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ブログにおける引用について解説!著作権を侵害しない方法とは?

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こんにちは、T部長です!

きっと、「引用すれば他人の文章や画像を勝手にブログで使っても良いのかな?」と気になっている方が多いと思います。

結論を言うと、この考え方は危険。
というのも、引用は「目的が正当なケース」において、「著作権法のルール」に従って行われるものだからです。

今回は、ブログにおける引用について、どんなケースが正当と言えるのか、どんなルールを守らなければいけないのか紹介します。

さらに、文章・画像それぞれの引用方法をWordPressブログのスクショ画像とともに紹介。
この記事を読めば、あなたのブログですぐに実践できることでしょう!

T部長

記事は次のような人におすすめ!

  • ネット上の画像や情報を自身のブログに使いたい人
  • 引用できるケースや条件について知りたい人
  • 引用方法について知りたい人

ブログ運営を行う上で、引用が妥当なケースについて知っておくことは大切。
引用が妥当なケース・守るべきルールを知り、クリーンなブログ運営を心掛けてください!

前提として

当記事では、著作権法における引用とは何なのかを解説します。
引用の言葉の意味を紹介する記事ではありません。

広義ではなく、狭義としての引用を紹介するイメージ。
ブログ運営者が知っておくべき引用について紹介するので、その点を前提として読んでいただけると幸いです。

ブログにおける引用とは?

引用とは、目的が妥当なケースにおいて、著作権法で定められたルールを守り、他者の著作物をブログに掲載する行為のこと。
かみ砕くと、「目的が真っ当」な場合に「ルールを守って」他の人の文章や画像をブログに載せることです。

当然ながら、「引用 = 他の人のもの(著作物)を自由に使うための手段」ではありません。
「それは引用が妥当だな」と言えるケースであるのはもちろんのこと、ルールを守ることで引用が認められます。

例を挙げると、自分なりの解釈を紹介するために小説の一節をブログに掲載するケースなどは、引用が妥当です。
反対に、自身の意見を述べず、ただ小説の1ページを丸ごとコピペして1つの記事にする場合などは、引用に該当しません。
「それは引用が妥当だな」といったケースでもなければ、著作権法のルールも守っていないため、引用と認められないのです。

知らないと危険!クリアすべきルールは4つ!

文化庁が定める引用のルールは、以下の通りです。

(注5)引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合、すなわち引用を行う場合、一般的には、以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること
(2)かぎ括弧をつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日「パロディ事件」)

引用:著作物が自由に使える場合|文化庁

ここからは、上記4つのルールについて、ブログでの記事作成を想定してわかりやすく解説します。

他人の著作物を引用する必然性があること

まず1つ目のルールは、「他人の著作物を引用する必然性があること」というもの。
わかりやすく言うと、「引用する目的が正当かどうか」ということです。

例えば、自身の考えを証明する目的で外部の研究データをブログに使うケースなどは、「必然性がある = 目的が正当」と認められることがほとんど。
ブログ記事に説得力が付き、且つ読者のためになる場合は引用が妥当です。

一方、装飾を目的にネットの画像を使うケースなどは、必然性がないと判断されてしまうかもしれません。
これは、「他人の画像を使わなくても自分で用意できるでしょ」と見なされるため。
「他人の著作物を載せることで一層良くなる!」「それがないと良い記事が作れない!」と言った場合に、引用の必要性があると言えます。

自分の著作物と引用部分とが区別されていること

2つ目のルールは、「自分の著作物と引用部分とが区別されていること」というもの。
引用部分を一目でわかるようにしてね」ということです。

ブログの場合は、「blockquoteタグ」を使用して引用部分をわかりやすくするのが一般的。
このタグの具体的な使い方に関しては後述しますが、難しくないので安心してください。

自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること

3つ目のルールは、「自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること」というものです。

上述した通り、ブログの引用とは他者の画像や情報を補完目的で使うこと。
補完目的ということは、あなたのブログ記事をメインとし、引用部分はサポートということです。

もし、ネットから引っ張ってきた情報や画像がブログ記事の大半を占めたとすると、主従関係は逆転しています。
「引っ張ってきた情報がメイン・あなたのブログ記事がサポート」になってしまっているので、引用とは言えないというわけです。

出所の明示がなされていること

最後のルールは、「出所の明示がなされていること」というもの。
わかりやすく言うと、「引用した文章や画像をどこから引っ張ってきたのか書いてね」ということです。

ブログによって出所の書き方はバラバラ。
特に決まりはありませんが、後述する書き方がおすすめです。

著作権の侵害には要注意!

引用に当てはまるのは、「著作権法のルール」を守った場合のみ。
もし、ルールを満たさず他者の著作物を使うと、著作権の侵害に該当します。

著作権の侵害として訴えられた場合のリスクは、以下の通りです。

それでは、上記3つのリスクについて1つずつ紹介します。

損害賠償を請求されるリスクがある

著作権の侵害として訴えられると、損害賠償を請求されるかもしれません。

引用に関する損害賠償は、文章や画像の使用料(ライセンス料)として請求されるケースがほとんど。
著作権法第114条によって定められていて、賠償金額を減らすこともできないので覚えておきましょう。

刑事罰を科されるリスクがある

刑事罰を科される危険性があるというのも、著作権の侵害によるリスクの1つです。

仮に、画像を勝手に使われたブログ運営者(著作権者)が告訴したとすると、以下のような罰を科されるかもしれません。

著作権の侵害によるリスク
  • 最大10年の懲役
  • 最大1,000万円の罰金

これらは、著作権法第119条で規定されている罰則。
著作権の侵害で訴えられた場合は上記のいずれか、もしくは両方とも科される可能性があります。

また、もし仕事で著作権の侵害を起こしたとすると、その人だけでなく会社にも罰則が科されます。

会社に科される罰則
  • 最大3億円の罰金

このように、科される罰は決して甘くありません。

ブログ閉鎖を求められるリスクがある

著作権を侵害してしまうと、罰金や罰則だけでなくブログの閉鎖を求められるかもしれません。
これは、著作権法第112条で定められている通り、著作権を侵害された人は「差止め」をお願いできるためです。

第百十二条 著作者、著作権者、出版権者、実演家又は著作隣接権者は、その著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害する者又は侵害する恐れがある者に対し、その侵害の停止又は予防を請求することができる。

引用:著作権法|e-Gov法令検索

簡単に言うと、「著作権を侵害されたから、そのブログはもう閉鎖してほしい」とお願いされるかもしれないということです。

もし、他人の画像や文章をブログから削除したとしても、差止めを求められる可能性は十分にあります。
「1度ルールを破ったから、もう1回するかもしれない…」と判断されるため、注意してください!

ブログでの引用(出所)の書き方を具体例とともに解説!

ブログで引用を行う際は、「blockquote」タグを使えばOKです。

ここからは、WordPressブログ(ブロックエディター)でのblockquoteタグの使い方をスクショとともに解説します。

①「+」をクリックしてください。
②に「引用」と入力し、③の「引用」を選択します。

「引用を追加」のところに、引用したいテキストを入れます。

画像をブログに引用したい場合は、下矢印をクリックし「インライン画像」から画像を選択してください。

画像が入ったら「幅」のところに数字を入力し、大きさを調整します。

引用したい文字や画像を入れたら、次に「引用元を追加」のところに引用元を記載します。

引用元の記載方法は、「左側に記事タイトル or 見出しタイトル」「右側にサイト名」を記載すれば問題ありません。
本が引用元の場合は、「左側に本の名前」「右側に著者名」を書くだけでOKです。

引用元がWEBサイトなら、 引用元にリンクをつけましょう。
引用元を選択してリンクのボタンをクリックします。

引用元のURLを入れ、Enterを押します。
新しいタブで開いてほしい場合はチェックをしてから Enterを押します。

完了です

このように一見すると手順は多いものの、全く難しくありません。
自身のブログで引用する際は、ぜひ参考にしてみてください!

よくあるケースをいくつか紹介!

ここからは、「引用が妥当なケース」と「引用には該当しないケース」をいくつか紹介します。

引用が妥当なケース
  • 自身の解釈を紹介することを目的とした歌詞の掲載
  • サービス登録の手順紹介を目的としたWEBサイトのスクショの掲載
  • 自身の考えを証明することを目的としたテキスト(WEBや書籍)の掲載

引用には該当しないケース
  • 装飾などを目的とした画像素材の掲載
  • ツイッターなど、SNSの投稿の掲載

それでは、上記5つのケースについて、1つずつわかりやすく解説します。

歌詞の掲載

ブログへの歌詞の掲載は、引用が妥当なケースの1つです。

ただ、目的が正当でなければ、当然ながら引用には当たりません。
あくまで、真っ当な目的以外で載せることが少ないため、歌詞の掲載は引用が妥当なケースという訳です。

例えば、「この歌詞に対して自分はこう思うんだよね!」といった場合は、引用が妥当なケース。
もしくは、「すごく良い歌詞だと思ったから紹介します!」なども、引用が妥当なケースに含まれます。

反対に、自身の考えは一切述べず、歌詞を丸ごとコピペするなどは引用と呼べません。
また、利益を上げることを目的に歌詞を掲載する行為も、引用には該当しないので注意してください。

とはいえ、明らかにおかしな載せ方をしなければ、基本的に歌詞の掲載は引用が妥当なケースと言えます。

WEBサイトのスクショの掲載

正当な目的が多いため、WEBサイトのスクショをブログに掲載するのも、引用が妥当なケースの1つとして挙げられます。

WEBサイトのスクショをブログに掲載するケースとして考えられるのは、何かしらの手順を紹介する場合など。
あるいは、「好きなブログ」「おすすめのブログ」として、WEBサイトのスクショとともに紹介するケースもあります。

基本的に、これらは目的が正当。
そのため、引用が妥当なケースです。

一方、様々なサイトのスクショ画像を集め、ただただ集めた画像を貼るだけなどは、引用に当たりません。
主従関係が逆転していることに加え、必然性があるとは言えないため、引用に該当しないのです。

テキスト(WEBや書籍)の掲載

歌詞・WEBサイトのスクショと同じく、「テキスト(WEBや書籍)」の掲載も、引用が妥当なケースの一例です。

例えば、「こういったデータがあるから自分は正しいと思う!」など、自身の考えを証明する目的でテキストを掲載する場合は引用が妥当なケース。
また、「この一文が衝撃的だった!」といったように、単純な紹介目的でも引用として妥当です。

しかし、「他サイトの記事全文をコピペだけしてアップ」「小説の一章を書き写すだけしてアップ」などは、出所を記載しても引用と認められません。
著作権の侵害で訴えられる可能性があるので、絶対にやめておきましょう。

画像素材の掲載

きっと、多くの人が「引用すれば画像素材もブログに載せて良いのかな?」と気になっていると思います。

結論を言えば、基本的に画像素材の掲載は引用に当たりません。
これは、引用が妥当と呼べるケースがほとんどないためです。

よくあるのが、Googleの画像検索などで拾ってきた画像をブログに載せるケース。
この場合、「自分で撮ったり作ったりできるでしょ」と見なされてしまいます。
ほとんどのケースにおいて、必然性がないと判断されるため、引用にはならないという訳です。

SNSの投稿の掲載

最後に紹介するのは、他人のSNSの投稿をブログに掲載するケースです。
このケースに関しても、基本的に引用には該当しません。

何度も言いますが、引用とは「目的が正当」なケースにおいて、「著作権法のルール」に従って行われるもの。
画像素材と同じく、SNSの投稿も「自分で用意できるでしょ…」と見なされがちなので、引用と認められないという訳です。

とはいえ、ブログに他人の投稿を掲載できない訳ではありません。
これは、SNSの利用規約にて、ブログなどへの投稿の掲載が認められているためです。
利用規約の範囲内であれば、他人のSNSの投稿をブログに掲載できます。

T部長

WordPressにはSNSの投稿を簡単に掲載できる「埋め込み機能」があります。
SNSの投稿をブログに掲載する際は、ぜひ活用してみてください!

フリー素材を活用しよう!注意点を紹介

上述した通り、基本的に他者の画像を引用するのは非常に難しいです。

そこでおすすめなのが、フリー素材の活用。
フリー素材とは、利用規約の範囲内に限り無断で使用できる画像のことです。

以下にて、一般的な利用規約をまとめています。

一般的な利用規約
  • クレジット表記が必要かどうか
  • 商用利用ができるかどうか
  • モデルリリースがあるかどうか
  • 画像加工ができるかどうか

クレジット表記とは、画像の撮影者やサイト名を表すもの。
利用規約で必要としている場合は、出所と同じく画像の右下に記載するのが一般的です。

加えて、商用利用が可能かどうかも、フリー素材を使う際は確認しましょう。

アフィリエイトブログ(収益が発生するブログ)でのフリー素材の使用は、立派な商用利用。
商用利用を認めていないフリー素材を使用すると、規約違反に該当してしまうので注意してください。

また、モデルリリースの有無もチェックしておくことをおすすめします。

モデルリリースとは、モデル(被写体)が肖像権の使用を許可したことを証明する書類のこと。
仮にモデルリリースがない画像を使うと、肖像権に関するトラブルへ発展してしまう可能性があります。

そして、ブログにフリー素材を使用する際は、画像加工ができるかも確認してください。
加工ができれば、よりあなたのブログに合った画像を手に入れられるかもしれません。

フリー素材を扱うおすすめのサービスは、以下の記事でまとめています。
どれも安心して使えるサービスなので、画像探しの際はぜひ参考にしてみてください!

【厳選】ブログに使えるフリー素材・無料画像のおすすめサイト10選

まとめ

今回は、ブログへの引用について、知っておくべきルールや出所の書き方などを紹介しました。
「正当な目的」において、「著作権法のルール」を守った場合に限り、引用に該当するので覚えておきましょう。

では、今回の内容をおさらいします。

まとめ
  • 引用とは「目的が正当」なケースにおいて「著作権法のルール」に従って行われるもの
  • 引用には守るべきルールが4つある
  • ブログでの引用はblockquoteタグを使うだけ
  • 画像の引用には要注意!フリー素材の活用がおすすめ

引用かどうかの判断基準は少し曖昧…
著作権法でルールが定められているものの、判断しきれないことも多々あります。
場合によっては、引用のルールを守っているつもりなのに、著作権の侵害として訴えられるかもしれません。

そこでおすすめなのが、お問い合わせページ(機能)をしっかり設けておくこと。
「著作権には十分に注意していますが、何かあればご連絡ください」といった姿勢でいれば、トラブルに発展することはそう多くないと思います。

反対に、「自分はルールを守っているから大丈夫だ!」とお問い合わせページを設けずに強気な姿勢でいると、問題が起きてしまうかもしれないので注意しましょう!

引用についてマスターし、ぜひクリーンなブログ運営を心掛けてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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