サイト内検索とは?導入するメリットや実装方法を解説

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こんにちは、編集長のカワウソです!

サイト内検索について、詳しく知りたいと考えていませんか?

サイト内検索とは、特定のWebサイト内の情報をキーワードで検索できる機能のこと。
ユーザーをサポートする機能として、多くのWebサイトに導入されています。

そこで今回は、サイト内検索を導入するメリットや実装方法を解説します。

カワウソ

この記事は次のような人におすすめ!

  • サイト内検索のメリットを知りたい人
  • サイト内検索の導入方法を知りたい人
  • サイト内検索キーワードを分析したい人

この記事を読めば、自社のWebサイトに合う「サイト内検索の実装方法」が分かります。

さらに、記事の後半では、ユーザーがサイト内検索で調べたキーワードを分析する方法も解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

それではどうぞ!

サイト内検索とは

サイト内検索とは、特定のWebサイト内の情報をキーワードで検索できる機能のこと。

当メディアの場合、「サイドバー」や「ハンバーガーメニュー」に設置しています。

▼サイドバー(パソコン画面)▼

サイト内検索の設置事例(サイドバー)

▼ハンバーガーメニュー(スマホ画面)▼

サイト内検索の設置事例(ハンバーガーメニュー)

※サイドバーとハンバーガーメニューは、以下の記事で詳しく解説しています。

検索結果には、入力したキーワードを含むページが、一覧で表示されます。

サイト内検索の検索結果画面

GoogleやYahoo!などの検索エンジンとは異なり、検索範囲が自社(特定)のWebサイトに限定される点を理解しておきましょう。

サイト内検索を導入する3つのメリット

サイト内検索を導入するメリットは、主に以下の3つです。

ユーザーが情報を見つけやすくなる

サイト内検索を導入すると、ユーザーが情報を見つけやすくなります。

サイト内検索なら、キーワードの入力により、自分が求める情報をピンポイントで探せるためです。

サイト内検索があれば、ユーザーが求める情報を、ピンポイントで探すことができる!

もちろん、Webサイト内の情報は、「グローバルナビゲーション」や「フッター」などからも探せます。

ページのレイアウトによく使われるパーツ

しかし、欲しい情報がすぐに見つかるとは限りませんよね。
情報がなかなか見つからない場合は、ストレスを感じてしまうでしょう。

最悪の場合、ユーザーが「ここには求める情報がない」と判断し、Webサイトから離脱してしまうおそれもあります。

つまり、サイト内検索には、ユーザーが情報探しで困ったときの「助け舟」としての役割があるのです。

ユーザーの求める情報が何か分かる

サイト内検索を導入すると、ユーザーの求める情報が何か分かります。

なぜなら、サイト内検索で検索されたキーワードは、『Google アナリティクス』などのアクセス解析ツールで分析できるためです。

Google アナリティクスでサイト内検索キーワードを分析可能

詳しくは、のちほど「Google アナリティクスでサイト内検索キーワードを分析する方法」で解説します。

また、有料のサイト内検索ツールを導入した場合は、独自に用意された分析機能を利用可能です。

サイト内検索でよく検索されるキーワードがあるにも関わらず、自社のWebサイトにその情報がなかったら、ニーズを満たしているとは言えないですよね。

ユーザーが求めているものが何かを理解すれば、Webサイトの改善はもちろん、サービスの開発に活かすこともできるでしょう。

ヘルプデスクの負担軽減につながる

サイト内検索があれば、ヘルプデスクの負担軽減にもつながります。

サイト内検索により、ユーザーが情報を探し出せさえすれば、自力で疑問や不明点を解消できるかもしれないためです。

ユーザーが疑問や不明点を自力で解消できる

そもそも、ヘルプデスクに集まる問い合わせには、Webサイトに書いてあるはずの内容も少なくありません。

しかし、それらの情報にたどり着けないことが原因で、困っているユーザーもいるのです。

ユーザーとしても、疑問や不明点はなるべく早く、そして手間をかけずに解消したいと考えていることでしょう。

双方の利益のためにも、サイト内検索を導入して、無駄な問い合わせを発生させないようにすることが重要です。

サイト内検索を実装する3つの方法

ここからは、WordPress(ワードプレス)でWebサイトを作る方向けに、サイト内検索の実装方法を解説します。

WordPressとは

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の一種で、HTMLやCSSなどのWeb制作スキルがなくても、Webサイトの制作や更新が簡単にできる無料のシステムです。デザインテンプレートの「テーマ」や、拡張機能の「プラグイン」を使用することで、初心者の方でも完成度の高いWebサイトを作れます。

サイト内検索の主な実装方法は、以下の3つです。

なお、HTMLでWebサイトを作る方は、上記のうち「2」か「3」をご検討ください。
HTMLについては、以下の記事で詳しく解説しています。

WordPressの標準機能(検索ブロック)を使う

WordPressでWebサイトを作るなら、サイト内検索の実装には、ブロックエディタの「検索ブロック」を使うのが一番簡単です。

ブロックエディタとは

テキストや画像などを「ブロック」として並べていくことで、簡単にページのデザインを作ることができる機能。HTMLやCSSなどを使う必要がないため、初心者の方でも使いやすいのが特徴です。

しかし、「検索ブロック」は必要最低限の機能のみです。
多くの機能を求める場合は、プラグインもしくは、有料のサイト内検索ツールなども検討しましょう。

それでは、「検索ブロック」でサイト内検索を実装する方法を解説します。

検索ブロックでサイト内検索を実装する方法

使用中のテーマのヘッダーやフッターなどが、ブロックエディタで改修できる場合は、簡単にサイト内検索を実装可能です。

今回は例として、デフォルトのテーマ「Twenty Twenty-Three」で、ヘッダーに検索ブロックを追加する方法を解説します。

もし使用中のテーマにマニュアルがあるなら、そちらを優先的に確認してみてください。

STEP1

ダッシュボードの左メニュー「外観」→「エディター」をクリックします。

外観 >エディターをクリック
STEP2

テンプレートパーツ」をクリックします。

テンプレートパーツをクリック
STEP3

ヘッダー」をクリックします。

ヘッダーをクリック
STEP4

鉛筆アイコンをクリックします。

ヘッダーの鉛筆マーク(編集)をクリック
STEP5

左上の「」アイコンをクリックします。

画面左上のブロック追加ボタンをクリック
STEP6

ブロックの検索窓に「検索」と入力して「検索ブロック」を探し出し、クリックします。

検索ブロックの追加
STEP7

左上の「リスト表示」機能を使って、サイト内検索の位置(コンテンツの並び順)を調整します。
また、画面右側にある「ブロック設定サイドバー」から、サイト内検索のデザインを変更可能です。

編集が完了したら、右上の保存をクリックしてください。

サイト内検索の編集
STEP8

もう一度保存をクリックします。

保存をクリック
STEP9

サイト内検索がヘッダーに設置されました。

サイト内検索の実装完了

一緒に入れておきたいプラグインを紹介

WordPressは英語をベースに作られているので、日本語で使用するときにいくつかの問題が生じることがあります。
とくに、サイト内検索ではこの問題が顕著です。

たとえば、複数の単語を用いて検索するときは、「サーバー 料金」のように全角スペースを入力しますよね。

しかし、WordPressはデフォルトだと、この全角スペースを区切り文字として認識できません。
つまり、複数の単語で検索したときに、ぺージがヒットしないおそれがあるのです。

WP Multibyte Patch』というプラグインを使用すれば、この問題は解決されます。

なお、『WP Multibyte Patch』はインストールして有効化するだけの簡単仕様なので、設定に時間がかかりません。

メモ

『WP Multibyte Patch』を導入するそのほかのメリットは、同プラグインの作者であるSeisuke Kuraishiさんのブログで解説されているので、気になる方はチェックしてみてください。

Googleカスタム検索を使う

サイト内検索を実装するのに、Googleカスタム検索(プログラム可能な検索エンジン)を使う方法もあります。

Googleカスタム検索とは、Googleが提供しているサイト内検索機能のことです。無料で利用できるうえ、検索機能やデザインのカスタマイズも可能です。

ただし、無料で利用する場合は、検索結果の上部に広告が表示されてしまいます。
場合によっては、競合他社の広告が表示されることもあるでしょう。

せっかく自社のWebサイトにユーザーが訪問したにも関わらず、サイト内検索に表示された広告から競合他社に流れてしまったら、本末転倒ですよね。

なお、非営利団体以外が広告を非表示にするためには、APIという技術を用いて、クエリ(検索語句)をGoogleに送信する必要があります。

初心者の方がAPIを設定するのはハードルが高いので、Web制作会社などの技術者に依頼するようにしましょう。

なお、クエリ1,000 件あたり、$5の費用がかかる点も注意が必要です。
(参考:Programmable Search Engine ヘルプ「プログラム可能な検索エンジンのバージョン」

有料のサイト内検索ツールを導入

予算に余裕がある場合は、有料のサイト内検索ツールを導入するのも一つの手です。

有料のサイト内検索ツールには、豊富な機能が備わっています。
たとえば、以下のような機能です。

機能
  • PDFファイルの検索
  • 表記ゆれや類義語への対応
  • 複数ドメインの横断検索
  • 検索語入力途中のサジェスト表示
  • 検索キーワードに対応したおすすめのリンク表示
注意

製品や料金プランによって利用できる機能は異なります。契約する前に必ず確認しましょう。

ここでは、サイト内検索ツールを二つ紹介します。

GENIEE SEARCH

GENIEE SEARCH

▲出典:GENIEE SEARCH

『GENIEE SEARCH』は導入社900社、検索業界で19年の実績を持つ検索サービスです(2023年8月時点)。

『GENIEE SEARCH』には、企業サイト向けの『サイト内検索サービス』と、ECサイト向けの『EC向け商品検索サービス』があります。

たとえば、企業サイト向けの『サイト内検索サービス』では、「絞り込み機能」や「入力サジェスト」などの機能が利用可能。

また、WordPressをはじめとした、各種CMSと連携できるのもポイントです。

初期費用は30万円かかるものの、ランニングコストである月額費用は1万円〜利用できます。

高機能なサイト内検索ツールを導入したい方は、まずは見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。

SyncSearch

SyncSearch

▲出典:SyncSearch

『SyncSearch』は、企業サイトに特化したサイト内検索ツールです。

「表記ゆれ対策」や「もしかして検索」など、ユーザーが目的のページを見つけるためのアシスト機能が多数利用できます。

最安のエントリープランは、月額1万円〜利用可能です。
※月額サービス料金とは別に、初期導入費用がかかります。

また、プランによって機能や実装方法の選択肢が異なるので、注意しましょう。

なお、30日間なら無料で試用できます。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

Google アナリティクスでサイト内検索キーワードを分析する方法

前述のとおり、『Google アナリティクス(GA4)』を使えば、ユーザーがサイト内検索で調べたキーワードを分析できます。

分析する手順は、以下の2つです。

それぞれ解説します。

サイト内検索の設定が有効化されているか確認する

まず、サイト内検索が有効になっているかを確認しましょう。

STEP1

左下の「管理(歯車アイコン)」から、プロパティ内の「データストリーム」に進んだあと、対象のデータストリームを選択します。

管理 > データストリーム >テストのホームページをクリック
STEP2

イベントの「拡張計測機能」そのものや、そのなかの「サイト内検索」がそれぞれ有効化されているのかを確認します。
※デフォルトでは有効化されているはずです。

サイト内検索が有効になっているか確認

もし、表示されていない場合は、「設定(歯車アイコン)」をクリックしてください。
サイト内検索」のトグルボタンをONにして、保存をクリックします。

サイト内検索が有効になっていない場合は、ONにして保存する
STEP3

次に、サイト内検索の詳細設定を確認します。
拡張計測機能の設定画面で、サイト内検索の「詳細設定を表示」のテキストリンクをクリックしてください。

詳細設定を表示をクリック
STEP4

サイト内検索キーワードのクエリ パラメータ」を確認します。

サイト内検索キーワードのクエリ パラメータを確認

「サイト内検索キーワードのクエリ パラメータ」とは、サイト内検索をしたときにURLに付与される値(変数)のことです。
クエリ(検索語句)の情報をサーバーに送信する役割があります。

たとえば、当メディアのサイト内検索で、「SEO」と検索した場合のURLは、次のとおりです。

https://www.xserver.ne.jp/bizhp/search.php?s=SEO&target=bizhp-media

このなかの「s」がパラメータで、「SEO」がクエリ(検索語句)であることを示しているのです。

サイト内検索の検索結果画面のURL

『Google アナリティクス』はデフォルトで、代表的なクエリパラメーターが既に登録されています。

デフォルトのクエリ パラメータ
  • q
  • s
  • search
  • query
  • keyword

なお、導入するサイト内検索ツールによって、クエリパラメータは異なります。
実際に自社のサイト内検索を使用し、検索結果のURLに含まれるクエリパラメータを確認してみてください。

もし、クエリパラメータが上記以外であれば、『Google アナリティクス』に追加する必要があります。

その場合は、既存の入力を参考に、「,(カンマ)」で区切って追加してください。

サイト内検索キーワードの分析方法

それでは、実際にサイト内検索キーワードを分析してみましょう。

ここでは、「探索(データ探索)」と「レポート」の2パターンで紹介します。

すぐに確認できるのは「データ探索による分析」ですが、上手くいかない場合は「レポートによる分析」も試してみてください。

データ探索による分析

まず、データ探索による分析の方法を解説します。

STEP1

左サイドバーから「探索」→「空白」をクリックします。

探索 > 空白をクリック
STEP2

検索結果を調べたい期間を設定し、ディメンションの「」アイコンをクリックしてください。

期間を指定して、ディメンションを追加
STEP3

検索窓に「検索キーワード」と入力し、ヒットした結果にチェックを入れ、インポートをクリックします。

ディメンションの「検索キーワード」をインポート
STEP4

次に指標の「」をクリックします。

指標を追加
STEP5

検索キーワードに関連させたい指標を選択します。
この例では、「イベント数」を選択して、インポートしています。

指標の「イベント数」をインポート
STEP6

ディメンションの「検索キーワード」を「」の欄に、指標の「イベント数」を「」の欄にドロップします。
すると、右側の表に検索キーワードの一覧が表示されます。

ディメンションの「検索キーワード」を「行」の欄に、指標の「イベント数」を「値」の欄にドロップ

レポートによる分析

「データ探索」に慣れていない方は、レポートを使ってもよいでしょう。

ただし、レポートでサイト内検索のキーワードを分析するためには、あらかじめ「カスタムディメンション」を設定しておく必要があります。

注意

カスタムディメンションを設定しない場合、リアルタイム(過去30分以内)のデータしか見れません。

STEP1

まず左下の「管理(歯車アイコン)」から、「カスタム定義」に進んだあと、カスタム ディメンションを作成をクリックします。

管理 > カスタム定義 > カスタム ディメンションを作成
STEP2

ディメンション名とイベント パラメータに「search_term」と入力して、保存をクリックします。

search_termを入力して保存
STEP3

カスタムディメンションは、24時間以上経たないと有効になりません。
そのため、しばらく待ってから再度Googleアナリティクスにアクセスします。

レポート」から 「エンゲージメント > イベント > view_search_results」の順でクリックします。

エンゲージメント > イベント > view_search_resultsをクリック
STEP4

下にスクロールすると「search_term」が現れ、サイト内検索に使われたキーワードを確認できます。
集計期間は右上から設定してください。

「search_term」のカードを確認

(補足)サイト内検索とあわせて検討したいチャットボット

サイト内検索と似たものに、「チャットボット」があります。

チャットボットとは、「チャット(会話)」と「ボット(ロボット)」を組み合わせた言葉で、自動会話プログラムのことを指します。

たとえば、導入実績1万社を超えるチャットボット『Chat Plus+(チャットプラス)』には「AI会話機能」があり、特定のキーワードに対して自動で回答することが可能です。

Chat Plus+(チャットプラス)

▲出典:Chat Plus+(チャットプラス)

検索キーワードに対し、候補となるページを表示する「サイト内検索」とは、厳密には異なるものの、ユーザーが抱く疑問や不明点を解消する役割があるのは同じ。

サイト内検索とあわせて、チャットボットの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、サイト内検索のメリットや導入方法を解説しました。

まとめ
  • サイト内検索とは、特定のWebサイト内の情報をキーワードで検索できる機能
  • サイト内検索は、ユーザーが抱く疑問や不明点を解消する役割がある
  • WordPressであれば、標準機能の「検索ブロック」で実装できる
  • サイト内検索のキーワードは、「Google アナリティクス」で分析可能

極端にページ数が少ないWebサイトでない限り、サイト内検索はないよりあったほうが、ユーザーにとっては親切です。

WebサイトのUX(ユーザー体験)を向上したい方は、ぜひこれを機に導入を検討してみてください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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