSNSを利用する人に向いています。

一方、ブラウザ版は、PCの大画面でSNSを閲覧したいときや、仕事や資料作成でSNSの情報を活用したい場合に便利です。

どちらにしてもオフラインでは使えず、インターネット環境は必須です。

SNSのやり方5ステップ

SNSはサービスによって手順が異なる場合もありますが、基本的には以下の5ステップで利用できます。

今回はX(旧Twitter)を例にSNSのやり方を解説します。

1.アカウントを作成する

まずはアカウントを作成します。

アカウントの登録の際は「電話番号」「住所」「氏名」「メールアドレス」などが必要です。Xの場合は「電話番号またはメールアドレス」と「生年月日」の入力を求められます。

年齢制限があるSNSの場合、生年月日の内容によってはアカウント登録ができなくなる場合があります。

これらの情報はアカウント登録用に使用されるため、基本的には公開されることはありません。

ただしSNSによっては設定を誤ると、他人には知られたくなかった個人情報を自ら発信してしまうこともあるので、誤りがないか入念にチェックしておきましょう。

2.プロフィール画像を選ぶ

次にプロフィール画像を選びます。

使う画像は、自分の顔などでなくても問題ありません。

相手に興味を持ってもらうためにも、自分の発信する内容にちなんだ画像やイラストなどを設定しましょう。

閲覧のみ行う場合や、フォロワーを集めるつもりがない方は、特にこだわらなくても大丈夫です。こだわりがなければ、まずは用意された絵文字アイコンの中から好きなものを選んでプロフィール画像に利用する形でも問題はありません。

3.興味のあるトピックを選び、気になるユーザー(アカウント)をフォローする

続いて、興味のあるトピックを3つ以上選択します。

この内容は、ユーザーの興味や関心に基づいて、タイムラインに表示されるコンテンツを最適化するために使用されます。

次に気になるユーザー(アカウント)をフォローしましょう。

フォローすると、そのユーザーが発信した内容がタイムラインに表示され閲覧できます。

なかには広告や他のおすすめユーザーの投稿なども表示されることはありますが、基本的にはフォローしたユーザーの内があなたのタイムラインに流れます。

4.発信する or 閲覧する

あとはタイムラインを見ながら閲覧したり、自分自身で発信したりしてSNSを楽しみます。

登録したからといって発信する必要はなく、情報を閲覧するだけでもOKです。

5.気に入った投稿に「いいね」や「コメント」をする

自分が「いいな!」と思った投稿を見つけたら、気軽に「いいね」をしてみましょう!

また、投稿に対してコメントをすることで、投稿主からコメントの返信をもらえることもあります。

「いいね」や「コメント」を使って他のユーザーと交流を深めることで、フォロワーが増加していきます。

Xの使い方は、以下の記事で詳細に解説していますので、あわせてご覧ください。

SNSの種類と特徴

SNSにはいくつかのジャンルがあり、大きくわけると以下の4つの要素があります。

  • 文章
  • 画像(写真・イラスト)
  • 動画
  • 音声

さらに上記のジャンルから、「ストック型」と「フロー型」に大別されます。

  • ストック型
    検索に便利なように投稿したコンテンツが蓄積されていくタイプのSNS。
  • フロー型
    投稿がタイムライン上に流れ「今の気持ち」や「今の出来事」を伝えるのがおもな目的。一定時間が経過すると、投稿が自動的に消去されるSNSもあります。

上記のどれをメインにするかによって、発信するSNSが分かれます。

ここからは各SNSジャンルごとの特徴をご紹介します。

1.文章投稿型SNSの特徴

文章投稿型SNSの代表的なサービス
  1. LINE
  2. X(旧Twitter)
  3. Facebook

おもに文章で日常生活の出来事や考え方を発表するSNSです。投稿に共感してメッセージを送ったり、意見を交換したりすることで交流します。

文章のスタイルや長短によって「日記公開型」「つぶやき型」「チャット型」に分類できます。

文章には個人の価値観がストレートに表れ、言葉遣いも人それぞれです。時として発言が差別的・中傷的になり、人を傷つける場合があるので配慮が必要です。

2.写真投稿型SNSの特徴

写真投稿型SNS
写真投稿型SNSの代表的なサービス
  1. Pinterest
  2. Instagram
  3. Snapchat

主に写真の投稿を通じて交流するSNSです。近年、スマホのカメラ性能が飛躍的に向上し、簡単に投稿できる仕組みも備わり、利用者数が大きく伸びました。

投稿される写真のジャンルは、グルメ、ファッション、ペット、植物、風景、旅行など多種多様です。投稿者は興味・関心がある分野で投稿し、ユーザー同士で称賛しあったりします。

ユニークな写真や美しい写真を継続して投稿する人には、多くのフォロワーが集まります。フォロワーの多いアカウントは「インフルエンサー」とも呼ばれ、社会的に大きな影響力をもつことも。

写真には言語の壁がないので、グローバルにフォロワーを獲得しやすいのが特徴です。

ただ、写真投稿型SNSは、写真に撮影者や被写体の個人情報が写り込む可能性があります。そのため、撮影や投稿には配慮が必要です。

3.動画投稿型SNSの特徴

動画投稿型SNS
動画投稿型SNSの代表的なサービス
  1. ニコニコ動画
  2. TikTok
  3. YouTube

最近とくに注目が高まっているのが動画投稿型のSNSです。投稿者は自分の趣味や特技、専門を生かした動画をアップします。視聴者は動画にコメントしたり「高評価」を付けたりして交流します。

再生回数が伸びると投稿者に広告収入が入るため、動画投稿を職業にする人が増えているのです。日本語のナレーションは海外に拡散しにくいため、英語字幕を付ける動画も多くあります。

写真と同様に、動画投稿でも個人のプライバシーを侵害する可能性があるので注意が必要です。

4.ライブ配信型のSNSの特徴

ライブ配信型のSNS
ライブ配信型SNSの代表的なサービス
  1. SHOWROOM
  2. ツイキャス
  3. ミクチャ

ライブ配信型のSNSは、タレントや芸能人がライバー(配信者)になり、ファンが視聴するパターンが主流です。ライバーは一般人でもなれます。

視聴者はコメントだけでなく、「投げ銭」で応援できるのが特徴です。有名ライバーになれば、多くの投げ銭を受け取ることで高収益を得られる可能性があります。

仲間同士で自撮り動画を生配信するSNSは、10代~20代の女性に人気です。

人気のSNSサービス6つ

現在、日本で利用者がとくに多い人気SNSサービスを6つご紹介します。

これらのSNSの国内利用者数を総計すると、日本の人口の2倍ほどにもなります。

1.Facebook (フェイスブック)

Facebook (フェイスブック)

Facebook

特徴日記公開型SNS。「友達申請」でネットワークを広げられ、交流できる
主なターゲット層40代~60代
月間アクティブユーザー数2,600万人 ※2021年12月発表時点

世界で29億人、日本で2600万人のユーザーがいる世界最大のSNSです。文章や写真で日常生活を公開する「日記公開型」で、ユーザーは実名登録と顔写真を掲載するのが原則です。

コミュニティの核は、友達や知人。新たに知り合った人には「友達申請」してネットワークが広がっていくのが特徴です。友達の投稿に「いいね」を押したりコメントをしたりして交流します。

実名の交流なので、投稿の内容に節度が保たれるのが人気の理由です。そのため、ユーザーの年齢層も高めで40代~60代が中心になっています。

Facebookは、個人的な出来事や考えを気軽に投稿する点で、雑記ブログのような側面を持ちます。しかし家庭菜園や釣りなど、テーマを絞って投稿する「Facebookページ」もあり、特化ブログのように使うことも可能です。

最近は、企業がPRや人材採用のためにFacebookページを利用するケースも増えています。

2.X(エックス)

X(エックス)

X(旧Twitter)

特徴140字以内で「今の気持ち」をつぶやくSNS。リポスト(旧リツイート)で急速に拡散する可能性がある
主なターゲット層10代~20代
月間アクティブユーザー数4,500万人 ※2017年10月発表時点

X(旧Twitter)は世界で3億3000万人、日本で4500万人のユーザーがいます。140文字以内の文章を投稿(ポスト)する「つぶやき型」のSNSです。「渋谷スクランブル交差点なう」などリアルタイムの情報や感想を発信して交流します。

匿名のアカウントで気楽に発信でき、文章が短くスマホでの受発信に向いているのが人気の理由です。ポストの内容によっては「リポスト」(ポストの引用)で一気に拡散され、デマやフェイクニュースの発信源になる場合もあります。

手軽に発信できる半面、誤解が生じやすく、「リプライ」と呼ばれる返信を繰り返すうちに口論になることも。10代、20代のユーザーが多いのが特徴です。

Xで投稿できるのは基本的に140文字以内とされており、この短い文章で簡潔に伝える形式が、手軽さと拡散力の高さを生んでいます。ただし、有料プランの「Xプレミアム」に加入することで、140文字の制限を超えて長文の投稿が可能になります。これにより、詳細な情報を発信したり、ストーリー性のある内容を伝えたりすることが容易になります。

X(旧Twitter)の始め方は、以下の記事で詳細に解説しています。

3.Instagram(インスタグラム)

Instagram(インスタグラム)

Instagram

特徴「インスタ映え」の流行語を生んだ写真投稿型の人気SNS
主なターゲット層10代~30代
月間アクティブユーザー数3,300万人  ※2019年6月時点

写真投稿型のSNSです。世界で約15億人、日本で3300万人のユーザーがいます。位置情報アプリから写真投稿アプリに特化したことをきっかけにユーザーを増やしました。動画の投稿も可能です。

グルメやファッションのおしゃれな写真(ばえる写真)を投稿するのが主流で、日本では「インスタ映え」という流行語も生まれました。

「インスタグラマー」と呼ばれるフォロワーの多いインフルエンサーが、自身のブランドを立ち上げるケースもあります。インスタ映えを意識した店舗設計や商品開発も盛んになりました。

2012年にMeta社(旧Facebook)に買収されています。

以下の記事でもくわしく紹介していますので、参考にしてみてください。

4.YouTube (ユーチューブ)

YouTube (ユーチューブ)

YouTube

特長動画を投稿して「チャンネル登録者」や「再生回数」の伸びを目指すSNS
主なターゲット層全世代
月間アクティブユーザー数7,000万人 ※2022年05月時点

世界で25億6,000万人、日本で7,000万人のユーザーがいる動画投稿型のSNS。投稿せずに視聴するだけで「チャンネル登録」や「コメント」で参加するユーザーが多いのが特徴です。

視聴ユーザーにとって、さまざまなジャンルの動画をいつでも無料で観られるのが人気の理由です。人気のある動画はXなどで拡散され、「再生回数」が100万以上になることも珍しくありません。

投稿者には再生回数に応じて報酬が支払われるため、高額の収入を得る「人気ユーチューバー」もいます。

YouTubeの始め方は、以下の記事でも解説しています。

5.TikTok(ティックトック)

TikTok(ティックトック)
特徴15秒から3分の短い動画を投稿するSNS。倍速などの特殊効果機能を簡単に使えるのが人気
主なターゲット層10〜20代の若者が中心だが最近は30代以上の利用者も増えている
月間アクティブユーザー数950万人(2019年時点)

月間アクティブユーザー数が全世界で15億人超えのSNS。日本国内においても2019年2月時点で950万人以上と公表されていたため、利用状況を考えると、さらに月間アクティブユーザーは増加しているものと考えられます。

TikTokは、15秒~3分の短い動画を作成・投稿できるSNSです。BGMにあわせて、独自の振り付けでダンスをする動画に人気があります。

盛りメイクや変顔にする機能も人気。スローモーションや、倍速の動画も簡単に作れます。人気動画のパロディを作って楽しむユーザーが多いのが特徴です。

6.LINE (ライン)

LINE (ライン)

LINE

特徴メールでチャットするSNS。交流範囲ごとにLINEグループの設置も可能
主なターゲット層全世代
月間アクティブユーザー数9,500万人 ※2023年3月末時点

LINEは日本で開発されたSNSです。メールチャットが手軽にでき、無料の音声通話機能もあるため、人気になりました。国内ユーザーは9,700万人を超えています。

メッセージが相手に読まれると「既読」のサインがつきます。既読がついても返事がないことを「既読スルー」と言い、感情的な摩擦を生むことも……。

チャットにイラストを添える「スタンプ機能」が人気で、有料・無料のさまざまなスタンプをアプリ内で入手できます。なかには動くスタンプもあり、ユニークな動きをするものも。

LINEで人気の機能に「グループチャット」があり、そこで発信したメッセージは特定のメンバーに同時に共有されます。

SNS一覧!代表的なサービスをご紹介

現在、世の中にあるSNSの数は数百にもおよぶと言われています。ここでは以下の5つのジャンル別に、代表的なサービスをご紹介します。

文章投稿系SNS

サービス名読み方説明
Facebookフェイスブック日記公開型SNS。「友達申請」でネットワークを広げられ、交流できる
mixiミクシィ日本で開発された日記公開型SNSの老舗。Facebookの登場前に一気にユーザーを増やした
Greeグリー日記や写真アルバムを公開して交流するSNS。最近はスマホゲームのプラットフォームとして人気
noteノート登録・投稿が簡単で、長文の意見発表に便利なSNS。記事の有料販売も可能
Tumblrタンブラー文章、画像、動画を投稿・シェアできるSNS。ブログとしても利用可能
X(旧Twitter)エックス140字以内で「今の気持ち」をつぶやくSNS。リポストで急速に拡散する可能性がある
Mastdonマストドン500字以内で投稿。ソフトウェアが公開されており、プログラミングに詳しい人は「インスタンス」という独自の舞台を設立できる
LINEラインメールでチャットするSNS。交流範囲ごとにLINEグループの設置も可能
WhatsAppワッツアップメールでチャットする他にボイスメッセージも送れる。音声通話機能はない
Wechatウィーチャット中国で開発されたチャットアプリで、中国名は「微信」。ボイスチャットも可能

文章投稿系SNSの中から、前述のFacebookX(旧Twitter)LINE以外で、代表的なものをご紹介します。

note(ノート)

note(ノート)

note

特長登録・投稿が簡単で、長文の意見発表に便利なSNS。記事の有料販売も可能
主なターゲット層20代~40代のビジネスパーソン、男性多め

ブログを作るよりも簡単に、自分の考えや経験・ノウハウを公開できるサービスです。投稿記事をまとめてマガジンにできます。

専門的な知識やノウハウを持っている人や面白い読み物が書ける人は、記事やマガジンの有料販売も可能です。

投稿者同士のフォロー機能があり、「投げ銭」で好きなクリエーターを応援できます。

noteの始め方は以下の記事でも解説しています。

mixi (ミクシィ)

mixi (ミクシィ)

mixi

特徴日本で開発された日記公開型SNSの老舗。Facebookの登場前に一気にユーザーを増やした
主なターゲット層40代~60代、アプリ内ゲームは幅広い世代が利用

2004年にサービスを開始した老舗SNSです。FacebookやX(旧Twitter)の登場後はユーザーが減少しましたが、オールドファンも多数います。

「心地よいつながり」がコンセプト。日記機能やメッセージ機能でコミュニケーションを取ります。趣味でつながる「mixiコミュニティ」も多数あり、自由に設立が可能です。

つぶやきを投稿する「mixiボイス」、最新ニュースが配信される「mixiニュース」が人気です。ニュースに対してコメントもできます。

mixi2

また、2024年12月には株式会社MIXIがmixi2という新しいSNSサービスをリリースしています。

mixi2は招待制を採用しており、既存のユーザーからの招待リンクを通じて新規登録が可能。
アプリは日本語と英語の両方に対応しており、iOSおよびAndroid向けに提供されています。

mixi2は、ユーザーがイベントを告知したり、興味関心に基づくコミュニティを形成したりするためのタブを追加するなど、独自の機能を備えています。

写真投稿系SNS

サービス名読み方説明
Instagramインスタグラム「インスタ映え」の流行語を生んだ写真投稿型の人気SNS
PinterestピンタレストWebで見つけた好みの写真や画像を自分専用のボードにピン止めし、シェアも可能
Snapchatスナップチャット投稿した写真やコメントが1秒~10秒で消えるのが特徴。投稿がネット上に残る心配がなく気楽に投稿できる
Pixivピクシブイラストや漫画の投稿がメインの日本発SNS。海外でも人気

写真投稿系SNSの中から、前述のInstagram以外の、代表的なものをご紹介します。

Pinterest(ピンタレスト)

Pinterest(ピンタレスト)

Pinterest

特徴Webで見つけた好みの写真や画像を自分専用のボードにピン止めし、シェアも可能
主なターゲット層30代~50代の女性

Pinterestは、Webで見かけたお気に入りの写真を自分専用のボードにピン止めして、シェアするSNSです。「食べてみたいスイーツ」「行ってみたい絶景ポイント」など、カテゴリー別に複数のボードを作れます。

経験したい未来のアクションに関する画像を、ネット上で収集するのが特徴です。料理のレシピを収集する人もいます。

Pixiv(ピクシブ)

Pixiv

特徴イラストや漫画の投稿がメインの日本発SNS。海外でも人気
主なターゲット層10代~20代

自作のイラスト、漫画、小説などの作品を投稿して、作品に対する評価やコメントで交流するSNSです。日本で開発されたサービスですが、海外でも人気があります。

お気に入りのクリエーターをフォローすると、新たに投稿されたときに通知が来るシステムです。カテゴリー別の人気ランキングを表示する機能もあります。

動画投稿系SNS

サービス名読み方説明
YouTubeユーチューブ動画を投稿して「チャンネル登録者」や「再生回数」の伸びを目指すSNS
TikTokティックトック15秒から3分の短い動画を投稿するSNS。倍速などの特殊効果機能を簡単に使えるのが人気
ニコニコ動画ニコニコどうが動画の視聴者のコメントが、動画画面上の右から左に流れるのが特徴

動画投稿系SNSの中から、前述のYouTubeTikTok以外の代表的なものをご紹介します。

ニコニコ動画

ニコニコ動画

ニコニコ動画

特徴動画の視聴者のコメントが、動画画面上の右から左に流れるのが特徴
主なターゲット層20代~30代

ニコニコ動画は、YouTubeの日本語版がリリースされる1年前の2006年にスタートした動画投稿サイトです。編集された動画のほかに、生配信の動画もあります。

動画再生中に視聴者のコメントがテロップとして、画面の右から左に流れるのが特徴です。この機能には盛り上げ効果があります。

コメントフィルター機能もあり、AIによって不適切と判断されたコメントは非表示になります。よく使われるコメントをワンクリックで入力できる「かんたんコメント機能」もあります。

ライブ配信系SNS

サービス名読み方説明
17Liveイチナナライブ芸能人の配信が多く知名度は高い。「だれもがなにかのアーティスト」がコンセプト
Showroomショールーム配信者にアイドルが多い。視聴者はアバターとして画面に登場しギフト(投げ銭)で応援
TwitCastingツイキャス(通称)配信者が視聴者のコメントに答える交流が盛んなライブ配信。視聴者はアイテム購入で応援
MIXCHANNELミックスチャンネル女子中高生の配信が多く、通称は「ミクチャ」。盛りメイクやカラオケで遊ぶのが人気
Pocochaポコチャ2017年にスタートしたDeNAが運営するライブ配信アプリ。視聴者間のチャットも可能
Livemeライブミー海外の配信者・視聴者が多く英語で配信したい人には便利。ダイヤという投げ銭で応援

ライブ配信系SNSの代表的なものをご紹介します。

17Live(イチナナライブ)

17Live(イチナナライブ)

17Live

特長芸能人の配信が多く知名度は高い。「だれもがなにかのアーティスト」がコンセプト
主なターゲット層10代~30代

17LIVEは、配信者を認証ライバーと一般ライバーに分けているのが特徴です。認証ライバーには芸能人が多数います。

ライバーが視聴者に向けて「こんにちは」や「ありがとう」を発信する「Poke(ポーク)機能」が人気です。視聴者はコメントやギフト(投げ銭)で応援します。

「ライバーアーミー機能」は、好みのライバーを応援するファンクラブに似た仕組みです。会費の額によって軍隊のような階級が与えられます。

SHOWROOM(ショールーム)

SHOWROOM(ショールーム)

SHOWROOM

特徴配信者にアイドルが多い。視聴者はアバターとして画面に登場しギフト(投げ銭)で応援
主なターゲット層10代~20代

SHOWROOMは、視聴者のアバターが観客席(画面下部)に表示されて、ライブ会場にいるような雰囲気を味わえるのが特徴です。

人気アイドルやお笑い芸人などの芸能人のライバーが多く、一般人の配信は少なめです。

視聴者側はコメントやギフト(投げ銭)で好みのライバーを応援、ギフトが多いと自分のアバターが前列に表示されます。

音声系SNS

サービス名読み方説明
Clubhouseクラブハウステーマを設定した「ルーム」で話し合う音声SNS。有名人が参加するルームには数千人のオーディエンス(聴衆)が集まる。会話は一過性で保存されない
stand.fmスタンドエフエム誰でもラジオのパーソナリティのように音声配信できるSNS。他のユーザーとのコラボも可能
Spoonスプーン配信者はDJ、視聴者はリスナーと呼ばれます。ライブのほかに録音音声の配信も可能
Voicyボイシー「声のブログ」と呼ばれ、過去の配信も聴ける。配信者になるには審査がある

代表的な音声系SNSサービスについてご紹介します。

Clubhouse(クラブハウス)

Clubhouse(クラブハウス)

Clubhouse

特長テーマを設定した「ルーム」で話し合う音声SNS。有名人が参加するルームには数千人のオーディエンス(聴衆)が集まる。会話は一過性で保存されない
主なターゲット層20代~30代

Clubhouseは2020年にスタートした新しいサービスで、有名人が話し手の「ルーム」にアクセスして話を聴くスタイルがメインです。「挙手」によって話すチャンスが与えられる場合もあります。

招待制でスタートしましたが制度が変わり、いまはだれでも参加、視聴が可能です。トークや会話はアーカイブが残らず、録音も禁止されています。

ルームは誰でも開設ができ、その際に参加者の範囲をOpen、Social、Closedの3タイプから選べます。

Spoon(スプーン)

Spoon

特長配信者はDJ、視聴者はリスナーと呼ばれます。ライブのほかに録音音声の配信も可能
主なターゲット層10代~20代

Spoonは、音声をライブで発信するSNSです。その場でリスナーと会話もできます。配信者は「DJ」と呼ばれます。

事前に録音した音声を配信する「CAST」機能があるのも特徴です。

決まったテーマに対して、声のメッセージを寄せる機能「TALK」もあります。「声の掲示板」といえるでしょう。

ブログと相性の良いSNSを活用して、ファンを増やそう

SNSはインターネットを通じて行うネットワーク作りです。SNSを利用すると、趣味を深めたり、意見を交換する人間関係を築いたりできます。

SNSは大きく分けると、文章・画像・動画・音声の4つ。国内でもとくに人気のサービスは次の6つです。

  • 文章投稿型 … Facebook(日記公開型)、X(つぶやき型)、LINE(チャット型)
  • 写真投稿型 … Instagram
  • 動画投稿型 … YouTube、TikTok

SNSは、いわば巨大な「口コミ広場」「噂の発信源」です。あなたのブログと掛け合わせて情報発信すれば、ブログのファンを増やし、PV数も伸ばせます。

ブログで新しい記事をアップしたら、Xで「〇〇の記事アップしました」とつぶやいてリンクを貼ってみてはいかがでしょうか。写真が多いブログなら、インスタグラムで「ばえる写真」に#をつけて投稿すれば、ブログへの誘導が期待できます。

ブロガー向けにSNS集客の方法を解説している記事もあります。あわせてご覧ください。

ブログとSNSをうまく掛け合わせて、アクセスアップを目指しましょう!

以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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