【2022年5月11日更新】おすすめのフリー素材サイトに「Unsplash」を追加。また各サイトの概要が一目でわかるよう、それぞれの紹介の冒頭に「基本情報」の装飾を追加しました。
こんにちは、T部長です!
ブログで画像やイラストを使うのに便利なフリー素材や無料画像、探し方や使い方がよくわからない人も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、ブログに活用できるフリー素材・無料画像サービスや使い方について解説します。
T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- おすすめのフリー素材サイトを知りたい
- たくさんあるフリー素材サイトはどう選ぶ?
- フリー素材を使うときに注意すべきことは?
じつは普段目にするブログやサイトでも、多くがフリー素材を使っています。
正しい使い方を学び、あなたのブログでもぜひフリー素材を活用してください!
今回はおすすめのフリー素材サイトに加え、初心者向けに基礎知識と注意すべきポイントを解説します。
この記事を読めば、安心してブログのアイキャッチ画像や記事の中で写真やイラストが使えるようになります!
それでは、どうぞ!
目次
ブログで使える「フリー素材」とは?
この画像もフリー素材です
まず、一般的にフリー素材とは「無料で利用できる写真やイラスト」などを指します。
広く捉えると、文字フォントや音楽データもフリー素材です。
配布されているWebサイトからダウンロードし、自分のブログやホームページで使用します。
「フリー」と付くものの、どんな使い方をしても自由ではありません。
「著作権を持つ側(主に素材の作成者・撮影者)が許可した範囲で自由に使える」という意味です。
商用利用や加工が不可など、許可の範囲はフリー素材サイトの利用規約に記されているので必ず確認しましょう。
T部長
ブログにおすすめのフリー素材サイト11選
次は、具体的にブログ作りに役立つおすすめのフリー素材サイトを紹介します。
「写真」と「イラスト」、それらをまとめた「一括検索」、それぞれ紹介しますので、ぜひあなたのブログにあった素材サイトを選んでみてください!
各サイトの利用規約が変更されている場合があります。
事前に利用規約およびライセンスをご確認ください。
1.pixabay【写真・素材数が豊富】
出典:pixabay
- 名称:pixabay
- 利用規約:https://pixabay.com/ja/service/terms
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要
- おすすめポイント:素材が2,600万点以上ととにかく豊富!
「pixabay」の特徴は、2,600万点以上もの画像・動画素材を扱っていて、ブログの内容にぴったりな画像を見つけやすい点です。
会員登録をせずに高品質なフリー素材を使いたい人におすすめです。
「商用利用」や「改変(素材の加工)」ができるだけでなく、クレジット表記も必要ありません。
とはいえ、画像に企業のロゴや歴史的建造物など、著作権を有する素材が含まれている場合は、使用しないほうが無難です。
2.写真AC【写真・日本人や日本風景】
出典:写真AC
- 名称:写真AC
- 利用規約:https://www.photo-ac.com/main/terms
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要
- おすすめポイント:国内サイトのため日本人や日本風景の素材が多い!
「写真AC」は、ユーザーが写真を投稿する国内サイトのため、日本人の人物写真や日本らしい素材の写真が多いです。
自然で親しみやすい画像を使いたい人におすすめです。
「写真AC」のフリー素材は、商用利用ならびに改変が可能で、かつクレジット表記も必要ありません。
しかし、写真そのものを販売するなど、一部の商用利用は禁じられています。
T部長
写真ACは、無料会員だと「検索回数は1日4回まで」「ダウンロード数は1日9点まで」に制限されています。
3.ぱくたそ【写真・時事ネタや日本風景】
出典:PAKUTASO
- 名称:ぱくたそ
- 利用規約:https://www.pakutaso.com/userpolicy.html
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要(※ 不要ではあるものの推奨はされています)
- おすすめポイント①:日本人や日本風景の素材が多い
- おすすめポイント②:時事ネタやコミカルなものも多い
「ぱくたそ」はホラー、時事問題などのコラボ企画を行っているのが特徴で、記事のテーマに沿った画像を豊富に欲しい人におすすめです。
商品化はできませんが、商用利用が可能で加工などの改変も可能です。
クレジット表記は原則的に義務ではないものの、推奨されています。
モデル名の表記がない写真は、個人を特定されないよう、ぼかしなどの配慮が必要です。
4.food.foto【写真・食べ物や食器】
出典:food.foto
- 名称:food.foto
- 利用規約:https://food-foto.jp/agreement.html
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要
- おすすめポイント①:果物や野菜など食べ物のフリー素材が豊富
- おすすめポイント②:食材や料理など食べものを扱うブログと相性が良い
「food.foto」は、果物や野菜、料理や飲み物など飲食の画像に特化しています。
食器の写真もあり、料理や雑貨をテーマにしたブログにおすすめの素材サイトです。
商用利用や素材の加工も可能で、かつクレジット表記も必要ありません。
ただ、画像素材を販売したり配布したりするのは禁止されています。
また、SNSなどログインが必要なサイトへの使用や、被写体のイメージを損なう使用は許可されていません。
5.イラストAC【イラスト・ユーザーが豊富】
出典:イラストAC
- 名称:イラストAC
- 利用規約:https://www.ac-illust.com/main/terms.php
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要
- おすすめポイント:ユーザー数が豊富なため、さまざまなテイストの素材が見つかる
「イラストAC」は、先ほど紹介した「写真AC」の姉妹サイトです。
これら2サイトに加えて「シルエットAC」を含めた総会員数は、800万人を超えています。
商用利用や加工ができ、クレジット表記も必須ではありません。
背景・人物イラストなどが豊富にあり、ブログのカスタマイズから記事の画像まで広く使えます。
月額1,569円(税込)の「プレミアム会員」になれば、権利侵害などのトラブルを50万円まで補償する「あんしんサポート」を利用できます。
T部長
写真ACと同じく、イラストACも無料会員の場合は「検索回数 = 4回/1日」「ダウンロード数 = 9点/1日」です。
6.いらすとや【イラスト・豊富かつマニアック】
出典:いらすとや
- 名称:いらすとや
- 利用規約:https://www.irasutoya.com/p/terms.html
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要
- おすすめポイント①:同じテイストの素材で、統一感が出る
- おすすめポイント②:定番からマニアックまで、かゆいところに手が届く素材が多い
定番からマニアックなイラストまで、「いらすとや」にない画像はないのではと思うほど、豊富な素材をそろえているのが特徴です。
記事のシチュエーションを的確にイラストで表したい人に向いています。
商用利用の場合、使える素材数は1記事あたり20点までです。
ただし、一般的な企業ホームページなど、制作後に大きく変化しないサイトだと1サイトあたり20点までとなります。
加工に関しては、素材の印象を損なわない範囲で可能で、クレジット表記も必要ありません。
7.Unsplash【高クオリティな写真・素材が豊富】
出典:Unsplash
- 名称:Unsplash
- 利用規約:https://unsplash.com/license
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要
- おすすめポイント:ハイクオリティかつ、おしゃれできれいな写真・素材を100万点以上もそろえている
「Unsplash」は、フリー素材サイトのなかでもトップクラスに質が高い写真・素材を多く扱っています。
英語表記なので使いづらさはありますが、補って余りあるほどハイクオリティな素材をそろえているのが魅力です。
商用利用・加工ともに可能で、クレジット表記も不要です。
おしゃれなフリー素材でブログを彩りたい人に向いています。
8.HUMAN PICTOGRAM2.0【イラスト・ピクトグラム】
- 名称:HUMAN PICTOGRAM2.0
- 利用規約:https://pictogram2.com/?page_id=39
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要
- おすすめポイント①:ピクトグラムで選ぶならココ
- おすすめポイント②:マニアックでユニークなピクトグラムも豊富
「HUMAN PICTOGRAM2.0」は、非常口の標識などで使われる表現「ピクトグラム」の人物イラストを集めた素材サイトです。
シンプルで直感的なイラストを使いたい人におすすめです。
とび膝蹴りやちゃぶ台返し、空飛ぶ魔女などユニークなイラストも多くあり、マニアックな記事にも対応できます。
商用利用や加工が可能で、クレジット表記も必要ありません。
9.いらすとん【イラスト・ゆるかわ】
出典:いらすとん
- 名称:いらすとん
- 利用規約:http://www.irasuton.com/p/terms.html
- 商用利用:可
- 素材の加工:可
- クレジット表記:不要
- おすすめポイント:ほのぼのとした「ゆるかわ」イラストが豊富
人物や動物、イベントなど、ほのぼのとした「ゆるかわ」イラストが豊富な「いらすとん」は、ブログをやわらかい雰囲気にしたい人におすすめのサイトです。
線画もあり、白黒での利用にも対応しています。
商用利用が可能でクレジット表記は必要なく、規約の範囲内で加工も可能です。
ちなみに、有償ですが希望のイラストを作成してくれるサービスもあります。
T部長
10.O-DAN【一括検索・海外】
出典:O-DAN
- 名称:O-DAN
- 利用規約:各フリー素材サイトの利用規約をご確認ください。
- おすすめポイント①:海外の写真素材サイトを一括検索できる
- おすすめポイント②:スタイリッシュな素材を見つけられる
「O-DAN」は、44もの海外サイトを一括検索してフリー素材を探せるサービスです。
スタイリッシュな画像を使いたい人に向いています。
トップページの検索窓に任意の単語を入力すると、マッチした画像がサイトごとに一覧で表示されるシステムです。
検索窓のチェックボックスをオンにすれば、商用利用が可能な素材のみを探せます。
11.タダピク【一括検索・国内】
出典:タダピク
- 名称:タダピク
- 利用規約:各フリー素材サイトの利用規約をご確認ください。
- おすすめポイント①:フリー素材だけを一括で検索できる
- おすすめポイント②:「海外サイトを除く」などのフィルター機能もある
「タダピク」は、商用利用が可能でクレジット表記が不要なフリー素材サイトだけを検索できる一括検索サービスです。
商用利用できないサイトを省けるのは便利ですよね。
検索窓に単語を入力すると、素材サイトの名称とともに画像が表示されます。
「イラスト」「イラストを除く」「海外サイトを除く」など、検索結果にフィルターをかけることも可能です。
以上、おすすめのフリー素材サイト11選でした!
ブログにフリー素材を使う3つのメリット
ここからはフリー素材のメリットや注意点を解説していきます。
フリー素材を使うのは、ブログ記事をより「みやすく・わかりやすく」するためです。具体的にどのようなメリットがあるのかを紹介します!
メリットは次の3つです。
1.読者の目を引きやすい
フリー素材は、アイキャッチ画像としても活躍します。
アイキャッチ画像とは、記事一覧画面などでブログタイトルと一緒に配置される、記事のアイコンになる画像です。
文字だけの記事タイトルよりも、内容を簡単に表現するアイキャッチ画像が加わる方が読者の興味をひくため、記事への誘導効果がアップします。
ちなみに、アイキャッチ画像の作り方については以下の記事で解説しています。
5分でできる簡単アイキャッチ画像の作り方!WordPressブログの設定方法まで徹底解説2.イメージしやすくなる
情景やファッションなどを文字だけで説明するのは難しいですよね。
書き手のテクニックと読み手の読解力、両方が必要です。イラストや画像を使うとイメージしやすくなり、読者が記事の内容を理解しやすくなります。
また、加工してよい画像であれば図を作って、メカニズムや仕組みなどをより正確に説明できます。
3.読みやすくなる
文字だけが並んだ記事はとても読みにくく、読者の集中力が切れたり飽きたりして、途中で読むのをやめてしまいます。読む前からあきらめるかもしれません。
しかし、途中に画像を挟むと読者の目が休まり、記事が読みやすくなります。
また、場面転換など、よいタイミングで画像を挟むと記事にメリハリがつきます!
ブログにフリー素材を使うときの注意点3つ
フリー素材を使うときに注意すべき点は以下の3つです。
フリー素材は、どんな使い方をしてもいいわけではありません。許可されている範囲が記された「利用規約」を読み、使い方のルールを知っておきましょう。
サイトによっては、利用規約を「ご利用条件」「ライセンスについて」と記載しているケースもあります。
フリー素材でも著作権がある場合、規約に違反すると訴えられる恐れがあります。
利用規約を読んだうえで、以下のポイントも確認しましょう。
1.商用利用はできるか
まず「商用利用できるかどうか」を確認しましょう。
商用利用とは「金銭の発生するWebサイトでの利用」です。
一例ですが、商用利用に該当するケースを以下にまとめています。
- 雑貨などに素材をプリントして販売
- アフィリエイト広告を掲載するブログでの使用
- 企業案件を扱うブログでの使用
商用利用が禁止されている場合、上記のケースで素材を使用すると、規約違反に当たるので注意してください。
2.クレジット表記は必要か
クレジット表記は、「著作権表示」「コピーライト表記」ともいわれ、著作権者名をイラストや画像と一緒に記載することを指します。
利用規約によっては、サイト名や配布元のURL、写真の撮影者名、素材提供者名など細かい記載が必要です。
また、表記にリンク機能をつけ、配布元や著作権者のURLにアクセスできるよう求められることもあります。
3.改変はできるか
改変とは、配布された素材を編集することです。画像であれば、文字を書き込んだり、必要な部分を切り抜いたりが改変となります。
また、縦横比の変更、色や明るさの変更、他の画像と組みあわせることも改変です。どの改変が禁じられているかは配布元によって異なるため、それぞれの利用規約をしっかり読みましょう。
トラブルを避けるために
フリー素材に限りませんが、利用規約を守った運用を行っているつもりでも思わぬトラブルに遭う可能性があります。そのことを頭の片隅に入れておくことは大切です。
一番まずいのは、権利者がブログ運営者と連絡を取れないケースです。連絡が取れないと、事業者に対して開示請求や削除請求が届くなど、大きなトラブルに発展する恐れがあります。
ブログ上に連絡可能なお問合せ先を用意する。万一のお問合せに対しては慌てず、無視せず真摯に対応する。このことをぜひ覚えておきましょう。
T部長
まとめ
今回はフリー素材の定義やブログに使うメリット、使用時の注意点をはじめ、おすすめの素材サイトなどの使い方について解説しました。
今回紹介したフリー素材サイトの一覧をまとめていますので、気になるサイトがあれば、こちらからアクセスしてみてください!
- pixabay【写真・素材数が豊富】( https://pixabay.com/ja/ )
- 写真AC【写真・日本人や日本風景】( https://www.photo-ac.com/ )
- ぱくたそ【写真・時事ネタや日本風景】( https://www.pakutaso.com/ )
- food.foto【写真・食べ物や食器】( https://food-foto.jp/ )
- イラストAC【イラスト・ユーザーが豊富】( https://www.ac-illust.com/ )
- いらすとや【イラスト・豊富かつマニアック】( https://www.irasutoya.com/ )
- Unsplash【高クオリティな写真・素材が豊富】( https://unsplash.com/ )
- HUMAN PICTOGRAM2.0【イラスト・ピクトグラム】( http://pictogram2.com/ )
- いらすとん【イラスト・ゆるかわ】( http://www.irasuton.com/ )
- O-DAN【一括検索・海外】( https://o-dan.net/ja/ )
- タダピク【一括検索・国内】( https://www.tadapic.com/ )
どれがおすすめというより、ブログや素材に合わせてサイトを複数使い分けるのがおすすめです!
ブログ記事に素材を活用すると、読みやすく華やかな印象になります。また、テーマにあわせて画像のテイストを統一すると、さらに読みやすくなりますよ!
ルールを守ったうえでフリー素材を効果的に使い、高クオリティなブログを作っていきましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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