【2025年10月24日更新】 「Table of Contents Plus」に代わり「LuckyWP Table of Contents」の紹介を追加しました。
| 初心者 | (4.0) |
| 重要度 | (4.0) |
| 難しさ | (2.0) |
こんにちは、T部長です!
「ブログに目次って必要?」「目次ってどうやって作るの?」とお悩みではないでしょうか?
今回はWordPressブログに「目次は必要か」「目次を作るメリット」「目次の作り方」「目次を作るコツ」について説明します。
T部長
記事は次のような人におすすめ!
- 目次を作るか迷っている人
- 目次を簡単に作りたい人
- 目次の書き方のコツが知りたい人
ブログの目次とは、本と同様、記事の内容が「ひと目」で分かるように見出しを一覧にして、それにリンクをつけたものです。

上記を当ブログでも使用しており、皆さんも見たことありますよね!
記事の前半では目次の必要性やメリットを、後半では作り方や書き方のコツを紹介していきます。
それでは、どうぞ!
ブログに目次って必要?目次を作るメリットとは
結論から言って、目次は必要です。作っていない方はぜひ作りましょう!
なぜなら読者にとっての利便性が大きく向上するからです。
下記の画像をご覧ください。
これは当ブログの読者がクリック(タップ)した箇所のデータで、色が赤いところほど多くクリックされていることを示しています。

©2021 MIERUCA HEATMAP(ミエルカ ヒートマップ)
ヒートマップツール MIERUCA HEATMAP(ミエルカ ヒートマップ)で調査(2021年6月現在)
https://mieru-ca.com/heatmap/
目次がたくさんクリックされているのが一目瞭然ですよね!
実際にブログの読者が目次を必要としているため、ぜひ作りましょう!
※文章量が少なく短い記事や、途中の内容を読み飛ばしてほしくない記事など、例外として目次が不要な場合があります。
目次にはたくさんのメリットがありますので説明していきますね!
1.読者の利便性が上がる
まず第一のメリットは、先ほどのとおり、目次によって読者の利便性が上がることです!
なぜなら、読者が求めている情報にすぐアクセスできるようになるからです。
- 記事の内容が「ひと目」で分かる
- リンクを使って求めている情報にすぐアクセスできる
そもそも、読者はそれぞれの「疑問や悩みを解決したい」と思って記事にアクセスしており、必要としている情報は読者ごとに異なります。
つまり、すべての読者が記事のすべてを必要としているとは限らないということです。

そのため、読者は記事の中に必要な情報があるかわからない時や、興味がなくなったところですぐに離脱してしまいます。

しかし、目次があれば、記事の冒頭で求めている情報の有無が「ひと目」で分かり、その情報にすぐアクセスできるようになります。
目次は単に設置すればいいというものではありません。
読者層や使用しているテーマに合わせて、見た目や表示形式を調整することが意外と重要です。
たとえば、ビジネス系や技術系の記事を扱うブログであれば、シンプルで落ち着いたデザインの目次が適しています。
一方、ライフスタイル系やママ向けブログなど、親しみやすさが求められる場合は、少し柔らかい色合いや丸みのあるデザインの方が読者の印象も良くなります。
また、モバイルユーザーが多いブログでは、スクロールの邪魔にならないコンパクトな表示や、常に目次を開いておく設定が読者に優しい設計になります。
つまり、目次を作ることは、それぞれの読者に必要な情報をしっかり届けられるよう利便性を上げているのです!
2.アクセスアップにつながる
意外かもしれませんが、目次を作るとアクセスアップも期待できます!
というのも、Googleの検索結果に目次の内容が表示されることがあるためです。
Googleで検索したとき、記事タイトルの下にリンクが表示されているものを目にしたことはありませんか?

これは記事内の各見出しが検索結果上に表示されたもので、見出しと目次を適切に設けることで表示されることがあります。
検索結果に表示されることで読者の目に留まりやすくなり、クリック率が高まるため、ブログへのアクセスアップが期待できます。
検索結果へのリンク表示から、Googleもユーザーが求めている情報にすぐアクセスできることを重視していることが分かるかと思います。
参考サイト:https://japan.googleblog.com/2009/10/blog-post_14.html
参考サイト:https://webmaster-ja.googleblog.com/2009/10/blog-post_29.html
3.SEOにもよい効果が期待できる
読者の利便性を高めアクセスを集めることにより、SEOにもよい効果が期待できます!
なぜなら、読者に必要な情報を素早く届けることは、ユーザーファースト(読者最優先)で良質なコンテンツとして評価を高めることにつながるからです。

ユーザーが探している情報と最も関連性が高く有益な検索結果を瞬時に探し出します。
引用:Google 検索の概要と改善 – Google 検索
上記のようにGoogleはユーザーファーストを掲げています。
そのため、目次を作り、読者の利便性を高めることは、結果としてSEOにも良い効果をおよぼすと期待できるでしょう。
T部長
次に目次の作り方を説明していきますね!
WordPressブログで目次が簡単に作れるプラグイン2つ
初心者の方には、WordPressブログの目次はプラグインで作ることをおすすめします!
その理由は、目次を自動で設置してくれるプラグインなら、技術的な知識が必要なく、短時間で簡単に作れるからです。
今回はボクがおすすめするプラグインを2つ紹介しますね!
「LuckyWP Table of Contents」は、軽量で使いやすく、表示位置や階層、デザインを柔軟にカスタマイズできる目次プラグインです。
ブロックエディターやクラシックエディターに対応し、ユーザビリティの向上も期待できます。
記事ごとに目次の設定を変えるような凝った作りにしたい人は「Easy Table of Contents」がおすすめです。当ブログではこちらを使用しています!
1.「LuckyWP Table of Contents」での目次の作り方

出典:LuckyWP Table of Contents|WordPressプラグイン
以下の手順で、WordPressに目次を設置できます。
- WordPressのダッシュボードから「プラグイン」→「新規追加」をクリック
- 検索窓に「LuckyWP Table of Contents」と入力
- 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック

ダッシュボードの「設定」→「目次」を選択します。
設定画面はタブ形式で、以下のような項目があります。
- 一般設定:表示位置や動作設定
- 外観設定:枠線、カラー、フォントサイズなどを自由に調整
- 自動挿入設定:記事や固定ページなどへの自動挿入条件を設定
- 見出しの処理設定:どのレベルの見出しを目次に含めるかを指定
- その他の設定

「外観」タブで、目次のテーマや色、フォントサイズを調整
サイトのデザインに合わせて整えることで、読者の離脱防止にも役立ちます。

「自動挿入」タブで、目次を自動で表示したい投稿タイプを選択
「自動挿入を有効化」にチェックを入れると、条件に合う記事に自動で目次が表示されます。

位置は最初の見出しの前がおすすめです。
また、手動で設置したい場合は、ブロックエディタで「LuckyWP TOC」ブロックを追加するだけです。
「目次のタイトル」「折りたたみボタン」などの表示/非表示も選べます。
スマホでの見え方も意識して、目次は開いた状態がベターです。

2.「easy Table of Contents」での目次の作り方
ダッシュボードのプラグインを選択し、新規追加をクリックします。

「Easy Table of Contents」と検索し、今すぐインストールをクリックします。

インストールが完了したら、有効化をクリックします。

画面が自動的に切り替わったら、設定をクリックします。

ここから目次の設定が始まります。
まず「投稿」と「固定ページ」をチェックします。
※固定ページを作成していない場合は「投稿」のみで大丈夫です!

目次の位置を設定します。

| 最初の見出しの前 | 最初の「H2」見出しの前に目次が入ります。 |
| 最初の見出しの後 | 最初の「H2」見出しの後に目次が入ります。 |
| 上部 | 記事の一番上に目次が入ります。 |
| 下部 | 記事の一番下に目次が入ります。 |
T部長
「表示条件」とは目次を入れる必要のない短い記事の場合、目次を自動的に削除してくれる機能です。

「見出しラベル」と「折りたたみ表示」を設定します。
「見出しラベル」は目次のタイトルのことで、「折りたたみ表示」は目次を表示・非表示に切り替えられる機能のことです。

上記の設定の場合、下記のような目次になります。
※使用しているテーマによって表示が少し違うことがあります。

下記は、「見出しラベル」と「折りたたみ表示」を表示した場合と非表示にした場合の例です。

「ツリー表示」と「カウンター」を設定します。

「ツリー表示」は見出しによってインデントを入れるか設定します。

「カウンター」は見出しの前に番号を入れるか設定します。

文字のサイズや目次の横幅、色などの調整ができます。
色をカスタムすることもできますので、お好みでカスタムしてください!

「見出し」をチェックします。
表示させたい見出しをすべてチェックしてください。
その他は上級者向けなので今回は触らなくて大丈夫です!

変更を保存をクリックして保存をしたら完了です!

クリック率が高まる最適な目次を作るコツ
目次が設置できたら次はクリック率が高まる最適な目次を作っていきましょう!
1.目次は常に開いておこう
目次は常に開いておきましょう!
なぜなら、閉じていると目次に気づいてもらえないことがあるからです。

せっかく目次を作っても目次の存在に気づかれないと意味がなく、離脱する読者が増えてしまいます。
そのため、目次は常に開いておくようにしておきましょう!
2.目次で要点やあらすじが分かるようにしよう
目次で記事の「要点」や「あらすじ」が分かるようにしておきましょう!
読者が目次を読んで、記事の内容を理解できなければ目次の意味をなさないからです。

上記のように、目次を読むだけで記事の「要点」や「あらすじ」が分かるように意識しましょう!
要点をまとめて適切な長さにしよう
目次は要点をまとめて適切な長さにすることを意識しましょう!
なぜなら、長すぎても短すぎても内容が伝わりにくいからです。

左側のように長すぎる文章が並ぶと読む気がなくなりますよね…。
逆に右側のように短すぎると何を書かれているのか目次を読んだだけではわかりません。
要点をまとめて適切な長さにすることを意識しましょう!
スマホで見たときにも1行で収まるように意識しましょう!
PCで見ると適切に見えても、スマホで見ると長い文章になってしまっていることがあるからです。

スマホからブログを見る読者も多いため、長すぎる場合は短くした方がよいです。
使用しているテーマや文字の大きさによっても改行される位置が違うので調節してみてください!
数字を使って伝わりやすくしよう
具体的な数字があると読者に伝わりやすくなります!
「簡単にできる」よりも「1分でできる」の方がわかりやすいと思いませんか?

数字がない目次より、数字がある目次の方が、具体性が増して分かりやすいですよね。
- 「コツ3つ」「おすすめ3選」
- 「5分でできる」「7日間で完成」
- 「70%が改善」「126%急上昇」
上記に加え、読者がどこを読んでいるか分かるように、見出しに「1.~~~」など数字をつけることもおすすめです。
下記の記事で文章の書き方のコツを解説していますので、合わせてご覧ください!
3.表示はH3までにしよう
目次はH3ぐらいまでにしましょう!
なぜなら、目次は多すぎると読みづらくなるからです。

上記のようにH5やH6まで入れてしまうと読みづらくなってしまうので、H3ぐらいまでにしましょう。
記事の内容や長さにもよるのでH2まで、H4までなど調整してみてください!
まとめ
この記事ではWordPressブログの目次について解説しました。
内容をおさらいします!
- ブログに目次は必要
- 読者とブログ運営者の双方にメリットがある
- SEOにもよい効果が期待できる
- プラグインで作ると簡単
- 目次は要点やあらすじが分かるように意識する
- 適切な長さと量にする
目次にはたくさんのメリットがあることを知っていただけたと思います。
ぜひ、目次を作ってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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