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こんにちは、編集長のカワウソです!
「製造業のホームページを作りたいけど、どんなデザインがよいのか分からない……」と悩んでいませんか?
ホームページのイメージが湧かないと、何から手をつけてよいか分からず困ってしまいますよね。
そこで今回は、製造業のホームページの参考事例を厳選して8つ紹介します。
カワウソ
この記事は次のような人におすすめ!
- 製造業のホームページを作る人
- 参考になる製造業のホームページを探している人
- 製造業のホームページの作るポイントを知りたい人
この記事を読めば、自社の魅力が伝わりやすいホームぺージを作れます。
なお、記事の後半では、参考事例を効率的に探すことができる「ギャラリーサイト」も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
それではどうぞ!
製造業ホームページの参考事例
この記事では、参考になる製造業のホームぺージを以下の5つのカテゴリに分けて紹介します。
写真がかっこいいホームぺージ
▲出典:株式会社セラベア
『株式会社セラベア』は、大阪府にあるベアリング専門の製造会社。
ホームページの特徴は、ファーストビュー(最初に表示される画面領域)で画面いっぱいに表示される製品写真です。
この写真なら、初めてホームぺージを訪れたユーザーでも、ベアリングの会社であることが一目瞭然ですよね。
このように、コーポレートサイトの場合は、ファーストビューで「何の会社なのか」を分かりやすく伝えることが重要です。
また、写真にはさまざまなベアリングが並べられているため、取り扱っている製品の多さも分かります。
さらに、ベアリングがさまざまな置き方になっていることにより、影が効果的に出ていてかっこいいですよね。
製品をいろいろな角度から見られるため、ディティール(詳細部分)も伝わってきます。
次に、ページを下にスクロールして、製品情報を見ていきましょう。
製品情報では、カテゴリごとに製品写真が掲載されており、「カルーセル(スライダー)」が使用されていますよ。
▲出典:株式会社セラベア
クリック(タップ)などの操作により、複数のコンテンツを横にスライドさせることで、メインの表示を切り替えられる仕組みのことです。
しかも、この『株式会社セラベア』のカルーセルは、単純な左右の動きではなく、円を描くのがユニークなポイント。
まさに、ベアリング専門製造会社らしいデザインですよね。
このように、写真やカルーセルなどのホームページの要素で、自社のことをうまく表現できるとよいでしょう。
動画が魅力的なホームページ
▲出典:日亜鋼業株式会社
『日亜鋼業株式会社』は、兵庫県にある線材加工製品の総合メーカーです。
まず、ファーストビューで流れる動画を見てください。
職人が製品を作っている場面からは、ものづくりに対する熱意や真剣さが伝わってきます。
また、キャッチコピー下のテキスト「めっき線材やボルトを通して、街を暮らしを支え続ける。」から、何を作っている会社なのかが分かりますね。
次に、動画の後半部分にも注目してみましょう。
▲出典:日亜鋼業株式会社
工場のほかに事務所や会社の外観も登場するため、どんな会社なのかイメージしやすく、安心感を抱きます。
このように、動画を使って表現することで、自社の魅力を知ってもらいやすくなりますよ。
なお、ホームページに動画を載せるメリットとデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
エフェクトが印象的なホームページ
▲出典:株式会社ISSダイニチ
『株式会社ISSダイニチ』は、「穴加工技術」を得意とする岐阜県の製造会社です。
ホームページの特長は、印象的なエフェクト。
まず、ファーストビューの画面左下に注目してみましょう。
▲出典:株式会社ISSダイニチ
そこには「小さな穴」があり、ものづくりの情報が右から左へ流れていきます。
穴をあけることが得意な会社であるため、まさにそれを感じさせるエフェクトですよね。
簡潔な文章にもかかわらず、穴加工技術の高さもうかがえます。
次に、トップページのWORKSを見てください。吹き出しのエフェクトが使われていますよ。
▲出典:株式会社ISSダイニチ
ユーザーがページを下にスクロールしたときに、視覚的な変化を通じて、自然に吹き出しに目線が向くようになっていますね。
このように、注目してほしいコンテンツがある場合は、動きや変化のあるエフェクトを使って、ユーザーの目を引くとよいでしょう。
3Dアニメーションが魅力的なホームページ
▲出典:株式会社タグチ工業
『株式会社タグチ工業』は、建設機械のアタッチメントを専門とする、岡山県の製造メーカーです。
ホームページの特徴は、製品紹介に使用されている3Dアニメーション動画。
ホームページをスクロールして、それぞれの製品情報が表示されたときに、自動的に3Dアニメーション動画が再生されます。
▲出典:株式会社タグチ工業
このように、3Dアニメーションがあれば、回転するような製品でも、一目で機能性が伝わってきますね。
製品の動き方が分かれば、現物を見ていないユーザーでも、使用するときのイメージを持ちやすくなりますよ。
導線が分かりやすいホームページ
▲出典:株式会社岩城工業
『株式会社岩城工業』は、愛知県にある油圧プレス機の製造メーカーです。
ホームページの特長は、ファーストビューに製品一覧のリンクが配置されていて、導線が分かりやすいこと。
これなら、ホームページを訪れたユーザーが、知りたい製品の情報にすぐにたどり着けますよね。
また、製品一覧ページでは、各製品の概要と写真が表示されています。
▲出典:株式会社岩城工業
製品一覧を見れば、ユーザーは自分の目的に合った製品をすぐに見つけることが可能。
さらに、テキストリンクから製品の詳細ページにアクセスすれば、詳しい情報が得られます。
なお、画面の左側に設置された「サイドメニュー(サイドバー)」から、他の製品ページに移動できます。
このように、ユーザーにとって使いやすいホームページであることが大切です。
詳しくは、以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
製造業ホームページを作るときのポイント
ここでは、製造業ホームページを作るときのポイントを4つ解説します。
自社の強みを伝える
自社の強みを伝えることで、ユーザーが他社と比較をするときに判断しやすくなります。
基本的にホームページを見ているユーザーは、その会社がどんな強みを持っているかを知りたがっています。
たとえば、何かを依頼するときは、複数の会社を見比べてから依頼先を決めますよね。
納期、価格、品質など、他社に負けない強みは何なのか、ユーザーに伝えなければいけません。
▲出典:有限会社大日本スプリング製作所
『有限会社大日本スプリング製作所』は、ばねやスプリングを作っている大阪府の会社です。
「大日本スプリングの強み」ぺージでは、以下のように3つの強みを紹介しています。
- 1本からの製作が可能
- ばねの試作・設計のご依頼
- 特急納期にも対応
▲出典:有限会社大日本スプリング製作所
強みを知ったユーザーからは、「どんな依頼にも柔軟に対応できる」と感じてもらいやすいでしょう。
また、納期については目安が書かれているので、製作にどれくらい日数がかかるのかが計算しやすいですよね。
このように、強みをアピールすることで自社の魅力が深く伝われば、ユーザーに納得してもらいやすくなります。
その結果、自社が選ばれる可能性が高くなるでしょう。
実績を紹介する
ユーザーから信用されるために、実績を紹介しましょう。
過去にどんな会社と取引してきたのか、どんな製品が作れるのか、自社の実績を知ってもらうことが大切です。
実績を見たユーザーが「この会社なら問題なく対応してくれそう」と納得すれば、自社の信用につながるでしょう。
▲出典:名古屋精工株式会社
『名古屋精工株式会社』は、業務改善のための機械製造を得意とする愛知県の会社です。
製造実績を紹介するページでは、改善した項目別に事例がまとめられています。
見たい事例を選択すると、それぞれの事例ごとに製品一覧が表示されますよ。
ここでは「工程の改善事例」を見てみましょう。
▲出典:名古屋精工株式会社
製品一覧には、製品名と写真が掲載されていて、過去にどんなものを作ってきたのかが一目で分かりやすいですね。
続いて、製品の詳細を確認するために「クリップ組立治具」を見てみましょう。
▲出典:名古屋精工株式会社
製品の詳細ページでは、製品の内容、顧客からの課題や要望、技術的ポイントなどが書かれています。
製品のことだけでなく、依頼の背景が詳しく分かるため、実際に依頼したときの対応や技術力について、具体的にイメージしやすいですね。
事例と同じような発注を考えているユーザーにとっては、依頼しやすいでしょう。
製造工程を見せる
製造工程を見せることで、自社のイメージが伝わりやすくなります。
現場の雰囲気や製品の魅力を、写真や動画を通して伝えましょう。
▲出典:九州電気産業株式会社
『九州電気産業株式会社』は、配電用の金物製造を得意とする福岡県の会社です。
製造工程のページでは、流れを伝えるとともに、現場の写真を使って各工程を解説しています。
- 開発・設計
- プレス・溶接
- めっき
- 検査・組み立て
- 品質管理
▲出典:九州電気産業株式会社
細かい作業工程については、作業ごとの写真が掲載されているほか、完成した製品についても紹介されていますよ。
ホームページ上で製造工程を解説することは、自社への興味付けだけではなく、イメージアップにつながりやすいです。
分かりやすく伝える
ホームページに掲載する内容は、ユーザーに分かりやすく伝えることが重要です。
現場で当たり前に使っている言葉も、ユーザーにとっては聞き慣れないかもしれません。
そのため、ユーザーに伝えるときは、専門用語を減らすとよいでしょう。
想定するターゲットによっては、専門用語のままでも伝わるものの、基本的には誰にでも分かるように伝えましょう。
もし、専門用語を使う場合には、平易な言い方に変えたり、写真やイラストなどの画像を使って補足したりすると、内容が分かりやすくなります。
製造業ホームページを探しやすいギャラリーサイト
最後に、「もっとホームページの参考事例を見たい」という方に向けて、おすすめのギャラリーサイトを紹介します。
ギャラリーサイトなら、他社のホームぺージが一覧表示されるので、効率的に探すことが可能です。
81-web.com
▲出典:81-web.com
『81-web.com』は、国内のホームページを集めたギャラリーサイト。
「機械・電機・工業」をはじめ、さまざまな業界のカテゴリが用意されているので、自社に近い製造業のホームぺージを探せます。
- 機械・電機・工業
- 健康・医療・病院
- 飲料・食品
- 自動車・バイク・自転車
- インテリア・雑貨
- コスメティック・美容
- 家電・電子機器・通信
Good Web Design
▲出典:Good Web Design
『Good Web Design』は、6,000以上のホームページが登録されているギャラリーサイトです(2024年3月時点)。
もちろん、その数に比例して業界カテゴリも豊富。
約80種類の業界カテゴリのなかから、参考のホームぺージを探せます。
より自社と近いホームページを参考にできるでしょう。
SANKOU!
▲出典:SANKOU!
『SANKOU!』は、さまざまな検索軸からホームぺージを探せるギャラリーサイトです。
- サイトの種類
- サイトの特徴
- 業種
- テイスト・あしらい
- 色・配色
- ステキなポイント
- 動き・ギミック
- レイアウト・その他
たとえば、この記事では「カルーセル」を使用しているホームぺージを紹介しましたよね。
『SANKOU!』の「動き・ギミック」の大カテゴリのなかには、「スライド・カルーセル」の小カテゴリがあるので、すぐに事例を探せます。
「業種」から自社に近い参考のホームぺージを探したあとは、こういった別の視点からも探すとよいでしょう。
なお、ギャラリーサイトについては、以下の記事でも紹介しているので、あわせて参考にしてください。
まとめ
この記事では、製造業のホームページの参考事例とともに、作るポイントについて解説しました。
- 製造業のホームぺージは写真や動画を使って作ると、「自社の魅力」が伝わりやすい
- 自社が選ばれるためには、強みや実績を紹介してユーザーを納得させることが重要
- 参考になる製造業のホームぺージを探すなら、ギャラリーサイトがおすすめ
これからホームページを作る方は、デザインや作るときのポイントの参考記事として、ぜひ役立てていただければ嬉しいです。
それでは、素敵なホームページの完成を願っております。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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