【2024年9月26日更新】より記事の理解が深まるように内容を見直し、関連記事を追加しました。
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こんにちは、編集長のカワウソです!
ホームページを初めて開設する方であれば、サーバーとはいったい何なのかイメージしにくいですよね。
そこで今回は、ホームぺージの開設に必要なサーバーについて、図解で分かりやすく解説します。
カワウソ
この記事は次のような人におすすめ!
- 初めて会社のホームページを作る人
- サーバーの基礎知識を知りたい人
- 自社に最適なサーバーを選びたい人
この記事では、初めてホームページを開設する方に最適なサーバーの種類を紹介しています。
自社に合ったサーバーを選べるようになるので、ぜひご覧ください。
それでは、どうぞ!
ホームページに必要なサーバーとは
サーバーとは、ホームページやメールなどの情報を保管したり配信したりする、いわば「データの保管庫」です。
「この情報が見たい」といったユーザーのリクエストに対し、保管しているデータから適切な情報を返せるものをサーバーといいます。
ホームページ制作で必須なのは「Webサーバー」と呼ばれる種類です。
他にも「メールサーバー」「データベースサーバー」などの種類があるので、気になる方は調べてみてください。
カワウソ
「ホームページ制作に必要なのはWebサーバー」と覚えておけば問題ありません。
ホームページが「家」ならサーバーは「土地」
ホームページとサーバーを下記のように例えると、それぞれの関係性がわかりやすいと思います。
- ホームページ:家
- サーバー:土地
土地がないと家は建てられませんが、これはインターネットの世界でも同じです。
「サーバー(土地)」がなければ「ホームページ(家)」は開設できないので覚えておきましょう。
ちなみに、ホームページの開設にはサーバーのほかにドメインも必須。
ドメインとは、ホームページの位置を把握するために必要な「インターネット上の住所」です。
以下で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください!
「自社サーバー」より「レンタルサーバー」がおすすめ
サーバーには、大別して「自社サーバー」と「レンタルサーバー」の2種類があります。
ほとんどの方には、自社サーバーではなくレンタルサーバーがおすすめです。
- 自社サーバー(土地を購入するようなもの)
- レンタルサーバー(土地を借りるようなもの)
カワウソ
現在、自社サーバーを選択する企業は非常に珍しいです。
よほどの理由がない限り、自社サーバーを選択するメリットはありません。
それでは、自社サーバーとレンタルサーバーについて紹介します。
自社サーバー
- 自由にカスタマイズや設定が行える
- あらゆる設定を自社で行わなければいけない
- 専門知識が必要
- 莫大な初期費用がかかる
サーバー本体を購入し、設定や運用、管理などをすべて自社で行うのが「自社サーバー」です。
自社に最も合った形へ自由にカスタマイズできるところが最大の魅力。
裏を返せば、サーバーの「セキュリティ対策」「環境設定」「メンテナンス」などをすべて自社で行わなければいけません。
そのため、多くの手間がかかったり専門知識が必要だったりする点は、大きなデメリットといえます。
さらに、サーバー本体を購入して運用するため、多額の初期費用が必要な点もデメリットです。
上記を踏まえ、初めてホームページを開設する方に自社サーバーは合っていません。
レンタルサーバー
- 「初期設定」「メンテナンス」などを代行してくれる
- 24時間の監視体制でセキュリティも万全
- 導入コストが非常に低い
- 自社サーバーほど自由度は高くない
レンタルサーバーとは、その名のとおり専門の業者から借りられるサーバーです。
「24時間の監視体制」「導入コストの低さ」など、たくさんのメリットがあります。
また、専門業者が代わりに設定を行ってくれるため、手間や専門知識が不要な点も大きな魅力です。
そんなレンタルサーバーには「無料」「有料」の2種類があります。
結論、ビジネスでは圧倒的に有料のレンタルサーバーがおすすめです!
以下では、無料と有料のレンタルサーバーのメリットとデメリットを解説します。
無料のレンタルサーバー
- コストがかからない
- 安全性が低い
- 機能が充実していない
- 広告が表示される etc……
無料のレンタルサーバーはコストはかかりませんが、その分「安全性が低い」「機能が限定されている」など見過ごせないデメリットがたくさんあります。
さらに、無料のレンタルサーバーではホームページに関係のない他企業の広告が表示されます。
信頼性が求められる会社のホームページにおいて、無料のレンタルサーバーは向いていません。
有料のレンタルサーバー
- セキュリティ対策が万全
- 機能が充実している
- 広告が表示されない
- コストがかかる
有料のレンタルサーバーには「セキュリティ対策が万全」「機能が豊富」「広告なし」など、たくさんのメリットがあります。
それに、コストがかかるといっても「月1,000円~3,000円」程度です。
コスト以上の恩恵があるので、有料のレンタルサーバーを強くおすすめします。
カワウソ
以降は「有料のレンタルサーバー」を前提に話を進めていきます!
レンタルサーバーは4種類ある
じつは、レンタルサーバーには無料と有料だけではなく、さらに4つの種類があります。
1つずつ紹介します。
共有サーバー
- もっともコストが安い
- 「初期設定」「運用」「メンテナンス」をすべて運営会社が代行してくれる
- カスタマイズの自由度が低い
- ほか利用者の影響を受けやすい
まず共有サーバーとは、1つのレンタルサーバーを複数人で共有するサービスです。
「1つの賃貸マンションに複数人が住んでいる」とイメージすると分かりやすいと思います。
メリットは、複数人で1つのサーバーを借りるためコストが安い点。
しかも、運営会社が設定や運用、メンテナンスなどを代行してくれるため、手間がかからなかったり専門知識が必要なかったりします。
デメリットは、好きなように設定を変更できないなど、カスタマイズ性が低いところです。
また、1つのサーバーを複数人でシェアするため、ほかの利用者に迷惑をかけたり、かけられたりするおそれがあります。
ある利用者にアクセスが集中したとすると、自社のホームページが重くなるかもしれません。
専用サーバー
- ほか利用者の影響を受けない
- カスタマイズの自由度が高い
- コストが高い
- 「設定」「運用」などを自社で行わなければいけない
専用サーバーとは、1つのレンタルサーバーを独占して利用するサービスです。
「戸建ての家」に例えるとイメージしやすいと思います。
メリットは、共有サーバーとは違ってほか利用者の影響を受けない点。
そのため、アクセスが集中しやすい大規模なホームページで使われるケースが多いです。
また、自由に設定を変更できたり、ソフトウェアをインストールできたりと、思いどおりにサーバーをカスタマイズできます。
反対に、共有サーバーよりも格段にコストが高い点は大きなデメリットです。
法人用途の専用サーバーだと「2万円~7万円」の月額料金に加えて、初期費用がかかります。
さらに、設定や運用を自社で行うタイプの専用サーバーだと専門知識が必要です。
なお、専用サーバーについては、以下の記事で詳しく解説しています。
VPS(仮想専用サーバー)
- コストが安い
- カスタマイズの自由度が高い
- 「設定」「運用」などを自社で行わなければいけない
VPS(仮想専用サーバー)は、共有サーバーと専用サーバーが合体したようなサービス。
イメージとしては「分譲マンション」が近いです。
1台のサーバーを複数人でシェアする点は、共有サーバーと変わりありません。
しかし、そのサーバーを仮想化して各利用者が専用サーバーとして扱えるような仕組みになっています。
カワウソ
すごく簡単にいうと「共有サーバーを専用サーバーのように見せかけている」のがVPSです。
専用サーバーのように扱えるものの、実際は1つのサーバーをシェアしています。
共有サーバーと変わらないので、比較的コストが安いです。
それでいて、専用サーバーと同じようなカスタマイズ性を実現しています。
そのため、コストは抑えつつも、自由度の高いサーバーを求める方にぴったりです。
ただ、裏を返せばサーバーの設定や運営は自社で行わなければいけません。
専門的な知識が必要なので、ホームページ初心者には敷居が高いです。
クラウドサーバー
- アクセス状況などに応じてサーバーを自由にカスタマイズできる
- 「設定」「運用」などを自社で行わなければいけない
クラウドサーバーとは「ディスク容量」や「CPU」といったリソースを自由に変更できたり割り当てられたりするサービスです。
- ディスク容量…サーバーに保存できるデータの容量です。
- CPU…データの処理を役割とする、いわば「サーバーの頭脳」です。
例えるなら「分譲住宅」が近いです。
1つのサーバーをシェアする点は共有サーバーやVPSと同じですが、リソースを柔軟に変更できるところが違います。
メリットは、アクセス状況に応じてディスク容量などを自由にカスタマイズできる点。
反対にデメリットは、設定や運用などの手間が発生したり専門知識が必要だったりするところです。
なお、レンタルサーバー4種類の違いについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
共有サーバーがおすすめ!3つの理由を解説
初めてホームページを開設するなら、圧倒的に共有サーバーがおすすめです!
順に解説します。
コスパに優れている
まず、ほか3種類のレンタルサーバーと比較して、共有サーバーはコスパに優れています!
たとえば、共有サーバーと専用サーバーのコストを比較すると下記のとおりです。
- 共有サーバー:月1,000円~3,000円ほど
- 専用サーバー:月2万円~7万円ほど
上記のとおり、共有サーバーのほうが低コストです。
それでいて、必要最低限のセキュリティ対策機能を備えているため、ビジネスでも安心して利用できます。
初めてホームページを開設する方には十分な充実度です。
専門知識と手間が必要ない
共有サーバーの場合、運用やメンテナンスなどはすべて運営会社が行ってくれます。
そのため専門知識が必要なく、かつサーバーに関する手間がかかりません。
また、ホームページの開設時に必要なサーバーの初期設定も代行してくれます。
さらに、年々ホームページの開設を補助する機能も増えてきているので、共有サーバーは初心者にぴったりです。
申し込みから使えるまでが早い
共有サーバーの多くは、申し込みから数日でサービスを利用できるようになります。
なかには、申し込みからわずか数十分で管理画面にログインできるサービスもあり、スピーディなホームページ開設が可能です。
レンタルサーバー選びのポイントは「実績」を確認すること
レンタルサーバーは「実績」を基準に選びましょう!
実績が豊富なレンタルサーバーは安定性が高く、トラブルが起きにくかったり、問題解決の対応がスムーズだったりするためです。
そこで「実績が豊富かどうか」を判断する際は、下記2つの項目をチェックしてください。
- 運営期間が長い
- 口コミなどでサポートに関する評判が良い
運営期間が長く、かつ口コミで評判のよいサービスは、実績が豊富で安定性に優れているケースがほとんどです。
上記をチェックして、実績が豊富なレンタルサーバーを選ぶようにしてください!
ホームページ初心者なら『エックスサーバー』がおすすめ!
先述のとおり、レンタルサーバー選びでは実績が豊富な安定性の高いサービスをおすすめします。
そこでご紹介したのが、弊社の『エックスサーバー』です!
「21年以上の運用期間」「国内シェアNo.1 ※1」「運用サイト数250万件以上 ※2」など、実績に圧倒的な自信があります。
※1 2024年5月時点、W3Techs 調べ
※2 自社サービスの合計値
高い安定性を誇るため、サーバー関連のトラブルに頭を悩ませることはありません!
そのほか、『エックスサーバー』がホームページ初心者に最適な3つの理由は下記のとおりです。
それぞれ解説します。
ホームページ開設に役立つ機能やサービスが充実
『エックスサーバー』では、下記のとおりホームページ開設に役立つ機能やサービスを提供しています。
機能・サービス名 | 概要 |
WordPressクイックスタート | レンタルサーバーを申し込むだけで、WordPress本体とテーマのインストールが自動的に完了するため、すぐにホームページ制作を開始できます。 |
WordPress簡単インストール | レンタルサーバーを申し込んだあとでも、サーバーパネル(管理画面)から簡単なボタン操作のみで、WordPress本体とテーマをインストールできます。 |
WordPress簡単移行 | 必要な情報を入力するだけで、他社サーバーで運用中のWordPressを自動的に『エックスサーバー』へ移行できます。 |
WordPressリカバリー | WordPressで起こった問題に対し、サーバーパネルから簡単なボタン操作のみで、復旧やリセットを行うことができます。 |
WAF | WordPressの脆弱性を利用した第三者による攻撃からホームページを守る機能です。 |
自動バックアップ | サーバー上のデータを1日1回バックアップし、「過去14日間」保持するサービスです。データの復旧用として活用できます。 |
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の一種で、HTMLやCSSなどのWeb制作スキルがなくても、ホームぺージの制作や更新が簡単にできる無料のシステムのことです。テーマ(デザインテンプレート)やプラグイン(拡張機能)が豊富で、初心者の方でも完成度の高いホームページを作れます。
とくに『WordPress クイックスタート』は、ホームページ初心者にうってつけのサービスです。
このサービスを利用すれば、従来だと専門知識が必要で、かつ数時間かかっていたWordPressの立ち上げを「誰でも」「たった10分」で済ませられます。
詳しくは、以下のページをご覧ください!
サーバー速度が国内No.1
『エックスサーバー』はサーバー速度が国内No.1 ※です。
※ 2024年1月30日、自社調べ
超ハイスペックかつ最先端のサーバー環境により、圧倒的なスピードを実現しています。
たとえばサーバーのスピードが遅いと、ホームページはスムーズに表示されません。
表示速度が遅ければ、ユーザーはストレスを抱えてホームページから離脱してしまうおそれがあります。
それでは、せっかくホームページを作っても自社の商品やサービスをユーザーに見てもらえないですよね。
しかし、『エックスサーバー』ならユーザーが快適にホームページを閲覧できるため、ビジネスの機会損失を防げます。
サポート体制が万全
『エックスサーバー』では24時間365日体制の「メールサポート」に加えて、平日の10時~18時は「電話サポート」「チャットサポート」も提供しております。
わからないことがあっても「すぐに」「いつでも」聞ける体制が整っているため、ホームページ初心者の方でも安心です!
以上、『エックスサーバー』がホームページ初心者におすすめの理由でした。
上記のような強みを持ちながら、かかる費用はたったの「月額990円~」です。
大きな負担をかけずにホームページを所持できるので、ぜひ『エックスサーバー』をご検討ください!
なお、WordPressを利用するうえでの『エックスサーバー』のメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
ホームページ開設を任せたい方におすすめのサービス
なかには「ホームページ制作を依頼したい」といった方もいるのではないでしょうか。
そういった方には『ホームページ無料制作サービス』がおすすめです!
これは、弊社スタッフが簡易的なホームページを制作するサービス。
名刺程度の簡易的なホームページとはいえ、申し込みフォームに沿って必要事項を入力するだけで完成します。
「忙しくて時間を割けない……」「Webについて右も左もわからない」方でも、ほとんど手間をかけずに最短2日後にはホームページを所持できます。
そんな『ホームページ無料制作サービス』は、『エックスサーバー』の法人向けサービス『XServerビジネス』に付帯するサービスです。
『ホームページ無料制作サービス』や『XServerビジネス』については以下の記事で解説しているので、ぜひあわせてチェックしてください!
まとめ
今回は、ホームページに必要なサーバーについて解説しました。
それでは、今回の内容をおさらいします。
- サーバーとは「データの保管庫」、ホームぺージのデータを格納するスペース
- ホームページ(家)を作るにはサーバー(土地)が必要
- ビジネス利用に最適な「有料のレンタルサーバー」を選択しよう!
- 初心者の方であれば低コストの「共有サーバー」がおすすめ
- 『エックスサーバー』は実績が豊富な国内No.1のレンタルサーバー!
ホームページを開設するにあたり、サーバーへの理解を深めるのは非常に重要です。
今回紹介した内容を踏まえ、自社に最適なサーバーを選んでください!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
ホームページの開設を検討している方へ
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『エックスサーバー』と『XServerビジネス』の違いは、以下の記事で詳しく解説しています。
なお、当メディア「初心者のための会社ホームページ作り方講座」では、初心者の方にわかりやすく会社のホームページを始められる方法を紹介しています!
ホームページの始め方・立ち上げに関する、ご質問・ご相談はツイッターDM( @kawauso_xsv )までお気軽にどうぞ!
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