【2025年10月23日更新】紹介しているホームページの情報を更新するとともに、事例を追加しました。
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こんにちは、編集長のカワウソです!
不動産業なら、自社の取り扱い物件をホームページで紹介したいですよね。
ただ、「どんなホームページを作ればよいのか分からない……」と悩んでいる方は、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産ホームページのデザインとコンテンツ(中身)について、参考事例を厳選して14個紹介します。
カワウソ
この記事は次のような人におすすめ!
- 初めて不動産ホームページを作る人
- 不動産ホームページのデザインやコンテンツに悩んでいる人
- 不動産ホームページ作成のポイントを知りたい人
この記事を読めば、ユーザーから反応を得やすい不動産ホームページを作れます。
また記事の後半では、不動産ホームページを作成するときのポイントも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
それではどうぞ!
デザインが魅力的な不動産ホームページ
まず、デザインが魅力的な不動産ホームページを、以下のカテゴリで紹介します。
写真が魅力的な不動産ホームページ

▲出典:株式会社ゆいホーム
『株式会社ゆいホーム』のホームページは、ファーストビュー(トップページに最初に表示される画面領域)に広がる大きな写真が特徴的です。
複数の写真が自動で切り替わり、それぞれ以下の内容が表示されます。
- スローガン「不動産・人・暮らしの縁結びが私たちの仕事です。」と自社の外観写真
- お客様の声一覧(複数のお客様の写真)
- ゆいホームにできること(白いおしゃれな部屋空間の写真)
- 注文住宅(注文住宅の参考写真)
ページをスクロールすると、さまざまなコンテンツが写真付きで表示されます。

▲出典:株式会社ゆいホーム
全体的に写真をふんだんに使った、分かりやすいホームページと言えるでしょう。
なお、ホームページのファーストビューや画像については、以下の記事で詳しく解説しています。
イラストが魅力的な不動産ホームページ

▲出典:エスケイ住宅販売株式会社
『エスケイ住宅販売株式会社』は、岡山県の不動産会社です。
ホームページでは、岡山県で生まれたと言われる童話「桃太郎」にちなんだイラストがふんだんに使用されています。
桃太郎でおなじみの犬、サル、キジなどのかわいいイラストから、「親しみ」が感じられますよね。童話に合った「やさしい色づかい」も印象的。
地域密着型の不動産会社であることが伝わってくるだけでなく、岡山県内で物件を探すのが楽しくなりそうなイラストです。
ホームページにイラストを入れる場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
動画が魅力的な不動産ホームページ

▲出典:リライズホーム株式会社
『リライズホーム株式会社』のホームページは、ファーストビューで流れる動画が特徴的です。
若いカップルがリライズホームの店舗を訪れ、物件を紹介してもらい生活を送るまでのストーリーが流れます。

▲出典:リライズホーム株式会社
動画は「Lifelong Happiness Partner」の文字と、リライズホームのスタッフの姿で終了。
相談から物件の内見まで、スタッフが丁寧に対応する様子も映し出され、サービスの質の高さがうかがえます。
ユーザーに対して、共感や安心感を与える動画と言えるでしょう。
ホームページに掲載する動画については、以下の記事で詳しく解説しています。
アニメーションが魅力的な不動産ホームページ

『アップシードレジデンシャル四ツ谷本店』のホームページの特徴は、アニメーションをうまく取り入れたデザイン。
ファーストビューだけでなく、「新着物件」や「スタッフ紹介」にもスライダー(写真が横に流れる機能)が用いられており、限られたスペースであるのにも関わらず、複数のコンテンツを閲覧できます。

このようにアニメーションを活用すれば、トップページで、より多くの情報を魅力的に表示できますね。
アニメーションを多用しすぎると、サイトスピード(ページの読み込み速度)が遅くなるおそれがあります。単に「おしゃれにするため」ではなく、上記参考ホームページのように、意図(狙い)を持って機能的なアニメーションを使用しましょう。
導線が分かりやすい不動産ホームページ

『株式会社タカギプランニングオフィス』のホームページは、知りたい情報にすぐにたどり着ける、導線のよさが特徴的です。
まずヘッダー(ページ最上部のパーツ)にある、「借りる」「買う」のテキストリンクに注目してみましょう。
それぞれ、「ユーザー目線」かつ「行動」を意識したワード。
これならユーザーが自分の目的に照らし合わせながら、情報を探せますよね。
また、「借りる」をクリックして次のページに進むと、トップページでは虫眼鏡アイコンだけだった「物件の検索機能」が、サイドバーに展開した状態で表示されます。

物件を借りたいユーザーが、すぐに物件を探せるので便利ですよね。
そのほか、ヘッダーは固定(追従)されているため、いつでも他のページに移動できます。
ユーザーにとって、使いやすいホームページと言えるでしょう。
なお、ヘッダーやサイドバーについては、以下の記事で詳しく解説しています。
不動産ホームページに掲載すべきコンテンツと参考事例
次に、不動産ホームページに掲載すべきコンテンツを解説します。
項目ごとにホームページの具体例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
物件検索
物件検索は、不動産ホームページにおいて重要な要素です。
ユーザーが希望の物件を楽に探せる、検索フォームを設置しましょう。
一般的な物件検索には、以下のような項目があります。
- 沿線
- 駅
- エリア
- 地図
- 間取り
- 面積
- 築年数
- 価格
- 通勤時間
- 駅からの時間
- 建物種別・構造、地目・権利種類
そのほか、検索フォーム以外でも「特集ページ」などを活用し、不動産会社ならではのオリジナリティを出すのがおすすめです。

▲出典:部屋まる。
『部屋まる。』の特集では、「渋谷駅から電車で20分以内の賃貸物件」のように、さまざまな条件から物件を探すことが可能。
ほかにも「ペット可能」「保証人不要」など、ユーザーが興味を持ちやすいテーマの特集があります。
ユーザーにとって、希望に合った物件が探しやすいホームページと言えるでしょう。
物件詳細情報
物件の詳細情報も、不動産ホームページには必須のコンテンツです。
一般的に以下の情報が掲載されます。
- 価格(賃貸の場合:家賃、管理費・共益費、敷金、礼金、保証金)
- 物件の間取り図、写真
- 所在地、最寄駅、駅徒歩〇〇分
- 間取り、物件の設備、駐車場
- 専有面積、階、向き、総戸数
- 建物種別、築年数、総戸数、地目、建ぺい率、都市計画
- 周辺環境
- 入居・引渡条件、入居・引渡可能時期、契約期間、取引態様
- 仲介手数料、保証会社、保険、その他初期費用
ただ、上記の情報を単に紹介するだけでは、他の不動産ホームページと代わり映えありません。
次で紹介する『カウカモ』は、物件紹介を「取材記事」で紹介していますよ。

▲出典:カウカモ
『カウカモ』は、厳選されたリノベーションマンションの購入や相談が可能な不動産ホームページです。
物件詳細情報では、写真ごとにコメントがあり、特徴をすぐに把握できるのがポイント。
カウカモスタッフ、売主、内装担当者など、さまざまな人物のコメントが閲覧可能です。
スタッフの熱量が感じられることはもちろん、記事を読むだけで、まるで内見したかのような感覚になりますよね。
このように不動産ホームページでは、「いかに分かりやすく、物件の魅力を伝えることができるか」が重要なのです。
コンセプト
自社のコンセプトを明確に打ち出しましょう。
とくにスタートアップ企業の場合は、大手の不動産ホームページとの違いを出すために、自社のオリジナリティを打ち出すことが重要です。
コンセプトがあれば、ユーザーに自社がどんな不動産会社なのかを、分かりやすく伝えることができます。

▲出典:株式会社万事屋本舗
『株式会社万事屋本舗』は、−60デシベル以上の防音物件のみを紹介する不動産会社です。
気兼ねなく楽器演奏をしたい人、大音量で音楽を楽しみたい人、動画配信をしたい人が満足できるような防音マンションを紹介しています。

▲出典:株式会社万事屋本舗
また、自社の特徴を「お客様へのお約束」として伝えていますよ。
- 査定だけでも大丈夫!
- 明瞭会計で「万事」解決!
- しつこい営業は致しません
防音マンションの情報や防音関連の不動産ネタをYouTubeで配信しているのも特徴です。
コンセプトに合わせてさまざまなコンテンツを掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
強み・選ばれる理由
多くの不動産会社がある中で、「なぜ自社が選ばれるのか」をユーザーにアピールする必要があります。
他社に負けない強みや魅力を伝えて、ユーザーが自社を選ぶための動機付けをしましょう。
契約実績、コストパフォーマンスのよさ、サポートの充実性など、ユーザーが注目しやすいポイントを分かりやすく表現するとよいです。

▲出典:株式会社エヌプラッツ
『株式会社エヌプラッツ』の選ばれる理由は、「皆さまからご支持いただける3つの強み」として、それぞれタイトル付けされているのが分かりやすいです。
- なっとくのご提案
- なっとくのワンストップサービス
- なっとくの地域密着営業
そのほかコンテンツ下部に、「店舗紹介」や「スタッフ紹介」のリンクが設定されているのもポイント。

▲出典:株式会社エヌプラッツ
これなら、『株式会社エヌプラッツ』に興味を持ったユーザーを、次のコンテンツに誘導しやすいですよね。
会社概要
会社概要は、不動産業に限らず、企業のホームページには必要不可欠です。
従業員数、事業内容、所在地などはもちろん、不動産会社ホームページでは「宅地建物取引業者免許の番号」も記載しましょう。

▲出典:野村不動産株式会社
『野村不動産株式会社』の会社概要は、シンプルで見やすいです。
「宅地建物取引業者免許」や「一級建築士事務所登録」などの情報も確認できます。
会社概要で押さえておきたい項目の参考として、ぜひチェックしてみてください。
口コミやレビュー
ユーザーは、会社側からのアピールだけでなく、第三者の生の声も知りたいと考えています。
「お客様の声」や「レビュー形式の感想」などを掲載すれば、実績としてアピールできるでしょう。
参考に『ベスト不動産』のお客様の声を見てください。
お客様の顔写真だけでなく、直筆のメッセージが掲載されています。
「本当にベスト不動産を利用してよかった」という顧客の喜びが、伝わってきますよね。
さらに、お客様の声に対して、スタッフの感謝の気持ちも掲載されています。
このコメントから、親切に対応してくれるスタッフがいるのだろうと期待するユーザーも多いのではないでしょうか。
(参考:『ベスト不動産』のお客様の声)
よくある質問(Q&A)
よくある質問は、Q&A形式でまとめて掲載しましょう。
不明点があると、ユーザーがホームページから離脱してしまうかもしれません。
よくある質問ページで疑問を解消できれば、ユーザーの熱量を落とさずに済みます。

▲出典:兼六不動産株式会社
『兼六不動産株式会社』のよくある質問は、「買いたい方編」「売りたい方編」でタブが分かれています。
はじめに売買どちらの質問を知りたいかを選択できるので、質問を探す手間が省けるのがメリット。
「不動産購入時の諸費用はどのくらいかかりますか?」のような初心者向けの質問が揃っているので、不動産売買に慣れていないユーザーの不安解消にも有効です。
お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームは、ユーザーの気持ちになって作りましょう。
「入力する項目が多い」「入力箇所が分かりにくい」などといったお問い合わせフォームは、ユーザーにストレスを与えてしまい、離脱要因になってしまいます。
必須項目は最小限に抑えて、分かりやすい入力フォームを作成しましょう。
入力フォームの最適化は、EFO(Entry Form Optimization)と呼ばれています。自社でEFOが難しい場合は、専用のサービスもあるので利用を検討してみるのもおすすめです。

▲出典:ケント・ハウス株式会社
『ケント・ハウス株式会社』のお問い合わせフォームは、必須項目が少なく見やすいのが特徴です。
入力が必要な個人情報は、名前とメールアドレスのみ。
個人情報を入れる箇所が少ないので、問い合わせに対するハードルも下がります。
また、フォームの最後に電話番号を掲載しているのもポイント。
フォームの入力中に、「質問を文章にするのが難しいな」「電話した方が速いな」と感じたユーザーからの問い合わせを、受けることができます。
スタッフ紹介
スタッフ紹介ページは、「どんな人が対応するのだろうか」といったユーザーの不安の解消に役立ちます。
担当者の雰囲気や専門性が分かると、ユーザーは安心感や親近感を覚えるのです。
スタッフの写真やメッセージなどを通じて、個々の人柄や特徴をユーザーに伝えましょう。

▲出典:モリ・リフォーム
『モリ・リフォーム』は、地域密着型のリフォーム会社です。
スタッフ紹介コーナーでは、写真だけでなく、好きなことやメッセージなど人柄を理解できる情報が掲載されています。
また、見出しなど、フォントサイズ(文字の大きさ)が適度に変わっているため、見やすいです。
デザインの参考にもなるでしょう。
不動産ホームページの機能・特徴別デザイン事例6選
不動産会社のホームページは、取り扱う物件の種類やターゲット層によって「見せ方」や「伝え方」が大きく異なります。
自社の強みや提供価値に合った仕組みを取り入れることで、ユーザーの利便性を高め、集客や問い合わせの増加につなげられるでしょう。
ここでは、機能や特徴に注目した6つの不動産ホームページ事例を紹介します。
地域密着型の不動産ホームページ
地域密着型の不動産ホームページは全国展開の大手とは異なり、駅、学区、商店街などの特定のエリアに焦点を当てるのが特徴。
また、「〇〇駅」「〇〇区 賃貸」などの地域キーワードに強く、ローカルSEO(地域に特化した検索エンジン最適化)に効果的です。
SEOは「Search Engine Optimization」の略で、日本語だと「検索エンジン最適化」と訳されます。分かりやすく言うと、「Google」や「Yahoo!」といった検索エンジンの検索結果で、自分のホームぺージが上位に表示されるように対策することです。
物件情報の掲載にとどまらず、「街の暮らし」「スタッフ紹介」「地元のイベント情報」など、ローカルな魅力を伝えるコンテンツを発信することで、他社との差別化を図ることができるでしょう。

▲出典:とまと館
東京都渋谷区の京王線 笹塚駅・幡ヶ谷駅周辺に特化して、30年近く地域密着で展開している『とまと館』。
同社ホームページは、「笹塚」「幡ヶ谷」の街名を前面に出した地域別導線に加え、小学校や中学校の学区からも物件を探せる検索機能を備えています。

▲出典:とまと館
沿線利用者だけでなく、「子どもの通学環境を重視したい」というファミリー層のニーズにも応えることができますね。
リフォーム・リノベーション専門の不動産ホームページ
リフォームやリノベーションに特化した不動産ホームページは、快適で自分らしい暮らしを求めるユーザーに向けて、それらならではの工夫を分かりやすく伝えることが重要です。
間取りや内装写真、物件ストーリーなど、ビジュアル中心の情報設計で、物件の価値を引き立てるのがよいでしょう。

▲出典:株式会社栗田工務店
『株式会社栗田工務店』は、マンションや一戸建てのリフォームやリノベーションに対応する会社です。
ホームページには多数の施工事例が公開されており、施工前から完成までのストーリーまでを把握できます。

▲出典:株式会社栗田工務店
また、「栗田工務店の強み」のページでは、ユーザーが情報を判断する材料として、デメリットも提示されています。

▲出典:株式会社栗田工務店
透明性のある情報提供をすることで、安心して利用できますよね。
VR内見が特徴的な不動産ホームページ
VR内見機能を備えた不動産ホームページは、ユーザーが現地に行かなくても、物件の間取りや内装を臨場感たっぷりに確認できる点が特徴です。
360°カメラで撮影した物件画像や動画を活用することで、ユーザーに物件の魅力を伝え、問い合わせや内見予約につなげやすくなります。

▲出典:恵比寿不動産
『恵比寿不動産』は、恵比寿・広尾・代官山エリアに特化した不動産会社です。
ホームページでは、多くの物件で「360°VR内見」が可能となっており、ユーザーは自宅にいながら間取りや内装を詳細に確認できます。

▲出典:恵比寿不動産
VR内見により、遠方のユーザーや忙しいユーザーでも効率的に物件を検討できるようになっていますね。

物件情報とあわせて注目スポットやスーパーなどの周辺環境も紹介されており、内見前のイメージを膨らませやすい設計です。
ライフスタイル提案型の不動産ホームページ
ユーザーが求めるのは、単なる「住まい」ではなく、自分らしい「暮らし方」。
ライフスタイル提案型の不動産ホームページは、物件情報を中心とした従来のホームページとは異なり、「どんな暮らしができるか」をビジュアルやストーリーで伝えるのが特徴です。
「どんな時間を過ごせる家か」「家と街がどうつながるか」といった切り口で、物件を通して「暮らし方」を提案しているので、まるで雑誌の特集を読むような感覚で物件探しができるでしょう。

▲出典:東京R不動産
『東京R不動産』は、建築家住宅やリノベーション物件、レトロな賃貸など、個性ある物件を「暮らしの視点」から紹介するホームページです。
たとえば、庭付き一軒家では「仕事と暮らしがゆるやかにつながる時間」、リノベーションマンションでは「自分で空間を編集しながら暮らす楽しさ」など、物件そのものの魅力に加えて、「住む人の価値観」を伝える構成になっています。

▲出典:東京R不動産
また、各物件ページでは、周辺のカフェやギャラリー、緑地などの地域情報を組み合わせて紹介。

▲出典:東京R不動産
「この街で暮らすなら、こんな時間の過ごし方ができそう」と自然に想像させるストーリーデザインが特徴です。
費用シミュレーションができる不動産ホームページ
購入・賃貸を問わず、ユーザーが「いくらかかるか」を直感的に把握できることは、物件探しを安心して進めるうえで重要です。
物件の価格や賃料だけでなく、敷金・礼金・仲介手数料・保証料・保険料などの諸費用を自動計算できれば、ユーザーは自分の予算に合った物件をスムーズに検討できるようになります。

▲出典:popolato
『popolato』の物件詳細ページでは、「初期費用を計算」する機能がついており、家賃や契約時の諸費用・保証料などが瞬時に算出できます。

▲出典:popolato
敷金・礼金の有無、仲介手数料の無料キャンペーンなどの情報も併記されており、料金に対する透明性が高いです。
物件情報だけでなく、実際に必要となる費用を事前に分かりやすく提示することで、ユーザーの不安を軽減し、検討から契約までのハードルを下げることができるでしょう。
AI活用が特徴的な不動産ホームページ
AIを活用した不動産ホームページは、ユーザーの希望条件に基づいて物件を自動で提案したり、オンラインでの接客を通じて効率的な物件探しをサポートしたりします。
これにより、ユーザーは自宅にいながら、24時間いつでも物件の相談や内見予約が可能となり、利便性が大幅に向上します。

▲出典:ietty
『ietty(イエッティ)』は、株式会社シーラが運営するオンライン接客型お部屋探しサービスです。
ユーザーが希望する条件を入力すると、AIが最適な物件を自動で提案。
さらに、チャットやビデオ通話を通じて、専門のスタッフとリアルタイムで相談が可能です。
AIによる自動提案やオンライン接客を活用することで、ユーザーは効率的かつストレスの少ない物件探しが可能になり、従来の不動産探しの体験を大きく変えることができるでしょう。
不動産ホームページ作成3つのポイント
最後に、不動産ホームページ作成のポイントを解説します。
「どんな不動産ホームページなら使ってみたいか」を、ユーザー目線に立って考えることが大切です。
大手にはない自社の魅力を伝える
大手の不動産ホームページにはない、自社ならではの魅力を伝えましょう。
大手の不動産ホームページに、物件数や集客力で勝負するのは厳しいのが現実。
そのため、大手とは違った切り口でアピールする必要があります。
たとえば、大家と家賃交渉ができたり、非公開物件があったりする場合は、ユーザーにとってメリットがありますよね。
ホームページを見たユーザーに「ここならメリットがありそう」と感じ取ってもらうことが重要です。
ユーザーの行動をサポートする
不動産ホームページは、ユーザーの行動をサポートできるように設計しましょう。
たとえば、「お気に入り」や「最近見た物件」機能があれば、ユーザーは過去に見た物件について、容易に再アクセスできますよね。
ユーザーは希望の物件にめぐり合うまで、さまざまなページを閲覧するはずです。
あまりに多くの物件を見すぎて、「さっき見た物件をもう一度見たい」と思ったときには、どこにあったか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
せっかく興味を持ってもらえたのに、ユーザーが再アクセスできなければ、機会損失が発生してしまう結果に。
そのため、「ユーザーがどのように行動するのか」を考え、サポートできる不動産ホームページを作る必要があるのです。
以下の記事は、ホームページ設計においてユーザーの行動を考える参考になるので、あわせてご覧ください。
スマホ対応する
スマホに対応した不動産ホームページを作りましょう。
とくに、個人(一般消費者)向けの不動産会社なら、スマホ対応は必須と言えます。
なぜなら現在、インターネットを閲覧するデバイスとしては、スマホが最も使われているためです。
LINE株式会社が行った2025年上半期のインターネットの利用環境調査では、「スマホのみ」と回答した人が53%いたのに対し、「パソコンのみ」と回答した人は1%しかいませんでした。

▲出典:LINE「〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2025年上期)」
パソコン優先で作られたホームページは、スマホでは見づらかったり、操作しづらかったりする場合があります。

スマホ対応すれば、多くのユーザーにとって、扱いやすい不動産ホームページになるでしょう。
まとめ
今回は、デザインを参考にしたい不動産ホームページの参考事例を14個紹介しました。
- 不動産ホームページは、ユーザー目線で作ることが重要
- スタートアップ企業なら、大手の不動産会社にはない自社の魅力を伝えよう
「もっと参考のホームページを探したい」という方は、ギャラリーサイトがおすすめです。
さまざまな企業ホームページの中から、イメージに近いデザインを探せますよ。
それでは、素敵な不動産ホームページの完成を祈っております。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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なお、当メディア「初心者のための会社ホームページ作り方講座」では、初心者の方にわかりやすく会社のホームページを始められる方法を紹介しています!
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カワウソ
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