Google Mapをホームページに埋め込む方法を分かりやすく解説!

Google Mapをホームページに埋め込み方法

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こんにちは、編集長のカワウソです!

「Google Mapをホームページに埋め込みたい」と考えていませんか?

近年では、お店やイベント会場の場所を伝えるために、Google Mapを利用しているケースが多いですよね。

そこで今回は、ホームページにGoogle Mapを埋め込む方法について、分かりやすく解説します。

カワウソ

この記事は次のような人におすすめ!

  • はじめて企業ホームページを作る人
  • ホームページにGoogle Mapを埋め込みたい人
  • WordPress(ワードプレス)でホームぺージを自作する人

この記事を読めば、Google Mapを埋め込む方法だけでなく、メリットやデメリットについても分かりますよ。

もし、「すぐにGoogle Mapを埋め込みたい」という場合は、以下からご覧ください。

Google Mapを埋め込む方法

それではどうぞ!

Google Mapの埋め込みとは

Google Mapの埋め込みとは、「拡大・縮小」や「移動」などの機能を保持したまま、ホームぺージに地図を表示することを指します。

以下は、Google Mapの埋め込み例です。

見るだけの地図であれば、画像でも事足ります。
しかし、Google Mapをホームぺージに埋め込めば、ユーザーが地図を操作できるのです。

埋め込まれたGoogle Mapの操作例
  • 拡大・縮小
  • 地図の移動
  • 口コミの表示(星の数、口コミの数)
  • 航空写真の確認

これらの機能により、ホームページを訪れた人は、ただ地図を見るだけでなく、実際に操作して必要な情報を得られます。

とくに、場所やルートの情報が重要なビジネスやイベントのホームぺージにとって有効です。

Google Mapを埋め込むメリット

Google Mapをホームページに埋め込むメリットについて、3つ解説します。

利用者が多い

さまざまなWebサービスがあるなかで、「Google Map(地図)」は日本で3番目に利用者が多く、「Google Search(検索)」よりも利用されています。

総務省(2023)「ICT基盤の高度化とデジタルデータ及び情報の流通に関する調査研|利用したことがあるサービス

▲出典:総務省(2023)「ICT基盤の高度化とデジタルデータ及び情報の流通に関する調査研究」

※クリックで拡大できます。

カワウソ

Google Mapは人気のサービスであるため、操作に慣れている人が多いと言えるでしょう。

ホームページにGoogle Mapを埋め込むことは、ユーザーにとって操作しやすい地図が表示できるため、おすすめですよ。

作成・更新の費用がかからない

Google Mapを利用していても、地図を作成・更新するための費用がかかりません。

そもそも、Google Mapを埋め込む場合は、自分で地図の画像を用意しなくて済みます。

もし、画像作成を外注すると、安くても3,000円〜5,000円の費用がかかってしまうでしょう。
※参考:coconala(地図・案内図作成)

また、Google Mapは、Google側で自動的に更新されるため、最新の状態が保たれています。

Googleが提供している地図の更新については、以下のとおりです。

地図は、文字通り毎日毎秒更新しています。Google では、衛星画像やストリートビューカー、Google マップユーザー、地元の企業主などから世界中の最新情報を常に収集しており、その情報を使用して地図を更新しています。

引用:Google の地図データについて知っておくべき 9 つのこと

もちろんホームページに埋め込んだGoogle Mapについても、同様に新しい地図が表示されます。

このように、地図の作成や更新費用が必要ないため、誰でも気軽に利用しやすいですよ。

外部リンクよりも離脱しにくい

Google Mapを埋め込むことで、ユーザーがホームぺージから離脱してしまうのを防ぎやすくなります。

ホームページにGoogle Mapへの外部リンクを設置した場合、ユーザーを外部サイトに誘導することになります。

外部リンクを設置した場合の比較

つまり、地図を見るためとはいえ、一時的に自社のホームページから離れてしまうのです。
なかには、そのまま自社のホームページに戻ってこないユーザーもいるでしょう。

しかし、Google Mapを埋め込む場合、外部サイトに移動しなくても、ホームページ上で地図の確認や操作ができます。

ホームページ内で完結できるため、ユーザーが離脱しにくくなりますよ。

Google Mapを埋め込むデメリット

Google Mapを埋め込むことで、ページの読み込み速度が遅くなってしまうおそれがあります。

地図を表示するには、Google Map(外部サイト)の情報を読み込む必要があるためです。

ページの読み込み速度があまりにも遅いと、ユーザーが離脱する原因になりかねません。
さらにページの読み込み速度は、近年「SEO(検索エンジン最適化)」でも重視される傾向にあります。

とはいえ、あくまでも「ページの読み込み速度があまりにも遅い」場合の話なので、確認して問題がないレベルであれば、そこまで気にする必要はありません。

メモ

ページの読み込み速度が気になる方は、SEO対策ページにはGoogle Mapを埋め込まないようにしましょう

たとえば、共通部分であるフッターにGoogle Mapを埋め込めば、すべてのページが対象になります。
しかし、「会社概要」や「アクセス」などのページに限定してGoogle Mapを埋め込めば、ホームぺージ全体への影響が避けられます。

ページの読み込み速度(サイトスピード)については、以下の記事で詳しく解説していますよ。

Google Mapを埋め込む方法(WordPress)

ここからは、WordPress(ワードプレス)のホームぺージにGoogle Mapを埋め込む方法について、解説します。

WordPressとは

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の一種で、HTMLやCSSなどのWeb制作スキルがなくても、ホームぺージの制作や更新が簡単にできる無料のシステムです。テーマ(デザインテンプレート)やプラグイン(拡張機能)が豊富で、初心者の方でも完成度の高いホームページを作れます。

目的地を表示する場合

Google Map上に、目的地を表示して埋め込み方法を解説します。

STEP1
「Google Map」を開く

Webブラウザで、Google Mapにアクセスしましょう。

STEP2
場所を検索する

画面左上の検索窓に、場所を入力してください。

場所を検索する

今回は、弊社がテナント利用している「グランフロント大阪」で検索しています。
※実際に埋め込むときには、事務所や店舗の住所など、指定したい場所を検索してください。

複数の場所が一覧表示されたら、「グランフロント大阪 タワーA」を選択します。

STEP3
場所を確認する

表示された地図を見て、検索した場所が正しく表示されていることを確認しましょう。

STEP4
埋め込みコードをコピーする

概要欄のアイコンから、「共有」を選択します。

目的地を表示する場合「埋め込みコードをコピーする」

ポップアップが表示されるので、「地図を埋め込む」を選択します。

目的地を表示する場合「地図を埋め込む」

次に、「HTMLをコピー」をクリックして、埋め込みコードをコピーしましょう。

目的地を表示する場合「HTMLをコピー」

なお、地図のサイズは4種類から選択できます。

地図のサイズ
  • 小(400px × 300px)
  • 中(600px × 450px)
  • 大(800px × 600px)
  • カスタムサイズ(自由にサイズが設定できる)

カワウソ

Google Mapの埋め込みコードをコピーする前に、地図のサイズを設定しておきましょう。
デフォルトでは、地図のサイズは「中」に設定されているので、配置する場所によって、地図のサイズを変更してみてください。

STEP5
WordPressの管理画面を開く

Webブラウザの新しいタブで、WordPressの管理画面を開きましょう。

WordPressの管理画面を開く
STEP6
新規固定ページを追加する

今回は説明のために、新しくページを追加して、そこにGoogle Mapを埋め込みます
※もし、Google Mapを埋め込むページが決まっている場合は、配置したい場所に埋め込んでください。

メニューの「固定ページ」から、「新規固定ページを追加」を選択します。

新規固定ページを追加する

以下のように、固定ページの編集画面が表示されます。

固定ページの編集画面を表示
STEP7
埋め込みコードをペーストする

編集画面内の「+」をクリックすると、ブロックの一覧が表示されます。

埋め込みコードをペーストする

次に、検索窓に「HTML」と入力すると表示される、「カスタムHTML」を選択します。

「カスタムHTML」を選択

画面上に「カスタムHTML」の入力欄が追加されるので、埋め込みコードをペーストしましょう。

「カスタムHTML」の入力欄に埋め込みコードをペースト

ペーストしたら、画面右上の下書き保存をクリックします。

下書き保存をクリック
STEP8
埋め込まれた地図を確認する

下書き保存」の完了時に表示される、以下の「プレビューの表示」をクリックしましょう。

埋め込まれた地図を確認する「プレビューの表示」
メモ

プレビューを表示するときは、「プレビューボタン」からでも表示できます。

新しいタブでプレビュー

プレビューが表示されたら、地図が反映されているかを確認しましょう。
以下のように、指定した場所の地図が表示されていれば、Google Mapの埋め込みは完了です。

カワウソ

Google Mapを埋め込む場所については、とくに決まりはないものの、基本的に会社概要ページやフッターに設置されていますよ。

ルートを追加する場合

Google Map上に、ルート(出発地から目的地までの経路)を追加する方法を解説します。

最寄りの駅やバス停などから、目的地までのルートを案内したいときに設定します。

今回は、「JR大阪駅 中央口」から「グランフロント大阪」までのルートを例に挙げていますよ。

STEP1
Google Mapで目的地を設定する

WebブラウザでGoogle Mapを開き、場所を指定します。

※前述した①~③と同じ手順で設定してください。

STEP2
ルート・乗換を設定する

概要欄から「ルート・乗換」を選択します。

概要欄から「ルート・乗換」を選択
STEP3
最寄りの駅を指定する

今回は、最寄り駅から目的地まで歩く場合なので、移動手段は「徒歩」を選びます。
ルート・乗換に切り替えたときに、「徒歩」に設定されているかを確認しておきましょう。

最寄りの駅を指定するときに「徒歩」を選択

次に、ルートの入力欄に、「JR大阪駅 中央口」と入力し、「検索アイコン」をクリックします。

ルートの入力欄に最寄り駅を設定

カワウソ

最寄り駅を設定する場合、大きな駅だと多くの出口が存在します。
駅名を入力するときに、あわせて出口も入力しておくことで、正確なルートを案内しやすくなりますよ。

STEP4
ルートを選択する

複数のルートが表示される場合は、適切なものを選びましょう。

ルートを選択する

ルート一覧の「詳細」をクリックすると、以下の項目に切り替わるので、「共有アイコン」を選択します。

ルートの「共有アイコン」を選択
STEP5
埋め込みコードをコピーする

ポップアップが表示されたら、「地図を埋め込む」を選択して、「HTMLをコピー」をクリックします。

埋め込みコードをコピーする(ルートの追加用)

地図のサイズは、配置する場所にあわせて適宜変更を行ってください。

STEP6
WordPressに地図を埋め込む

前述の⑤~⑧と同様の手順で設定してください。
以下のように、Google Mapがルート付きで表示されていれば完了です。

なお、Google Mapに表示されている時間は、道の混雑具合にもよるため、目安として捉えておくとよいでしょう。

ストリートビューを表示する場合

Google Mapのストリートビューを表示する方法を解説します。

ストリートビューは、Google MapやGoogle Earthなどで使える機能で、実際に道を歩いているかのように周りの景色を見渡せます。

STEP1
Google Mapで目的地を設定する

WebブラウザでGoogle Mapを開き、場所を指定しましょう。

※前述している「目的地を表示する場合」の①~③と同じ手順で設定してください。

STEP2
ストリートビューと360°ビューを選ぶ

はじめに、検索窓の下部にある「写真」を選択します。

目的地の設定後、写真を選択する

各項目から「ストリートビューと360°ビュー」を選択し、一覧が表示されたら埋め込みたいものを選びます。

ストリートビューと360°ビューを選ぶ

表示する位置については、ストリートビュー上で設定できるので、適宜調整してみてください。

STEP3
埋め込みコードをコピーする

以下のメニューボタンをクリックして、「画像を共有または埋め込む」を選択しましょう。

「画像を共有または埋め込む」を選択(ストリートビューの表示)

次にポップアップが表示されたら、「地図を埋め込む」を選択して、「HTMLをコピー」をクリックします。

HTMLをコピーする(ストリートビューの表示)

地図のサイズは、配置する場所にあわせて適宜変更を行ってください。

STEP4
WordPressに地図を埋め込む

前述している「目的地を表示する場合」の、⑤~⑧と同様の手順で設定してください。
以下のように、ストリートビューが表示されていれば完了です。

カワウソ

地図のようなイラストではなく、実際のリアルな風景を伝えたいときは、ストリートビューを活用するのも1つです。

Gooogle Mapのサイズを変更する方法

ホームページにGoogle Mapを埋め込んだあとでも、任意のサイズに調整することが可能です。

width=”600″ height=”450″

コード内にて、各幅の数値を指定することで、地図のサイズが変更できます。

たとえば、地図をコンテンツエリアの横幅いっぱいに表示して、縦幅を狭めたいとします。
その場合は、横幅を100%、縦幅を300pxに指定すると、以下のように表示できますよ。

width=”100%” height=”300″

コンテンツの大きさにあわせて、サイズを調整してみてください。

まとめ

今回は、WordPressを使ったホームページに、Google Mapを埋め込む方法について解説しました。

本記事の要点
  • Google Mapを埋め込むと、ホームページ上で地図が操作できる
  • Google Mapを埋め込む前に、メリットとデメリットを知っておく
  • ホームページに、Google Mapやストリートビューを埋め込む方法が分かる

この記事を参考に、Google Mapやストリートビューを、うまくホームぺージで活用してみてください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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