創業期に開設するホームページのデザインで注意すべきポイント

【2024年2月16日更新】記事の内容を見直すとともに、より記事の理解が深まるように関連記事を追加しました。

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こんにちは、編集長のカワウソです!

ホームページのデザインについて、悩んでいませんか?

ホームぺージ制作が初めてなら、どんなデザインで作ればよいのか迷ってしまいますよね。
「どうせなら、デザインにこだわりたい」と考える人は、少なくないと思います。

しかし、この考えには注意しましょう。
とくに、会社のステージが創業期であればなおさらです。

今回はその理由とともに、創業期に開設するホームページのデザインで注意すべきポイントを解説します。

カワウソ

この記事は次のような人におすすめ!

  • 初めて企業のホームぺージを作る人
  • 会社のステージが創業期の人
  • ホームページのデザインについて悩んでいる人

この記事を読めば、創業期のホームぺージ制作で失敗するリスクを減らせます。

また、自社のビジネスに合うホームぺージのデザインの選び方が分かるので、ぜひチェックしてみてください。

それではどうぞ!

創業期はデザインにこだわり過ぎないほうがよい

創業期の企業であれば、これから作るホームぺージのデザインは、こだわり過ぎないようにしましょう。

デザインにこだわり過ぎてしまうと、以下の2つが発生してしまうおそれがあります。

それぞれ解説します。

時間と費用がかかる

デザインにこだわり過ぎると、ホームぺージ制作に対して、多くの「時間」と「費用」がかかってしまいます。
それが原因で、コア業務がおろそかになってしまっては、本末転倒ですよね。

なお、ビジネスにおいて、時間や費用をかけるということは「投資」と同じです。

創業期は変化が激しいフェーズ。
多くの投資をしたとしても、ビジネスの風向き次第では、ホームぺージを作り直さなければいけないかもしれません。

そのため、創業期は必要最低限の投資から始め、ビジネスの成長具合を見ながらアップデートしていくことをおすすめします。

操作性が悪くなる

「操作性」が悪くなるおそれがあるのも、ホームページのデザインにこだわり過ぎないほうがよい理由です。

デザインに対するこだわりが強いと、ついつい画像や動画を多用したり、アニメーションやエフェクトなどの「特殊なギミック」を取り入れたりしたくなるかもしれません。

このようなホームぺージは、ページの読み込み時間を遅らせてしまうおそれがあり、ユーザーが離脱する原因になりえます。

せっかくデザインにこだわったとしても、ユーザーが離脱してしまっては、見てもらえないですよね。
あくまでも、ホームぺージはユーザーが見るものであることを認識しておきましょう。

創業期のホームぺージの役割は「名刺」

創業期におけるホームページの主な目的は、「会社や事業について知ってもらうこと」です。
つまり、「名刺」のような役割を果たすものであれば、ひとまず事足ります。

デザインに強いこだわりがあるホームぺージは、見た目の華やかさが重視される傾向にあり、一見「何の会社なのか分からない」場合も少なくありません。

デザインが原因で本来の目的が達成できないと、本末転倒ですよね。

「華やかなだがひと目で何のサイトかわからないデザイン」と「ひと目で何をしている会社かわかるデザイン」の違い

カワウソ

デザインや建築など、デザイン性の高さをアピールしなければいけない業界を除けば、「会社や事業について知ってもらう」という目的の達成を優先することをおすすめします。

なお、創業期のホームぺージの目的については、以下の記事で詳しく解説しています。

ホームぺージのデザインで押さえておくべき3つのポイント

名刺としての役割を果たすホームページを作るためには、以下3つのポイントを押さえておくとよいでしょう。

自社のイメージを反映できているか

1つ目は、「自社のイメージを反映できているか」です。

ホームページは「会社の顔」とも言える存在。
会社に対する印象に大きく影響するため、自社のイメージをしっかりと反映することが重要です。

たとえば、「配色」「フォント(字形)」「画像」などによって、ホームぺージの印象は大きく異なります。

配色、フォント、画像が異なるホームぺージの例

ホームページの配色

ホームぺージの配色には、「コーポレートカラー(会社を象徴する色)」を採用するのがおすすめです。
コーポレートカラーを用いれば、ユーザーに会社の印象を植え付けることができます。

例として、国旗で考えると分かりやすいでしょう。

国旗の例

左から、「イタリア」「フランス」「ドイツ」の国旗ですよね。

このとおり、配色だけでどこの国かは分かります。
言い換えると、配色で「覚えている = 印象付いている」ということです。

カワウソ

もし、コーポレートカラーがない場合は、先に定めておくことをおすすめします。

注意

色数が多すぎると、ホームページに統一感がなくなってしまい、企業のイメージやブランドコンセプトがうまく伝わりません。また、視覚的に情報が増え過ぎてしまうので、ユーザーを混乱させる原因にもなるでしょう。

なお、ホームぺージの配色については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ホームページのフォント(字形)

フォントに関しても、ビジネスのイメージに合わせて選びましょう。

フォントによって与える印象が異なるため、以下を参考にしてください。

フォントの種類と与える印象
  • 明朝体・・・大人っぽさ、真面目、上品など
  • ゴシック体・・・目立つ、楽しい、親近感があるなど
  • 行書体・・・和風、伝統的など

ホームページの画像

ビジネスの特徴をよく捉えた画像を入れることで、会社のイメージに沿ったホームページを作れます。

写真、イラスト、3Dグラフィックなど、自社のビジネスを表現しやすい画像を選びましょう。

もし、予算が限られている場合は、フリー素材を利用するのがおすすめです。
ただし、無料だからといって自由に使ってよいわけではありません。

必ず利用規約を読んでから利用しましょう。

なお、ホームぺージの画像を作る方法については、以下の記事がおすすめです。

カワウソ

「配色」「フォント」「画像」を駆使し、ビジネスのイメージをしっかりと伝えられるホームページになるように、意識してみてください。

操作性がよいか

2つ目は、「操作性がよいか」です。

名刺程度のホームぺージであれば、ページ数がそこまで多くないため、操作性については後回しにしてしまう方も多いかもしれません。

しかし、ホームページの操作性が悪いと、ユーザーにストレスを感じさせてしまったり、情報を正しく伝えられなかったりするおそれがあります。

以下のポイントはチェックしておきましょう。

チェックしたいポイント
  • ページの読み込みが遅くなっていないか
  • 分かりやすい位置にナビゲーションがあるか
  • リンクの有無が分かりやすいか

これらのポイントを押さえることで、操作性がよいホームページに近づきます。
ひいては、「情報を正しく伝えられる = 会社のことを知ってもらう」ホームページになるはずです。

なお、以下の記事が参考になるので、ぜひチェックしてみてください。

レスポンシブデザインに対応しているか

3つ目は、「レスポンシブデザインに対応しているか」です。

レスポンシブデザインとは、パソコン、タブレット、スマホなど、ユーザーのデバイス(画面幅)に応じて、ホームページの表示サイズを自動で変えるデザインのこと。
作るホームぺージは1つでよいので、予算を押さえられるメリットがあり、現在主流になっています。

近年は、スマホでインターネットを利用するユーザーが増えました。

以下、総務省が公表した「インターネット利用機器の状況(個人)」です。
パソコンよりスマートフォンのほうが多いですよね。

▲出典:令和4年通信利用動向調査の結果


そのため、ホームぺージのスマホ対応は必須と言えます。

たとえば、スマホで閲覧しているのにも関わらず、パソコン用のホームぺージが表示されたら、文字や画像が小さくて見にくいですよね。

PCサイトをそのまま表示した場合と、スマホ対応した表示の比較

ホームページが見にくいと、情報を正しく伝えられないため、「会社について知ってもらう」という目的が達成できないおそれがあります。

ホームぺージのスマホ対応については、以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

トップページとファーストビューは注力して作ろう

創業期に作る名刺程度のホームぺージと言えど、トップページは注力して作りましょう。

トップページはホームぺージの「入口」。
ホームぺージのなかでも、アクセスするユーザーが多いページです。

また、なかでもファーストビューは重要です。

ファーストビューとは?

ホームぺージにアクセスしたときに、最初に表示される画面領域のこと。

画面上に最初に表示される部分がファーストビュー

ユーザーは、ファーストビューを見てホームぺージを判断します。
前述のとおり、「何の会社か分からない」ファーストビューだと、ユーザーが離脱してしまうかもしれません。

ファーストビューについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

ホームぺージ制作の時間と予算が限られている方へ

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ホームぺージで集客や売上拡大を目指す方へ

ホームぺージで集客や売上拡大を目指す方は、Web制作会社に依頼するのがおすすめです。
名刺程度のホームぺージとは異なり、集客や売上拡大を実現するためのデザインを作る必要があります。

しかし、日本には5,000社以上のWeb制作会社が存在すると言われており、自社に適した業者を選ぶことは簡単ではありません。

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まとめ

この記事では、創業期に開設するホームページのデザインで注意すべきポイントを解説しました。

まとめ
  • 「時間」や「費用」がかかるため、創業期はデザインにこだわり過ぎない
  • 創業期のホームページの目的は「会社のことを知ってもらう」、役割は「名刺」
  • 自社のイメージに合う「配色」「フォント(字形)」「画像」を選ぶ
  • アクセスの多い「トップページ」と「ファーストビュー」は注力してくろう!

創業期に作るホームぺージは、デザインに時間と費用をかけ過ぎないようにしましょう。

ぜひこの記事を参考に、「会社のことを知ってもらう」目的の達成を意識してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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