WordPress初期設定を解説!企業ホームページでやっておくべきこと

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こんにちは、編集長のカワウソです!

「ホームぺージを作るのにWordPressをインストールしたけど、初めに何か設定する必要はある?」と、お困りではないでしょうか?

ホームぺージを適切に運営するためには、WordPressの初期設定が欠かせません。

そこで今回は、WordPressの初期設定について、実際の画面を交えながら分かりやすく解説します。

カワウソ

この記事は次のような人におすすめ!

  • 初めて企業ホームぺージを作る人
  • WordPressをインストールしたばかりの人
  • ホームぺージを安全に運営したい人

この記事では、企業がWordPressでホームぺージを作るにあたり、最低限やっておきたい初期設定を解説します。

カワウソ

初心者の方であれば、上記の項目を見ると難しく感じてしまいますよね。しかし、この記事ではWordPress管理画面の左側にある「サイドバーの項目」ごとに解説するので、気にする必要はありませんよ!

それではどうぞ!

設定

まず、WordPressメインナビゲーション(左側のサイドバー)にある、「設定」でやっておくべき初期設定を解説します。

設定

いくつかあるサブメニューのうち、以下の5つを設定しましょう。

それぞれ解説しますね。

一般

「設定」のサブメニュー「一般」では、以下3つの項目を設定します。

一般の初期設定項目
  1. サイトのタイトル
  2. キャッチフレーズ
  3. WordPressアドレスとサイトアドレス(セキュリティ関連項目)

なお、三つ目の「WordPressアドレスとサイトアドレス」は、セキュリティに関する項目です。

セキュリティ関連の項目はとくに重要なので、必ず設定しておきましょう。

サイトのタイトル

サイトのタイトル

サイトのタイトルとは、ホームページの名前のことです。
検索エンジンの「検索結果」や、Webブラウザの「ブックマーク」などに表示されます。

サイトのタイトルには、社名、サービス名、ブランド名、ショップ名などの屋号を入れるのが基本です。

たとえば、リアルショップ(実店舗)における「看板」を思い浮かべてみてください。看板に屋号が書いてあれば、安心して建物に入れますよね。

看板に何も書かれていなければ、お店であることすら、ユーザーに気付かないおそれがあるでしょう。

ホームページも同じです。
検索結果やブックマークに表示されたサイトのタイトルから、屋号が分かれば、ユーザーは安心してホームぺージにアクセスできます。

なお、サイトのタイトルはトップページだけでなく、下層ページのタイトル(titleタグ)にも反映されます。※テーマによります。

ぺージ タイトル(titleタグの中身)
トップページ サイトのタイトル – キャッチフレーズ Office Pro(オフィスプロ) – オフィス家具のレンタルサービス
下層ページ 各ページのタイトル – サイトのタイトル 会社案内 – Office Pro(オフィスプロ)

※キャッチフレーズは、このあとの項目で解説します。

そのため、長すぎるサイトのタイトルはNGです。
端的に自社を表現する名前を付けましょう。

サイトのタイトルを入力したら、下部にある変更を保存をクリックしてください。

変更を保存

キャッチフレーズ

キャッチフレーズ

キャッチフレーズには、ホームページの要約を入力します。

キャッチフレーズは、屋号だけでは内容が伝わりづらいときに便利です。

さきほどの例で言うと、「Office Pro(オフィスプロ)」だけでは、一見何のホームぺージか分かりづらいですよね。

キャッチフレーズで「オフィス家具のレンタルサービス」と補足すれば、ホームぺージの内容を明確に伝えることが可能です。

前述のとおり、キャッチフレーズは、トップページのタイトル(titleタグ)の後半に入ります。

ぺージ タイトル(titleタグの中身)
トップページ サイトのタイトル – キャッチフレーズ Office Pro(オフィスプロ) – オフィス家具のレンタルサービス

なお、キャッチフレーズが不要の場合は、空白にしておきましょう。

その場合、トップページのタイトルは、以下のようになります。

ぺージ タイトル(titleタグの中身)
トップページ サイトのタイトル Office Pro(オフィスプロ)

キャッチフレーズを入力したら、下部にある「変更を保存」をクリックしておきましょう。

WordPressアドレスとサイトアドレス(セキュリティ関連項目)

WordPressアドレスとサイトアドレス

ここでは、以下二つのアドレスについて、「http」ではなく「https」になっているか確認します。

アドレスについて
  • WordPressアドレス(URL):WordPressをインストールした場所
  • サイトアドレス(URL):ホームぺージにアクセスするためのURL

「http」のままだと、ホームぺージに「SSL」が効かないおそれがあるので、「https」に変更しましょう。

SSLとは

「Secure Sockets Layer」の略で、インターネット上で送受信する情報を暗号化する仕組みのこと。

なお、ホームぺージにSSLを効かせるためには、レンタルサーバー側でも設定が必要です。

さらに「常時SSL化」と言って、ユーザーが「http」にアクセスしてしまったときに、「https」にリダイレクト(転送)させる設定もしておきましょう。

詳しくは、以下の記事で解説しています。

注意

「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)は、基本的に「http」ではなく「https」になっているか、確認および変更するのみで構いません。

「WordPressアドレス(URL)」のドメイン名や階層を変更してしまうと、WordPressの管理画面にログインできなくなるおそれがあるので、注意しましょう。

万が一、WordPressにログインできなくなった場合は、以下の記事を参考に対処してください。

WordPressアドレスとサイトアドレスを変更したら、下部にある変更を保存をクリックしておきましょう。

変更したあとは、WordPressのログイン画面に遷移します。

Webブラウザのアドレスバーに「鍵マーク」が付いていれば、SSLが効いていますよ。

SSL化されているかの確認

表示設定

「設定」のサブメニュー「表示設定」では、トップページにどのページを表示させるか(紐づけ)を設定します。

表示設定にある、「ホームぺージの表示」をご覧ください。

ホームぺージの表示

デフォルトでは「最新の投稿」になっています。
これはWordPressの「投稿」機能で作った記事を一覧表示させるページです。

オウンドメディア(ブログ)などであれば、このままの設定でも構いません。

しかし、一般的なコーポレートサイトやサービスサイトなどであれば、基本的に「固定ぺージ」に変更しましょう。

なお、固定ぺージを選択したあとは、紐づけるぺージを選ぶことになります。

そのため、先にトップページ用の固定ぺージを作っておきましょう。
※この時点で、トップページのデザインやコンテンツを完成させておく必要はありません。

トップぺージ用の固定ぺージを作成
注意

トップページ用の固定ぺージは、「公開」状態にしておいてください。
公開していないと、表示設定の画面で選択できません。

あとは表示設定の画面で、トップページ用の固定ぺージを選んでから、「変更を保存」をクリックするだけです。

ホームぺージの表示でトップページ用の固定ぺージを選択
メモ

表示設定の画面で指定したぺージは、固定ぺージ一覧で「フロントぺージ」と併記されるようになります。

フロントページと表示される

ディスカッション

「設定」のサブメニュー「ディスカッション」では、コメント機能の設定を行います。

ディスカッション
コメント機能とは

WordPressの「投稿」で作成した記事(ぺージ)に対して、ユーザーがコメントができるようにフォームを設置できる機能のこと。ブログ読者が感想を書いたり、情報を寄せたりなど、さまざまなディスカッションが生まれる場を作れます。

企業ホームぺージでは、基本的にコメント機能をOFF(無効化)にしましょう。

コメント機能には、以下のようなリスクがあるためです。

コメント機能のリスク
  • 誹謗中傷が書き込まれる
  • 宣伝目的のスパムコメントが書き込まれる

たとえば、コーポレートサイトの場合、自社の情報を発信することが主な目的ですよね。
ユーザーから問い合わせを受け付けるにも、「問い合わせフォーム」があれば、ひとまず事足りるでしょう。

リスクを把握したうえで、コメント機能の必要性を検討してみてください。

コメント機能をOFFにするには、「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外します。

「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外す

忘れず、変更を保存をクリックしておきましょう。

パーマリンク

パーマリンクの設定では、「投稿」から記事(ぺージ)を追加したときのURLのルール(パーマリンク構造)を決めます。

パーマリンク構造

あとからパーマリンク構造を変更すると、公開済みの記事のURLが変わってしまうため注意が必要。
URLが変わると、ユーザーが元の記事へアクセスできなくなってしまいます。

そのため、パーマリンクの設定はWordPress開設後すぐに行いましょう。

おすすめのパーマリンク構造は「投稿名」です。
「投稿名」を選べば、記事を追加するときに、任意のパーマリンク(URL)を設定できます。

投稿のURL(パーマリンク)設定画面

なお、各記事のパーマリンクを設定するときは、あらかじめ「文字列のルール」を決めておくとよいでしょう。
ルールを決めておけば、記事ごとのパーマリンクを管理しやすくなります。

ルールの例
  • 記事の内容に関する英単語を指定する(例:how-to-make-a-homepage)
    • メリット:ユーザーがURLを見たときに、記事の内容を理解しやすい
    • デメリット:投稿時に英単語を決めるのに時間がかかる
  • 日付の数字(記号「-(ハイフン)」あり)を指定する(例:2023-04-01)
    • メリット:投稿時に英単語を考える必要がない
    • デメリット:ユーザーがURLを見たときに、記事の内容を理解できない

上記の例を参考に、パーマリンクのパターンを考えてみてくださいね。

注意

パーマリンク構造に「投稿名」を選んでいる場合、デフォルトでは、パーマリンクに「記事のタイトル」が反映されます。

投稿名の場合URLにタイトルが挿入される

日本語のタイトルの場合はパーマリンクも日本語となり、URLをメールなどに添付したときに、以下のような表記になるおそれがありますよ。

タイトルが日本語だった場合のURLの例

そのため、パーマリンクは基本的に、「半角英数の文字列」に変更しましょう。

なおWordPressの仕様として、パーマリンクに「数字のみの文字列」を指定すると、誤作動の防止を目的として「-2」が自動的に付きます(例:20230401→20230401-2)。
この問題は、アルファベットや記号を組み合わせれば解決するので、参考にしてみてください(例:2023-04-01)。

メモ

パーマリンク構造の「投稿名」は、汎用性が高いのがポイントです。

たとえば、ホームページ開設時におけるパーマリンク設定の自社ルールが、「日付の数字(例:2023-04-01)」だっとします。

ホームページを運営していくなかで、「記事の内容に関する英単語(例:how-to-make-a-homepage)」に変える必要が出た場合、「投稿名」であれば自社のルールを変えるだけです。
自社のルールを変えたとしても、パーマリンクの構造自体は同じなので、投稿済みの記事のパーマリンクは変わりません。

これが「投稿名」以外だと、パーマリンク構造から変えなければいけないときがあり、投稿済みの記事のパーマリンクが変わってしまうのです。

プライバシー

「設定」のサブメニュー「プライバシー」では、プライバシーポリシーページの新規作成や紐づけの設定ができます。

プライバシー

WordPressでは、デフォルトでプライバシーポリシーページが用意されており、すでに紐づけもされている状態です。

メモ

ここで紐づけされているぺージは、固定ぺージ一覧で「プライバシーポリシーぺージ」と併記されるようになります。

プライバシーポリシーぺージと表記される

デフォルトで用意されたものではなく、新しくプライバシーポリシーぺージを作成する場合は、以下のどちらかで対応しましょう。

プライバシーポリシーぺージの作成方法と紐づけ方法
プライバシーポリシーページの設定方法
  1. 「生成」ボタンから新しく作る
  2. 固定ぺージで作ったぺージを選んで、「このぺージを使う」で紐づける

ユーザー

次に、WordPressメインナビゲーション(左側のサイドバー)にある、「ユーザー」でやっておくべき初期設定を解説します。

ユーザー
メモ

ここで言う「ユーザー」とは、WordPressにログインする自社アカウントのことです。

3つあるサブメニューのうち、「プロフィール」を設定しましょう。

プロフィール

「ユーザー」のサブメニュー「プロフィール」では、以下の2つを設定します。

プロフィールの初期設定項目
  1. ブログ上の表示名(セキュリティ関連項目)
  2. 新しいパスワード(セキュリティ関連項目)

どちらとも、セキュリティに関する項目なので、忘れずにやっておきましょう。

ブログ上の表示名(セキュリティ関連項目)

ブログ上の表示名

新しい「ニックネーム」を作って、「ブログ上の表示名」を変更しましょう。

WordPressの「投稿」から記事(ぺージ)を作成した場合、ここで設定している「ブログ上の表示名(ユーザー名)」が「投稿者」として表示(公開)されます。

ブログ上の表示名の例

WordPressのデフォルトでは、この「ブログ上の表示名」に、WordPress管理画面へのログイン時に使用する「ユーザー名」が設定されており、セキュリティ上好ましくありません。

WordPressログイン時のユーザー名

つまり、「ブログ上の表示名」を変更しないと、機密情報をさらけ出すことになってしまうのです。

作業内容としては、「ニックネーム」に文字を入力したあと、「ブログ上の表示名」のプルダウンから選ぶだけです。

ニックネームを追加したあとブログ上の表示名を変更

あとは、忘れずに下部にある「プロフィールを更新」をクリックしておきましょう。

プロフィールを更新

新しいパスワード(セキュリティ)

WordPressの管理画面にログインするときのパスワードも、この「プロフィール」から変更可能です。

「新しいパスワードを設定」をクリックして、「強力」と表示されるパスワードを設定しましょう。

新しいパスワードを設定

ちなみに、WordPressには「自動パスワード生成機能」があります。
「新しいパスワードを設定」をクリックする度に、新しいパスワードが自動生成される仕組みです。

この自動生成のパスワードを採用してもよいでしょう。

カワウソ

おすすめは、内閣サイバーセキュリティセンターが推奨する、「英大文字小文字+数字+記号で10桁以上」です。

メモ

さらにセキュリティを向上したい方は、「2段階認証」を導入するとよいでしょう。「Google Authenticator」などのプラグインを導入すれば、実現できます。

詳しくは、以下の記事で解説しています。

変更を終えたら、「プロフィールを更新」をクリックしておきましょう。

固定ぺージ

ここでは、WordPressメインナビゲーション(左側のサイドバー)にある、「固定ぺージ」でやっておくべき初期設定を解説します。

固定ぺージ

2つあるサブメニューのうち、「固定ぺージ一覧」について解説します。

固定ぺージ一覧

「固定ぺージ一覧」から、不要なページを削除しましょう。

デフォルトでは「サンプルぺージ」があり、公開状態になっています。
削除し忘れると、サンプルぺージがホームぺージに表示されてしまうので、削除しておくほうがよいでしょう。

タイトルの「サンプルぺージ」にマウス(カーソル)を近づけると、「ゴミ箱へ移動」が表示されるので、クリックしてください。

投稿

ここでは、WordPressメインナビゲーション(左側のサイドバー)にある、「投稿」でやっておくべき初期設定を解説します。

投稿

「投稿」では、次の2つを設定します。

投稿一覧

「投稿一覧」から、不要なページを削除しましょう。

デフォルトでは「Hello world!」というサンプルページがあり、公開状態になっています。
削除し忘れると、サンプルぺージがホームぺージに表示されてしまうので、削除しておくほうがよいでしょう。

投稿一覧

タイトルの「Hello world!」にマウス(カーソル)を近づけると、「ゴミ箱へ移動」が表示されるので、クリックしてください。

ゴミ箱へ移動

カテゴリー

次に「カテゴリー」を設定します。

カテゴリー
カテゴリーとは

WordPressの「投稿」で作成した記事(ぺージ)を分類するためのグループのこと。記事がカテゴリー別に分類されていると、ユーザーが目的の記事を探しやすくなったり、運営者が記事を管理しやすくなったりするメリットがあります。

カテゴリーを追加するには、「名前」と「スラッグ(URL)」を入力したあと、「新規カテゴリーを追加」をクリックします。

新規カテゴリーを追加

スラッグは、カテゴリー名を表現した英単語を設定するのがおすすめ。
たとえば、「新商品の案内」なら、「new-products」などです。

なお、デフォルトの「未分類」は、「編集」から「名前」と「スラッグ」を変更しましょう。

外観

ここでは、WordPressメインナビゲーション(左側のサイドバー)にある、「外観」でやっておくべき初期設定を解説します。

外観

テーマ

「テーマ」とは、WordPressにおけるデザインテンプレートのことです。
テーマを使用することで、初心者の方でも完成度の高いホームぺージを簡単に作れます。

WordPressでホームページを自作する場合は、基本的に無料で配布、もしくは販売されている「既成のテーマ」を利用するのが一般的です。

メモ

ホームぺージ制作をオーダーメイドで発注する場合は、Web制作会社がオリジナルのテーマを作ることもあります。

ホームぺージを自作する方は、自社に合うテーマを探して、インストールおよび有効化してください。

なお、当メディアでは、おすすめの既成テーマを紹介しています。
WordPressにインストールする方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ウィジェット

「ウィジェット」とは、サイドバーやフッターなどのホームぺージの共通部分に、さまざまな機能を簡単に追加できる機能です。

まず、ホームぺージに「メタ情報」が表示されていないかを確認してください。

メタ情報には、WordPress管理画面へのリンクである「ログイン」メニューが表示されているので、セキュリティ上好ましくありません。

WordPressメタ情報

メタ情報が表示されている場合は、ウィジェットから削除しておきましょう。

ウィジェットにてメタ情報を削除

プラグイン

最後に、WordPressメインナビゲーション(左側のサイドバー)にある、「プラグイン」でやっておくべき初期設定を解説します。

プラグイン
プラグインとは
注意

プラグインは、必要最低限の数のみインストールしましょう。
プラグイン数が多いと、ホームぺージの動作が重くなるおそれがあります。また、アップデートなどの管理が追いつかなくなるでしょう。プラグインは定期的にアップデートしないと、脆弱性(セキュリティホール)を生む要因になります。

インストール済みプラグイン

WordPressには、デフォルトで以下2つのプラグインがインストールされています。

デフォルトのプラグイン
  1. Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
  2. Hello Dolly
インストール済みプラグイン

Akismet Anti-Spam (アンチスパム)

「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」は、スパムコメント対策プラグインです。
「一般 > ディスカッション」で解説したように、コメント機能をOFFにするのであれば、必要がないので削除しましょう。

プラグインの削除

なお、「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」は無料プランだと、商用利用ができません。
商用利用するためには、有料プランに切り替える必要があります。

Hello Dolly

「Hello Dolly」は、1964年にリリースされたルイ・アームストロングの楽曲に関係があるプラグイン。インストールすると、WordPress管理画面の右上に、歌詞が表示されます。

Hello Dollyを有効にした場合の機能例

ホームページ制作には不要なので、削除しましょう。

メモ

弊社のレンタルサーバー『エックスサーバー』にて、「WordPressクイックスタート」や「WordPress簡単インストール」をご利用の場合は、デフォルトでWebフォントが簡単に使える「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」がインストールされています。

不要であれば、削除していただいて構いません。

ご利用される方は、「有効化」したのち、「更新」しておきましょう。

TypeSquare Webfonts for エックスサーバー

新規追加

プラグインは厳選さえすれば、大いに自社のホームぺージ制作および運営に役立ちます。

以下、当メディアおすすめのプラグインです。

おすすめのプラグイン
  • XO Security(セキュリティの向上)
  • Google Authenticator(2要素認証)
  • BackWPup(バックアップ)
  • WP Multibyte Patch(日本語対応)
  • Converter for Media(画像最適化)
  • Site Kit by Google(Google系ツールの導入が容易になる)
  • Contact Form 7(お問い合わせフォーム作成)
  • Snow Monkey Forms(お問い合わせフォーム作成)
  • Snow Monkey Blocks(ブロック拡張)
  • VK Blocks(ブロック拡張)

なかでも、お問い合わせフォーム作成のプラグイン「Contact Form 7」と「Snow Monkey Forms」については、以下の記事で詳しく解説しています。

ぜひ自社に合う方を採用してみてください。

(その他)バックアップの設定と取得

WordPressでホームページを制作するときは、事前に「バックアップの設定および取得」を済ませておきましょう。

バックアップを取っておけば、ホームページ制作時に誤ってデータを削除したり、公開後に不具合が発生したりしても復旧できます。

バックアップを取得する方法は、大別して以下の2種類です。

WordPressのバックアップ方法2つ
  • レンタルサーバーのバックアップ機能を使う
  • WordPressのプラグインを使う

ホームページ初心者の方におすすめなのは、「レンタルサーバーのバックアップ機能」です

プラグインでも可能ですが、レンタルサーバーの方が難しい設定なしで、簡単に「自動バックアップ」を取得できますよ。

注意

WordPressを復元するには、「Webデータ」と「MYSQLデータベース」のバックアップが必要です。

『エックスサーバー』のバックアップ方法は、以下から確認できます。

メモ

カワウソ

レンタルサーバーのバックアップ機能も完璧ではありません。『BackWPup』でもバックアップデータの取得自体は簡単なので、設定しておくことをおすすめします。

まとめ

この記事では、企業ホームぺージでやっておくべき、WordPressの初期設定を解説しました。

なかでも、おさらいしておきたい内容は、以下のとおりです。

まとめ
  • 「WordPressアドレスとサイトアドレス」が「http」であれば「https」にする
  • 「WordPressアドレス」を変更すると、管理画面にログインできなくなる
  • 「コメント機能」は、不要であればOFFにする
  • 「ブログ上の表示名」は、ログイン時のユーザー名とは異なるものにする
  • WordPressへのログイン「パスワード」は、強力と表示されるものを設定する
  • メタ情報がホームぺージに表示されていれば、「ウィジェット」から削除する

WordPressの初期設定が完了したら、あとはホームぺージを完成させるために、デザインやコンテンツを作成していきましょう。

それでは、素敵なホームページの完成を祈っております。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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なお、当メディア「初心者のための会社ホームページ作り方講座」では、初心者の方にわかりやすく会社のホームページを始められる方法を紹介しています!

ホームページの始め方・立ち上げに関する、ご質問・ご相談はツイッターDM( @kawauso_xsv )までお気軽にどうぞ!

カワウソ

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