フラットデザインが魅力的な企業ホームページ事例10選

フラットデザインが魅力的な企業ホームページ事例10選

【2026年3月5日更新】情報を最新化するとともに、フラットデザインに関するFAQ(よくある質問)を追加しました。

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こんにちは、編集長のカワウソです!

「フラットデザインのホームページを作りたいけど、どのようなポイントを意識すればよいのか分からない……」と悩んでいませんか?

確かに、フラットデザインにはメリットもあれば、デメリットもあります。
デザイン性を重視し過ぎて、ユーザーにとって使いづらいホームページを作ってしまっては、本末転倒ですよね。

フラットデザインで作るにも、まずは他社のホームページを参考にしましょう。

そこで今回は、フラットデザインが魅力的な企業ホームページ10選を紹介します。

カワウソ

この記事は次のような人におすすめ!

  • 初めて企業ホームページを作る人
  • フラットデザインのホームページを作りたい人
  • フラットデザインのメリットとデメリットを知りたい人

この記事を読むと、フラットデザインを採用するときのポイントや注意点も分かります。

記事の後半では、フラットデザインのホームページが効率的に探せる、「ギャラリーサイト」も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

それではどうぞ!

フラットデザインとは

フラットデザインとは、立体感や光沢感などがない平面的なデザインのことです。

フラットデザインのホームページのイメージ

過去には、物質をそのまま表現したようなリアルな質感の「スキューモーフィズム(リッチデザイン)」が主流の時代もありました。

しかし、iOSやWindowsなどのOSは、アップデートのなかでデザインを、スキューモーフィズムからフラットデザインに変えていったのです。

たとえば、計算機アプリのデザインは、「iOS6(iPhone5:発売2012年)」と「iOS7(iPhone5s:発売2013年)」で大きく異なりますよ。

iPhone iOS6の計算アプリ

▲出典:Apple「iPhone ユーザガイド iOS 6 ソフトウェア用」

iPhone iOS7.1の計算アプリ

▲出典:Apple「iPhone ユーザガイド iOS 7.1 ソフトウェア用」

なお、2026年2月時点で最新バージョンであるiOS26でも、フラットデザインは使用されています。

iPhone iOS26の計算アプリ

▲出典:Apple「iPhone ユーザガイド iOS 26 ソフトウェア用」

メモ

Appleは2025年に新しいデザイン「Liquid Glass(リキッドグラス)」を取り入れました。
これは単なる半透明のぼかしだけでなく、光の反射や液体のような滑らかな質感をデジタル上で再現する手法です。

Liquid Glass

▲出典:Apple Developer「新デザインとLiquid Glassの活用事例」

フラットデザインとマテリアルデザインの違い

フラットデザインとよく比較されるものとして、「マテリアルデザイン」があります。

マテリアルデザインとは、Googleが2014年に提唱したデザインのこと。
分かりやすく言うと、現実世界の法則に則ったシンプルで操作性の高いデザインです。

ガイドラインとなるGoogleの公式ホームページもあります。

ここでは簡潔に、フラットデザインとマテリアルデザインの違いを解説しますね。

カテゴリメリットデメリット
フラットデザイン無駄な装飾がなくてシンプル
容量が小さくて読み込みが早い傾向にある
立体感がないため、ボタンなどが分かりにくい
似たデザインが多い
マテリアルデザイン立体感があるため、ボタンなどが分かりやすい
アニメーションも直感的に操作できる
ガイドラインに沿わないと正しい効果を発揮できない
容量が大きくて読み込みが遅くなるおそれがある

フラットデザインは、シンプルかつファイル容量が少なく読み込みが早いため、アイコンやロゴに多く使用されています。

しかし、基本的には影などの装飾を付けないため、「ボタン」においては、ユーザーに気付かれないおそれもあります。

フラットデザインとマテリアルデザインのボタンの違い

一方で、マテリアルデザインのボタンは、影で立体感を演出しているため、ユーザーに気付いてもらえる可能性が高いと言えます。

さらに、現実世界の法則に則っているため、アニメーションも直感的に操作することが可能です。

▲出典:Google「Material design」

しかし、マテリアルデザインはガイドラインに沿って作らないと、正しい効果を発揮できないおそれがあります。
初心者の方であれば、アニメーションについては、実装のハードルが高いかもしれません。

また、ガイドラインに縛られず自由にデザインしたい方にとっては、少々窮屈と感じることもあるでしょう。

メモ

フラットデザインには、「フラットデザイン2.0」もあります。ボタンなど重要な箇所には、影など最低限の装飾を付けるといった考え方です。

カワウソ

デザインの種類や考え方は多種多様で、基本的に正解がありません。
自社の魅力を最大限に表現できて、ユーザーにとって扱いやすいデザインであれば、そこまで「枠」に捉われる必要もないでしょう。

フラットデザインの企業ホームページ事例

ここからは、フラットデザインを用いた企業ホームページ事例を紹介します。

日進化成株式会社

日進化成株式会社

▲出典:日進化成株式会社

『日進化成株式会社』は、化学品と建材を扱う専門商社として、幅広い分野に向けた製品の販売やソリューション提供を行っています。

『日進化成株式会社』のホームページには、フラットデザインのイラストがふんだんに使用されています。

日進化成株式会社のフラットデザイン例

▲出典:日進化成株式会社

カラフルなイラストがあることで、化学品や建材といった専門分野の内容でも、親しみやすさを感じますよね。

また、適度にアニメーションが活用されており、各コンテンツに自然と目が向くのがポイントです。

日進化成株式会社のフラットデザイン例

▲出典:日進化成株式会社

株式会社グローバルタッチ

株式会社グローバルタッチのファーストビュー

▲出典:株式会社グローバルタッチ

『株式会社グローバルタッチ』は、グローバル人材の採用をサポートする企業です。

こちらのホームページにも、フラットデザインのイラストがふんだんに使用されています。

たとえば、「予算に合わせた様々なプランニング」のコンテンツを見てみましょう。

株式会社グローバルタッチのプランニング

▲出典:株式会社グローバルタッチ

同じカラーのフラットデザインで、統一感がありますよね。
カラーが統一されていることにより、それぞれの内容に注目して見ることが可能です。

BIZTEL

BIZTELのファーストビュー

▲出典:BIZTEL

『BIZTEL』は、『株式会社リンク』と『ブライシス株式会社』の共同事業として運営しているサービスで、クラウド型コールセンターシステムなどを提供しています。

このホームページで注目したいのは、メガメニューにもフラットデザインのイラストが使用されている点です。

メガメニューとは

ナビゲーションの一種で、広い画面領域を持つドロップダウンメニューのこと。別名、「メガドロップダウン」「メガナビゲーションメニュー」とも呼ばれます。

BIZTELのメガメニュー

▲出典:BIZTEL

メガメニューのなかには、サービス詳細ページへのリンクが複数設置されているものの、フォント、カラー、イラストなどにより、それらが明確に分類されていて分かりやすくなっています。

まさに、メガメニュー特有の広い画面領域を活かしたデザインと言えるでしょう。

これなら初めてホームページを訪れたユーザーでも、すぐに目的のページにアクセスできますね。

長岡技術科学大学 まなびスクエア

長岡技術科学大学 まなびスクエアのファーストビュー

▲出典:長岡技術科学大学 まなびスクエア

『長岡技術科学大学 まなびスクエア』は、「学び直したい社会人などがいつでも学べるように」と、作られた学習サービスです。

ホームページには、フラットデザインのボタンが使用されています。

長岡技術科学大学 まなびスクエアのボタン

▲出典:長岡技術科学大学 まなびスクエア

ホームページの背景が白色ということもあり、黒色のボタンが映えますね。
また、矢印「→」があるため、ボタンであることが明確に伝わります。

そして、黒丸に矢印だけのボタンにも注目してください。

長岡技術科学大学 まなびスクエアのボタン(丸形)

▲出典:長岡技術科学大学 まなびスクエア

このように変化があると、複数ボタンがあってもデザインが単調にならないですよね。

そのほか、コンバージョンポイントである「オンライン教室」と「ご利用登録」のボタンには、アイコンが付いています。

長岡技術科学大学 まなびスクエアのアイコン付きボタン

▲出典:長岡技術科学大学 まなびスクエア

ほかのボタンにはない要素にすることで、うまく優劣が付けられていますよね。

これらのように、「ホームページの配色」や「ボタンのデザイン」を工夫すれば、フラットデザインのデメリットは、解消されます。

フラットデザインのシンプルさを活かしたホームページを作ることができるでしょう。

CLEND

CLENDのファーストビュー

▲出典:CLEND

『CLEND』は、泥の力で地肌と美髪の土台を作る、保水ミネラルヘアケアのブランドです。

こちらのホームページにも、フラットデザインのボタンが使用されています。

モノトーンを基調としているので、黄色のボタンや見出しなどが目に入りやすいですね。
ボタンの特徴は、マウスを乗せると色が大胆に変わること。

▼通常時▼

CLENDのボタン(通常時)

▼オンマウス時▼

CLENDのボタン(オンマウス時)

▲出典:CLEND

これなら、ボタン(操作可能な要素)であることが明確に伝わりますね。

なお、ボタンについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

KOUSHOU

KOUSHOUのファーストビュー

▲出典:KOUSHOU

『株式会社工匠』は、マンションや住宅の建築やリノベーションを行う会社です。

ホームページでは、家やビルを模したフラットデザインの図形が使用されています。

また、そのフラットデザインの図形が内装写真に切り替わる仕組みもあり、『株式会社工匠』の提供する「心地よい家造り」がイメージしやすくなっているのもポイントです。

KOUSHOUのフラットデザインのイラストが写真に切り替わった様子

▲出典:KOUSHOU

フラットデザインのイラストと写真を上手く組み合わせた、ホームページ事例と言えるでしょう。

EVENT STUDIO

EVENT STUDIOのファーストビュー

▲出典:EVENT STUDIO

『EVENT STUDIO』は、株式会社NE-IROによって提供される、イベントの企画・設営・運営から、プロモーションや各種デザイン制作などのサービスです。

このホームページでは、フラットデザインのイラストによるアニメーションに注目してください

EVENT STUDIOのイラストアニメーション

▲出典:EVENT STUDIO

どれも可愛らしい動きで、見ているだけで楽しい気持ちになります。
まさに、イベントの企画会社らしいホームページです。

フラットデザインは似通ってしまいがちですが、このようにアニメーションを効果的に活用すれば、独自性を出すことができるでしょう。

エレク株式会社

エレク株式会社のファーストビュー

▲出典:エレク株式会社

『エレク株式会社』は、「ひとの心を灯し、社会を照らす」というコンセプトを掲げ、照明設計や施工などを手がける企業です。

ホームページ全体はフラットデザインを基調としており、鮮やかなオレンジ色のボタンがパッと目に飛び込んできます。

エレク株式会社のファーストビュー

▲出典:エレク株式会社

とくに注目したいのが、コンバージョンポイントである「お問い合わせボタンです。

コンバージョンとは

コンバージョンとは、ホームページの目標としている「特定のアクションをユーザーが起こしてくれた状態」を指します。分かりやすく言うと、ホームページ上の成果です。

エレク株式会社のお問い合わせボタン

▲出典:エレク株式会社

ボタンの周囲には「Get In Touch」の文字が円形に回転しており、マウスオーバーすると電気が灯るように発光しつつ、拡大する演出がなされています。

この演出により、フラットデザインでもボタンであることが分かりやすくなっており、クリックを促す効果も期待できるでしょう。

そのほか、光の線が走るアニメーションにより、「灯す」「照らす」が視覚的に表現されており、ページ内における視線誘導を実現しているのもポイント。

▲出典:エレク株式会社

フラットデザインでシンプルさを保ちつつ、動きによって自然にスクロールを促す効果が期待できるでしょう。

株式会社ニジボックス

株式会社ニジボックスのファーストビュー

▲出典:株式会社ニジボックス「サービス・商品紹介動画制作」

『株式会社ニジボックス』は、UI/UXデザインやオンラインサービス開発などを支援するリクルートグループの会社です。 

「サービス・商品紹介動画制作」のページでは、フラットデザインのイラストと動画が使用されています。

株式会社ニジボックスの動画

▲出典:株式会社ニジボックス「サービス・商品紹介動画制作」

このように、フラットデザインは企業のサービス説明動画に使用されることも多いです。

動画を作る予定がある場合は、このようにホームページとテイストを合わせてみてはいかがでしょうか。

なお、ホームページに動画を掲載するメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

XServerビジネス

XServerビジネスのファーストビュー

参考:XServerビジネス

弊社『エックスサーバー株式会社』が提供する、法人向けレンタルサーバーの『XServerビジネス』でも、フラットデザインを採用しています。

Xserverビジネスのハイスペック環境

参考:XServerビジネス

レンタルサーバーのホームページは、専門用語などが原因で、なかには難しく感じてしまわれる方もいるかもしれません。

そのため、アイコンで少しでもイメージを持ってもらえるように、工夫しています。

Xserverビジネスが選ばれる理由

参考:XServerビジネス

ボタン、アイコン、バナーなど、フラットに統一しているのもポイント。

ホームページのデザインを作るときは、トンマナを意識するのも重要です。

トンマナとは

トンマナとは、トーン(tone)&マナー(manner)の略称。 広告やWeb制作のデザインにおいて、コンセプトや雰囲気に一貫性をもたせること。

フラットデザインのホームページをもっと探したい方へ

フラットデザインのホームページをもっと探したい方は、「ギャラリーサイト」がおすすめです。

ギャラリーサイトなら、企業のホームページが一覧で表示されるため、効率的に探せます。

今回は数あるなかでも、「フラットデザイン」のカテゴリがある、ギャラリーサイトを紹介しますね。

MUUUUU.ORG

MUUUUU.ORG

▲出典:MUUUUU.ORG

『MUUUUU.ORG(ムーオルグ)』は、クオリティが高い縦に長いサイトを厳選して集めたギャラリーサイトです。

カテゴリにはフラットデザインがあり、1,325サイト登録されています。

S5-Style

S5-Style

▲出典:S5-Style

『S5-Style』は、「or」もしくは「and」条件で、絞り込みができるギャラリーサイトです。

たとえば、FilterのStylesから「UI フラット」、Typesから「BtoB コーポレートサイト」を選んで絞り込めます。

S5-Styleのカテゴリ

▲出典:S5-Style

ぜひこの機能を活用して、自社に近いホームページを見つけてみてください。

ほかにも、以下の記事でギャラリーサイトを紹介しています。

フラットデザインに関するよくある質問(FAQ)

最後に、フラットデザインに関する「よくある質問」をまとめました。

フラットデザイン/マテリアルデザイン/リッチデザインの違いは?

フラットデザインは、装飾や立体感を極力排し、「色」「タイポグラフィ」「余白」などで構成するシンプルなデザイン手法。視認性や情報整理に優れ、ページ表示が速い点も特長です。

一方、リッチデザインは、「写真」「動画」「グラデーション」「アニメーション」などを積極的に用い、視覚的なインパクトや世界観を重視する表現です。ブランドイメージや高級感を打ち出したい場合に適しています。

また、Googleが提唱したマテリアルデザインは、フラットをベースにしながらも、意味のある「影」や「動き」によって階層や操作感を分かりやすくした設計思想です。

つまり、フラットデザインとリッチデザインは方向性の違いであり、マテリアルデザインはフラットを発展させた考え方に近いものと言えるでしょう。

フラットデザインは「時代遅れ」?

フラットデザイン自体が時代遅れというわけではありません。
ただ、装飾を極力排したフラットデザインは、「単純すぎて味気ない」「平坦に感じる」と思われることがあります。

一方で、装飾を抑えたシンプルな設計は、「読みやすさ」「情報の整理のしやすさ」「ページ表示速度の速さ」といった機能面で大きなメリットがあります。
とくに、スマートフォン閲覧や表示速度が重視される現在のWeb環境では、合理的なデザイン手法の一つと言えるでしょう。

ベースはフラットでも、アニメーションや写真の使い方、余白の取り方で変化をつけ、動きや視線誘導で体験価値を高める設計も取り入れられます。

そのため、「古い・新しい」で判断するのではなく、目的やブランドに適した設計かどうかで選ぶことが重要です。

フラットデザインの「次」は何が来る?

フラットデザインの次として語られることが多いのは、立体感や質感を一部取り入れた進化系デザインです。

その代表格がGoogleの提唱した「マテリアルデザイン」で、フラットをベースにしながら「意味のある影」や「物理的な法則に基づいたアニメーション」によって、操作性を直感的に分かりやすくしています。

さらに2026年現在、AppleがiOS 26で本格導入した「Liquid Glass(リキッド・グラス)」をホームページに取り入れる動きも出てきています。
これは、かつての「グラスモーフィズム」が進化したもので、単なる半透明のぼかしだけでなく、光の反射や液体のような滑らかな質感をデジタル上で再現する手法です。

ほかにも、ごく薄い影で奥行きを出す「フラットデザイン2.0」や、柔らかな立体感の「ニューモーフィズム」など、さまざまな種類があります。

重要なのは単に流行を追うことではなく、そのホームページの目的やブランドイメージに合っているかどうかです。

たとえば、トレンドを重視するブランドサイトには、先進性を印象づける「Liquid Glass」を取り入れ、実用性やユーザーの使い勝手を優先するホームページには「マテリアルデザイン」をベースにするなど、目的に応じた「使い分け」を検討しましょう。

まとめ

この記事では、フラットデザインが魅力的な企業ホームページ10選を紹介しました。

まとめ
  • フラットデザインとは、立体感や光沢感などがない「平面的なデザイン」
  • フラットデザインは、「メリットとデメリット」がある
  • フラットデザインを採用するときは、「分かりやすさ」も意識する
  • フラットデザインのホームページ探しは、「ギャラリーサイト」がおすすめ

近年もフラットデザインを採用するホームページは少なくありません。

この記事で紹介したように、ユーザーにとって分かりやすいフラットデザインのホームページを参考にするとよいでしょう。

それでは、素敵なホームページの完成を願っております。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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